なんだなんだ、この暑さは ・・・・・
昨日は結構寒かったのに、日差しが出てきたと思ったら一気に気温が上昇です.
ゴールデン・ウィークですが、天気はどうなんでしょうか.
ボクはこの間、休まないで仕事します.
みんなが仕事しているときに休みますので.
最近は書籍 "マイルス・デイヴィスの真実" に合わせるように、アルバムを聴いています.
そうは言ってもずっと Miles ばかり聴いている訳じゃありませんが.
幸いなことに、この書籍に出てくる大事なアルバムのほとんどが家にありました.
でも、その "ほとんど" が一度くらいしか聴いていなかったのも事実です (汗).
偉そうにブログに書いていますが、完璧にわかったふり状態でなかなかわからないのが正直なところですね.
でも初心者だって成りきっちゃってもいいじゃありませんか、わかったような顔をしながら聴くジャズもいいですよね.
この本のいいところは、 Miles 自身の言葉が多くの場面で書かれていることでしょうね、それも著者が直接聞いた言葉が.
ただ、ボク自身もそうですが 20 年も前のことなんて、よっぽど大きなイベントじゃなければ憶えていそうも有りません.
逆に、自分でも忘れていたりしたことが周りの人のほうが憶えていたり.
あるいは 「こうだったらよかったなー・・・」 なんていうような願望が、いつの間にか自分の過去のようになってしまったり.
だから同じ人のことを書いた本でも、いろいろな部分で証言が違ったりするのは当然と言えば当然.
こんなことは全然許容できる部分です.
この本を読み始めて、 Miles 自身の言葉の部分でなんとなく Miles の顔が浮かんだり、いったいどんな顔しながら言ったんだろうなんてと自然に思えてしまい、太字で書かれた部分だけでも十分に楽しめてしまいます.
活字を追っているうちに、自然とニヤけたりしています ・・・・・ 人に見られたら、ヤバイです(笑).
"Dig + 2 / Miles Davis"
1. Dig
2. It's Only A Paper Moon
3. Denial
4. Bluing
5. Out Of The Blue
6. Conception (bonus tk)
7. My Old Flame (bonus tk)
Miles Davis (tp), Jackie Mclean (1,3-5 as),
Sonny Rollins (ts), Walter Bishop Jr. (p),
Tommy Potter (b), Art Blakey (ds)
Recorded on October 5, 1951.
昨日のアルバムの録音は Complete 盤なので 1948 年から 1950 年 (スタジオ録音が 1949 年と 50 年で、48 年は "ロイヤル・ルースト" での演奏)、そしてこのアルバムはその後の 1951 年録音です.
我が家のこのアルバムは、以前買ったきり棚の中に埋もれていました.
こういうのを "幻の名盤" と言うのでしょうか、また脱線しちゃいました.
今回 "マイルス・デイヴィスの真実" とともに蘇った次第.
前作は有名な Nonet による録音で、アルバム・タイトルとおり "クール・ジャズ" の誕生を記録したものですが、今日のアルバムはバリバリのハード・バップです.
本の中で Miles が語る 「評論家の言うクール・ジャズ、云々」 の部分は、ボクもすごく共感できる部分でもありますが、その次に書いてある 「三連音符・・・・」 というリズムについては、どうもアルバムを何度聴いてもピンときません.
ボクの感性は、リズムよりも、アンサンブルというか、ハーモニーのほうにフォーカシングしてしまいます.
もちろん当時のスウィング系バンドのアンサンブルとは大きく違っているのは、さすがのボクでも、なんとなく ・・・・ なんとなくではありますがわかります.
まぁ、このあたりが Rookie といことですね、開き直り.
そういえば昨日のブログに、ウエスト・コースト・ジャズもクール・ジャズというようなことを書きましたが、ウエスト・コースト・ジャズは一つのジャンルとして、クール・ジャズとは別になっています.
がっ、たとえばブラインドでウエスト・コースト・ジャズを聴いても、クール・ジャズなのかきっとわからないと思います、少なくともボクは.
まぁ、きっと明確な境界線はないのかもしれません.
例えば、呼吸窮迫と呼吸不全の境界のように (専門的すぎました).
本には "Birth Of The Cool" から、この "Dig" に至る音楽的な解説もわかりやすく書かれています.
特に 「私見」 として書かれている、ビバップとハード・バップのビートの細分化云々の部分が、どうしてクールからハード・バップなのかということをわかりやすく解説してあります.
例によってボクはこのあたりの、ビートの細分化というのがよくわかりませんでした.
どうしても Miles のリリカルな音のほうにフォーカスされてしまうからです.
先日東京駅に向かう途中聴いた Inter-FM "Jazz Conversation" でも、まさにこのあたりの演奏が紹介されていました.
この本を読んで、アルバムを聴いて、そして FM 聴けたら "鉄板" だったのに.
まぁ、こればかりは叶わぬ片思いのようなものです.
ボクは Miles のスタイリッシュな演奏が好きです.
煙草の煙やいろいろな人たちの体臭がむせかえるようなライブハウスで行われているホットな演奏じゃなくて、都会の夜をかけぬけていくような疾走感と無機質な音・・・・これがボクにとっての Miles 、スタイリッシュさです.
すでに本のほうは、日本公演も終わり、黄金のクインテットの部分に突入していますが、まだまだそこまで聴くには多くのアルバムがあります.
今夜もボクの部屋の中を、フェラーリに乗った Miles がスタイリッシュに駆け抜けていきます.
