Quiet Kenny / Kenny Dorham

 金曜日です ・・・・・ 明日はお休み!!
 講習会のない週末は本当にのんびりできます.
 ・・・・・がっ、もう次の講習会の準備、今月末は2つのコースがあるのでその調整におわれています.



 昨日の "Newk's Time" に収録されていた "Asiatic Raes" は Kenny Dorham の曲で、"Lotus Blossom" というタイトルで演奏されています.
 今夜はそんな曲が入っている Kenny Dorham の有名なアルバム.






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  "Quiet Kenny / Kenny Dorham"





  1. Lotus Blossom
  2. My Ideal
  3. Blue Friday
  4. Alone Together
  5. Blue Spring Shuffle
  6. I Had The Craziest Dream
  7. Old Folks
  8. Mack The Knife




  Kenny Dorham (tp), Tommy Flanagan (p), 
  Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)
  Recorded on November 13, 1959.






 昨日、Sonny Rollins の音がボクはちょっと苦手と書きましたが、逆にこのアルバムの Kenny Dorham の音色は大好きです.
 とにかく癒されます、この音.
 アルバム全体が、癒し系の音色で統一されています.

 ちなみに彼の名前って日本語でどう呼ぶんでしょう.
 普通は "ドーハム" なんでしょうか ・・・・
 ボクは昔 "ダーラム" って呼んでいました、何となくですがこっちの方がカッコよさそうだからというくだらない理由からです.


 Kenny Dorham の人気はどうなんだろう?
 どうも、当時は過小評価されていたようなことがいろいろなところに書かれています.
 当時はもう少し、バリバリ吹くほうが人気あったんでしょうか.
 Miles のようなカリスマではありませんが、いいアルバム、ボクが好きなアルバムは何枚もあります.
 "シブい" という表現が似合いそうです.


 前に "'Round About Midnight At The Cafe Bohemia / Kenny Dorham" のことを少し書きました.
 あのブログの後 2 枚組の International 盤をガッツリ購入しました.




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  "'Round About Midnight At The Cafe Bohemia"




  CD-1
  1. K.D.'s Blues (alt-tk)  
  2. Autumn in New York
  3. Monaco (alt-tk)    
  4. N.Y. Theme
  5. K.D.'s Blues        
  6. Hill's Edge
  7. Night in Tunisia   
  8. Who Cares? (alt-tk)  
  9. Royal Roost


  CD-2
  10. Mexico City         
  11. 'Round About Midnight
  12. Monaco           
  13. Who Cares?
  14. My Heart Stood Still  
  15. Riffin'
  16. Mexico City (alt-tk)    
  17. Prophet





 演奏の内容はちょっとばかり違いますが、これもいいです.
 基本的に、彼のトランペットの音がボクにフィットするんでしょうね.
 このあたりは Tina Brooks に通じるところがあります.
 こういうのって、言葉ではきっと説明できないでしょう.
 好きなものは好き!って感じかな.




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 話を "Quiet Kenny" に戻して ・・・・・・
  Blue Note の "Cafe Bohemia …" は彼のジャズ・プロフィッツというグループの演奏ですが、この "Quiet Kenny" はワンホーンで淡々と吹いています.
 バックの 3 人もいいんです.
 1 曲目の “Lotus Blossom” ももちろんですが、ボクが好きなのは 3 曲目の “Blue Friday” です.
 静かな夜にでもこのアルバムをかけていると、本当に癒されます.
 2 曲目の "My Ideal" なんかももう・・・・・
 深夜のジャズ屋でこんなアルバムがかかると、一気に酔いがまわってしまいそうです.
 このアルバムはジャズ初心者にも超お勧めのアルバムです.


 このアルバムも RVG シリーズがでていますが、どうなんでしょう?
 ボクが持っているアルバムは、もう何年も前に買った International 盤なのでこの際思い切って RVG 購入しようかと思っているのですが ・・・・・.



 Blue Note はきちんとリハーサルをしてから録音され、 Prestige はどちらかというと行き当たりばったりな感じで録音されていたというようなことが言われていますが、どちらも多くの名盤を生んでいます.
 そういったところが、ジャズのおもしろさの一つでもあります.
 録音の善し悪しや緻密な演奏などとは別に、人間臭さのようなところが聴く人の心に大きく関係してくるんでしょう.



 さーて、明日は土曜日!!
 天気が良ければちょっとウォーキングなどに行くつもりです.
 新しいウォームアップ・スーツも届きましたので.
 たまには健康的なこともしないといけません.


 といいつつ、明日も引き籠っていたりなんかして ・・・・・ 汗

Newk's Time + Blue Note 購入の勧め

 今日は一日どんよりとした雲、風が強くて外の体感温度はかなり低そうでした.
 夕方からは雨 ・・・・ 雪にならなければいいんですが.



 最近、Blue Note がアップされていなかったので、久しぶりに.
 それも記念すべき BLP-4001 です.





4001







  "Newk's Time / Sonny Rollins"





  1. Tune Up
  2. Asiatic Raes
  3. Wonderful! Wonderful!
  4. The Surrey With The Fringe On Top
  5. Blues For Philly Joe
  6. Namely You





  Sonny Rollins (ts), Wynton Kelly (p), Doug Watkins (b),
  Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, September 22, 1957.






 ボクが持っている CD は例によって International 盤の RVG シリーズ.
 国内盤でもライナーノーツをほとんど読まないので、よっぽどのボーナス・トラックがない限り、価格最優先で買うことにしています.
 ただ、ジャケット部分の番号が "Blue Note 90833" となってしまっているので、コレクターのみなさんにとっては 「こんなのは、ダメッ!」 となってしまいそうです.
 ジャケット写真の色も、この写真よりももう少し緑がかっています.




