今年最後の Zeiss Meeting

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 15 日、 コシナ からメールで、 NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical VM Type I/II と NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF-mount が 1 月に発売になるようです.


 攻めてますねぇ コシナ .
 同じ 長野県 の企業なので応援しちゃいます.

 来年の CP+2024 もまずは コシナ からかな (笑)



VM-28
 ● NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical VM Type I/II ( コシナ ホームページから) ●

RF40
 ● NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF-mount ( コシナ ホームページから) ●

 VM マウントはボクには関係ないのでフゥ〜〜〜ン程度ですが、 40mm の RF マウントはいいですね.
 ゆっくりですが RF マウントが増えていくのはうれしいです.

 でも、この記事を最初に見た時に思ったのは ・・・・・・



 「 Apo-Lanthar じゃないのかい〜〜〜〜〜〜っ」



 1 月に発売される NOKTON も魅力的ではありますが、きっと 200,000円くらいの金額になってしまうでしょう.
 今のボクではちょっと無理なので、 Apo-Lanthar 出るまでは我慢です.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 スキー場がほんとにヤバイ.
 昨夜もスキー場は雨で、せっかくの雪がガンガン解けてしまい、今日は人力でゲレンデに雪を運んで何とか営業しているようです.
 明日から寒くなるようですが、一発ガツンと降って欲しい.

 そんなスキー場で、久しぶりにやっちまったお話し.



IMG_0894-1
 ● 2023. 12. 14. EOS R3 + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM ●

 14 日、いつものようにスキー場でスナップ撮影.
 いつものように午前中 2 時間ほど滑って、写真撮って帰宅.
 PC にデータ移そうと思ったら ・・・・・・・


 なぜか雪の色がオレンジ色っぽい.

 10 日の午後、夕焼けをケルビン上げて撮影したのですが、設定を戻すのを忘れてました.
 いつも撮影前に ISO 感度、絞り、シャッタースピードなど確認して撮っていますが、普段ほとんど変更しないホワイトバランスが変わったままだったとは思いもしません.



IMG_0920-1
 ● 2023. 12. 14. EOS R3 + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM ●

 ゲレンデ写真はよほどのことがない限り JPEG 保存.
 JPEG だと DDP (Digital Photo Professional)でホワイトバランスを変更できないんですよね.
 もう一つのソフト PhotoDirector では一応ホワイトバランス調整でき下のような写真を作れますが、 RAW データのような修正まではいかないので、ちょっと微調節欲しいところ.

 これ以上やると逆に青みが強くなってへんな感じになってしまいます.



IMG_0920-2
 ● 2023. 12. 14. EOS R3 + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM ●

 ということで最初のようなモノクロ写真にしましたが ・・・・・・・

 なんとなく雰囲気違うかなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて今日の本題、久しぶりに Zeiss Meeting してきました.
 前回が7月だったので、半年近くご無沙汰でした.
 今回は先日購入した Distagon T* 2,8/21 ZE のお披露目.

 会員 No.3 Y 口君は奥様が体調不良のため欠席、いつもの shige 君 と二人だけになってしまいましたが、今回も 沼 の中をかき回すようなお茶会でした.



IMG_0015-1
 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F2.8 1/100 秒 ISO-400 ●

IMG_0031-1
 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/40 秒 ISO-400 ●

IMG_0020-1
 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F2.5 1/100 秒 ISO-400 ●

 ミーティング場所は、当初ボクの家の近くの すみれ屋 さんで計画しましたが、運悪く貸し切り予約が入っていたため、前回と同じ Tortoise Coffee に.

 いい年したオヤジ二人が、コーヒー一杯で1時間半、オタクなレンズの話している姿は周りから見るとドン引きものでしょう.
 おまけに椅子が壊れるハプニングなどもあって ・・・・・




IMG_0030-1
 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/100 秒 ISO-400 ●

IMG_0016-1
 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F2.8 1/100 秒 ISO-400 ●

IMG_0029-1
 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/100 秒 ISO-400 ●

 最初お店のご主人にお断りして、話しながら店内をいろいろ試写.
 お客さんが増えてきたら、シャッター音はサイレント ・・・・・ こういうところがミラーレス機の強みの一つ.
 机の上には Zeiss レンズが 4 つ、カメラも 3 台並んでます.

 shige 君 は CONTAX Distagon T* 2,8/28 を持参.
 先日ブログで記事にもしていた、厚めの CONTAX P-filter 装着してありました.
 レンズはかの有名な ヤシコン・マウント です.


 これらのオールドレンズは、 shige 君が買ったわけではなく、今は亡きお父様のレンズ資産.
 ゴム部分も劣化がなく、すごくいい保存状態です.
 彼の実家にはそんなレンズがゴロゴロしてるようです ・・・・・ 当然 Leica などというブランドのカメラもあるようです.



IMG_0035-1
 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/160 秒 ISO-400 ●

IMG_2579-1
 ● EOS RP + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM : F1.8 1/200 秒 ISO-800 ●

IMG_2580-1
 ● EOS RP + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM : F1.8 1/200 秒 ISO-800 ●

 下の写真は Distagon T* 2,8/21 ZE のフードですが、Distagon 3,5/18 の表記もありますが、これは同じレンズ口径 82mm なので共用になっているため、二つのレンズ表記がされています.


 ミーティングとは言うものの、超お軽いお茶会なので、話の内容は他愛ないことばかり.
 まぁそういうどうでもいい話をしている時間が、年取ると楽しくなってくるんですね.


 次回は 2 月の CP+2024 、すでに三人とも事前登録済んでます.
 当日は会場で落ち合って、一日ブラブラする予定です.


 当然ですが、目指すは コシナ ブースですね (笑)



 最後にお茶会終わった後に、お店周りのスナップ撮り.
 こちらはホワイトバランス間違えたわけではなく、最初からモノクロでの撮影.

 Distagon もいいけれど、 Planar もいいなぁ ・・・・・



IMG_0042-1
 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/5000 秒 ISO-100 ●

IMG_0039-1
 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/5000 秒 ISO-100 ●

IMG_0045-1
 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/2000 秒 ISO-100 ●

IMG_0046-1
 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/4000 秒 ISO-100 ●










  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Welcome Snow Season

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 先日も写真アップしましたが、 湯の丸スキー場 が 12 月 2 日にオープン.
 今年も昨年同様に、暖冬で一週間遅れのオープンでした.

 ただ昨年よりも降雪機の運転ができたので、第 2 ゲレンデ上部もしっかり雪が着いています.


 ここ数日またた暖かい日が続いています、自然の雪が欲しいところ.



IMG_2570
 ● Carl Zeiss Distagon T* 2,8/21 ZE ●

 さて Distagon T* 2,8/21 ZE ですが、遅れて注文したレンズフィルターも届きました.
 このレンズは マップカメラ で中古品購入したことは前にも書きましたが、その時にポイントがたしか 5 倍キャンペーンなるものがあったようで (よく確認しなかったので不確定情報です) 、 4,500 円分のポイントが付いていました.
 これはほんと、有難い.
 おかげさまで、そのポイント使ってのフィルター購入は懐をまったく痛めることがありませんでした.

 フィルターはピンキリですが、ボクは単純に保護だけが目的なので、最近は マップカメラ プロデュースの安いものばかりです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日は天気もまずまずで家の外も暖かかったので、午前中 Distagon と Milvus を持ってゆるく撮り比べてみようとスキー場に上ってみました.



IMG_0004-1
 ● 2023. 12. 7. :EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/640秒 ISO-400 ●

IMG_0007-1
 ● 2023. 12. 7. :EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/800秒 ISO-400 ●

 ところが、風が結構強くてゲレンデでレンズ交換するのがちょっと嫌な状況.
 おまけに雨でも降りそうな雲、ほんの一瞬青空が見えたので期待しましたが、それだけで終わりました.
 気温は 1〜2 ℃ くらいですが、風のおかげで体感温度はかなり低く感じます.
 菅平 方面は陽が当たってるのに ・・・・・・・


 ということでせっかく持っていった Milvus は使うことなく、 Distagon で少し撮り、その後はいつもの RF 70-200mm F2.8L IS USM となりました.



IMG_0014-1
 ● 2023. 12. 7. : EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/800秒 ISO-400 ●

IMG_0017-1
 ● 2023. 12. 7. : EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/800秒 ISO-400 ●

 Distagon で撮ってみた感想は、感覚的にすごく奥行きがある感じがします.
 今までも EF 16-35mm F4L IS USM という超広角ズームで撮影してましたが、なんか違う気がします.

 まぁ撮り比べは天気のいい日に街の中でも散歩しながらですね. 
 折角なのでスキー場のスナップを載せましょう.

 一昨日と今日の分です.
 一昨日もそんなにいいお天気とまでは言えませんでしたが、今日に比べれば全然晴れって感じですね.



