Sonny Clark Trio

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 6 月が始まりました.
 今週末は金曜日・土曜日と雨降り、今朝も曇り空でしたが午後からは晴れそうな気配だったので、いつもの 池の平 に行ってきました.



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 霧が結構あって、強い風が吹くとそれが流れていき、また霧がまくといった感じの午前中でした.
 特に風が ・・・・・
 小さな花を撮ろうとすると風が吹くんですよねぇ.
 こういうの、本当にイラつきます.

 気温は 5℃ でかなり寒く、ウインドシェルは当然ですが、薄手の手袋もはめたままの山歩きでした.



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 実は昨日、いつもお世話になっている TQO 君から、今日一緒に 烏帽子登山 付き合って欲しいと連絡がきましたが、 烏帽子岳 は来週清掃登山に行く予定なのでやんわりお断り.

 池の平湿原 と烏帽子岳は距離的にはかなり近いですが、向こうは吹きっ晒しで標高も高いので、今日の午前中はかなり寒かったでしょう.

 お断りして大正解でした (笑)



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 さて、今日もしっかりジャズ・アルバム.
 日本ではかなり有名なアルバムですが、アメリカではそれほど注目されてはいませんでした.

 とても日本人好みのアルバムです.




1579 Sonny Clark








  " Sonny Clark Trio "




  1 Be-Bop
       (Dizzy Gillespie) ・・・・ 9:52
  2 I Didn't Know What Time It Was
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 4:20
  3 Two Bass Hit
       (D.Gillespie-J.Lewis) ・・・・ 3:42
  4 Tadd's Delight
       (Tadd Dameron) ・・・・ 6:00
  5 Softly As In A Morning Sunrise
       (O.Hammerstein II-S.Romberg) ・・・・ 6:31
  6 I'll Remember April
       (G.DePaul-P.Johnston-D.Raye) ・・・・ 4:52

  7 I Didn't Know What Time It Was (alternate take)
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 4:18
  8 Two Bass Hit (alternate take)
       (D.Gillespie-J.Lewis) ・・・・ 3:59
  9 Tadd's Delight (alternate take)
       (Tadd Dameron) ・・・・ 5:01




  Sonny Clark (p),
  Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, October 13, 1957.





 Sonny Clark が 26 歳の時に録音した Blue Note で唯一のトリオ演奏.
 BLP-1579 、Blue Note での 3 枚目のリーダー・アルバムになります.

 6 曲目までがオリジナル・アルバム収録曲で、 7 曲目からの 3 曲は CD 化のボーナス・トラックです.





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 昔のジャズ喫茶のリクエストは、アルバムの片面単位だったので、このアルバムがかかるのはほとんどが B 面ばかりでした.
 もちろん CD 購入してから何度となく通して聴いてはいるんですが、やっぱり昔で言う B 面の印象が強いです.


 久しぶりに 1 曲目からきちんと聴いてみると面白いな.

 1 曲目はかなりアップテンポなんですが、バックの二人にあおられてる感がスゴイ.
 今のご時世だったら完全にアウトでしょうか.

 バックの二人はこの当時あの Miles Davis グループのリズムセクションで、ブルーノートを始めいろいろな録音に引っ張りだこ状態だったはず.
 Paul Chambers は、 Sonny Clark の Blue Note 初録音でもある "Hank Mobley (BLP-1568)" を始め、このアルバムまで何度か顔を合わせていますが、 Philly Joe Jones との演奏はこのアルバムが最初.

 なにか、新人の Sonny Clark が初めてのトリオ演奏でどこまでできるかちょっとかまってみようか、なんて雰囲気すら感じます.


 ちなみにこの録音から三か月後、この三人のリズム・セクションが揃って録音したアルバムこそ、あの "Cool Struttin' (BLP-1588)" です.
 日本でジャズ聴いている人でこのアルバムを知らない人は、ほぼいないんじゃないでしょうか.

 大橋巨泉 氏曰く 「Blue Note と聞いてあのジャケットが思い浮かばない人、さらにあのメロディが流れてこない人とはジャズを語り合いたくない」とまで言わしめたアルバムです.



Sonny Clark 005


 ジャズ評論家 油井正一 氏はその昔「後ろ髪を引くような」という表現で Sonny Clark を紹介したよく言われています.
 ただ、 小川隆夫 氏の著書「ジャズ名盤おもしろ雑学辞典」(ヤマハ・ミュージックメディア) には、その表現をして紹介したのが英国人評論家の Leonard Feather と記載されています.
 今になればだれがそういう表現したかどうでもいい気もしますが、ちょっと気になったりもしますね.
 とても詩的な表現で素敵ですが、正直ボクは何となくピンとこないな (笑)

 饒舌じゃないけれどちょっとブルーな、心の隙間をさっと埋めてくれるような ・・・・ まるで 喪黒福造 のようなピアノかな.
 バックビートを使ったマイナーな演奏が、日本人の心に染みるんだな.


 アメリカよりも日本で人気が出て、その後本国でも注目されるようになりました.
 でもその頃にはすでにあの世の人でしたが.



 もともと西海岸で演奏していて注目を浴び、その後ニューヨークへ.
 西海岸の演奏スタイルなどはどうも合ってはいなかったようです.

 Arfred Lion の目に留まり、あっという間に多くのアルバムの録音に顔を出しています.
 この頃の Blue Note は経営的にも厳しく、高額なギャラの有名ミュージシャンを使っての録音ができなかったせいもあり、必然的に新人でもある Sonny Clark なんかは重宝されたんじゃないかな.


 そんな彼も、多くのミュージシャンたち同様、この録音からわずか 5 年ほどで、薬物中毒により亡くなっています.



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 Sonny Clark は曲作りもうまく、 “Cool Struttin’” をはじめ素敵な曲を残しています.
 ただ、このアルバムに関しては自身の曲を封印しています.

 このアルバムと言えば "Softly As In A Morning Sunrise" になっちゃうかなぁ.
 ミディアムテンポで淡々と弾いていますが、独特の間のとり方が結構好きです.
 この演奏は、この曲の代表的な演奏の一つとも言われています.


 この曲の演奏と言えばすぐに浮かぶのが、 " This Is Honda / 本田竹廣 " ですね.
 このアルバムでの演奏は、アメリカンマッスルカーが爆走するようなパワフルな演奏です.

 また " Kelly Blue / Wynton Kelly " も有名です.
 こちらは軽快に弾むような演奏です.



 今日のアルバム、決して派手さはないけれど、なぜか日本人の心に染みこんでくるようなピアノ・アルバムです. 



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セーヌ左岸の恋

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 今回は、久しぶりにジャズのアルバムではなく写真のお話.
 今年になって最初の写真集購入です.



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 "EEN LIEFDESGESCHIEDENIS IN SAINT-GERMAN-DES-PARIS" .
 直訳すると「パリ・サンジェルマンのラブ・ストーリー」.
 日本 では 「セーヌ左岸の恋」 (Love on the Left Bank) というタイトルの有名な写真集です.


 撮影したのは エド・ファン・デア・エルスケン (Ed van der Elsken) .
 アン (Vali Myers) という一人の女性画家を中心に、当時の若者たちの生き様をストーリー仕立てに仕上げた写真集になっています.