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 昔から、どうしてなのか Rollins があまり好きではありませんでした. 
 有名なアルバムを数枚は持っていましたが、ほとんどが一度だけ針を落とした程度.
 ジャズ屋でかかっても、どうも好きになれません.
 まぁ、その頃は Coltrane 一筋のところもありましたので.

 でも前も書いたけれど、なぜか彼のアルバム・ジャケットは大好きなんですよね.
 性格は絶対に合わなく、大嫌いなんだけれど、なぜか好きになっちゃう女性のように ・・・・・・・
 ・・・・ まぁ、こんなくだらない例えはさて置いて.


 どうして嫌いなんでしょ ・・・・
 ひとつはその音色かも、そしてもうひとつは、奔放な演奏かも.
 正直なぜに嫌いなのか、はっきりはわかりません.
 奇麗で、性格もいいのに、何故か合わない女性っていますよね.
  ・・・・ すみません、またまた例えが.

 なんていうかなー、饒舌すぎるんですよね Rollins って.
 ボクにとっては喋り過ぎ "Speak low" って言いたくなっちゃう.
 だからこのアルバムでも、有名な "The Surrey With The Fringe On Top" よりも "Namely You" のほうが全然好みと言えます.


 ただ最近は、昔のようにまったく聴かないというのではなく、普通に聴いてみようかと CD に手が伸びます.
 Miles の '70 年代と一緒で、聴いてみるとどうってことないじゃん、って感じですね.
 結局はいつもの "食わず嫌い" です.

 そう言えばこのアルバムの 2 曲目が "Quiet Kenny / Kenny Dorham" の 1 曲目 "Lotus Blossom" なのは有名なお話ですね.
 ライナーノーツを読まないので、どういう経緯でこの曲を選曲したのか知る由もありませんが、ひょっとするとここにもドラマが隠されているのかも知れません.




 ここからはボクを含めたジャズ初心者のみなさまに、 Blue Note 購入にあたって覚えておくとちょっといい (???) お話し.



bluenotebook

 まずこれから Blue Note を買っていこうと思っている初心者の方は、 "21世紀版ブルーノート・ブック" を買うべし.
 この本には詳細なアルバム・データが書かれていますので、オリジナルに収録されている曲と別テイクもわかります.
 最近の CD はこういった別テイクなどを、ボーナス・トラックとして収録して発売していますので、どうせだったらこういう曲も入っていた方がいいでしょう.
 もちろん、オリジナルに拘る方はオリジナルと同じものが収録されたものを買えばいいのですから.
 ただ、国内盤でもなぜか収録順序を変えて発売しているアルバムもあるので、これは要注意です.
 例: "コンプリート・ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.1" このアルバムは有名な "Un Poco Loco" も 3 曲続けてではありません!!


 音的にはどうなんでしょう、最近 1,100 円シリーズが出ていて結構買っていますが、RVG シリーズのほうが音的にはいいような気がします.
 ただ、ボクの耳は "違いがわからない男" の耳なので鵜呑みにはしないでください.
 この RVG シリーズも、国内盤や International 盤がありますので、あとは価格と収録曲の好みになるでしょうか.
 とにかく Blue Note は同じアルバムでも、いろいろなものが出ているので初心者泣かせでもあります.
 逆にこういったものをいろいろ見ながら、気に入ったものを購入するのが、だんだん楽しくなってきたりもします.
 こうなったらすでに中毒の第一歩だと思ってください.


 あとはジャケット写真なんかを見ながら、どんな演奏なのか想像したりするのも楽しいですよ.
 たまにはジャケットだけで購入したりするのもいいでしょうね.
 ここまでくると、時々禁断症状が現れるかもしれません.


 アルバム・タイトルなんかにも興味を持つようになってきたら、もう完全な Blue Note 末期症状です.
 更なるウンチクを貯めるために、例えば "ジャケ裏の真実(小川隆夫著)" などの書籍を読んでよりディープな道を歩いてください.
 もう戻れないでしょう ・・・・・・・


 ボクはまだ、そこまでたどり着けませんが (笑)

with the beatles + AMI

 今夜は Beatles です ・・・・・・
 本当は "A Hard Day's Nights" のほうが似合いそうですが、あえてボクの好きなアルバムのほうを.





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  " with the beatles "




  1. It Won't Be Long   
  2. All I've Got To Do
  3. All My Loving   
  4. Don't Bother Me
  5. Little Child   
  6. Till There Was You
  7. Please Mr. Postman   
  8. Roll Over Beethoven   
  9. Hold Me Tight
  10. You Really Got A Hold On Me
  11. I Wanna Be Your Man   
  12. Devil In Her Heart   
  13. Not A Second Time
  14. Money (That's What I Want)






 Beatles をこよなく愛し、すべてのグッズの収集に情熱を傾けている O 氏のブログを見たら、今日は記念日とありました.
 普通、記念日っていいことの場合が多いですよね.
 当然嫌なことは、誰でも早く忘れてしまいたいですし.
 彼の記念日は AMI にちなんだものだったようです.


 ちなみにボクの下の娘の名前は、AMI
 これはフランス語の "友達" からとったものですが、 O 氏の AMI は、 Acute Myocardial Infarction の AMI のようです.
 詳しい病名も書いてありませんが、狭心症の既往や痛みの持続などからきっとそうではないかと推測.


 AMI : Acute Myocardial Infarction(急性心筋梗塞)


 6 年前の今日、 O 氏は仕事を終えて外に出たとたん激しい胸痛に襲われそのまま救急車で入院し、かろうじて一命を取りとめたようです.
 その後彼は、自分で生きたいように自由奔放に生きていると書いてありましたが、本当に運が良かったですよね.




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 ボクは本業以外の Off The Job Training として小児救急の講習をしていますが、それとは別にいろいろな救急講習にも携わっています.