IMG_0390
 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F5.6 1/2000秒 ISO-400 ●

IMG_0610
 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F18 1/40秒 ISO-100 ●

IMG_0367
 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F5.6 1/2500秒 ISO-400 ●

IMG_0760
 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F4.0 1/2500秒 ISO-400 ●

IMG_0920
 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F4.5 1/1600秒 ISO-400 ●

 ちょっとばかり流し撮りにもチャレンジ.
 最初 1/40 秒というかなり遅いシャッタースピードでチャレンジしましたが、ほとんどダメ.

 1/80 秒でなんとか ・・・・・ って感じでした.

 スキー場での流し撮りって条件がかなり厳しいので、ボクのレベルでは 100 コマ撮って 2・3 枚ピントが合えばいいかなと思ってます.

 ちなみに流し撮りのモデルは 湯の丸スノーボードスクール 学校長の 相原 さんです.



IMG_0049-1
 ● 2023. 12. 7. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/10000秒 ISO-400 ●

IMG_0073-1
 ● 2023. 12. 7. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/1600秒 ISO-400 ●

IMG_0094-1
 ●RF 70-200mm F2.8L IS USM EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/1600秒 ISO-400 ●

IMG_0037-1
 ● EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/4000秒 ISO-400 ●

IMG_0205-1
 ● EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/800秒 ISO-400 ●

 サングラスしてるので、ファインダーの中がかなり暗くて、ちょっと露出オーバーだったり、アンダーになったり ・・・・・ ちゃんとサングラス外せばいいんですが、天気の悪い日はどうもそういうのが億劫になってしまいます.


 今シーズンも始まりましたので、自分の健康維持も含めてできるだけ上りたいと思ってます.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Zeiss Distagon T* 2,8/21 ZE

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 数ヶ月前から探していたレンズをようやく手に入れました
 いつかは ディスタゴン ・・・・・ こんな謳い文句なかったでしょうか.



IMG_0264

 Distagon と言えば Carl Zeiss を代表する広角レンズ.
 Distagon の名前が付いているレンズは、マウントや焦点距離の違う多くのレンズがあります.
 種類がとても多いのでぼくのようななんちゃって ツアィス・マニア にとっては正直わかりづらい.

 コシナ 製の EF マウント (キヤノン) レンズだけでも
  15 mm F2.8 ZE
  18 mm F3.5 ZE
  21 mm F2.8 ZE
  25 mm F2 ZE
  28 mm F2 ZE
  35 mm F1.4 ZE
  35 mm F2 ZE
 こんなにあります.


 しかし、国産生産の Distagon はすべて生産終了しており、市場に出回っている中古のみになります .
 一部ネットでは新品購入できるという表示もありますが、きっと在庫という意味でしょう (違っていたらゴメンナサイ) .


 同じディスタゴンでも、コントラストがどうのとか、色調がどうたら ・・・・ いろいろ違うみたいなのです.

 まぁその違いが分かるようになるには、膨大なお金と時間が必要になって、地上からの光が全く届かない沼の底にでも行かないと無理でしょう (笑)



DISTAGON-21mm-lens2

 実はこの Distagon に関しては、昨年から Contax のオールドレンズ購入を検討していました.
 しかし、当時使用していた EOS 5D Mark lV にマウントアダプター着けても、後玉がミラー部に干渉する可能性が高いということで、 Milvus 2/35 ZE (以下 Milvus ) にした経緯があります.

 当然その頃も コシナ の Distagon はあったので、沼の案内人 shige君 から コシナ を勧められ一度はそちらに決定しかけたのですが、当時はどうせ買うんだったら現行品のほうがいいかと、 Milvus にしました.

 この頃はオールドレンズっぽいクセができるだけ少ないほうがいいような気がしてました.

 マニュアルフォーカスの楽しさに断然ハマってしまったので、やっぱ Distagon 一本は欲しい.


IMG_0258

IMG_0255
 ● 黒い三連星 : Milvus 2/35 ZE ⇒ Planar T* 1,4/50 ZE ⇒ Distagon T* 2,8/21 ZE ●

  コシナ Carl Zeiss Distagon T* 2,8/21 ZE


  レンズ構成 : 13群16枚
  最短撮影距離 : 0.22m
  フィルター径 : 82 mm
  重量 : 600 g
  発売 : 2009 年 10 月 19 日
  価格 : 194,000 円


 持った感じは、普段使っている Milvus が 650g なので、そんなに重いという感じはありませんが、大きさがちょっと大きい感じはします.
 レンズ口径が大きいこともあります.

 改めてみると、メチャ高いレンズじゃないですか.

 ボクはいつもの マップ・カメラ で中古購入、 「美品」 を税込 100,000 円ちょっとで購入.

 中古レンズ購入は初めてでかなり不安はありましたが、届いたレンズ見たらビックリ.
 めちゃくちゃキレイで、使用感がないんですよね.
 この買い物は満足度超高い買い物でした.

 マップカメラ信用できるなぁ、地方在住者にはとてもありがたい.




IMG_0265

IMG_0274
 ● 黒い三連星 : Planar T* 1,4/50 ZE ⇒ Milvus 2/35 ZE ⇒ Distagon T* 2,8/21 ZE ●

 持っていた ツアィス レンズは Milvus と Planar T* 1,4/50 ZE (以下 Planar) の 2 本.
 Milvus のレンズ構成が Distagon タイプのため、レンズ正面の表記も Distagon とあります.
 Distagon タイプとは言うものの、本家 Distagon とはきっと写りなど違うんじゃないかなんて思い始め、危険思想が芽生えました.

 マニュアルフォーカスが楽しくなり、そんな考えもどんどん増幅.
 第 3 の使徒ならぬレンズ選びするようになってました.


 同じ コシナ 製 Voigtlander もすごく気になってました.
 最近になって NOKTON RFマウント が発売になったものの、焦点距離や価格から今後も購入はないかな.
 Voigtlander に関しては Apo-Lanthar の RF マウントが出た時には購入を前提に検討する予定.



IMG_0278
 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE ●

 ちなみに Canon の L レンズ系に至っては、性能云々の前に金額的にちょっと手が届かないところまで行っちゃった感じで、今のところ検討する気にもならない.

 となると、以前購入寸前までいった Distagon .
 前述の通り Distagon はすでに生産が止まっているため、購入対象は中古品.

 Cotax Distagon も中古市場にはあるものの、流石にヤシコンマウントアダプターにさらに RF マウントアダプター着けるなんてナンセンスなので、このあたりの正真正銘のオールドレンズもパスでした.

 結局 コシナ の ZE (EF マウント) の Distagon となるわけ.



IMG_0280
 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE ●

 コシナ Distagon についての評価は、あまりに現代的過ぎて Contax のようなオールドレンズの感じではないという意見がいろいろなところで書かれてました.
 よく言えば癖がなく開放でもきっちり写る、現代風のレンズって感じですかね.


 こういったオールドタイプのレンズを選ぶ人はその癖を楽しみたい人と、ブランドやレンズのネームバリューから使ってみる人がいると思ってます ・・・・・ かなりの極論.
 ボクの場合は完ぺきに後者.
 服などのブランド志向が全くないんですが、ことレンズになるとブランド志向強いです.

 今回のレンズ購入は超ミーハーな気持ちで買ってます.

 本当は来年あたりに買うつもりでしたが、今後 キヤノン のフラッグシップ・ミラーレス機が発表になったとしてもまず手が届かないのを確信したので、貯金切り崩しました.



IMG_20280
 ● Map Camera オンラインストアから ●

 このあたりの中古品は、これは、って思ったとき購入しないと、次にいつ巡り合えるかわからないので、勢い大事だと信じてます.
 この気持ちは、沼の住人でないとなかなか理解されないだろうか.
 今回はこの勢いが大正解でした.


 21mm にした訳は、 35mm は同じようなレンズ構成 (ではなく、同じ Distagon タイプということで、レンズ構成は違いました) をしている Milvus がありますし、 25mm は RF 24mm F1.8 MACRO IS STM があるので、ちょっと違う焦点距離が欲しい.
 かと言って 18mm や 15mm は微妙に広すぎ ・・・・・ ということでみっけたのが 21mm でした.
 レンズの先端が大きくキノコのような形をしていて、正直あまりカッコいいとは思いませんが、まぁこれがオールドレンズっぽくていいと、自分に言い聞かせています.



IMG_2349
 ● 蒼い彗星 ( EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE ) ●



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ということで、本日さっそく撮影に行ってきました.
 撮影場所は 湯の丸スキー場 、本日がオープンでした.



IMG_1678-1
 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/250秒 ISO-100 ●


 記念すべき、最初のカットです.
 正直スキー場での撮影って、こういうレンズの特徴など見るにはすごく不適切な感じします.
 