 以前から探していましたが、本の状態や金額の関係でなかなかいいものがなくて、ようやくって感じ.
 ネットで古本を探すことはできますが、きちんとしたショップもある反面よくわからないようなお店もあったりするので、掲載されている本の状態も、正直届くまでわからない.
 たまに痛い目にあったりすると、心がガッツリ折れちゃうんですよねぇ.


 今回購入したお店は "flotsam books" という、ファッション、アート、写真集等のアートブック買取と販売、洋書新刊販売のウェブショップです.
 販売している写真集をいろいろ見てみると、価格もかなり良心的なものが多い気がします.
 梱包もしっかり丁寧にしてあり、これからは要チェックのお店になりました.



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 ● Ed van der Elsken の エルスケン立ち ●

 エルスケン はオランダの写真家.
 1925 年 3 月 10 日生まれで、 1990 年 12 月 28 日癌のため 65歳で亡くなっています.
 1950 年から 1954 年までパリで暮らし、その時に撮り溜めた写真からこの写真集ができています.
 彼が影響を受けたのは Henri Cartier-Bresson で、パリ時代には彼の妻 Ata Kando が マグナム・フォト で働いていたので、ひょっとすると会ったこともあるんじゃないのかな.


 上の写真はとても有名で、二眼レフ持っている人だったら一度はこのポーズでセルフィー撮っているとも言われてます.


 同世代の Robert Frank や William Klein らとならんで、ストリート・スナップの巨匠的な、この当時を代表する写真家の一人です.


 下の写真も、Walker Evans ではなく Klein の "New York" だったらいいんですが、あの写真集はとてもじゃないけれど高額すぎて手が出ません.
 それと Klein の写真は、どうも今一つ好きになれなくて写真集は一冊も持っていません.
 写真から伝わってくる、ちょっと暴力的なエネルギーみたいなものはすごいとは思うんですが、かなり食わず嫌いな感じもありますね.



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 この写真集は 1950 年代を代表する写真集の一冊で、日本語版や英語版など発売されていますが、今回購入したものは オランダ の Ludion という出版社から 2015 年に発売されたものです.

 この出版社の名前は初めて耳にしたので、ちょっと調べてみたらオランダでは有名な出版社みたいです.
 規模的には小規模な出版社で年間の発行は数えるほどですが、とても良質な写真集を作っているようです.


 当然ですが、すべてオランダ語なので「ちょっと何言ってるのかわからないですね」という サンドウィッチマン 状態.
 英語だったらなんとなくのニュアンスが読み取れますが、さすがにオランダ語はねぇ.

 でも新品 (今回はここがとても大事) で価格もまぁ納得の値段だったので、写真観るには充分かと.


 表紙カバーの上にビニールのカバーがかけてあり、ページを開く前からとても丁寧な印象を受けます.
 新品ならではの開いた時のインクの匂いとかがやっぱりいいな.
 写真部表面のちょっとザラっとした感じも大好きです.



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 コントラストが強いモノクロ写真で、黒い部分は潰れているような感じ.
 ただ、粒子が粗くざらついたような感じではないですね.

 日本を代表するストリートスナッパー 森山大道 氏の若い頃の写真はアレ・ボケ・ブレという表現され、独特な画像でとてもインパクトがあります.
 森山氏の写真もかなりハイコントラストなものがありますが、 エルスケン とは全然印象が違いますね.
 使っていたカメラの違いも大きいのかもしれません.


 エルスケン の写真は、あえてアンダーにしたのか、レンズの限界だったのかはわかりませんが、顔はライトが当たっているかのように明るく撮っている写真が多いです.
 暗闇に顔が浮かび上がっているような.

 とてもインパクトありますね.


 このあたりは完全なストリート・スナップという感じではなく、ある程度光や影を計算してスナップっぽく撮ったのかもしれませんが、今になってはよくわからないでしょう.




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 撮影されたのは第二次世界大戦から約 10 年後.

 自由奔放に生きる若者たちの姿を、 アン という女性を中心に撮ってあります.
 爽やかに希望に溢れる若さなんかは全くない感じですね.
 表情がどこか退廃的な雰囲気で、刹那的.
 かと言って、 Klein のようにぎらついた感じでカウンター・カルチャーといった雰囲気でもなく、どこを見ているのかわからないような視線の写真が多い.
 
 目標を見失っている若者たちという感じです.
 なにか、今の日本のトー横キッズのような雰囲気もあります.


 決して豊かな時代ではありませんが、 Robert Frank のような貧困さが漂っているわけでもない.
 Robert Frank は豊かな国アメリカの光と影みたいな写真だったからなぁ.

 これが Walker Evans まで遡ると、完全に 「怒りの葡萄」 になっちゃいます.



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 この写真集の中には、ヒロインでもある Vali Myers の描いた絵がかなり入っています.
 そして、ところどころに詩的な文章が入り、普通の写真集とは一線を隔てています.
 写真と共に一つのストーリーに仕上げてあるので、本当は日本語訳がある方が絶対にいいと思います.


 一応ジャズ・ファンを名乗っているので、 エルスケン の "Foto-Jazz" はどうしても押さえておきたいところですが、これまたなかなかいいものがない.
 とにかく高すぎます.

 中古相場で 50,000 円くらいしてますので、さすがにこの写真集にこの金額は出せないな.
 ましてや実物を手に取らずネットでの購入なので、これだけ高額なものはリスクが多すぎます.



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 今朝は雨です.
 今週末はどうも天気が悪そう.

 来週リビングのエアコン交換するので、その前にいろいろやっておくことがあるんだけど、雨で捗りそうもないな.

 とりあえずジャズでも流しながら写真集ゆっくり観ようかな.



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Modern Art

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 先週末はお天気が今ひとつでした.
 特に土曜日は午後から雨降りで気温もかなり低くなりました.
 日曜日も午前中は曇り空 ・・・・・・・

 ところが昼近くになると青空が出てきたので、慌てて昼ご飯をかっ込んで、カメラを持っていつもの 池の平湿原 へ.

 30 分後には駐車場に着いてました.



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 駐車場に着いた時はまだ曇り空でしたが、少し歩くと青空で一気に暖かくなります.
 その後は曇ったり、日がのぞいたり、ガスったりとまさに山のお天気.
 体感気温も上がったり下がったり.


 次の休日の火曜日がいろいろ予定が入ってしまったので、ちょっと無理して行ってきましたが、雨上がりの高原もいいものです.

 ガスったりして湿気もかなり高かったので、途中広角レンズの交換はなしで RF 70-200mm F2.8L IS USM だけで撮ってみました.



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 さてさて、今日もジャズいきます.
 5 月に入ってからの記事はすべてジャズばかりで、ちょっと原点回帰.

 まぁ特にどこかに出かけるわけでもないので、特に話題がないと言えばそれまでです (笑)





Modern Art 01






  " Modern Art / Art Pepper "





  1 Blues In
       (Art Pepper) ・・・・ 6:01
  2 Bewitched
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 4:26
  3 When You're Smiling
       (L.Shay-M.Fisher-J.Goodwin) ・・・・ 4:51
  4 Cool Bunny
       (Art Pepper) ・・・・ 4:13
  5 Dianne's Dilemma
       (Art Pepper) ・・・・ 3:48
  6 Stompin' at the Savoy
       (E.Sampson-C.Webb-B.Goodman-A.Razaf) ・・・・ 5:04
  7 What Is This Thing Called Love?
       (Cole Porter) ・・・・ 6:04
  8 Blues Out
       (Art Pepper) ・・・・ 4:46





  Art Pepper (as), Russ Freeman (p),
  Ben Tucker (b), Chuck Flores (ds)

  # 1. 2. 6 - 8 : Recorded on December 28, 1956.
  # 3 - 5 : Recorded on January 14, 1957.
  Recorded at Radio Recorders and Master Recorders, LA.