 それらの代表的なものに BLS (Basic Life Supprt) や、 ACLS (Advanced Cardiovascular Life Supprt) などがあります.
 これらの BLS 、 ACLS といったものは、どちらかというと成人の心血管系の超急性期の対応を学ぶコースです.
 BLS は、心肺蘇生法 (CPR) や AED の取り扱い方法が中心になり、一般の市民でも比較的簡単に覚えることができ、消防署や日赤などのいろいろな場所で講習会も行われています.
 ACLS は、医療従事者向けの薬剤や電気治療といったより高度なものになります.


 こういった講習や日常の仕事の中で、数多くの死と接してくると非常に "運" というものが大きく作用しているといつも思ってしまいます.
 O 氏もたまたま職場を出たところで発症したので、そのまま職場に戻り救急車を呼んでもらうことができましたが、たとえばこれが新宿の真ん中だったらどうでしょう.
 だれも気にも留めずそのまま死に至っていた可能性が非常に高いのではないでしょうか.


 ボクと一緒にこういう講習会を行っている医師が、昨年一緒に行った講習会の翌日、体育館で倒れました.
 ・・・・ AMI でした.
 彼の心臓は 8 分間という長い時間 Vf (心室細動といい、心臓は不規則に震えるだけで機能していない状態) のまま、数回の除細動 (よく聞かれる AED などによるある意味の電気ショック) を繰り返しながら救急車で自分の病院へ搬送され、奇跡的に助かり今ではまた一緒に講習しています.
 これも "運" がよかったから ・・・・


 でも当事者にとっては、単なる"運"では片付けられません.
 そうなると一つは予防でしょう ・・・・・ これだったら自分である程度まではできます.
 食事に気を付けたり、普段からの健康管理 ・・・・・ ちなみにボクはまったくダメ、唯一毎年の人間ドックぐらいです.
 それともう一つは、何か起きた時に適切な行動や治療ができる人を一人でも多く作ることでしょうか.
 これがボクの情熱の源です.
 ここには、こういった病気の特徴的な症状を知って早く適切な医療機関に運ぶことも含まれています.
 しばらくすれば治るだろうと思っている間に心臓が止まってしまったり、体の麻痺や言語障害が出てしまったり.


 今日 O 氏のブログを通じて、改めてボク等のやっていることの意味を考えさせられました.


 O 先生、今度ボク等の講習会覗きに来て下さい、銀座からすぐですので.
 先生の自慢話や、長いおしゃべりも結構好きですのでこれからもお身体ご自愛くださいませ.


 今夜は "シリアスなジャズ・ファン" ならぬ、"シリアスな医療の話" でした.

Santana + Tokyo + Marathon

 今日は Dr. 小川 が我がブログに突然訪問し、コメまでいただいて大変恐縮しつつも、さらに木に昇りそうなくらい舞い上がっているボクです.
 ボクにとっては大ニュースです.
 すぐにお返しのコメを入れようかと思っていたのですが、こんな時に限って忙しく、今頃のコメ返し.
 さらに Lady-noriko さんからもコメいただきまして ・・・・・・
 お店を褒めるつもりで書いた割には、読み直してみるとほとんど褒めてないような気がするのは気のせいでしょうかね ???

 まぁ、表現力のないボクですので仕方ないと開き直っております.
 こんなことがあるとボクの性格上きっと調子に乗ってしまいそうです.
 ・・・・・ といいますか、すでに十分調子に乗っています.





 ということで、今日は 東京 便りの第 3 弾!
 いきなりのオヤジ・ギャグです、ごめんなさい ・・・・・・ 先に謝っておきます.





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  "Marathon / Santana"




  1. Marathon  
  2. Lightning In The Sky
  3. Aquamarine   
  4. You Know That I Love You
  5. All I Ever Wanted   
  6. Stand Up
  7. Runnin'   
  8. Summer Lady   
  9. Love
  10. Stay (Beside Me)   
  11. Hard Times





 1979 年のアルバムです.
 このアルバム、かなり聴きました.
 正確には、このアルバムの "Lightning In The Sky" はそれこそずっと聴いていたことがあります.
 当時車のラジカセで、この曲だけ繰り返して録ったテープを流してスキーに行ったりしていました.
 おかげで、数カ月後には聴きたくなくなりました.



 そういえば最近、 MJ の ・・・・
 どうでもいいですが、先日 Bar le sept で Malt Whisky のことで Michael Jackson の話になりましたが、この MJ は違う人です

 ・・・・・ MJ の "This Is It" で Orianthi が話題になっていますが、ボクはこの映画より前に Carlos Santana と一緒に演奏しているのを見て知っていました.
 でも Santana ほど心にグッとくる "泣き" もありませんでしたので、女性にしてはうまいなーというような感じしかありません.
 映画で見ても、それほど大騒ぎするようなギターでしょうか? ・・・・・・ と言いたくなります.
 だってこういったギターだったらたくさんいるんじゃないの?
 結局は、女性だからという部分があるのではないのかなー
 ボクはこういった差別的な見方が大嫌いなので、やれ 「美人ピアニスト」 とか 「美人アルトサクソフォン奏者」 といったような宣伝文句を見ると、それだけで聴く気が完全に失せてしまいます.
 実は Diana Krall もそんな感じでずっと敬遠していました.


 麺 (面) 食いのボクがこんなこと言っても、まったくもって真実味には欠けます.
 CD などの販売不振もあるのでしょうが、特に女性ミュージシャンの宣伝の仕方にボクはいつも疑問を持っています.
 おまけにジャケットもいかにもというようなアルバムが多くて ・・・・・
 ことジャズに関しては、骨太でアーシーな雰囲気がプンプンするようなジャケットでないといかんです.
 Venus のアルバムとかどういう意図なのかよくわかりません.
 Blue Note の 4200 番台 ・・・・・・ うぅーーーーーーん
 話しが完璧に横道に逸れてしまいましたので、少し戻して Santana です.