 レンズ購入の際、フィルターのケラレがわからなかったので本体のみの注文でした.
 そのため今日はフィルターも付けずにいきなりのスキー場デビュー.



IMG_1681-1
 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/250秒 ISO-100 ●

IMG_1691-1
 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/320秒 ISO-100 ●

 撮影モードはマニュアル露出、ピントはフォーカスガイド.
 朝のうち、ちょっと厚めの雲があったので暗めです.

 事前情報では黄色がかなり強いらしいのですが、撮影場所がスキー場なので全然わかんないです.

 描写はすごいです ・・・・・ というか今風のレンズのカリッとしてます.
 2 段絞ってあるせいでしょうか.
 弯曲もちょっと目立つようなことを耳にしましたが、こういう写真ではちょっとわかりません.

 今度街歩きしながらいろいろ撮ってみるつもりです.



IMG_1699-1
 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/200秒 ISO-100 ●

IMG_1724-1
 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F8.0 1/200秒 ISO-100 ●

IMG_1708-1
 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/200秒 ISO-100 ●


 中古で定価の半額強、お買い得なのかどうなのかもうわからなくなってます.
 これでもうしばらくはレンズ購入必要ないです

 ・・・・・・・ と今までも何回か言っていたんですがねぇ.


 とりあえず近々 Zeiss Meetinng 開催してお披露目ですね.











  ・ ・ ・ ・ ・ ・

American Goddess

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今年も残すところ一カ月になりました.

 暖冬のため 11 月 25 日にオープンできなかった 湯の丸スキー場 も 2 日から今シーズンの営業を開始します.
 今年もゲレンデをウロウロしながら撮影する予定.
 毎年、シーズンが終わるともっとこういう場面撮ればよかったと思うことが多いので、今シーズンはとにかくいろいろ撮りたい ・・・・・


 と、毎シーズン思っているはずなんだけどね.



IMG_2566

 ここ数年 インスタ 、 Facebook 、 スキー場の写真ブログ に、毎日一枚、冬のスキー場の風景をアップしてましたが、今シーズンは写真ブログだけにしようと思ってます.

 インスタ と Facebook への投稿は、 インスタ から同時投稿できますが、そちらは冬の写真に拘らずいろいろな違う写真を適当にアップしていこうと思ってます.
 理由はいろいろありますが、なにか決め手となるような理由はないので、なんとなくですね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ボクが本格的に写真やカメラの世界に足を踏み入れたのは、 EOS学園 を受講してから ・・・・・  正確には CP+ 2016 で 土屋勝義 先生のセミナーを聞いたことがきっかけで、 EOS学園 を受講したわけ.

 ここで一緒に切磋琢磨 (・・・というほど大げさではありませんが) してきたのが アムロ君 をはじめとした受講生たち.
 特に、当時 基礎組 だったみんなとは結構行動を共にさせていただいたので、今でもかなり細い糸になってしまいましたが繋がりを持たせていただいてます.

 そんなお友達たちが来年写真展を開催するようです.
 開催期間は 4 日間と短いですが、都内にお住まいで写真興味ある方は是非覗いてみてください.
 ボクも顔出したいのですが、2月下旬には CP+2024 があり、すでにそこの予定を組んでいるので、ちょっと厳しいかな.



396991_n
 ● Six Finders展 at アートギャラリー道玄坂 ●

 しかし、年月とともに皆さん著しく成長が速くて、もうボクは彼らの背中すら見えなくなりました.
 写真展も何度も開催してますし、それぞれ贔屓にしているのモデルさんもいたりして.
 撮影の回数なんかもボクとは比べ物にならない.


 ボクのような地方在住者が彼らと同じようなことをしようとすると、金銭的にも肉体的にもかなり無理しないとできません.
 EOS学園 だけでも、 東京 へ出ていくのはいろいろ大変です.
 このあたりのハンデはかなり大きい.

 特に来年で完璧にリタイヤをしようと思っているので、今までのような 沼 の中の生活を維持していくのはちょっと無理かな.



0R9A2271
 ● 2017. 8. 6. after EOS学園 ●

 まぁ写真やカメラの楽しみ方はいろいろあります.
 
 彼らのように写真展を目的にしたの作品作りや、
 贔屓のモデルと懇意になって、その彼女を追いかけての撮影や、
 shige 君 のように、カメラのメカ部分に萌えたり、
 拘った機材集めしたり ・・・・・・ 楽しみ方の千差万別.


 ボクはプロを目指してるわけではないので、楽しむことが一番.
 写真集観るのも大好きだったりします.

 撮影も、撮影する行為を楽しむ感じで、そこからマニュアルフォーカスのオールドレンズの沼に足を踏み入れてしまった感じかな.



00253
 ● 2023. 1. 15. Yotchan ●

 来年はもうちょっと違うことにもチャレンジしていきます.

 まぁ若くはないので、無理しないで楽しみたいですね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ということで、今日も写真にちなんだお話し ・・・・ またまた写真集です.
 今日紹介するのは、 1950 年代の アメリカ を代表するファッション・モデル、 ジーン・パチェット の写真集です.



IMG_1665
 ● "American Goddess" Photograph by Erwin Blumenfeld ●

 "American Goddess"

 今の時代、一般的に写真集というとグラドルやアイドルたちを思い浮かべるんだろうか.
 写真かじっている人だと、「カメラマンの」というイメージのほうが強いかも知れません.
 他にも飛行機だったり、鉄道だったり、スポーツや、風景 ・・・・・ ほんとにいろんな写真集があります.

 今の時代写真集って売れないんだろうな ・・・・・・ 写真集でさえ電子書籍とかだから.
 でも絶対大きな写真集で観るほうがいい、とボクは信じてます.


 さて、今日の写真集は 1950 年代のトップモデル ジーン・パチェット の写真集です.

 大きさは 31 x 25cm 、ハードカバー.
 ページ数は 192 p .
 価格は 60 U.S.$ ですが、激安版を購入できました.
 写真集の表紙は、 "VOGUE" 1950 年 1 月号の表紙に使われた写真.



IMG_1666
 ● Photograph by Irving Penn ●

 こちらの写真は、かの有名な アーヴィング・ペン が撮影した、 "VOGUE" 1950 年 4 月号の表紙.
 上の写真とともに、この 2 枚の写真は彼女を代表する写真です.

 1950 年って、ボクも生まれてません.
 日本 は第二次世界大戦の敗戦からまだ 5 年、そんな時代にこんなハイセンスな写真撮っているって、改めてすごさを感じますね.



IMG_1667
 ● Photograph by Richard Avedon ●

 大好きな リチャード・アヴェドン の写真も、多くはありませんが入っています.
 この写真集の中には "Harper's BAZAAR" の写真も少しありますが、 "VOGUE" のほうが全然多い.
 リチャード・アヴェドン はこの当時 "Harper's BAZAAR" の仕事のほうが多かったのかなぁ ・・・・ 掲載されている上の写真も "Harper's BAZAAR" のものです.


 その当時のファッション・シーンについて、想像・妄想しながらページをめくるのもよろしいかと.



IMG_1669
 ● Photograph by Horst P. Horst ●

 ホルスト・P・ホルスト の写真.
 彼の写真集も探してますが、内容と価格がボクにピッタリくるものがなくてねぇ.

 この写真家もスタジオを完璧に創り上げるタイプだったようなので、もう少し写真観てみたい.



Jean Patchett 002
 ● Jean Patchett from "Funny Face" ●

Dovima 01
 ● Dovima from "Funny Face" ●

 "Avedon 100" でも少し書きましたが、 オードリー・ヘップバーン 主演の "パリの恋人 (Funny Face)" にも、 ジーン・パチェット が出ています.

 それが上の写真の顔アップ.
 写真だけの出演ですが、こういうところで使われていること自体、当時の人気の高さがわかります.

 ちなみにこの映画にはスーパーモデル Dovima も、モデル役で出演していますが、こちらは リチャード・アヴェドン との繋がりが強いので納得の出演という感じです.



IMG_1670
 ● Photograph by Cecil Beaton ●

 セシル・ビートン は英国王室御用達の写真家で、サー の称号も受けています.
 名前だけ見ると女性のような名前ですが、超イケメンの男性カメラマン.
 絶対モテたんだろうな.

 彼の代表的な写真と言えば、ファッションや王室の写真ではなく、第二次世界大戦のドイツによる空襲で負傷した幼女が、ベッドの上でテディベアを握っている写真でしょう.



IMG_1672
 ● Photograph by Frances McLaughlin-Gill ●

IMG_1673
 ● Photograph by John Rawlings ●

 他にも ノーマン・パーキンソン や クリフォード・コフィン など多くの写真家の作品が収められています.

 アーヴィン・ペン が彼女のことを評した "a young American goddess in Paris couture" (パリ・オートクチュールにおけるアメリカの女神) から写真集のタイトルがつけられているんでしょう.