 1956 年、刑務所から出所して吹き込まれたアルバムです.
 このアルバムはなかなか再販されず、幻の名盤と言われていました.

 CD 化の際に、未発表テイクを入れたコンプリート盤が発売されましたが、ボクの持っているのはオリジナル盤と同じ構成です.





 Modern Art002


 この人もねぇ、麻薬にドップリのお方.
 ミュージシャンが麻薬やアルコールなどに走る場合、使うことによって演奏が良くなると思い込んでる人も多いようです.
 ただ実際には本人がそんな勘違いしているだけで、ほとんどの演奏はろくでもないものばかり ・・・・ と、どこかで 小川隆夫 氏が書いてました.

 でも、一部のコレクターなどはそんな普通の演奏でないものに希少価値を見出したりしてるところもあったりするから、その辺が面白いところでもありますが.


 このアルバムはさすがに出所直後の演奏なので、正常な状態での録音だったと思いたい.
 真実はどうであれ、このアルバムの演奏は素晴らしいのは間違いないです.




Art Pepper 0013


 このアルバムが録音されたのは Intro Records という、当時あった Aladdin Records 傘下の子会社レーベルの一つです.
 Intro では計 4 枚のアルバムが制作されていますが、そのうちの 2 枚が Lester Young の既出の演奏をまとめたもので、きちんと録音されたものはたった 2 枚だけでそのうちの一枚が今日のアルバム.
 多くの弱小レーベル同様、 Intro も短命で終わってしまいました.

 それ故か、このアルバムはずっと長い間幻の名盤とされ、 Intro という名前もジャズファンの記憶にいつまでも残るようになりました.
 それだけでも大したものですね.


 Intro の親会社でもある Aladdin は、ジャズに限らず R&B やロックなどのアルバムも制作していました.
 傘下には Jazz West 、 Score 、 7-11 、 Ultra などの小レーベルがありました.
 ちなみに、 Jazz West からは "The Return of Art Pepper" (1955) も録音されています.
 そんな Aladdin 自体も 1961 年に Imperial Records 売却され、さらに Imperial Records は 1963 年 Liberty Records に買収されました.
 その Liberty Records も 1979 年に Capitol Records に買収されてしまいました.




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 "The Return of Art Pepper / The Complete Aladdin Recordings Vol 1"
 "Modern Art / The Complete Aladdin Recordings Vol 2"

 という 2 枚の CD がありますが、この 2 枚が Blue Note から出てるんですね.
 どうして Blue Note からこんなアルバム出てるのは、前は不思議でしたが、前述のような買収があったことを知ってようやく納得.


 そして上の 2 枚は Jazz West と Intro という違うレーベルなのに、なぜ Aladdin の Vol 1 & 2 となっているのかも、ようやく納得できました.

 ほとんど同じ時期の録音なのに、どうして同じレーベルで録音しなかったのかはいまだに謎です.
 どこかの CD でそんなこともしっかり解説されているかもしれません.




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 ● Ben Tucker ●

 Ben Tucker のベースをバックのデュオ演奏 "Blues In" から始まり、最後も二人の演奏 "Blues Out" で閉じるこのアルバムは、まさに名盤と言ってもいいでしょう.
 とにかく 1 曲目のアカペラのようなアルト演奏が、すごい.


 続く "Bewitched (Bothered and Bewildered)" がまたいいんだな.
 この有名なスタンダードは、 1940 年の "Pal Joey" のために書かれた曲で、あの Rodgers and Hart が作曲作詞しています.
 多くのミュージシャンたちの名演がたくさんあります.
 変わり種は Rod Stewart and Cher のカバーで、これは結構ヒットしました.

 少し前には Tony Bennett と Lady Gaga が共演した "Cheek To Cheek" にも、ボーナストラックとして入っていました.




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 ● Russ Freeman ●

 アナログ盤聴いていた頃は、 Art Pepper の Contemporary 盤ほとんど集めました.
 彼の演奏が好きだったこともありますが、一番の理由は、当時 1,500 円 ・・・・ 1,300 円だったか忘れましたが、この価格の安さですね.
 さらにこれが何割引かで、ジャズ屋でまとめて購入できたから結構まとめて買ったりしてました.


 ただこのアルバムは、後年 CD が発売されてから買ったと思います.

 幻の名盤という名前通り、とても素敵なアルバムです.



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Lee Morgan Sextet

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 5 月もすでに下旬、今日 24 日土曜日は今にも降りそうな曇り空.
 相変わらず週三日勤務で、休みが多いのですがどうもダラダラした生活が続いてます.
 すぐにでも仕事辞めてニートな終活生活したいのですが、そんな気持ちがばれたのか、管理職から先を越されて来年もお願いしますと言われてしまいました ・・・・・・ オイオイ.

 家でもやりたいことや、やらなきゃいけないことがあるんだけれど、なかなか捗らないし.



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 ● 2025. 5. 24. 8:30 : EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical ●

 2017 年に購入し、最近全くと言っていいくらい登場しないストロボ Nissin i60A です.
 なんとなんとファームウエアの更新を全くしてませんでした.
 購入したのは下の写真のように EOS 5D Mark lV を使っている頃で、ミラーレスがまだ登場する前.


 それでもと思い、先日 EOS R1 に載せてみたら何とか発光はできました ・・・・・ が、さすがに一眼レフの頃買ったものだからねぇ.
 メーカーのホームページ見たら、対応機種は EOS R までしか記載されてない.
 だからしっかりミラーレスのフラッグシップに同期しているのかもわかりませんし、ファームウエア更新しても十分使えるのかも定かではありませんが、秋にストロボ使う予定なので今回の更新になりました.


 この更新は直接メーカーに送る必要があるため、昨日箱詰めして送りましたが、こういうアップデートは PC からもできるようにしてほしいな.
 地方はこういうのが結構不便なんだなぁ.



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 ● Nissin i60A ●

 ちょっと前に、 shige 君の Zeiss Touit 1.8/32mm のファームウエア更新してないのを散々突っ込みまくったんですが、まさか自分も同じとは (笑)



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 今朝はちょっと肌寒いですが、コーヒーの香りと Lee Morgan が流れる朝.
 奥様はすでに仕事に行っているので、一人で休日感に浸っております.




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   " Lee Morgan Sextet "




  1 Whisper Not
          (Benny Golson) ・・・・ 7:17
  2 Latin Hangover
          (Benny Golson) ・・・・ 6:41
  3 His Sister
          (Owen Marshall) ・・・・ 6:29
  4 Slightly Hep
          (Benny Golson) ・・・・ 6:23
  5 Where Am I?
          (Benny Golson) ・・・・ 5:46
  6 D's Fink
          (Owen Marshall) ・・・・ 7:41





  Lee Morgan (tp), Kenny Rodgers (as), Hank Mobley (ts),
  Horace Silver (p), Paul Chambers (b), Charlie Persip (ds)

  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, December 2, 1956.




