今年は梅雨がやってくるのでしょうか ・・・・・
 連日、初夏のお天気 ・・・ 雷注意報も毎日のように発表されています.
 青空が広がる天気はいいのですが、この時期にある程度の雨が降らないと、今度は水不足になってしまいそうです.


 そう ・・・・ 気がつけばもう、6 月です!
 あっという間に春が終わってしまいました.
 今年も 1 月からいろいろなことが、たくさんありました.
 最近は月日の経っていくのが、ほんとに速く感じられます ・・・・ 時の流れは昔と変わらないのですが.





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  "When There Are Grey Skies / Red Garland"





  1. Sonny Boy
  2. My Honey's Lovin' Arms
  3. St. James Infirmary
  4. I Ain't Got Nobody
  5. Baby, Won't You Please Come Home
  6. Nobody Knows the Trouble I've Seen
  7. My Blue Heaven (bonus-tk)




  Red Garland (p), Wendell Marshall (b), Charlie Persip (ds)
  Recorded on October 9, 1962.





 Red Garland が Prestige レーベルに吹き込んだ、最後のアルバムです.
 正直、このアルバムどうなんでしょう ・・・・・.
 聴いていても、まぁそれなり、という感じかな.
 代表アルバムは、他にたくさんあります.
 でも想い出のアルバムや曲って、演奏の良し悪しとは全然別なので、なぜかこんなアルバム (・・・ 失礼しました) でもよく聴いたりしています.




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 Red Garland が影響を受けたピアニストの一人が、 Ahmad Jamal というようなことがどこかに書かれていました.
 そういえば、 "マイルス・デヴィスの真実" の中にも、彼の名前が結構出てきます.
 実は Ahmad Jamal って聴いたことないです、一体どんなピアノなんだろ.
 ちょっとばかり、興味津津 ・・・・・ 次回 Click です.
 エヴァの 式波・アスカ・ラングレー がある意味で友達を否定していたように、ボクは "知識" を今まで否定してきましたが アスカ 同様、最近は 「知識と触れ合うのも悪く無い」 なんて感じになってきました.
 いろいろな広がりが見えてきます.
 いかん、例えがマニアックすぎました ・・・ 完全に "ヲタ" の方向に進み始めてしまいました.


 アルバムに話を戻しましょう ・・・・.
 このアルバムを買ったきっかけは、単純明快 ・・・・・
 "St. James Infirmary" が演奏されていたから、たったそれだけの理由です.
 この曲はボクをある意味でジャズに引き込んだ想い出の曲でもあります.
 ただ演奏していたのは George Lewis で、コテコテのデキシーランド・ジャズでしたが.
 この曲はとっても素敵なメロディの曲です.
 こういう曲は演奏がどうのこうの ・・・ ということは関係ありません.
 このアルバム全体がちょっとスローな曲中心で、ボクはあまり Groovy な感じはしません.
 ボクはもう少しアップテンプな曲を、軽快に弾きこなしていくほうが好きです.
 ただ、全体的にゆったりとした演奏で、さらりとこなしていってしまう職人芸みたいなものが隠れているようなアルバムかもしれません.
 表舞台には出てこないけれど、いつ聴いてもゆったりした気分に浸れるようなアルバムです.
 唸りながら、シリアスに聴くばかりがジャズじゃありません ・・・・・ 最近はボクも、かなり丸くなってしまいました(笑).



 アルバム・タイトルのような空ではなく、今日も青空に白い雲でした.
 久しぶりに何もない休日です、こんな日はまったり ・・・・・