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 このアルバム自体は、正直 Santana らしくない部分が非常に多くそれほど好きなアルバムではありません.
 Woodstock での "Soul Sacrifice" が何と言っても最高の Santana です.
 強烈なラテン・ビートと "泣き" のギター、やっぱり初期の三作です.

 これが、Santana です.

 Woodstock といえば Jimi Hendrix もヤバいくらいすごかった!!
 "Marathon" は、はっきり言って Santana っぽくなくもっともっとポピュラーなのですが、一曲だけでも好きな曲があればそれでもいいか、という感じです.
 アルバムでいったら、もう少し後期の "Shango" のほうがきっと好きです.





 だいぶ、書こうと思った内容と違う方向になってしまいましたので、東京だよりを ・・・・・
 東京 に行くまでまったく気にしていなかったのですが、 28 日の日曜日って "東京マラソン" の日だったんですよね.
 ということで先のアルバムはまたまた語呂合わせでした ・・・・ すみません.


 当日は朝から小雨の舞い落ちる寒い日、ボクはいつもの講習会場に 8 時に着いたのですが道路沿いにマラソンの横断幕があるくらいでまだ警察もおらず、いつもの風景でした.




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 講習の合間 ・・・・ 10 時頃だったと思いますが先頭集団が走って行きました.
 でも、まだ辺りに応援する人たちはほとんどいませんでしたね、雨もまだ降っていましたし.
 写真は 12 時頃かな、講習会場から外をパチッ!
 市民ランナーの速い人たちが、折り返してやってきています.
 でも本当の意味での市民ランナーたちはもっともっと後でした.


 昼過ぎからは雨も上がり日も出てきたので、応援の声援もビルの 4 階にある講習会場まで届いてきました.
 こういう人たちを見るたびに、本当にすごいと感心させられます.
 ボクはとても無理、楽して生きたいタイプです ・・・・ 40 km なんて想像つきません.
 でも東京マラソンのような大イベントは見ているだけでもなにか楽しくなります.
 17 時頃京橋から東京駅まで中央通りを歩いたのですが、ごみもきれいに片付けられており、さすがだなーと感心しました.
 このイベントには、多くのボランティア・スタッフの皆さんが関係しているはずですが、そういったみなさん、雨の中大変お疲れさまでした!!


 ということで、今回の東京だよりは終了です.
 天気は悪かったのですが、非常に楽しい東京になりました.
 もちろん講習会も ・・・・・・ いろいろありはしましたが、まずは大成功.

 すでに、今月末の講習会の準備が始まっています.

Seventh Floor to Heaven

 東京便り第 2 弾!

 ・・・・・すみません、ちょっとオーバーでした.

 まず単なる語呂合わせのアルバムです.






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  "Seven Steps To Heaven / Miles Davis"




  1. Basin Street Blues
  2. Seven Steps to Heaven
  3. I Fall in Love Too Easily
  4. So Near, So Far
  5. Baby Won't You Please Come Home
  6. Joshua
  7. So Near, So Far (bonus-tk)
  8. Summer Night (bonus-tk)




  # 3, 5, 7 : 
  Miles Davis (tp), George Coleman (ts), Victor Feldman (p),
  Ron Carter (b), Frank Butler (ds),
  Recorded at Columbia Stadios, LA, April 16, 1963.

  # 1, 8 :
  Miles Davis (tp), Victor Feldman (p),  Ron Carter (b),
  Frank Butler (ds),
  Recorded at Columbia Stadios, LA, April 17, 1963.

  # 2, 4, 6 :
  Miles Davis (tp), George Coleman (ts), Herbie Hancock (p),
  Ron Carter (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at Columbia 30th Street Stadio, NYC, May 14, 1963.






 Miles は 7 つの階段を上って天国へ行きましたが、ボクの天国に行くにはエレベーターで 7 階に行かなければなりません.
 ボクはエレベーターで 7 つ目のフロアを目指します.
 Seven Steps ならぬ Seventh Floor !
 そう ・・・・ あの "お銀座" のお店です.
 東京便り第 2 弾は愉楽の Bar のお話し・・・・
 でもボクの話はすぐに脇道に逸れてしまうので、無事にそのお話しにたどりつければいいのですが.



 ボクが講習を行っている 京橋 のビルは 中央通り と 鍛冶橋通り の角にあります.
 地下鉄 京橋駅 の改札まで 1 分たらずなので、俗に言われる "お銀座" に行くには地下鉄で一駅!で行けちゃうわけです.
 でもボクはこの中央通り沿いを歩いて行くのが好きなので、寒い夜の街を人ごみ掻き分けながら進みます
 ・・・・・・・・ ごめんなさいかなり誇張しました、本当は掻き分けるほど人も多くありません.



 土曜日は講習終了後、懇親会があったのでみんなで 銀座 1 丁目 まで歩きです.
 ホテル西洋銀座 、 モントレ銀座 といった、ボクにはちょっと (かなり) 不向きなホテルの脇を歩きながら懇親会場へ.



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 今回の会場は 静岡おでんのお店 "ふじとはち" という居酒屋さん.

 静岡おでん は本当に 静岡市 辺りだけのようで、鰹節がお店には山のように置いてあり、それをお客さんは好きなだけかけて食べるそうです.
 このお店はすでにかかって出てきますので、それが 「よくない」 と一回目の苦言.
 さらに 「おでんの汁が少ない」 と二回目の苦言.
 さらにさらにメニューに 「黒はんぺん」 と書いてあったのですが、 「静岡でははんぺんは黒いものなので 『はんぺん』 が正しい、こっちで言っている白い 『はんぺん』 を 『白はんぺん』 と書かないといけない!」 と三回目の苦言.
 その割には、しっかり食っているし、ワインもガブガブ飲んで酔っ払っていました.