 こういう写真集もいいなぁ ・・・・・

 50 セントの VOGUE には女の子たちの夢がたくさん詰まっていたはずです.










  ・ ・ ・ ・ ・ ・

The End Of The World

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 11 月下旬というのにこの暖かさは何なんでしょう



20231126011
 ● 湯の丸スキー場 第 2 ゲレンデ ライブカメラ ●

 我がローカル 湯の丸スキー場 も 25 日オープンを予定していましたが、さすがにこの暖かさでは降雪機も動かせないので、オープンは延期.

 25 日から日中も降雪機の運転できるようになったようですので、来週のオープンは大丈夫かな.
 写真は今日のライブカメラ映像ですが、すでに気の早いスキーヤーが足慣らししてます.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 秋の夜長、静かな夜にのんびり聞きたいアルバムですが、なにか今年は秋っぽさがなくて、夏から何となく冬っぽくなっていっちゃったという感じです.

 だんだん四季という日本の風情もなくなってしまうんでしょうかね.




9900 London019 The End of the World





  " The End of the World / Julie London "




  1. The End of the World
        (A.Kent-S.Dee) ・・・・ 2:47
  2. I Wanna Be Around
        (S.Vimmerstadt-J.Mercer) ・・・・ 1:59
  3. Call Me Irresponsible
        (J.V.Heusen-S.Cahn) ・・・・ 2:49
  4. Our Day Will Come
        (M.Garson-B.Hilliard) ・・・・ 2:21
  5. I Left My Heart in San Francisco
        (G.Cory-D.Cross) ・・・・ 2:49
  6. Fly Me to the Moon
        (Bart Howard) ・・・・ 2:36
  7. Days of Wine and Roses
        (H.Mancini-J.Mercer) ・・・・ 2:52
  8. I Remember You
        (V.Schertzinger-J.Mercer) ・・・・ 2:37
  9. My Coloring Book
        (J.Kander-F.Ebb) ・・・・ 3:32
  10. Chances Are
        (R.Allen-A.Stillman) ・・・・ 3:03
  11. Slightly Out Of Tune (Desafinado)
        (A.C.Jobim-J.Cavanaugh-J.Hendricks-N.Mendonca) ・・・・ 2:07
  12. The Good Life
        (S.Distel-J.Reardon) ・・・・ 2:55




  Julie London (vo), Ernie Freeman (arr.cond)




 1962 年の 8 月から 9 月にかけて (正確かどうか不明) 録音されたアルバム、 一部の曲は翌 1963 年に録音されたようですです.
 詳細なデータ記載がありませんのでどの曲かはわかりません.

 演奏者についても、 アーニー・フリーマン のアレンジ、指揮とだけ書いてあるだけ.





9900 London019-2 The End of the World


 元来惚れっぽい性格ですので、一時期 ジュリー・ロンドン にゾッコンでした.
 数年前には ユニバーサル・ミュージック・ジャパン では紙ジャケット版 CD を廉価版としてリイシュー.
 ボクのようなオッサンたちが、見事に オッサンホイホイ の罠にかかったという感じでした.
 紙ジャケットで 1,500 円は、なんかうれしい買い物でした.


 このアルバムは選曲がかなりいい感じで、好きな曲が何曲も入っています
 特に "The Good Life" ・・・・・・

 この曲とあの価格がなければ、きっとこのアルバムを購入しなかったでしょう.

 ちなみに、家にある ジュリー・ロンドン のアルバムは 23 タイトル、なんと John Coltrane より多いんです (笑)



ODR6019
 ● "Skeeter Davis Sings The End of the World" ●

 アルバム・タイトル曲は Skeeter Davis が 1963 年に大ヒットさせたポピュラーソング.
 当然ボクはリアルタイムでは聴いていませんが、どこか懐かしく耳に残っているメロディです.
 多くのミュージシャンにカバーされているので、きっとどこかで聴いていたのでしょう.
 特に The Carpenters のカレン の歌声はメチャ好きです ・・・・ ウン十年前は全然興味もなかったグループなのにね.

 イントロが "Can't Help Falling In Love (好きにならずにいられない) / Elvis Presley" にそっくり.
 どちらの曲もすごくステキな曲です.

 この ジュリー・ロンドン のアルバムは 1962 年と 1963 年の春に何曲か録音されているので、きっと 1963 年の大ヒットを受けての録音、そしてアルバム・タイトルになったのかもしれません.
 他にもこの当時ヒットした曲が何曲か入っており、ジャケットにはそんな収録曲が大きな字で書かれています.

 彼女のアルバムはほとんどリバティーレーベルですが、ステキな裏ジャケットが多い気がします.

 特にこのアルバムの裏ジャケットは秀逸、こういうのがいいんです.



Julie_London_0012

 5 曲目 "I Left My Heart in San Francisco" もいいですね.
 ピアノをバックにきちんとバース部を歌い上げているところが、好感持てます.
 たしか彼女は 「自分にはテクニックも声量もないからこんな歌い方しかできない ・・・」 というようなことを言っていたと思いますが、こういったバースの歌い方なんか聴いていると、独特な雰囲気があっていいと思います.


 ただ、このアルバムでの演奏はみんな 2・3 分程度という超短い演奏.
 当然アドリブなんて入ってませんし、間奏さえなく、ただ歌っておしまいって感じ.
 ジャズ・スタンダードも入ってはいるんですが、とてもポピュラー色の強いアルバムで、きっと当時はこういうアルバムが売れたんだろうな.


 この頃 トニー・ベネット の人気もすごかったんでしょう.
 彼の代表的な曲を 2 曲もこのアルバムでカバーし、ジャケットに堂々と書かれてます.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 最近になって一つ大発見がありました.
 ボクは現在写真のレタッチに CyberLink の Photo Director 7 を使っています.
 たまたま Power DVD を PC に入れた時におまけでついてきたものですので、このバージョンは 10 年近く前になるんだろうか.

 今までも全然大したことないだろうと思っていたので、ほんの少しだけレタッチに使ったりしてました.
 微妙に有難い機能があったりしたから.



20231126001

 ところがネットで調べてみると、このソフトウェアの利用者って結構いるようなんです.

 おまけに、数日前になんとウォーターマークを入れられることを知りました.
 この機能は前からずっと欲しかったので、本当にうれしい.

 こんな機能ないと思っていたので、今までは ペイント でテキスト挿入したりしてました.
 これまでの無駄な苦労は何だったんだろ ・・・・・・・・

 いろいろ説明書をしっかり読まないといけないなぁ.
 これだったら最新バージョン購入してもいいかな、なんて思う今日この頃なのです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

お散歩カメラ 海野宿

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今回も、お散歩カメラの続きです.

 少し遅めの昼食を "食事処 鹿曲" でとった後、せっかくだから開催中の 「天空の芸術祭 2023 」 の作品を観ようと、市内の 白樺 地籍に移動.



0R9A3332
 ● 天空の芸術祭 2017 : Tuija Teiska 作 ●

0R9A3309
 ● 天空の芸術祭 2017 : 作者不明 ●

 ところが毎年展示されている建物が閉まっていて、屋外に 2 点しか展示されていません.
 周りに他の作品もあったのかしれませんが、見つかったのはそれだけ.

 ボクにとっては残念感しかない ・・・・・・ ちょっと写真撮る気にもならなかった.

 この地元のイベントは、数年前からできるだけ観るようにしてますが、ボクの芸術的センスの欠如のせいか、どうもここ数年は感性に訴えてくるような作品が少ない.

 上の 2 枚の写真は 2017 年のものですが、あの頃はもっとパワーがあった気がするんだけど



0R9A0484
 ● 天空の芸術祭 2021 : 「臆を想う」 福井汐音 作 ●

 今年も市内何カ所かに分散しての展示していましたが、ちょっとわかりづらさもあったりで思惑通りにはいってない感があります ・・・・・ いろいろなところでその場所と共鳴させるような作品というのは分からないでもないですが.

 パンフレットもどこにあるのかわからないので、今年は展示品の半分くらいしか観てないかもしれません.

 ふらっと訪れた人でもわかりやすい展示の方がいいと思うんだけど.
 いろいろな考えでやっているのはなんとなくわかるけど、まずは観てもらってなんぼじゃないですかね.



IMG_0186
 ● 海野宿 : F5.6 1/500秒 ISO-640 ●

 かなりの消化不良 ・・・・ ということで、気分を変え、いくつか作品が展示されている 海野宿 へ行きました.

 この 海野宿 では通り沿いの数カ所に作品が展示されています.
 着いた時はちょうど大型バスでの観光客がいたので、ビックリするくらいの人通り.
 こういう団体には必ず大きい声出して話す人がいますが、この日も 白鳥神社 の境内で一緒に来た仲間たちと必要以上に大きな声で話してる方がおいででした.
 ボクはそういう人苦手です.


