オリンピック ・・・・ 東京 残念でしたねー.
 そのせいか、このアルバムの Kenny Burrell の顔が、なぜか Barack H Obama に見えてしまうんですが ・・・・



4021

 これはいいなー! 特に 1 曲目の "Birk's Works" がいい.
 単調なリフから入っていって、バリバリのハード・バップ、とてもファンキーな演奏です.

 Kenny Burrell はもちろん大好きです.
 秋に聴くにはぴったりのブルージーな演奏で、あまり喋らないんだけれど心にグッとくるようなところがボクは大好き.
 弾いてるイメージが湧いてくるんだけど、きっとクールでカッコイイんだろうな.


 そして Tina Brooks がいいんだな.
 もう、彼の演奏は大好き、最近聴きまくり、買いまくりです (昨日も少し書いた "Blue Lights" も当然買って持っています、ただし 2 枚組の輸入盤ですので、青ジャケットしかありませんが) .
 彼の演奏は日本の演歌のような、派手でなく、饒舌ではないんだけれど、グッとくるところがあるんですよね.
 それは、音であったり、フレーズであったり ・・・・・・・・
 こういう素晴らしい演奏者が、酒やドラッグに溺れて、この世界から消えたり、早死にしたり.

 ・・・・・ Stop the Drug !


 Art Blakey は 「まんま Art Blakey !」 という感じで叩いているし、 Bobby Timmons もファンキーに弾いている ・・・・・・・ 
 "Moanin'" なんか演奏しょうものなら Club St. Germain になってしまいそうな雰囲気です.

 このアルバムも、以前はそんなに聴いた訳ではないのに、最近きちんと聴いてみると、いいなー.
 そして思うのは、やっぱりボクは Grant Green よりも Kenny Burrell です.


 それにしても、このギターの音色は、どうしてこんなに秋にフィットするんでしょうか.