 ちなみにこの苦言を言っていたのはドクターヘリに乗って静岡西部を飛んでいる某医師でした.
 ボクは冗談で彼を 「山ピー」 と呼ぶことにしています.



 土曜日はどうしても顔を出したいところがあったので 9 時 30 分頃失礼をして、夜の "お銀座" を一人徘徊です.
 ちょっとばかりほろ酔いで、 銀座柳通り から 銀座一丁目 交差点に出て、 中央通り を 6 丁目方向に歩きます.
 土曜日の割には人の波はそれほど多くありません.



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Ginza0062

 カルティエ の 2 丁目交差点を渡り、さらに 和光 の 4 丁目交差点方向に進みます.
 5 丁目の交差点で みゆき通り に入って JR 方向へ 3 ブロックほど進んで左折.
 ようやく目的のビルが見えてきます.



 正直、この天国を知らなければ、まずドアを開けそうもない雰囲気です.
 ビルに入ることさえないかも知れません.
 たとえエレベーターに乗って 7 階に着いたとしても、きっと、このドアを開けるのはかなりの勇気がいるでしょう.
 1 月の "ONGAKU ゼミナール" ではドアを開けるのに戸惑いましたので (汗).

 もしボクが、全く知らない場所で全く同じ雰囲気のビルの全く同じドアの前に立ったとしても、きっと乗ってきたエレベーターで 1 階に下りてしまうでしょう.
 決して雰囲気が悪いということでは決してありませんので.
 銀座 のバーって ( 銀座 に限りませんが ・・・) 最初に入るのってかなり勇気がいりますよね.



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 一度開けたことのあるドアをそっと開けると、カウンターの中で noriko さんと 修平 さんの笑顔が迎えてくれました.
 なんとか名前も覚えていていただいたようです (注:写真は 1 月のもの)


 たった一度しか行ったことありませんし、その時も "ONGAKU ゼミナール" という特殊な状況下だったのですが、お店に入った瞬間からいい雰囲気です.
 土曜日、ボクの足をそこに向かせたのもきっとこの雰囲気かもしれません.
 音楽もなく、カウンターでは女性二人連れと男女カップルの4人だけ、その真ん中の席にちょこんと座りぎこちない挨拶など ・・・・・・
 相変わらずの小心者なので、ドギマギしてます.
 奥の壁には次回のイベント用映像が流れていましたが、ここは piracy に抵触しないよう曖昧に.
 いい意味で、取り立てて特徴のある店内ではありません.
 どうもボクが書くとネガティブになってしまいますが、気持ちはポジティブなのでお間違えのないように.
 変な趣向を凝らした店ではありません、だからこそボクは好きです.
 明るさも程よく、店内の温かみのある色合いも好きです.



 今回はウーロン茶ではなく Bombay Sapphire のジン・トニックなどを、生意気に注文.
 ちなみにボク、お酒弱いですし味わかりませんし当然ウンチク持ち合わせてません.
 銀座 の Bar なんかまったく似合わないオヤジです.


 わざわざ音楽をかけていただいたり ・・・・・
 そういうことされると、ついつい木に登ってしまうタイプです.



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 noriko さんと音楽の話 ・・・といってもなぜかロックの話なのですが.
 修平 さんとはお酒の話、さらには小川さんの話などで珍しく饒舌になってしまいました.
 ボクが持っていたこんな本のことまで話してしまいました.


 後になって、あんなに喋って、と自己嫌悪に落ちるタイプでもあります.
 でも久しぶりに、ゆったりした楽しい会話のひと時を過ごさせていただきました.
 お店の売り上げにはほとんど貢献できませんでしたが、これからも月一度くらいはお邪魔しようかなと思っています.
 土曜日は比較的空いているようですので、ボクの友人たちでも連れていって彼らにたくさんお金を使ってもらおうかと企んでいます.


 とても居心地のいいお店です ・・・・・・
 お店の場所がちょっとわかりづらいけれど、一見さんでも女性一人でも安心して入れるお店です.



 そうそう、肝心のお店の名前は ・・・・・・ Bar le sept



 エレベーターで7つ上がっていくと、待っているのは心地よい天国

 ・・・・・・・・・ Seventh Floor to Heaven

Avatar + Fire Engine




 雨の東京から帰ってきました ・・・・・ 今回の東京は、天気が今ひとつでした.
 でも、いろいろ楽しいことがあったので 2 回に分けて書いてみようかな.


 まったく更新しなかったにも関わらず、結構多くの方に訪問していただきましてありがとうございます.
 講習会に関係したメールをいくつか書いた後、ブログ更新します.



 まず金曜日ですが、今回の "中" 目的 ( "大" 目的は当然いつもの講習会) のひとつがこれ!
 ネタバレありますので、読む際は要注意です.




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 "Avatar 3D" です.



 ボクの住んでいる辺りでは 3D 上映館がないので、東京に行くついでにと.
 前回は見逃してしまったので、今回は気合入っていました.
 深い意味はありませんが、上映時間などから 錦糸町 の TOHO シネマ.
 もっと込んでいるのかと覚悟していたのですが、ガラガラでした.
 まぁ、小雨が叩きつける金曜日の昼頃です、そんなに暇な人はいませんよね.




 と、 "Avatar" のお話の前にもっと面白いことがありましたので.

 いつものホテルに向かおうと、上野駅を降りると、構内に消防隊員、救急隊員、さらには救助隊員がいっぱいいるではありませんか.
 これは何かあったのかなー、と構内を見渡すと 「春の火災予防運動一日消防署長 "スザンヌ" 」 とか書いてあるステージがあり、周りは人でいっぱいでした.
 そういえば 3 月 1 日から火災予防運動なんですね.
 ちょうどグッド・タイミングで スザンヌ が任命されているところを少しばかり見てしまいました.