 カメラとレンズは前回書いたとおり、 EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE .
 マニュアルモード、マニュアルフォーカス (フォーカスガイド使用) .



IMG_0222
 ● F5.6 1/160秒 ISO-500 ●

IMG_0233
 ● F5.6 1/500秒 ISO-500 ●

IMG_0194
 ● 「旅風ノ子.」永井里奈 作 : F5.6 1/20秒 ISO-640 ●

IMG_0195
 ● 「旅風ノ子.」永井里奈 作 : F5.6 1/125秒 ISO-640 ●

 作品のそばには作品名や作者などの解説が入った表示があるのですが、作品自体を探すのはちょっとわかり辛いものもあります.
 でもそういったものを探すのが結構楽しいです.
 なかには、これだよね、これでいいんだよね ・・・・・ なんて感じのものもあったりで.
 今回の写真も近くの表示からそれらしきものを収めていますが、ひょっとすると作品が違っているものがあるかもしれません.


 上の写真の 「旅風ノ子.」 という作品は、 変形菌 をモチーフにした作っているようで、同じようなものがいくつも 海野宿資料館 の中に置かれていました.
 まずはその形が面白いので、目を引きます.

 今回の中では、この作品がコンセプトもしっかりしているし、作りも丁寧で一番よかったかな.



IMG_0203
 ● 「ヘビトンボ」亀岡信之助 作 : F5.6 1/250秒 ISO-640 ●

IMG_0234
 ● F5.6 1/50秒 ISO-500 ●

IMG_0210
 ● F5.6 1/1250秒 ISO-500 ●

 この作品も表示を先にみつけて、どこにあるのか周りをキョロキョロ.
 上を見たら一匹いました.
 本当は何匹もいたのかもしれませんが、ボクが見つけたのは一匹だけ.

 写真の拡大で作り込みなどわかりましたが、肉眼だとちょっと離れた位置の展示なので全体像しかわからない.
 特に羽根の部分はしっかり作りこんであっただけに、ちょっと勿体ないかな.

 まぁ屋外展示の場合触られたり、持っていかれちゃう可能性もあるので、作品によっては手の届かない場所になってしまうのは止む無しでしょうか.



IMG_0213
 ● 「灯す」高須瑞穂 作 : F5.6 1/1250秒 ISO-500 ●

IMG_0217
 ● 古民家カフェギャラリー 「麦」 : F5.6 1/3200秒 ISO-500 ●

IMG_0219
 ● 古民家カフェギャラリー 「麦」 : F5.6 1/3200秒 ISO-500 ●

 いつものように東にある第 1 駐車場から通りを歩いて、西側の うんのわ あたりで折り返しますが、その頃になるとバスの団体客もみんな次の場所に移動したようで、いつものような静かな通りになっていました.

 秋にしてはかなり日差しの強い日でした.

 展示作品も多くなかったので、あとはのんびりスナップ撮影.
 まぁこの場所はすでに撮り尽した感があるので、ほとんどカメラ持ってのお散歩状態でした.



IMG_0229
 ● F2.0 1/16000秒 ISO-500 ●

IMG_0230
 ● F2.0 1/16000秒 ISO-500 ●

 こちらはレンズのお話し.
 上の写真は絞り開放、若干アンダー気味にして撮ってみました.
 シャッタースピードが EOS R3 ならではと言ったところです.
 ちなみに "蒼い彗星" こと、我が家の EOS RP は 1/4000 秒がマックスです.
 このシャッタースピードがもう少しと思うことが何度かありました.

 周辺光量の減少がわかりますが、レンズの持ち味と言ったところでしょうか.
 黒い部分も完全には潰れていないで、辛うじて諧調残してます.

 さすがの Carl Zeiss ・・・・・ こういうのに萌えるなぁ.

 何度も言ってますが、 Zeiss のレンズってすごくいいです.
 描写力ももちろんですが、何より撮っていて楽しい ・・・・・・ これに尽きます.
 ヨドバシカメラ で何本も触ってきたけれど、一日中あの場所にいれます (笑)



IMG_0237
 ● F5.6 1/4000秒 ISO-500 ●

 こんなにいいお天気の一日でした.

 こんな日差しの中マニュアルフォーカスで写真撮るっていうのが、最高の幸せを感じたりする今日この頃です (笑)


 こうやってちょっとオールドテイストのレンズで撮影していると、やっぱ Voigtlander の APO-LANTHAR 欲しいなぁ ・・・・・
 35 mm でも 50 mm でも関係なく購入します、絶対楽しいレンズになりそうだもの (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

お散歩カメラ 布引観音

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 11 月 7 日、ちょっと写真撮影を兼ねてプチ・ドライブ ・・・・・ と言うか、お散歩カメラって感じかな.

 お散歩するにも都会とは違うので、行く場所はいつもと同じような場所です.
 たしか前日雨だったので、しっとり撮れるかなぁ、と思って向かった気がします.



IMG_0027
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F5.6 1/200秒 ISO-800 ●

IMG_0028
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F4.5 1/200秒 ISO-800 ●

IMG_0032
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F8.0 1/15秒 ISO-800 ●

IMG_0040
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F2.8 1/60秒 ISO-800 ●

 目的地は 小諸市 の 布引観音 .
 前回行ったのは 2019 年の 11 月.
 この時は台風 19 号災害の影響で、 千曲川 沿いの道路が通行止めだったため、南側の山道を通って.

 今回は道路も復旧されていたので、千曲川沿いの駐車場に車を停め、歩いて登りました.



IMG_0042
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F5.6 1/640秒 ISO-800 ●

IMG_0038
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F2.8 1/40秒 ISO-800 ●

IMG_0045
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F2.0 1/32000秒 ISO-800 ●

IMG_0049
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F2.5 1/32000秒 ISO-800 ●

 予想通りいい感じ.
 林の中の参道は前日の雨でしっとり濡れていますが、お天気は快晴.
 途中撮影しながら、約 20 分くらいの時間をかけて歩きました.

 この日はいつものスナップ用 EOS RP ではなく、 EOS R3 .
 レンズは Milvus 2/35 ZE 一本だけで、かなりアンダー目で撮っています.
 EOS R3 のファインダーはとても見やすいので、シャドー部を潰さないようギリギリまで絞った感じです.



IMG_0060
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F5.6 1/2000秒 ISO-800 ●

IMG_0071
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F5.6 1/80秒 ISO-800 ●

IMG_0090
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F5.6 1/80秒 ISO-800 ●

IMG_0146
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F5.6 1/5000秒 ISO-800 ●

 こういった昔の建造物観るたびに思うんだけれど、信仰の力は本当にスゴイですね.
 普通だったらこんな場所にこんなもの建てようとも思わないはずです.
 よしんば思ったとしても、人力だけで岩を砕いてこれだけのものを作るって、どれだけの歳月かけたんだって感じです.

 これが本当の、 「一念岩をも徹 (とお) す」 ですね.

 現在 イスラエル と パレスチナ が戦争状態になっていますが、ボクら日本人にはちょっと理解できない遠い過去からの深い宗教の問題があるようです.
 一時的に停戦になったとしても、抜本的な解決は難しいでしょうね.



IMG_0065
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F5.6 1/400秒 ISO-800 ●

IMG_0072
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F5.6 1/1000秒 ISO-800 ●

IMG_0074
 ● EOS R3 + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE : F5.6 1/2500秒 ISO-800 ●

IMG_0028-3
 ● 2 枚目の写真の左上を等倍拡大 ●

 逆行気味で空が白飛びするような状態だと、結構パープル・フリンジが気になりますね.
 もちろん拡大すると、という意味.
 まぁそれ以上にしっかりした描写力に脱帽ですが.

 この 35mm 、高いだけあって描写力も高いし、微妙にオールドレンズっぽさも残していて、マニュアル操作で写真を撮ることが本当に楽しいレンズです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ちょうど昼時だったので、どこかで腹ごしらえ.
 比較的近い 食事処 鹿曲 で昼食にすることにしました.

 ここは結構人気ある食堂なので、入った 13 時 30 分頃にはすでにランチはすべて売り切れ.
 ガチで腹が減っている時は かつ丼 いきますが、この日は暖かい日だったので、さっぱりと ざるそば .



IMG_4258
 ● 食事処 鹿曲 「ざるそば 大盛り 」 ●

 味音痴のボクは他と比べて美味しいのかよくわかりませんが、ボリュームもそれなりにあり、美味しくいただきました.

 Zeiss 仲間の shige 君は 小布施 までわざわざでかけて乾麺のおそばらしきものを食べてきたようですが、こちらは正真正銘の手打ち.
 そば湯が白色のかなりドロドロ系で、ボクはこういうのも好きです.

 普通の大衆食堂ですが、お勧めです.







  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Avedon 100

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ちょっと前後してしまいましたが、この記事を一週間以上前に書き始めたんですが、途中で 東京 のことなど書いちゃったので、今頃のアップになってしまいました.