昨日は結構寒かったのに、日差しが出てきたと思ったら一気に気温が上昇です.
ゴールデン・ウィークですが、天気はどうなんでしょうか.
ボクはこの間、休まないで仕事します.
みんなが仕事しているときに休みますので.
最近は書籍 "マイルス・デイヴィスの真実" に合わせるように、アルバムを聴いています.
そうは言ってもずっと Miles ばかり聴いている訳じゃありませんが.
幸いなことに、この書籍に出てくる大事なアルバムのほとんどが家にありました.
でも、その "ほとんど" が一度くらいしか聴いていなかったのも事実です (汗).
偉そうにブログに書いていますが、完璧にわかったふり状態でなかなかわからないのが正直なところですね.
でも初心者だって成りきっちゃってもいいじゃありませんか、わかったような顔をしながら聴くジャズもいいですよね.
この本のいいところは、 Miles 自身の言葉が多くの場面で書かれていることでしょうね、それも著者が直接聞いた言葉が.
ただ、ボク自身もそうですが 20 年も前のことなんて、よっぽど大きなイベントじゃなければ憶えていそうも有りません.
逆に、自分でも忘れていたりしたことが周りの人のほうが憶えていたり.
あるいは 「こうだったらよかったなー・・・」 なんていうような願望が、いつの間にか自分の過去のようになってしまったり.
だから同じ人のことを書いた本でも、いろいろな部分で証言が違ったりするのは当然と言えば当然.
こんなことは全然許容できる部分です.
この本を読み始めて、 Miles 自身の言葉の部分でなんとなく Miles の顔が浮かんだり、いったいどんな顔しながら言ったんだろうなんてと自然に思えてしまい、太字で書かれた部分だけでも十分に楽しめてしまいます.
活字を追っているうちに、自然とニヤけたりしています ・・・・・ 人に見られたら、ヤバイです(笑).
"Dig + 2 / Miles Davis"
1. Dig
2. It's Only A Paper Moon
3. Denial
4. Bluing
5. Out Of The Blue
6. Conception (bonus tk)
7. My Old Flame (bonus tk)
Miles Davis (tp), Jackie Mclean (1,3-5 as),
Sonny Rollins (ts), Walter Bishop Jr. (p),
Tommy Potter (b), Art Blakey (ds)
Recorded on October 5, 1951.
昨日のアルバムの録音は Complete 盤なので 1948 年から 1950 年 (スタジオ録音が 1949 年と 50 年で、48 年は "ロイヤル・ルースト" での演奏)、そしてこのアルバムはその後の 1951 年録音です.
我が家のこのアルバムは、以前買ったきり棚の中に埋もれていました.
こういうのを "幻の名盤" と言うのでしょうか、また脱線しちゃいました.
今回 "マイルス・デイヴィスの真実" とともに蘇った次第.
前作は有名な Nonet による録音で、アルバム・タイトルとおり "クール・ジャズ" の誕生を記録したものですが、今日のアルバムはバリバリのハード・バップです.
本の中で Miles が語る 「評論家の言うクール・ジャズ、云々」 の部分は、ボクもすごく共感できる部分でもありますが、その次に書いてある 「三連音符・・・・」 というリズムについては、どうもアルバムを何度聴いてもピンときません.
ボクの感性は、リズムよりも、アンサンブルというか、ハーモニーのほうにフォーカシングしてしまいます.
もちろん当時のスウィング系バンドのアンサンブルとは大きく違っているのは、さすがのボクでも、なんとなく ・・・・ なんとなくではありますがわかります.
まぁ、このあたりが Rookie といことですね、開き直り.
そういえば昨日のブログに、ウエスト・コースト・ジャズもクール・ジャズというようなことを書きましたが、ウエスト・コースト・ジャズは一つのジャンルとして、クール・ジャズとは別になっています.
がっ、たとえばブラインドでウエスト・コースト・ジャズを聴いても、クール・ジャズなのかきっとわからないと思います、少なくともボクは.
まぁ、きっと明確な境界線はないのかもしれません.
例えば、呼吸窮迫と呼吸不全の境界のように (専門的すぎました).
本には "Birth Of The Cool" から、この "Dig" に至る音楽的な解説もわかりやすく書かれています.
特に 「私見」 として書かれている、ビバップとハード・バップのビートの細分化云々の部分が、どうしてクールからハード・バップなのかということをわかりやすく解説してあります.
例によってボクはこのあたりの、ビートの細分化というのがよくわかりませんでした.
どうしても Miles のリリカルな音のほうにフォーカスされてしまうからです.
先日東京駅に向かう途中聴いた Inter-FM "Jazz Conversation" でも、まさにこのあたりの演奏が紹介されていました.
この本を読んで、アルバムを聴いて、そして FM 聴けたら "鉄板" だったのに.
まぁ、こればかりは叶わぬ片思いのようなものです.
ボクは Miles のスタイリッシュな演奏が好きです.
煙草の煙やいろいろな人たちの体臭がむせかえるようなライブハウスで行われているホットな演奏じゃなくて、都会の夜をかけぬけていくような疾走感と無機質な音・・・・これがボクにとっての Miles 、スタイリッシュさです.
すでに本のほうは、日本公演も終わり、黄金のクインテットの部分に突入していますが、まだまだそこまで聴くには多くのアルバムがあります.
今夜もボクの部屋の中を、フェラーリに乗った Miles がスタイリッシュに駆け抜けていきます.