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 外に出ると消防車や救急車といった車両がたくさん並び、はしご車から垂れ幕まで.
 さらに駅舎の屋上には救助隊員もおり、デモンストレーションの準備中.
 駅前の大歩道橋の上にも消防職員がたくさん ・・・・・・・・
 その後ホテルに荷物を置いて 錦糸町 です!



 予告編で "アリス" やるものとばかり、メガネかけて期待していたのですが、この館ではありませんでした.
 これって、かなりガッカリでしたねー.





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   " アバター "




  監督 : ジェームズ・キャメロン
  脚本 : ジェームズ・キャメロン
  製作 : ジェームズ・キャメロン 、 ジョン・ランドー
  製作総指揮 :
        コリン・ウィルソン 、 レータ・カログリディス
  出演 : サム・ワーシントン
        ゾーイ・サルダナ
        シガニー・ウィーバー
        スティーヴン・ラング
        ミシェル・ロドリゲス
        ジョヴァンニ・リビシ
  音楽 : ジェームズ・ホーナー
  主題歌 : ルオナ・ルイス "I See You"
  撮影 : マウロ・フィオーレ
  編集 : ジェームズ・キャメロン 、 ジョン・ルフーア 、
        スティーヴン・E・リフキン
  配給 : 20 世紀フォックス
  日本公開 : 2009 年 12 月 23 日
  上映時間 : 162 分






 さてさて本編について、まず 3D です.
 確かに全体的にはいいと思いますが、本当に 「おおぉーーっ」 というような場面ってほんの数か所くらいじゃないでしょうか.




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 例えば "木の精" が舞い降りてくる場面とか.
 字幕が飛び出しているような感じで、ちょっと読みにくい感じがありました. 
 また、手前にあるようなものがぼやけていたり (わざとでしょうかね) 、遠景などで 3D に見えないあたりがちょっと不満ではあります.

 映画にするにはどのくらいの奥行きの深さをするのがベストなのか、まだまだ手探りの状態なのかもしれません.
 逆にこの映画って、普通の 2D のほうが見易かったりして ・・・・・ なんて思ってしまいました.


 でも、映画自体はヒットしただけのことはあって楽しめました.
 ただストーリーは、ありがちなストーリーでしたね ・・・・ 悪くはありませんが.


 ボクの一番の感動は "パンドラ" でした.
 どっからどうみても Roger Dean の世界でしたね.
 この世界が映画になったことのほうがボクは感動したかな.
 この映像はすごいし、ボクのツボに "ドンピシャ" でした.




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 "ナヴィ族" も見ているうちに、違和感が全く無くなっていきます.
 あとはやっぱり音響でしょう、映画館ならではの重低音は映画の醍醐味かもしれません.
 総合的評価としては 2,100 円は高いけれど、 1,500 円だったら満足 ・・・・ といったような感じです.
 星 3.5 くらいですかね ・・・・ でも、十分満足しましたよ.


 ということで、東京だより第一部はこれで終了.
 明日は、土曜の夜 ・・・・・ 素敵な大人の時間のお話しです ・・・・ の予定です.


 合い言葉は ・・・・・・ 7 sept  ・・・・・



"狂気" と Here's That Rainy Day

 木曜日終了っ!





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  "The Dark Side Of The Moon / Pink Floyd"





  1-a. Speak To Me    
  1-b. Breathe
  2. On The Run    
  3. Time
  4. The Great Gig In The Sky
  5. Money    
  6. Us And Them
  7. Any Colour You Like
  8. Brain Damage    
  9. Eclipse






 問答無用!
 1973 年に発売された Pink Floyd の歴史的名盤 ・・・・ でもまったく聴いたことのない人は、この "名盤" という言葉にだまされないように.
 このアルバムに限らず、ジャズでも "歴史的名盤" でボク自身かなり痛い思いをしました.
 だからこそ今があります (笑)



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 "Time" から "虚空のスキャット" 、 "Money" へと続くあたりは鳥肌ものです.
 ただアナログ盤では "Money" が B 面トップだったので、本来の意図は "虚空のスキャット" で一旦間を置くのがいいというようなことが言われているようですが、ボクは一気に行く方が好きです.
 "Money" は、このアルバムを聴いたことがない人でも、どこかでこのフレーズを聴いているのではないでしょうか ・・・・ それ程に有名な曲です.


 2003 年にリメイクされた "ミニミニ大作戦" という映画でもしっかり使われていました.
 全米で 1,500 万枚の売り上げ、当然全米ランキング 1 位も獲得しています.
 1970 年 "Atom Heart Mother (原子心母) " 、 1971 年 "Meddle (おせっかい) "、そして 1973 年のこのアルバムで Pink Floyd の人気は確立されました.
 特別価格販売は終了してしまいましたが、輸入盤ですと 1,500 円程度で購入できますので、まだ聴いたことのない人は購入すべし!!
 ただしクレームは一切受け付けませんし、返品も、クーリングオフもできませんので.






 さて、ボクの今週のお仕事は今日まで、明日はお休みで東京です.
 いつもの小児救急講習会は土・日なのですが、今回は娘のアパートの契約があるので金曜日早めに東京入りです.

 ここ数日ポカポカお天気、東京もコートはいらなそうですね.
 でも・・・・・・・・・週間予報は、雨ですか・・・・


 でもでもでも、土曜日はちょっと お銀座 まで散歩に行ってみよう ・・・・・ 雨の 銀座 もいいかも.


   ・・・・ Here's That Rainy Day


 有名なスタンダードでしたよね、ところが家の CD 見ても演奏されているものが少ない.
 "Heavy Sounds" や "Ballad & Burton" くらいしか見当たりませんでした.
 以前アナログ盤を持っていた時には、もう少し演奏されたものがあったと記憶していたのですが.
 よく考えると、ボクのブログにぴったりの曲じゃありませんか.
 ボクはいつもこんな恋ばかり ・・・・・・・

 ということで、ボクのブログ 2 回目の登場、前回は曲名も書いてないから、まっいいかっ.