 相変らず暇な時間に You Tube 観たりしてますが、最近のお気に入りが 渡部さとる 氏の "2B Channel" .
 これって内容が面白いのはもちろんですが、結構硬派な感じがとても気に入ってます.



you0036
 ● "2B Channel" から ●

 前回ちょっと書いた新しいカメラやレンズ紹介レビュー的なチャンネルなんか観るよりも、いろいろ勉強にもなるし、少し考えさせられるところもあったりで.
 最速レビュー的な番組は、みなさん自分の収入に直結しているようでとにかく褒めるんだけれど、結局はみんな同じようなこと言ってるですよね.
 にも拘らず再生数は伸びるのは、やっぱり新製品に対するユーザーのニーズがあるのがわかります.

 ちょっと上から目線で、作例見せて 「どうです ・・・・・」
 なんだかなぁ ・・・・・・・・・
 レンズとかカメラ以前に、その作例どうなんだ? って思ってしまうものが結構あるんですけど (苦笑)

 おまけにそういう人に限って、自分を写真家とか言っちゃったりして.
 まぁそれでたくさんの収入を稼いでいるみたいだから、今のスタイルの写真家なのかもしれません.



3002201
 ● "鈴木心" チャンネルから ●

 そんなどうでもいい話は置いておいて "2B Channel" です.

 グダグダ・トークの時もたまにはありますが 、基本的には硬派な番組だとボクは思ってます.

 そこで共演したりしている 鈴木心 氏や 萩庭桂太 氏の話も面白く、それらの方の番組ものぞくようになりました.
 
 こういった番組は結構アクも強くて好き嫌いがわかれると思いますが、なにかこういう人たちの話の方が説得力あるような気がする.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ということで、今日も写真のお話し.

 久しぶりに写真集購入しました.
 前に購入したのが、昨年のセルフお誕生日プレゼントでお小遣いで購入した Helmut Newton の "SUMO" .
 この "SUMO" は本当に、本当に、 清水の舞台 から飛び降りた感じでした.
 でも最初に観た時はかなりの感動もあったし、当時 20,000 円以下で購入できたから、良しとしておきます.



01.20 00902
 ● Hermut Newton : SUMO ●

 1 年半以上と購入しない期間が長かったですが、今年は春までにレンズなどを一気に購入したので買えなかったというのが正直なところ.
 今になると今年の冬よくあんなにカメラやレンズを更新出来たなぁと感心しちゃいます.

 写真集については、昨年の父の日に娘たちから "Peter Lindbergh. Shadows on the Wall" をいただきました.
 まぁこれも、欲しいものを聞かれたので写真集をリクエストした次第.
 この写真集もすごくいいですよ.
 特にタイトル通りシャドー部の諧調が ・・・・・・・ メッキが剝がれてしまうのでこのあたりで止めときます.



avedon100 004
 ● Avedon 100 ●

 さて、今回購入した写真集は、今年 ニューヨーク の ガゴシアン・ギャラリー (世界三大ギャラリーの一つと言われてます) で開催された リチャード・アヴェドン の生誕 100 年を記念する展覧会に合わせて出版されたカタログ (図録) " Avedon 100 " です.

 大きさは 28cm × 32cm 、 318 ページという大きさですが、ハードカバーではなくソフトカバーなので、そのあたりがカタログという感じでしょう.


 価格は 100 ドルというシールが貼ってありました.
 国内で購入できるものは 12,000 円くらいから 30,000円 超えているものなど、かなりの価格差があり、微妙に価格変動もあります.
 ボクは 密林商会 から購入でしたが、今回の梱包はかなり微妙でしたので、購入を考えている人は配送なども注意したほうがいいです.

 こういった写真集は、ここ数年一気に価格が高騰し、有名な写真集は中古品もかなり高く、ボクの短い手では届かなくなってきています.



2023.11.7 003
 ● Avedon 100 ●

 写真集って、やっぱりいいですね.

 シュリンクカバーを破ってページをペラペラってめくった時のインクの匂いが好きです. 
 今回購入した "Avedon 100" はハードカバーではありませんが、ハードカバーのものは手にした時のその重量感や触感が何とも言えないです.
 印刷や用紙は出版元によっていろいろですが、 PC のディスプレイで観るのとはまったく違います.


 ちなみに、上の The Beatles の写真はまだ若い頃に初めて観て、この写真カッコいいなぁと思ってた.
 数年前に写真をやるようになってから、 リチャード・アヴェドン の写真って知りました.



2023.11.7 0011

 我が家の大判写真集です.
 まだまだ少ないですが、ボクにとっては結構集まってる感で、並んでいる姿を眺めていると 福沢諭吉 の顔が浮かんできます.

 なんとか 20,000 円くらいまでの写真集だったら購入できる勇気が出てきましたが、さすがにそのラインを超えるとちょっとクリックできないかなぁ.
 今欲しい写真集が何冊かありますが、みんな 30,000 円超えという高額.

 手が届かない ・・・・・・・・

 そんな欲しい写真集の一冊が "William Klein: New York" なのですが、中古品で 50,000 円超えるのでとても無理.

 You Tube で Leica M-11 、 Apo-Summicron 、 RF 24-105mm F2.8L IS USM Z なんかの値段を聞いちゃうと、 5 万円の写真集なんて安いと思いますがね ・・・・・・・ 写真やカメラを趣味にする人たちの金銭感覚.
 レンズ沼ならぬ写真集沼.



2023.11.7 0013

 リチャード・アヴェドン を含め、その当時の一流カメラマンと言えば " Harper's BAZAAR " と言っても決して過言ではないかもしれません.
 世界一のファッション雑誌と言ってもいいので、この雑誌に拘わった著名人は政治家、俳優、デザイナー、モデル、カメラマンなど幅広い分野にたくさん.


 カメラマンに関してはリチャード・アヴェドンはじめ、Williams Klein や Saul Leiter 、Peter Lindbergh、Toni Frissell ( "Undercurrent / Bill evans" のジャケットにもなった写真が有名) をはじめ、それこそちょちょっと名前を聞いたことのあるカメラマンがゴロゴロいます.
 ・・・・ と言うか、有名なカメラマンだったら必ず " Harper's BAZAAR " や " Vogue " 等のファッション系のフォトに関わったことがあるといってもいいくらいです.

 "2B Channel" の中でも 「 ハーパース・バザー の担当は アービング・ペン と リチャード・アヴェドン がスタジオ撮り 、 ソウル・ライター や ウィリアム・クライン が街角での撮影 ・・・・」 というようなことを言っていました.

 もちろん リチャード・アヴェドン の撮影がすべてスタジオというわけではありませんが、そういう感じのイメージが強い.



IMG_2518
 ● Avedon 100 ●

 リチャード・アヴェドン の代表的作品の一つが 象さんの写真 ・・・・・・ Dior のドレスを着たモデル Dovima を中心に、背景に象を立たせた "Dovima with Elephants" を連想するかもしれません ・・・・・ わかる人にはわかるお話し.

 この写真のモデル Dovima や、着ている Dior ドレスのデザインが イヴ・サンローラン だったり、さらには映画 『パリの恋人』 など、面白いお話しがゴロゴロありますが、脱線すると戻れなくなりそうなので止めておきましょう.



 代表的な "In the American West" シリーズの撮影風景の写真も入っていましたが、屋外で 白ホリ をセットして、そこでフィールド用大型カメラで撮影していたようです.
 昔はこういった大型カメラが主流だったので、撮影は今とは比べようもないくらい大変だったんじゃないかな.

 スタジオでガッツリ光や構図を決めてのホリゾント撮影の、ファッションフォトやポートレイトなどの印象が強いです.



2023.11.7 004
 ● Avedon 100 ●

 そういったスタジオ撮影だけではなく、街角などで撮った写真ももちろんあります.
 中でも、彼の写真の中でボクが好きな写真は、上の パリ で撮影した二枚の写真.
 この写真は "Woman in the Mirror" にももっと大きなものが載っていますが、特にローラースケートの二人の写真は最高です.

 このローラースケートの写真は、 1956年 に映画 『パリの恋人』( Funny Face ) のロケの合間に、コンコルド広場で撮影されたものです.
 これってめちゃスタイリッシュで、躍動感もあって、そんな動きの中でもピントもしっかりしてるし、背景やカメラのローアングルと、完璧じゃないかい.
 確かどこかのオークションで途方もない金額で落札されたと思います.

 こういう写真、ものすごく憧れるなぁ、これはどんなにマネしても撮れそうな気がしない.