 神童 Lee Morgan が Blue Note レーベルに吹き込んだ 2 枚目のリーダーアルバムで、この当時まだ 18 歳というのが神童たる所以.
 ジャケットがいいですね、これが Blue Note って感じ.




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 彼の初リーダー・アルバムは "Lee Morgan Indeed !" (BLP-1538) ですが、 2 作目となる今日のアルバムの間に一枚、 Savoy レーベルに吹き込んだアルバム "Introducing Lee Morgan" があります.
 ですので今日のアルバムは "Volume 2" とは書かれているものの、彼にとって 3 枚目のリーダー・アルバムということになります.

 "Lee Morgan Indeed !" と Savoy 盤は Quintet 編成ですが、Blue Note レーベルの本作から 4 作目 "City Lights" (BLP-1575) までは、フロントが三管の Sextet 編成です.
 この辺りは、いろいろ思惑があってのことでしょう.
 なんせまだ 10 代という若さですから、周りでバックアップさせるような意図も、ひょっとするとあったのかも知れません.


 ただ三管のアルトサックスがどうも定まってません.
 "Lee Morgan Indeed !" は Quintet ですが、アルトサックスは Clarence Sharpe 、
 "Lee Morgan Sextet" は Kenny Rodgers 、
 "Lee Morgan, Vol. 3" は Gigi Gryce 、
 "City Lights" では、なんと George Coleman がアルトも吹いてます.

 なにかアルトを入れることに拘りあったのかなぁ.
 そんなどうでもいいところが、ちょっと気になったりします.



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 ● ⇒ Lee Morgan 、 Hank Mobley ●

 さてこのアルバム、まずはなんといっても "Wisper Not" でしょう.
 この曲が日の目を見た最初のアルバムという感じですが、Dizzy Gillespie がこの録音の前月にアルバム収録、そちらが最初に録音された演奏という資料もあるのでちょっと調べてみましたが、具体的にどのアルバムなのか探し出せませんでした.
 今日のアルバムは知名度も高いので、このアルバムが初録音という記事も多く見受けられます.


 作曲は Benny Golson 、後に The Jazz Messengers のフロントを務める二人です.
 この曲も The Jazz Messengers の代表曲の一つになってます.
 このアルバムはそんな Benny Golson の曲を中心に作られていますが、やっぱりこの人は曲作りがうまいですね.
 今ではスタンダードと呼べるような有名な曲をたくさん作曲してます.

 次作 "Lee Morgan, Vol. 3" に収録されている "I Remember Clifford" は、その最たるものでしょう.



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 ● Charlie Persip ●

 4 曲目 "Slightly Hep" は "Blues-ette / Curtis Fuller" (Savoy) に収録されている "Five Spot After Dark" の原曲です.
 テーマ部は当然同じですが、全体的に明るい感じで、 Savoy 盤に比べるとイメージはだいぶ雰囲気が違っています.
 演奏としては、嫌というほど聴き慣れた Savoy 盤. のほうが馴染み深いですね.


 5 曲目の "Where Am I ?" もいい.
 10 代の若造がスローバラードをこんなにも感情豊かに吹けるんでしょう.
 間違いなく、天才だからでしょうね.


 このアルバムのピアノは Horace Silver ですが、どこか控えめで印象に残っていない感じです.
 なにか、ぽくないんですよね.



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 ● Lee Morgan ●

 この当時、 Lee Morgan は Dizzy Gillespie バンドに在籍しており、 Gillespie と同じようにトランペットのベル部が上を向いたものを使っています.
 今でも Upturned Bell Model として、いろいろな形状のトランペットが販売されています.


 その後 The Jazz Messengers のフロントを務めるようになり、ハードバップの歴史に残るような名演をいくつも残しています.
 音楽的な成長はもちろんですが、いろいろ悪いことを覚えたのもそのころだったようです.


 33 歳という若さで亡くなったのは残念過ぎます.
 まぁいかにもジャズっぽい生き方と言えばそれまでですが.



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Minor Move

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 一週間ぶりに池の平に行ってきましたが、ちょっと花が増えました.
 今日もいい天気でしたが、ちょっと風が強かったです.
 でも寒いという感じはなく、とても気持ちいい風でした.



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 お花も十種類以上開花し、少しずつですが色鮮やかになってきました.
 これから一気に花の数が増えていきます.



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 今日もアルバムです.
 このアルバムは以前から持っていましたが、昨年新しく購入しちゃいました.

 まぁ大した意味もなく、ほとんど衝動買いのような感じ.




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  " Minor Move / Tina Brooks " (GXF-3072)




  1 Nutville
          (Tina Brooks) ・・・・ 8:50
  2 The Way You Look Tonight
          (J.Kern-D.Fields) ・・・・ 10:42
  3 Star Eyes
          (G.DePaul-D.Raye) ・・・・ 8:13
  4 Minor Move
          (Tina Brooks) ・・・・ 6:40
  5 Everything Happens To Me
          (M.Dennis-T.Adair) ・・・・ 6:10 






  Lee Morgan (tp), Tina Brooks (ts), Sonny Clark (p),
  Doug Watkins (b), Art Blakey (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, March 16, 1958.






 Tina Brooks が Blue Note に吹き込んだ最初のリーダーアルバムです.
 でも、 1980 年になるまで日の目を見なかったアルバム.
 Tina Brooks は計 4 枚のリーダーアルバムを録音したものの、リアルタイムに発売されたのは "True Blue (BLP-4041)" だけ.
 特に "Back To The Tracks (BLP-4052)" に至っては、他のアルバムの中袋にアルバムの番号とジャケット写真まで掲載になっていたため、長く幻のアルバムとされていました.





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 実はこの CD の購入は、 2 回目になります.
 最初に買った CD はカットアウト版で、ジャケットデザインも青を基調とした下のデザインの輸入盤.

 ちなみにカットアウト版というのは、アナログレコードの輸入盤や廃盤のジャケットの隅をわざと切り、不良品のようにして安く販売していたものを言います.
 輸入盤の CD の中にも、同じようにケースごと切れ目を入れたるものがあり、CO 版と呼ばれたりします.


 去年購入した CD は、「ブルーノート@85 Remastered by Kevin Gray」 というシリーズの中の一枚で、 2024 年 9 月 25 日に発売された中の一枚です.
 高音質 UHQ-CD 仕様というのにちょっと惹かれてしまいました.



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 オリジナル盤は 5 曲構成ですが、この時の録音には "Minor Move" の別テイクがあり、輸入盤のほうにはそれが収録されています.
 昨年購入した国内版はオリジナルのアナログ盤の通り 5 曲構成になっています.

 メンバーがとてもいいので、当然演奏はそこそこのレベルはクリアしてると思います.
 ただ彼らしさが出ているのかと言われると、どうなんだろうな.
 ボクはこの後の 2 枚のほうがちょっといいような気がします.


 最後の "Everything Happens to Me" がいいです.
 この曲は 1940 年に、 Tom Adair (作詞) と Matt Dennis (作曲) によって作られたポピュラーソング.
 最初のレコーディングは Tommy Dorsey オーケストラによるもので、 Frank Sinatra のヴォーカルをフューチャーしています.