Burton002






  "Ballad & Burton / Ann Burton"





  1. A Lovely Way To Spend An Evening
  2. Try A Little Tenderness
  3. Bang Bang
  4. Someone To Watch Over Me
  5. The Shadow Of Your Smile
  6. It Never Entered My Mind
  7. That Ole Devil Called Love
  8. Here's That Rainy Day





  Ann Burton (vo), Louis van Dyke (p), Jacques Schois (b),
  John Engels (ds), Rudy Brink (ts-2,4,5,8)






 アルバムについては以前も書いたので、バッサリ、カットです.
 でも日本語タイトルの "冷たい雨" って・・・・微妙じゃありませんか.



Burton002-2

 話を東京に戻して ・・・・
 今回の東京行きの大きな目的はいつもの講習会と娘のアパート契約ですが、当然のように中くらいの目的をいくつか用意しています.
 何と言ってもリフレッシュを兼ねていますので、銀座をブラリと歩いてみたり、一人で飲みに行ったり、ラーメン屋を見つけたり ・・・・・



 やっぱり基本は一人ですよねー.
 ひょっとすると素敵な出会いがあるかも知れませんし ・・・・ 今までの人生で一度もありませんが.
 そうそう、日曜日の講習会終了後は Inter-FM の Jazz Conversation も少し聴いてこよう、東京でしか聴くことができないので.
 以前は CD を探したりもしたのですが、これに関しては HMV さんのお世話になっているので、最近はまったく覗きません.


 そうは言っても、計画どおりにいったことなどほとんどありません (もちろん、講習は常に計画どおりですよ) ので、どんな週末になるやら.


 ということで、日曜日の夜までブログはお休みです.

Isle Of Wight / Miles Davis

 今日はこんな時間にお風呂も終わり、ブログを書く時間があります.
 昨日なんか、午前 0 時を過ぎていましたので ・・・・・・・





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  "Isle Of Wight / Miles Davis"




  1. Directions
  2. Bitches Brew
  3. It's About That Time
  4. Sanctuary
  5. Spanish Key
  6. The Theme




  Miles Davis (tp), Gary Bartz (as.ss), Chick Corea (el-p),
  Keith jarrett (org), Dave Holland (b.el-b), 
  Jack DeJohnette (ds), Airto Moreira (perc)
  Recorded on August 29, 1970.







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 "The Complete Columbia Album Collection" の中の一枚.
 この辺りのアルバムは、机の上に適当に重ね、適当にかけることでクリアしようとしています.
 それでもなんとかかけることができるだけでも、大きな進歩です.
 このアルバムのジャケット写真が、ネットを探してもなかなか見つからないので、一番ジャケットに近い写真を載せてみました.
 現在廃盤なのでしょうか?


 ちょっと調べてみると HMV のアルバム紹介のページに 「DISC 39 "Isle Of Wight" には 1970 年の歴史的 UK コンサートからフル・バージョンが初めて公式発売」 と書かれていました.
 どおりでジャケット写真がない訳です.
 ある意味で "目玉" のアルバムだったんですね ・・・・ そんなことも知りませんでした.
 せっかく素敵なコレクションを買っても、これでは宝の持ち腐れでしょうか.




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 買った頃はすべてのアルバム聴けるか、まったくといっていいほど自信ありませんでしたが、こうやって適当に (半強制的に) かけていくと、不思議と聴けてしまいます.


 聴いた後で、この曲って "Bitches Brew" だったんだ!といった、いかにもジャズ初心者的感じです.
 本当の良さや、音楽的な凄さは、きっといつまでたっても理解できないでしょうね.
 まぁとりあえず楽しく聴ければそれで満足なので.


 それにしても、このボックスはいい!
 最近、ほんとうにいいと思うようになってきました.
 もう幾度となく言っていますが、ボクは Miles の熱狂的なファンではありませんが、このボックスを聴いていくにつれ時代の流れのようなものが自然に見えてきます ・・・・ くるような気がします.

 ただ、やっぱりボクは Blue Note の 1500, 4000 番台のストレート・アヘッドなジャズが好きですし、そこに固執していきたいと思っています.
 なんといっても、自称 "シリアスなジャズ・ファン" なのですから(笑)



 実は今日 Miles からまた新しい出会いがあったので、ちょっと Miles を取り上げてみました.
 最近は、ブログを通じて、少しずつではありますが、いろいろな人たちとの輪が広がってきたような気がしています.
 現に訪問する方も、増えていますし ・・・・・ バカなこと書けなくなってしまいました.



 やっぱり "Live At The Village Vanguard / Wynton Marsalis" は手に入りそうもないですね.
 一応まだ取り寄せ中になっていますが、すでにホームページ上では "入手困難" になっています.
 ボクの Wynton は "くまん蜂" で終わってしまうのでしょうか ・・・・・・

 今夜は少しばかりゆっくりできました.
 明日は夜の会議もないので、帰ってきてから週末の講習会資料の最終調整です.
 そして金曜日から東京 ・・・・・・ 天気はどうなんでしょう?
 雨の人ごみを歩くのは嫌いなので ・・・・・・


 追記:
 "Isle Of Wight / Miles Davis" がすでに 3 回目の演奏になっていますが、曲の切れ目がわかり辛いので、どんどん演奏が進んで行ってしまいます.
 気がつくと、自然に足でリズムをとったりしています.
 あり得ない・・・・・・・・・

 人間変われば、変わるものです.

Russian Lullaby / Vladimir Shafranov

 帰ってきてお風呂浴びたら、もうこんな時間!
 ボクの中では有り得ない ・・・・ でも明日もこんな感じ、明後日もこんな感じ.