 傘を差しながら軽くジャンプしている写真は、 リチャード・アヴェドン の先輩ともいえる ムンカーチ・マールトン の作品をオマージュして撮ったもので、タイトルもズバリ "Homage to Munkacsi" .
 ムンカーチ・マールトン のオリジナルの写真もネットなどで観ることができますが、 リチャード・アヴェドン の写真のほうがずっとソフィスティケートされています、まぁ時代が 20 年くらい違うのでこれは仕方ない.
 でも ムンカーチ・マールトン は、それまでなかったモデルたちを屋外に出して走らせたり、ジャンプさせたりして一つのアートとして作り上げたという偉大な功績があります.



2023.11.7 008
 ● Avedon 100 (下は "Woman in the Mirror" ) ●

 中をめくっていくと、大判の写真、フィルムのマウント部分を残してのプリントが多い
 ボクは大判カメラのことまったくわからないのですが、一般的な焼き付けは、ベタ焼きのように黒いマウント部分残ってしまうんでしょうか ?

 トリミングをほどこして編集された写真ではなく、黒縁を残したままの写真が収録されているものが多いですね.


 ロバート・フランク の写真展では、あえて パーフォレーション (フィルムの送り穴のこと) を写真の下に出して焼いたという話を学芸員さんから聞いた記憶があります。



IMG_1650
 ● Avedon 100 ●

 写真集好きなのは、イマジネーション掻き立ててくれるから.
 最初は有名な写真集だから、そのうち構図がなんたら、最近は光の入り方うんたら ・・・・・・・


 "2B Channel" で話してましたが、最近の若いカメラマンの中には染まるのが嫌だから写真集観ないという人たちもいるみたいです.

 ボクは逆で、とにかく真似ができる場面だったら真似してみる派.
 師匠の 土屋先生 ではありませんが、どうせ真似すらできないんだからチャレンジ なのです.
 真似することによって、どうして光が違うのか、影が違うのかいろいろ考えるようになると思ってます.
 そういうのも写真の楽しみでいいんじゃないかな、 「あの写真をイメージして撮りました」 なんていうのもカッコいいかも.
 そんな引き出しを増やすように写真集観てる感じですね.

 特にこの リチャード・アヴェドン のような写真は、光や影を計算して撮っている写真なので、時代を超えていろいろ勉強になります.


 数ヶ月後のお誕生日プレゼントも、写真集買っちゃおうかな.













  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Touch of NOKTON

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 東京 第二弾はレンズのこと.

 今回はどうしても触ってみたいレンズがあったので、目的の一つにしました.
 地方だとなかなか触ることのできないレンズ.

 本来なら一日目に ヨドバシカメラ へ行った時に観てこれればよかったのですが、残念ながら ヨドバシカメラ での展示品はありません.
 店頭販売の在庫品でさえ 1 店舗だけだったようです ・・・・ 特にお願いしませんでしたが、わざわざ確認してくれました.
 こういうさりげない気配りは、ポイント高いなぁ.



022306


 そのレンズというのが、 Voigtlander NOKTON 50mm F1.0 Aspherical RF-mount .

 事前に マップカメラ に電話し、展示品があることと木曜日には店頭にあることを確認してましたが、もし ヨドバシカメラ にあれば、わざわざ マップカメラ まで行く必要なかったのでよかったんだけど ・・・・・・

 無ければ仕方ないと マップカメラ に向かいましたが、なんと開店時間が 11 時.

 娘たちと待ち合わせが 立川駅 11 時 30 分だったので、この日は諦めて金曜日に出直すことにしました.



IMG_4272
 ● スマホ撮影 ●

 翌日 新宿御苑 を歩いた後に マップカメラ へ.
 他のお客さんもいなかったので、展示ケースにあったものを出していただき、カウンター前で少し撮ってみました.
 今回も目的のカメラで撮影した写真は拡大できるようにしてはありますが、ブログへのアップのため少し縮小してます.


 まず、手にした感触が Carl Zeiss のレンズのようでものすごくいい.

 早速 EOS RP に着けてみましたがカッコイイです ・・・・・ これ重要.
 やっぱりマウントアダプターがないとすっきりしています.

 重さは思っていたよりも軽い感じです.
 着けていった Milvus のほうが 45g 軽いんですが、大きさが NOKTON のほうが大きい (と思います) ので、感覚的に Milvus のほうが重く感じます.

 まぁ普段から Carl Zeiss 使っているので、あの重さに慣れていたせいもあるかな.



IMG_2502
 ● Voigtlander NOKTON :  F1.0 1/3200秒 ISO-800 ●

 レンズの先端側に 絞りリング のクリック切替え機構があり、無段階で絞りの開閉を行うことが可能になっています (デクリック機能) .


 その手元側に 絞りリング .
 絞りはカメラからの設定では変えることができないので、このリングで絞りを変えます.
 ただ、この絞りの情報はカメラに入っています.
 今使っている EF マウントの Carl Zeiss はカメラからの絞り調整ができるので、それができないのは少しだけ減点かな.

 ボクは動画をまったく撮影しないのでよくわからなかったのですが、動画の場合は被写界深度を撮影中に変えたりすることがあるのでレンズでの絞り変更が必要になるようですね.
 そのため音がしないようデクリック機能なのか.


 そしてちょっと太めのフォーカスリング、ヌメっとした感じで堪らなくいい感じ..
 この操作感覚は Carl Zeiss と同じように、とても気持ちのいい操作感です.



IMG_2507 1.0
 ● Voigtlander NOKTON :  F1.0 1/4000秒 ISO-1250 ●

IMG_2508 1.4
 ● Voigtlander NOKTON :  F1.4 1/2500秒 ISO-1250 ●

IMG_2509 2.0
 ● Voigtlander NOKTON :  F2.0 1/1250秒 ISO-1250 ●

IMG_2510 2.8
 ● Voigtlander NOKTON : F2.8 1/640秒 ISO-1250 ●

IMG_2511 5.6
 ● Voigtlander NOKTON : F5.6 1/160秒 ISO-1250 ●

 開放からいろいろ撮ってみましたが、開放から三段くらいまで周辺光量の減少がわかります.
 開放でのピント面は若干ソフトな感じがあります.
 結構ピント合わせがシビアな気がしました.


 今回はガッツリ RAW 記録.
 店内なので感度も若干上げて、絞りだけを変えて撮ってみました.
 マニュアルモードで、露出はファインダー内の ±0 に.

 フォーカスポイントは真ん中付近、シグマの猫あたりです.
 EOS RP なので、ファインダー内で拡大してピント合わせ



IMG_2503
 ● Voigtlander NOKTON :  F1.0 1/3200秒 ISO-800 (最短撮影距離近くで) ●

 コシナ の製品ページには下記のような注意書きがあります.
 *1 レンズ光学的な特性から、EOS R、RP、R6では撮影条件により画面周辺部にマゼンタ被りが生じる場合があります。
 *2 ボディ内手ブレ補正機能を搭載したボディでのみ有効です。
 *3 EOS RPを除く。


 これって、 EOS RP に三項目該当してます (涙)

 *1 のマゼンダ被りですが、店内はそれほど強くない照明で、周辺が暗かったせいか、この写真ではまったくわかりませんが、屋外などでは光によっては出そうな気もします.
 周辺光量落ちはオールドレンズっぽい味わいかも知れませんが、色被りはちょっと微妙です.

 *2 は手ブレ補正のことですが、 EOS RP のファインダー覗いて拡大ピント合わせしてると結構揺れます.
 EOS R3 持っていければよかったかな.

 *3 はフォーカスガイド機能のことですが、これも EOS RP には付いていない機能.
 そのため、ピント合わせがかなりシビアな感じです.
 元々Carl Zeiss Planar のような開放時のピントの柔らかさがあるんだろうか ・・・・・
 開放 1.0 なので被写界深度が浅いこともありますが、 ツァイス の方がもう少し楽な感じ.

 フォーカスガイド使ったらどうなのか興味あるところです.



20222356
 ● スクリーンショット ●

 レンズの印象は、いい意味でオールドレンズのテイストを残したレンズ.
 ただし、個性のあるレンズだけに好き嫌いが出そうです.
 exif データにしっかりレンズ名が記録されるのは本当にうれしいな.
 この次に写真上げますが、Carl Zeiss の EF マウントは焦点距離のみの記録なので、後で何のレンズかわからなくなることがあります.


 価格が 20 万円超える高額レンズなので簡単には買えませんが、これが出たことによっていよいよ Apo-Lanthar も発売されるんじゃないかと期待してます.
 とりあえずこのレンズ購入はするつもりないですが、 Apo-Lanthar は絶対買おうと思ってます.

 ほんの少しだけでしたが、間違いなく撮っていて楽しいレンズです.
 何より Voigtlander 使ってるぞっ、という "沼の住人" 満足度が高いレンズ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 一日遡った木曜日、こちらは ヨドバシカメラ でのレンズ体験.
 写真提出して NOKTON がなかったので マップカメラ に移動、開店してなかったので再度 ヨドバシカメラ に戻って時間調整.

