台風 18 号が接近しています.
 かなり大きな台風のようですが、なんとか本州上陸を避けていってくれればいいのですが ・・・・・・・


 そういえば昔、ジャズ屋で何時間も聴いていたら、大雨で店の中に雨水が入ってきて大騒ぎになったことがありました.
 「今夜はお客さん来ないねー ・・・・・」 なんて、店のマスターと話していたんですが、どうやら外は大雨だったようです.
 そんなこともわからず何時間も聴いていたなー ・・・・


 最近 Blue Note 中心に日記書いていたので、たまには違うものを ・・・・・ Prestige です.
 それもピアノ・トリオ、 Red Garland です.
 Red Garland も有名なピアニストで Miles Davis 、 John Coltrane ・・・・・ といった巨人達との優れたアルバムをはじめとし、 Prestige に多くの名アルバムを残しています.
 独特のブロッキングで、スウィンギーに弾くのが特徴なんだよね.



garland02


 "Red Garland trio at the Prelude" はライブ・アルバム.
 Red Garland のライブ盤はあまり多くはありません.
 ボクの持っているこのアルバムは輸入盤の 2 枚組で、当日の演奏 3 セットを順番に収録しています.
 ・・・・・・ のはずですが、詳細はライナーも読まないので不明です.
 "Lil' Darlin" に至ってはやり直しの演奏まで入っていて、ライブの雰囲気がよく伝わってきます.
 Kenny Dorham でも書いたんだけれど、やはりライブ・アルバムは、曲順を入れ替えないで当日の演奏順で作ってほしいな ・・・・・・ 以前の時間的制約のあるアナログ盤はともかく.

 国内盤はどうなんだろう、以前 "vol.1" と表示されている 1 枚組のアルバムは見たことがあるけれど、なぜか "vol.2" は見た記憶がない.
 おまけに曲順も 3 つのセットからおいしいところ取りで ・・・・・・・・


 肝心の演奏ですが ・・・・
 録音が 1959 年 10 月 2 日、この頃の演奏だったらどんなアルバム買っても、大きな間違いはきっとないですね.
 スインギーなスタイルなので、気楽に聴いていることができます.
 ライブのせいか、ここではさらにリラックスした演奏.
 派手でもないし、唸ってしまうような演奏ではありませんが ・・・・・・・

 台風の夜はこんなアルバムを聴きながら、静かに台風が通り過ぎるのを待ちましょうか.