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 Tina Brooks は 1932 年 6 月 7 日ノース・カロライナ州 ファイエットビル 生まれ、 1974 年 8 月 13 日 肝不全のため死亡、 42 才.
 1950 年代後半、 Blue Note を中心に何枚かのリーダー・アルバムなどを吹き込むものの、 1961 年以降の録音はなく、ヘロインに依存した ヤク中 状態だったようです.

 1963 年の "Ray Charles Live in Brazil" の DVD 持っていますが、そのバックバンドに Tina Brooks が入ってるんですよね.
 タイミング的に体調がよかったんでしょうか.
 動いている Tina Brooks を観たのはこれが最初です.

 彼の演奏は結構集めましたが、 1951 年に Sonny Thompson のアルバム録音していますが、そのアルバムだけは持ってないなぁ.
 まぁ、実質 1958 年の "House Party / Jimmy Smith (BLP-4002) " からの Blue Note への一連の吹き込みが彼の演奏のすべてと言っても決して過言ではないでしょう.



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 上のジャケットは 1980 年日本で初めて発売された時のアルバムジャケットです.


 彼のサックスはちょっとくすんだ感じの音色で、どこか Kenny Dorham のような雰囲気を持っています.
 演奏も派手さはなく、マイナーな雰囲気が漂っています.
 そういうところは絶対日本人受けしちゃいますね.



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Touchdown

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 今週末は娘たち二家族がゴールデンウィークを避けての帰省.
 土曜日はあいにくの雨でしたが、久しぶりに賑やかな週末になりました.

 昨年末に生まれた長女の子ももう 5 か月で、他所の子の成長は本当にあっという間という感じです.

 今日はそんな二家族と一緒に 碓氷峠鉄道文化むら までドライブ. 



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 昼食はすぐそばの おぎのや ドライブイン .
 店内には団体席や一般のお客さん用フードコートのほかに、 "SAYACAFE" がありました.
 こちらは 「下田紗弥加選手の世界観やライフスタイル、そしてモータースポーツの魅力をカフェ空間で体感できる新感覚のスポット」 とホームページでも紹介されていました.

 スペース内では碓氷峠を攻めている映像が流れ、道路向かいの駐車場には使用した Sil 80 も駐車されていました.
 当然モデルは 「頭文字D」 の 佐藤真子 です、運転手側にはサインが.
 隣には 「藤原とうふ店」 も停まっています.



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 今までの おぎのや のイメージとはがらりと違っていて、これはこれでちょっと面白いと思った 元 type-R 乗りでした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて今日もジャズと言いたいところですが、俗にいうところのフュージョン.
 同じ走り屋でも、こちらは街中を駆け回るタクシー運転手に馴染みのあるアルバムです.




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  " Touchdown / Bob James "




  1. Angela (Theme from "Taxi") ・・・・ 5:48

  2. Touchdown ・・・・ 5:44

  3. I Want to Thank You (Very Much) ・・・・ 7:07

  4. Sun Runner ・・・・ 6:17

  5. Caribbean Nights ・・・・ 8:46

    All songs written by Bob James





  Bob James (p.el-p.Fender Rhodes.synth.arr.cond),
  Hubert Laws (fl: # 3 - 5 ), David Sanborn (as: # 3), 
  Hiram Bullock (el-g: # 2 - 5), Richard Resnicoff (g: # 3),
  Earl Klugh (g: # 3 - 5), Eric Gale (el-g: # 1, 2, 5), 
  Gary King (el-b: # 1, 2), Ron Carter (b.piccolo: #3 - 5),
  Steve Gadd (ds: # 2 - 5), Idris Muhammad (ds: # 1),
  Ralph Macdonald (per: # 1 - 4), Mongo Santamaria (per: # 5) .... etc.

  Recorded at CBS Studios, Sound Mixers, A&R Recording, NYC, 1978.





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 ボブ・ジェームス にとっては 6 枚目のレーダーアルバムで、 1978 年に彼のレーベル Tappan Zee レーベルで作られ、販売は Columbia 系からリリースされました.


 アルバムのタイトルですが、アメリカンフットボールではタッチダウンが 6 ポイントになるので、そこから因んだタイトルとジャケットになっています.
 そんなダジャレっぽい感じで、前のアルバム "Head" のジャケットには 5 セント硬貨が描かれており、次のアルバム "Lucky Seven" にも同様に ナナホシテントウ の写真が使われています.


 ただ 4 枚目 "BJ4" のアルバムジャケットが、ちょっと残念過ぎる.
 どうしてこのアルバムはこうなってしまったんだろうって感じなのです.
 だから未だに "BJ4" を持っていないのは、このジャケットデザインのせいかもしれません.



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 ● from "TAXI" ●

 1 曲目の " Angela " は、1978年から1982年まで ABC と NBC で放映されたシットコム "TTAXI" のテーマソング.
 シットコム とはシチュエーションコメディの略で、いかにもアメリカの TV という感じで、ところどころに視聴者の笑い声が入っていたりします.
 この シットコム って言葉、今まで知らなかったんですが、日本の TV でもこのジャンルの番組がかなりあるようです.
 知らず知らずに目にしていたんですね.


 "TAXI" にはボクの大好きな Danny DeVito が出演してます.
 コメディではあるものの、当時の世相を反映させ、いろいろな社会的な問題なども織り交ぜていたようです.
 番組は当時の アメリカ で大ヒットし、プライムタイム・エミー賞にも幾度となくノミネートや受賞をしています.



Bob James 003


 " Angela " がとにかく爽やかさいっぱいで.
 このアルバムはこの曲に尽きると言っても、決して過言ではない気もします.

 続く演奏も、いかにも '70 年代って感じで、明るく軽快という演奏.
 この頃のフュージョンって、こんな感じだったよなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Someday My Prince Will Come

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ほぼ病み上がりの状態で、火曜日は池の平湿原 まで行ってきました.
 今年になって三度目です.



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 池の平湿原 のお花もようやく開花し始めました.
 まだ数種類だけですが、来週いく頃にはもっと増えていそうです.



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 ● タチツボスミレ ●

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 ● ショウジョウバカマ ●

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 ● ヒメイチゲ ●

 まだ周りが枯れた葉や笹ばかりなので、全体的に白っぽく、小さな花を探すのが結構大変.

 今年は例年よりも開花が遅いので、これからどうなりますか.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、今日もジャズアルバム
 最近のアルバム紹介は過去にアップしたアルバムの中から、古いものを適当に選んでいますので、関連性もまったくなく思いつきで書いちゃってます.


 今日のアルバムは、一連のアルバムの中ではちょっと微妙な位置にあるかもしれません.






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  " Someday My Prince Will Come / Miles Davis "





  1. Someday My Prince Will Come 
         (F.Churchill-L.Morey) ・・・・ 9:02
  2. Old Folks
         (W.Robison-D.L.Hill) ・・・・ 5:14
  3. Pfrancing (No Blues)  
         (Miles Davis) ・・・・ 8:30
  4. Drad-Dog
         (Miles Davis) ・・・・ 4:48
  5. Teo  
         (Miles Davis) ・・・・ 9:32
  6. I thought About You
         (F.Churchill-L.Morey) ・・・・ 4:52


  7. Blues No.2 (Bonus-tk) 
         (Miles Davis) ・・・・ 7:04
  8. Someday My Prince Will Come (Bonus-tk)
         (J.V.Heusen-J.Mercer) ・・・・ 5:32






  Miles Davis (tp), John Coltrane (ts: # 1 & 5),
  Hank Mobley (ts: # 1 - 4, 6 - 8), Wynton Kelly (p),
  Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds: # 1 - 6, 8),
  "Philly" Joe Jones (ds: # 7)
  # 3 & 4 : Recording at Columbia 30th Street Studio, NYC, March 7, 1961. 
  # 1, 2, 8 : Recorded at Columbia 30th Street Studio, NYC, March 20, 1961. 
  # 5 - 7 : Recorded at Columbia 30th Street Studio, NYC, March 21, 1961.