 Voigtlander こそありませんが、 Carl Zeiss のレンズがたくさん並んでいたので少し触ってきました.

 何本か付け替えて撮ったんですが、レンズ名が記録されていないので、ひょっとすると写真のレンズ表示 ( 85mm の) が違っているかもしれません.



IMG_2371
 ● Carl Zeiss Milvus 2,8/18 : F2.8 1/500秒 ISO-400 18mm ●

IMG_2367
 ● Carl Zeiss Milvus1,4/25 : F1.4 1/400秒 ISO-400 25mm ●

IMG_2361
 ● Carl Zeiss Otus 1,4/85 : F1.4 1/1250秒 ISO-400 85mm ●

IMG_2370
 ● Carl Zeiss Milvus 2/135 : F2.0 1/800秒 ISO-400 135mm ●

IMG_2372
 ● Carl Zeiss Milvus 2,8/18 : F8.0 1/100秒 ISO-400 18mm ●

 普段触ることのない Otus も 3 タイプ置いてありますし、 Milvus はみんな揃っていたかな.
 上の写真のように、それらが無造作に、簡単に手に取れるように並べられてます.
 こういうところがさすが ヨドバシカメラ 、地方ではちょっと考えられないです.

 こうやって気になるレンズを触って、撮ってみることができるって、やっぱり都会のアドバンテージは大きい.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ということで、今回はレンズのお話しでした.

 なかなかこういう機会じゃないと、これだけのレンズに触ることができないので、短時間でしたが実際装着しての撮影はとても楽しかった.



IMG_2501
 ● Voigtlander NOKTON : F1.0 1/3200秒 ISO-800 ●

 Carl Zeiss はオールドレンズの香りを少し残した現代的なレンズで、多くの人に受け入れてもらえそうで、特に Otus はいいなぁ ・・・・・・ でも金額がなぁ.


 一方の Voigtlander は、オールドレンズ感を前面に出した感じで、そのオールド感を楽しめるかどうかで好き嫌いになると思います.
 特に描写のオールド感が Carl Zeiss よりも強い気がするので、そこが個性と言えば個性なんだろうな.
 折角の RF マウントなので、絞り操作が Carl Zeiss のようにカメラ本体でできればもっといいんですが、レンズの構造とか重量とかいろいろあるから難しいんだろうか.


 とりあえずこういうレンズを着けてファインダー覗いているのが楽しいから、短い時間でも十分楽しめました.


 やっぱり Apo-Lanthar 欲しいなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 おまけ :
 立川で娘たちと合流し、まず昼食.



IMG_4263
 

 立川 ハンバーグ専門店 " WISH BONE "

 食事を待っている間に今回 ヨドバシカメラ に提出した写真のデータを観せたら、なんと一推しじゃない方がいいという意見が ・・・・・・・


 まぁ素人にわからないよな ・・・・ と思いつつも、かなりショックだったり.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

言の葉の庭を歩く

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 金曜日休暇を取り、木・金一泊で 東京 に行ってきました.
 目的は前に書いたように ヨドバシカメラ モデル撮影会 フォトコンテスト の写真提出.

 日帰りのつもりでしたが、長女と一緒に次女の家に一泊することになり、木曜日は立川で三人でお買い物.



IMG_4267
 ● 立川 一六珈琲店 ●

 子育てでなかなか買い物などもゆっくりできない次女ですが、この日はご主人のお母さんたちが子守にきてくれたので、ボクらは久しぶりに三人でランチと買い物でした.

 そのあたりのことはまた機会があれば書きますが、今日は金曜日ちょっとだけ撮影してきたので、それについて書いてみます.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 撮影に行った場所は 新宿御苑 .
 ここは過去に一回行ったことありますが、ウン十年前なのであまり記憶に残ってません.


 その後 新海誠 の短編映画 「言の葉の庭」 の舞台になり、また行ってみたいと思ってました.
 本当は 6 月あたり ・・・・・ 新緑の中で雨が降っている日がいいんだろうけどね.



IMG_2419
 ● 千駄ヶ谷駅から ●

IMG_2420
 ● 新宿御苑 千駄ヶ谷門 ●

 次女の家が 日野市 なので、中央線途中各駅乗り換えで 千駄ヶ谷 .
 千駄ヶ谷門 は、 新宿門 や 大木戸門 に比べて利用する人は少ないというのをネット上で聞いていたので、行ってみましたが ・・・・・・

 この日天気予報は曇りで昼あたりから雨.
 10 時 30 分頃に 千駄ヶ谷駅 に着きましたが、外に出ると雨が落ちてきました.

 何というタイミングだろう、この日の雨はちょっとうれしい.



IMG_2421
 ● こども広場 ●

IMG_2424
 ● 中の池 ●

IMG_2427

 映画に登場していた場面も 千駄ヶ谷門 から入ったほうが近そうなこともあり、こちらからの入場でしたが、入場門のあたりはほんとに人がいません.

 自動発券機が並んでいますが、ボクはシニア割 250 円で入りたかったので女性のいる窓口で購入.

 この日は平日の金曜日、おまけに小雨というのに思ったよりも多くの人たちがいました.
 特に海外観光者の姿がとても多かったです.



IMG_2426
 ● 旧御凉亭 ●

IMG_2431
 ● 旧御凉亭から ●

IMG_2443


 写真撮影は EOS RP + Carl Zeiss Milvus 2/35 ZE .

 Milvus もマニュアルフォーカスなので、雨の日の撮影は結構大変です.
 でも基本的に雨男なので、雨の日の撮影も慣れました (笑)


 3 段ほど絞って、少しアンダー気味.
 フォーカスはピーキングではなく、ファインダー内で拡大してのピント合わせ.
 EOS R3 使用時は フォーカスガイド でピント合わせしてますが、 RP はその機能がないため、最近はこの方法で撮ることが多くなっています.
 もっと絞った場合はピーキングで合わせることもありますが、この拡大しての撮影もようやく慣れてきました.



IMG_2441


IMG_2436


IMG_2433-5
 ● 東屋から旧御凉亭に至る道 (*1) ●

 この場所も二人で立っている印象的な場面.
 左の藤棚から 旧御凉亭 を臨む 孝雄 と 雪野先生 が立っているようです.

 アップした写真はすべてトリミングもしないでノーマルなまま現像したものですので、結構緑も黒っぽい雰囲気.
 ただし、写真 (*〇) だけはトリミングして RAW 現像の際にホワイトバランスや露出量などガンガン調整.
 少しでも映画に近づけるように梅雨時っぽい雰囲気を出そうとしてみました.
 本当はアップした写真全部調整して現像すればいいのですが、面倒なので止めときます.

 でもまぁ ・・・・・ この日ばかりは、恵みの雨です.



IMG_2455
 ● 東屋に続く石橋 ●

IMG_2456
 ● 東屋 ●

IMG_2465
 ● (*2) ●

 映画の中で一番キーポイントともなる 東屋 .
 残念ながらスペイン語を話す外人集団がずっといたため、少しあたりを撮りながら移動するのを待ってましたが全然動く気配がない.

 最後は根負け、こういうのは本当にタイミングの問題だから、ちょっと残念.
 まぁ有名観光地の一つでもあるので、仕方ないです.



IMG_2435


IMG_2463


IMG_2447


 もう少しレンズを上に振りたい場面がいくつもありましたが、雨の日はちょっとねぇ ・・・・・
 フィルターも付けているし、 Milvus は一応防滴にもなっていますが、雨水が付くといちいちフィルターを拭かなければならなくなるので、基本的にあまり上に振らないようにしてます.

 レンズは広角35mm単焦点なので、もう少し長いので撮りたいなぁという気持ちもないわけではない.
 でも、ピント合わせ一つにしてもとても楽しいし、構図づくりを楽しめるレンズです.

 雨が降っていても全然気になりません.



IMG_2487
 ● 上の池 ●

IMG_2497


IMG_2499


 雨の日はいろんな色の傘が園内に咲くのがいい.
 傘はいいんだけど、外人観光客の何人かは雨ガッパだったり.
 それもいかにも安い使い捨てカッパを着ている人が結構いて ・・・・・ これは写真的にはいただけないなぁ (笑)

 最後に青い傘と赤い洋服のオバサマが橋を渡っていました.



IMG_2472

 雨降りだったけれど、のんびり撮ることを楽しむことができたかな.

 この日、実はもう一つの目的があったので 2 時間弱で 新宿 へ.
 短時間でしたが、雨のおかげでちょっとだけ 「言の葉の庭」 の世界に浸ることができました.


 来年は梅雨時期にもう一回行ってみようかな ・・・・・



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

● Link ●
● 記事検索 ●
● PV Access ●
  • 累計:

● Photo Gallery ●
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
● お願い ●
•このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することはしないでください. コメントはすぐに反映されない場合がありますのでご承知ください.
  • ライブドアブログ