ジャズを聴き始めた頃は、どんなのを聴けばいいのかわからない手探りの状態.
 数少ない情報源は、ジャズ屋と スウィング・ジャーナル (SJ) 誌でした.
 SJ 誌の批評なんかを読んでは、 「うんうん、なにかよさそう ・・・・・」 と LP を購入しました.

 ところが、この批評が曲者!!
 特に SJ ・ゴールド・ディスクなるものが ・・・・・・ どういう基準で選んでいたのかよくわかりません.
 このおかげでかなり痛い目にもあっており、大人になった今ではほとんど批評は当てにしないようになりました.




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 "Us Three / Horace Parlan" のアルバム謳い文句が 「最高にカッコいいジャズがここにある」 でした.
 Horace Parlan は昔も今もまったく聴いていません (これは断言できる).
 どんなピアニストなのかまったくわかりません.

 1,100 円シリーズが発売されなかったら、きっと買ってはいないアルバムです.
 1,100 円だったから 「たまには新しいものも聴いてみようか、ジャケットも有名ですしね ・・・・・」 という感じで購入.
 1,100 円だったら、演奏がよくなくても、まぁ諦められるですし・・・・・(笑)


 期待もせずに聴いてみると ・・・・・
 いきなりのベース・ソロから不安を煽るようなピアノの響き・・・なんだ?フリージャズか? 
 と思ったのもつかの間、リズミカルなブラシ・ドラムにベースが乗っかりグイグイと、そしてピアノがメロディアスに弾かれていきます.


 「カッコイイ・・・・・」 思わず口をつきそうでした.


 ベースが特にいいんです.
 録音されたベースの音も物すごくいいですし、グイグイいく感じがものすごくいい.
 決してハデなベースではないんですがボクのフィーリングにぴったり納まってしまうようなベースです.

 "Us Three" , "I Want To Be Loved" , "Come Rain Or Come Shine" ・・・・・・・ どれもが思わずにやっとしてしまうような演奏が続いていきます.
 これはアルバムの謳い文句にピッタリ、マッチしています、これが大人のカッコよさです.


 すぐに HMV へ彼のアルバムを 5 枚ほど注文しました .


 これが 「カッコイイ」 大人買いです (笑).