 2009 年 11 月に購入した "Complete Columbia Album Collection" の一枚.
 6 曲目までがオリジナルの LP 収録分で、他の 2 曲は CD 化のボーナス・トラックです.
 



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 裏ジャケットにはセクステット表記されてますが、実質クインテットですよね.
 6 人での演奏は最初の一曲目だけです.


 John Coltrane が自身のグループを結成するため、 Miles グループを脱退することが決まっていたこの時期は、新しいメンバーでの試行錯誤が行われメンバーは固定していません.

 Jimmy Heath や Sony Stitt もこのグループで演奏してますが本当に短期間で辞めています.
 その後本アルバムの Hank Mobley が加入しました.
 その Mobley にしても約 1 年でグループを去り、その後は George Collman や Sam Rivers など ・・・・・・黄金クインテットはもう少し先のお話し.
 

 このアルバムでは Coltrane が最後のご奉仕的に 1 曲目と 5 曲目だけ参加しています.
 1 曲目は Mobley が最初にソロとっていますが ・・・・・・・

 うぅ〜〜〜〜ん、ちょっとかなぁ.


 そもそも Coltrane と比較しちゃいけないんだけれど、どうしたって後半の Coltrane のソロと比較しちゃうのが人情ってやつです.

 Mobley はすでに Blue Note で何枚もリーダーアルバムを録音しており、実力も人気もありました. 
 それでも マイルス・グループ での演奏は、ちょっと方向性が違うというか、うまく噛み合わない感じがします.



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 ● ⇒ J.J.Johnson , Miles Davis , Hank Mobley ●

 アルバム・タイトルの "Someday My Prince Will Come" (邦題:「いつか王子様が」) は、 ウォルト・ディズニー の 1937 年アニメ映画『白雪姫』の挿入歌です.
 Larry Morey (作詞) と Frank Churchill (作曲) により作られ、白雪姫の声優を担当した Adriana Caselotti により歌われました.

 ディズニー映画から誕生したジャズ・スタンダードと言えば、映画 "ピノキオ" の "星に願いを (When You Wish Upon a Star) " が有名ですが、この曲も同じくらい有名な曲で、ジャズだけでなく多くのミュージシャンたちがカバーしています.

 なんと、あの "あゆ (浜崎あゆみ)" までカバーしてるのにはびっくり.



 1960 年 11 月 Village Vanguard 出演中に Bill Evans トリオのこの曲の演奏を聴き、次のレコーディングに入れようと決めた様です
 Bill Evans は マイルス のために、クインテット用のスコアまで提供したようです.
 ("マイルス・デイヴィスの真実/小川隆夫著" から)



 ジャケットの女性は Frances Taylor 、この当時の マイルス の奥さんです.
 とにかく マイルス がゾッコンだったようで、このアルバムも始め何枚かジャケットに顔を出しています.
 このアルバム・ジャケットでは堂々とバストアップの写真ですが、なんかジャズっぽくなくて、ボクはあまり好きではありません.
 "E.S.P." のほうが断然素敵だと思います.

 公私混同みたいな感じですが、当時 マイルス がこうだといえば誰もノーとは言えなかったんじゃないかな.



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 ● Miles Davis & Frances Taylor ●

 収録されている 3 曲は関係者に因んだ曲で、3 曲目の "Pfrancing" は Frances Taylor に捧げられた曲.
 このタイトル名 "Pfrancing" はマイルスの造語で、 dancing (踊る) + frantic (気が狂ったような) + prancing (意気揚々と歩く) + Frances (奥さんの名前) = Pfrancing というようなことがネットに書かれていました.
 ちなみにこの曲は、"No Blues" というタイトルで他のアルバムにも収録されています.


 4 曲目は当時の Columbia 社長、Goddard Liberson の綴りを逆さにしてあります.
 ミュートが浸みわたるバラード.


 そして 5 曲目 "Teo" は、ズバリ当時のプロデューサー Teo Masero です.
 この曲もこの後幾度となくレコーディングされている曲で、本アルバムがデビュー作.
 この曲は "Neo" というタイトルでも演奏されています.
 どこが違うのかはよくわかりません.



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 メンバーが定まらない時期の演奏ですが、それぞれの演奏はやっぱりしっかりした演奏になっているのがスゴイ.

 逆にいろいろなメンバーがいるこの時期が、いろいろ聴き比べるには面白いかも知れません.

 マイルス 聴き始めると、次はあれ、次はこれ ・・・・・ って感じでどんどん沼ってしまいます (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Quiet Kenny

・ ・ ・ ・ ・ ・



 6 日の連休最終日は雨. 
 GW 後半ものんびりブログ書いたりして、まったりしてたんですが、なぜか午後から喉の痛み.
 思いっきり風邪症状ですが、熱はないし倦怠感などもない.



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 ● EOS R8 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F2.8 1/160秒 ISO-200 ●

 水曜・木曜と仕事に行きましたが、軽いのどの痛み程度でした.
 金曜日になったら、鼻水がヤバい.
 さらさらした感じで、す〜〜〜〜っと垂れまくりです.
 それでも熱もないし、喉の痛みもそんなになくなっていました

 この週末は庭の草刈りする予定でしたが、今日ものんびり安静にして、明日の体調次第かな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 そういえば So-Net ブログが 3 月いっぱいで閉鎖されました.
 土屋先生のブログが So-Net でしたが、最近はブログ更新もあまりなく、特に他のブログへの引っ越しもしなかったのですべて見れなくなってしまいました.
 ボクにとってはバイブル的な存在だったので、かなりのショックです.

 Livedoor もいつこうなるかわからないので、定期的更新しないといけないかな.



 さて今日もジャズ・アルバム.
 今回も昔取り上げたアルバムを再掲です.





9900 Dorham001 Quiet Kenny






  " Quiet Kenny / Kenny Dorham "





  1 Lotus Blossom (a.k.a. Asiatic Raes)
       (Kenny Dorham) ・・・・ 4:39
  2 My Ideal
       (L.Robin-N.Chase-R.A.Whiting) ・・・・ 5:06
  3 Blue Friday
       (Kenny Dorham) ・・・・ 8:46
  4 Alone Together 
       (H.Dietz-A.Schwartz) ・・・・  3:11
  5 Blue Spring Shuffle
       (Kenny Dorham) ・・・・ 7:38
  6 I Had the Craziest Dream
       (M.Gordon-H.Warren) ・・・・ 4:40
  7 Old Folks
       (D.L.Hill-W.Robison) ・・・・ 5:11
  8 Mack the Knife
       (B.Brecht-K.Weill) ・・・・ 3:02 (Bonus track)





  Kenny Dorham (tp), Tommy Flanagan (p),
  Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, November 13, 1959.