 ゆったりした時間がないと、きっとボクは溶けてしまうでしょう.






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  "Russian Lullaby / Vladimir Shafranov"





  1. Este Seu Olhar   
  2. Russian Lullaby
  3. Cape Verdean Blues
  4. Love Theme From Spartacus
  5. If I Should Loose You   
  6. Celia
  7. Slow Boat To China   
  8. Nocturne
  9. Our Delight 
  10. Have You Met Miss Jones?
  11. There Goes My Heart   
  12. Lazy Bird





  VLADIMIR SHAFRANOV (p), PEKKA SARMANTO (b),
  JUKKIS UOTILA(ds) 
  Recorded on September 11, 2003.








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 このアルバムは、数年前にボクの友人から頂いたもの.
 ボクが "Vic Dickenson Showcase" に入っている "Russian Lullaby" が大好きだという話をしたら、こんなのもあるという感じで頂きました.
 こんな疲れた夜は、なんも考えないで、さりげなくかけて、さりげなく聴き流す・・・・・
 そんな雰囲気が似合いそうなアルバムです.
 このアルバムは、なぜか、そんな時にしか聴きません.
 たまにはしっかり聴かなくちゃいけないと思いつつも、つい聴き流してしまいます.
 ブログはとりあえず継続の意味をこめて書いてます・・・・継続は力とも言うようですので.


 疲れたので・・・・・・おやすみなさいませ.


 こんな夜は "ロシアの子守唄" がなくても熟睡できそうです.

Haitian Fight Song + DMAT

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  "The Clown / Charles Mingus"





  1. Haitian Fight Song
  2. Blue Cee
  3. Reincarnation of a Lovebird
  4. The Clown
  5.* Passions Of A Woman Loved
  6.* Tonight At Noon





  Jimmy Knepper (tb), Curtis Porter (ts.as), Shafi Hadi (as),
  Wade Legge (p),  Charles Mingus (b), Dannie Richmond (ds),
  Dannie Richmond (Tambourine)







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 数少ない Mingus のアルバムの一枚です.
 ちなみにボクのアルバムは輸入盤の "The Clown - Deluxe Edition" というアルバムなので、 Bonus Track 2 曲入っていました.
 曲名の意味もよくわかりません.
 単なる語呂合わせでアップしました ・・・・・・ "Haitian Fight Song"




 今日は日曜日のお休みでしたが、少しばかりお勉強.
 以前にも書いた DMAT (Disaster Medical Asistance Team) の研修を見学してきました.




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 今回の研修は、海外派遣になる 日本 DMAT ではなく、国内の災害に対して病院単位で出動する県の DMAT 研修でした.
 我が県では今回が 2 回目のようで、一般公開 (関係機関のみ) されての開催は初めてだそうです.




DMAT004

 「災害理論」 から 「DMAT活動要領」 、 「トリアージ」 、 「机上シミュレーション」 そして 「現場救護所活動」 といった、基本的なことから実践に近い内容まで実技を交えての一日講習でした.


 昼食時間には、実際に先日のハイチで活動してきた隊員の報告もあったりして、非常に興味深い話を聞くことができました.
 Mingus が曲に込めた思いはわかりませんが、 ハイチ大地震 で真っ先に思い浮かんだのがこの曲でもありました.
 もし内容的にそぐわなく不謹慎だったら、ごめんなさい ・・・・・
 でも、ハイチのみなさんがんばって!という意味を込めて.




DMAT006

 こういった DMAT Team には、医師や看護師といった医療職のほかに ロジスティックス (業務調整員) が必ず一員として加わります.
 どちらかというと、事務屋さん的な役割なのですが、実はこの役割が災害現場で活動するには必要不可欠です.
 こういった役割の部分がしっかりしていないと、自己完結型の活動は到底出来なくなってしまいます.
 とかく、現場での医師や看護師の活動だけがクローズアップされてしまいますが、こういった縁の下の力持ちがしっかりしているからこそ、活動ができるんです.
 こういった普段現場に出ない人たちも、医師や看護師たちと一緒になって頑張っている姿は、とても素敵です.



 さて、いよいよ来週は自分の講習会で、またまた東京です.
 今回は少しばかり不安な部分があるのですが、受講生にしっかり満足していただかないといけないので、最後の調整などで今週は終わってしまいそう.
 でも今週は水曜日までは超大忙し ・・・・・・ 汗.
 おまけに、来月の講習会のインストラクターの集まりもいま一つで ・・・・
 頭の痛いことばかりです.

 三月は人事異動の発表もあり、間違いなく部署が変わる予定のボクとしては引き継ぎ書も作らなければならないし ・・・・・・

 出るのは、溜息と、財布の中のお金くらいです.


 "Black Beauty At Fillmore West / Miles Davis" が流れています.
 初めて聴きましたが ・・・・・・・ うぅーーん、スゴイなー.
 ますます、頭が痛くなりそうです.


 追記:
 今日は Inter-FM の "Jazz Conversation" 放送の日でした.
 ボクのところは全く聴くことができません ・・・ が、東京に行った時に少しだけ聴くことができます.
 今日はリクエスト特集ということですので、聴くことできないけれどとりあえず 2 曲ほどリクエストしておきました.
 結果は小川氏のブログでもアップされますので.

 今、何気なく番組ホームページ見たら、今日の Play List がありそこにボクのリクエストした曲があるではありませんか ・・・・・ どんな内容書いたか、少ししか覚えていません.
 もっと気の利いたこと書けばよかったと ・・・・・・ またまた、自己嫌悪.


 でも、ちょっとうれしいです!!
 この番組を聴いていた中の一人でも、このリクエストで "本田竹廣" に少し興味持っていただけたら、それで満足.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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