 ケニー・ドーハム といえばこのアルバムと言っても過言ではないくらい有名なアルバム.
 オリジナルは 7 曲目まで、最後の演奏はボーナストラックです.

 何度も再販されていますが、その都度ボーナストラックも当たり前のように入っています.
 Amazon で販売しているアナログ LP の曲目リストにも 8 曲目が入っているように記載されているものがありますが、これってきっと CD データをパクったに過ぎない感じです.




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 このアルバムも、通っていたジャズ屋でよくかかっていました.

 客足の途絶えた深夜 11 時頃に、こんなアルバムが流れるとたまらない.
 薄暗い店内は数人のお客さんで、カウンターに伏せて寝ている客や、目をつぶり一人静かに聴いているお客さんや ・・・・・・
 そんな場面に流れる "My Ideal" はもう最高だったりします.
 まぁ、遠い昔の残像です.



 日本ではとても人気のあるアルバムなので、 LP 盤も含め何度も再販になっています.
 ジャケットは青色を使ったモノトーンなのですが、その都度単色の色がいろいろな青だったり、モノクロに近かったり、緑がかったり・・・・と変わっているのも面白いです.
 そんな色違いなアルバムを並べた写真もネット上にはありました.
 昔の LP 盤は日本語タイトルとして "静かなるケニー" と付けられていました.
 最近の CD の中にもこの日本語タイトルのものもあるので、結構このタイトルのほうがいいのかな.
 "静かなケニー" ではなく、 "静かなるケニー" というのがミソ.



Kenny Dorham 0051


 ケニー・ドーハム って、基本的に狭い音域をうまく使っている感じです.
 初期の "Afro-Cuban (BLP-1535)" のようなノリノリの演奏でもそうだけど、ハイトーンを血管切れそうな勢いで吹くのはこの人のスタイルじゃない.
 狭い音域を、しっかりとキレイにメロディ作っているから、独特な雰囲気が現れてます.

 このあたりが日本人受けしてるのかな.
 この "Quiet Kenny" は、日本のわびさびなって表現までされちゃっているくらいですから.


 全体がマイナーな雰囲気が漂っています.
 彼のちょっと霞んだトランペットの音色にピッタリ.




MyIdeal003


 ボクの好きな "My Ideal" は、 1930 年のミュージカル映画 "Playboy In Paris" の挿入歌.
 1940 年代 作曲者 Richard A. Whiting の娘でもある Margaret Whiting がレコード化しています.
 You Tube でも試聴可能.

 今ではすっかりジャズ・スタンダードの一曲になり多くのミュージシャンたちが歌ったり演奏しています.
 我が家にもいくつか演奏が入ったアルバムがありますが、好きなのは "I Miss To You So / Chris Connor" の歌かな・・・・単純に Chris Connor が大好きということもありますが.
 
 Chet Baker の演奏 & 歌もあり、そちらは最初にバース部が入っています.
 やっぱりこういう歌はバースを歌って欲しいなぁ.


Kenny Dorham 006


 Kenny Dorham は、 1924 年 8 月 30 日、テキサス州 Fairfield で生まれました.
 1950 年代には The Jazz Messengers をはじめ多くのミュージシャンとの共演があり、自身もリーダー・アルバムを何枚も発表しています.
Clifford Brown が亡くなってからは、ポスト・クリフォードの一人として注目はされてのではないでしょうか


 1960 年代に入ると Joe Henderson 、 Jackie McLean 、 Cedar Walton 、 Andrew Hill など、新主流派のミュージシャンたちとの共演も増えます.
 1972 年 12 月、 48 歳という若さでこの世を去っています.


 どちらかというと、今の季節よりも秋の夜長に一人静かに聴くほうがピッタリなアルバム.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Black Radio

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ゴールデンウィークもあっという間に最終日.
 連休中はずっと天気良かったんですが、今日は雨降り.

 今の季節、雨が降ると少し肌寒く感じられます.



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 ● 2025. 5. 6. Monday Morning, 8 AM ●

 こんな天気だから外に出かける気にもならない.
 明日から仕事か ・・・・・ と、そんな雨空見ながら部屋にこもってます.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 雨降りだから、今日もジャズでも勉強します.
 たまにはこういうアルバムもいいんじゃないかい.




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  " Black Radio / Robert Glasper Experiment "





  1 Lift Off / Mic Check
      (featuring Shafiq Husayn) ・・・・ 3:57
  2 Afro Blue
      (featuring Erykah Badu) ・・・・ 5:13
  3 Cherish the Day
      (featuring Lalah Hathaway) ・・・・ 5:53
  4 Always Shine
      (featuring Lupe Fiasco and Bilal) ・・・・ 5:22
  5 Gonna Be Alright (F.T.B.)
      (featuring Ledisi) ・・・・ 6:13
  6 Move Love
      (featuring KING) ・・・・ 3:22
  7 Ah Yeah... That's Just Great
      (featuring Musiq Soulchild and Chrisette Michele) ・・・・ 5:13
  8 The Consequences of Jealousy
      (featuring Meshell Ndegeocello) ・・・・ 6:12
  9 Why Do We Try
      (featuring Stokley) ・・・・ 6:32
  10 Black Radio
      (featuring Yasiin Bey) ・・・・ 5:26
  11 Letter to Hermione
      (featuring Bilal) ・・・・ 4:52
  12 Smells Like Teen Spirit ・・・・ 7:24






  Robert Glasper (Key.p.Fender Rhodes.synth.arr),
  Casey Benjamin (vocoder.fl.sax.synth),
  Derrick Hodge (b),  Chris Dave (ds.perc),
  Jahi Sundance (turntables),  Stokley Williams (perc),
  Shafiq Husayn (vo),  Erykah Badu (vo),  Bilal (vo), 
  Lalah Hathaway (vo),  Lupe Fiasco (vo),  Ledisi (vo), 
    and others.






 このアルバムは、 2012 年に Blue Note レーベルから発売されました.
 Blue Note は Facebook でフォローしてるので、このジャケット写真は幾度となく見ています.

 第 55 回グラミー賞 では Best R&B Album を獲得した有名なアルバムです.
 R&B って、ボク的にはもう少しアクの強い Motown 系の演奏をイメージしちゃってますが、このあたりの垣根もあってないようなものなろうか.

 雰囲気はジャズっぽいクラブ系といった感じです ・・・・ 個人的な主観.




RG002


 Robert Glasper ですが、名前は以前から聞いたことありますが、演奏を聴くのはこのアルバムくらいかな.

 Tokyo Jazz 2018 に出演した時に radiko で聴いてましたが、土曜日の Herbie Hancock との演奏は圧巻だった記憶が、ほんのちょっとだけ残ってます.

 去年 10 月の サマソニ では、 星野源 と Robert Glasper がステージに立って一緒に歌っていたのが話題になりました.
 星野源 は自身でもルーツはジャズと言っているくらいだから、まぁ不思議ではないですね.
 幼少期からジャズのある生活の中で育っていたみたいなので.



 映画 "Miles Ahead" では、 Robert Glasper が音楽監修務めており、映画の中でも確か演奏場面があったような記憶が.
 Robert Glasper は自分でも最も影響受けたのが Miles Davis と言っていました.



Robert Glasper 002


 俗に言うストレートアヘッドなジャズとはまったく違います.
 どちらかというと、現代風なヒップホップなどにジャズのテーストを取り入れた音楽という感じ.

 古き良きスタイルを継承していくのもいいですが、こんな感じで時代とともに進化していくのも自然なのかもしれません.
 特にジャズは、昔々の デキシーランド から、踊れる スイング になって、リズムの変化やアドリブといった個性が ビバップ に昇華し、さらに音階を自由に幅を広げた モード 、時代とともに楽器の進化やロックビートの クロスオーバー・フュージョン ・・・・・ と、時代時代で変化してきました.

 だからこういうアルバムが Blue Note で作られるのも必然かな. 
 まあずっと昔はボクもメインストリーム一本で、フュージョンなど完全否定してたので偉そうなことは言えませんが (笑)



Robert Glasper 005


 収録曲は知っている曲が何曲か入ってます.

 "Afro Blue" は John Coltrane を始め、多くのミュージシャンたちが演奏してるので、ジャズかじった人だったらみんな知っているくらい有名な曲.
 それだけにどんなアレンジされているのか、初めて聴くときにはワクワクします.


 続く 3 曲目 "Cherish the Day" は Sade (シャーデー) の曲で、オリジナルはシングルカットもされています.
 この曲の雰囲気はこのアルバムにピッタリハマってます.
 ちなみに Sade はグループ名で、ヴォーカルの女性 Sade Adu から. 


 最後の "Smells Like Teen Spirit" は、Nirvana のアルバム "Nevermind" に収録されていました.
 この "Nevermind" は Nirvana の代表アルバムだけでなく、ロックを代表するようなアルバムでもあり、なかでもシングルカットされたこの曲はあまりにも有名すぎます.



Robert Glasper 004


 全体の印象は、ゆったりしたウェーブが流れていく感じ.
 耳にやさしく、聴きやすいですね.
 ヒップホップってどちらかというと攻撃的なイメージですが、このアルバムはそんな感じは全くなし.

 作業用の BGM としても十分聴ける気がする.


 とりあえず今日は一日こんな感じでゆったり、まったりして、また明日からお仕事頑張ろう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

She Was Too Good to Me

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 もう五月.
 少し前までスキー場に上っていたのが信じられないくらいに、あっという間に四月が終わってしまった感じです.



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 この ヤエザクラ は職場の隣に咲いている木で、撮影したのは 4 月 29 日.
 近くの 中央公園 の ソメイヨシノ に比べるとかなり遅咲きです.

 この日は天気は良かったのですが、とにかく風が強くて、撮影をゆっくりするような感じじゃありません.
 枝は揺れまくりで、被っていたキャップも飛ばされました.



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 こちらはいつも停めている駐車場のそばに咲いていた ハナミズキ 、同じ日に撮ってみました.
 この花もきれいですが、ピンクと白の花びらのようなものは、総苞片 (そうほうへん) と呼ばれる花のつけ根の葉なんだそうです.

 そばには白い花の木もありましたが、強風のためそちらの写真はありません. 

 今まで全く気にもしていませんでしたが、住宅の庭にこの木を植えているいえもちらほら見受けられますね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 世間は GW 、ニュースでも観光地の賑わいや高速道路の渋滞などが例年のように伝えられています.
 ボクはまったくもって予定などなし.
 後半は金曜日からの 5 連休なのですが、金曜日に 池の平湿原 で写真撮ってきた程度です.


 じゃあブログでも書こう ・・・・・
 それも久しぶりにジャズ・アルバムを取り上げてみようか.




9900 Baker008 She Was Too Good To Me







  " She Was Too Good to Me / Chet Baker "





  1. Autumn Leaves
       (J.Kosma-J.H.Mercer) ・・・・・ 7:08
  2. She Was Too Good to Me
       (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 4:44
  3. Funk in Deep Freeze
       (H.Mobley) ・・・・・ 6:11
  4. Tangerine
       (D.Sebesky-V.Schertzinger) ・・・・・ 5:32
  5. With a Song in My Heart
       (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 4:06
  6. What'll I Do ?
       (I.Berlin) ・・・・・ 4:00
  7. It's You or No One
       (S.Cahn-J.Styne) ・・・・・ 4:32




  Chet Baker (tp.vo), Paul Desmond (as: # 1, 4), 
  Hubert Laws (fl.a-fl), Bob James (p.key), Ron Carter (b),
  Steve Gadd (ds: # 1-4, 8), Jack DeJohnette (ds: # 5-7)
  Romeo Penque (fl.cl), George Marge (a-fl.oboe d'amore), 
  David Friedman (vib)
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, July 17, October 31, November 1, 1974.




 チェット・ベーカー のカムバック・アルバムとも呼ばれる本作品です.
 麻薬中毒の治療から 1973 年に復帰し、ヨーロッパで演奏活動を再開.
 そして CTI レーベルに吹き込まれたがこのアルバムです.

 ボクのブログのジャズへのカムバックとしてもピッタリなのかな.




9900 Baker008-2 She Was Too Good To Me


 このアルバム、昔は見向きもしませんでした.
 そもそも チェット・ベーカー 自体が好きじゃなかった.
 あの甘ったるい声のヴォーカルなんてまったくもって拒否反応.
 おまけにレーベルが CTI (笑)

 ところが CD を再購入し始めた 20 年くらい前から、何となく好きになってしまいました.
 甘い歌声も気にならなくなりました.

 一番は " Concierto / Jim Hall " の演奏だろうな.
 あのアルバムは昔からかなり聴いていたので、小気味よい演奏の中のトランペットの音がいいんだな.



Chet Baker 004


 1 曲目の "Autumn Leaves" が最高にいい.
 とても気持ちのいい演奏で、いつ聴いてもハッピーになれます.
 このアルバムのオリジナル・タイトルは 2 曲目の "She Was Too Good to Me" なんですが、日本語のタイトルは、ズバリ "枯葉" .
 まぁこの演奏を聴けば、さもありなん.


 そのタイトル曲ですが、作詞作曲はあの Rodgers and Hart .
 オリジナルのタイトルは "He Was Too Good to Me" で、女性が歌い上げますが、男性が歌う場合は "She Was Too Good to Me" となるようです.


 3 曲目の "Funk in Deep Freeze" はなんと ハンク・モブレー の曲です.
 " Hank Mobley Quintet (BLP-1550) " にオリジナルが収録されています.
 オリジナルはもう少し軽快な演奏ですが、チェット・ベーカー のほうはゆったりとしたミディアム・テンポでこれがまたいい.

 ボクはこのくらいゆったりした演奏のほうが好きかな.
 このアルバムの中でも、好きな演奏の一つです.



steve gadd 002


 このアルバム、何がいいかってリズムセクションがたまりません.
 ボブ・ジェームス 、 ロン・カーター 、 スティーブ・ガッド .
 特に スティーブ・ガッド のミディアム・テンポでもグイグイくるところなんてたまりません.

 
  " Concierto / Jim Hall " といい、ジム・ホール が CTI に最後に残した "Studio Trieste / Jim Hall" といい、ほぼほぼ同じようなメンバーなので、ご機嫌な演奏が聴けます.

 こういう演奏聴いてると、やっぱり チェット・ベーカー もうまいなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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