いいお天気になりました.
 雲はあったけれど、青い空と、暖かな日差し.
 どこかに行こうかと思ったのですが、連休でどこも混んでいそうですので、家でボーーーーーっとしてました.
 東京などの人混みはそれほど気になりませんが、観光地の人混みや道路渋滞はダメです.




F1005

 今日は F-1 日本 GP でした.
 昨日は土砂降りで予選も中止になったようですが、今日は鈴鹿もいいお天気でした.
 久しぶりに、 F-1 のテレビ観戦なんかしてしまいました.


 モータースポーツを見るのは好きですが、ボクは F-1 よりも、 NASCAR です.
 NASCAR のような、ピットでボンネットをハンマーで叩いて修理するような、いかにもアメリカというところが大好きです. 
 F-1 はヨーロッパ的で、格式を重んじるような部分がありますよね.
 それも否定はしませんが、ボクは NASCAR です.


 まぁ今日は暇にまかせて観ていたのですが ・・・・ 結構楽しかったですね.
 特に 小林可夢偉 選手!
 TV ではレース前からかなり日本人ドライバーということで熱狂的な紹介していましたが、 「まぁたいしたことないんだろうな」 というのが正直な気持ちでした.
 車の性能にしたって、ザウバー・フェラーリ なんてトップクラスに比べれば、その性能は一目瞭然ですし.
 ところがレース見ているとヘアピンへの突っ込みや、そこでのオーバーテイクなどすごいじゃないですか.
 接触もありましたけれど、一歩も引かないところもいいですよね.
 来年もっと早いチームにいければ、もっともっと結果が残せそうな気がするのですが.


 久しぶりに観戦した F-1 は大変楽しく観ることができました.
 そんな F-1 のような疾走感あふれる演奏でも・・・・







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  "Components / Bobby Hutcherson"




  1.  Components
  2.  Tranquility
  3.  Little B's Poem
  4.  West 22nd Street Theme
  5.  Movement
  6.  Juba Dance
  7.  Air
  8.  Pastral





  Freddie Hubbard (tp), James Spaulding (as.fl),
  Bobby Hutcherson (vib.mar), Herbie Hancock (p.org),
  Ron Carter (b), Joe Chambers (ds)
  Recorded on June 10, 1965.







 1 曲目、アルバム・タイトルにもなっている "Components" がいいです.
 いかにも、これが新主流派のジャズといった演奏です.




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 ただ、このアルバム全体を聴いてみると、なにかいろいろなものが混ざっている感じがして ・・・・・・.
 グルーブ感あふれる演奏や、ちょっと明るい感じがあったり、ブルージーなものがあったり、フリーキーなものがあったりと、どうもアルバムとしてはあまり好きではありません.
 まぁ、この時代を象徴しているといえばそれまでですが.
 "Movement", "Air" といったあたりは、初心者にはちょっと厳しいでしょうかね ・・・・ かなりフリーキーな演奏です.
 さすがのボクも、このあたりの曲はちょっとねー.
 アルバム全体が "Components" のような演奏で突っ走ってしまうというのも有りのような気がします(笑).


 この 4200 番台あたりのアルバムのほとんどは、今年になって聴くようになったものばかりです.
 でも聴いてみると、それはそれでいいかも ・・・・ なんて.
 特にトレッキングなどしている時は、微妙に新主流派のジャズが、雄大な自然に溶け込むんですよね.
 微妙なマッチングです.






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 F-1 終了後、さらに見てしまった TV 番組が、

 "The 世界遺産"
 今日は、 ドロミーティ (イタリア)

 最近、山が好き! とか言っていますが、この自然遺産もそんな今のボクにはど真ん中のストライクでした.


 コルティーナ・ダンペッツォ を中心としたエリアと、 コルティーナ・ダンペッツォ から ボルツァーノ までの横断ルート (通称 ドロミーティ街道) .
 エリア内には、最高峰の マルモラーダ 山の他、 トファーナ 、 チヴェッタ 、 クリスタッロ 、 ソラピス など 3000m を超える山々や、 ガルデーナ渓谷 、 ポルドイ峠 、 ミズリーナ湖 、 カレッツァ湖 の絶景を楽しみながら、初級から上級者まで幅広く楽しめるハイキング・トレッキングコースが多数整備されています. (イタリア政府観光局 ENIT 公式サイトから抜粋)



 番組の中心は、これらのトレッキング・コースなどではなく、切り立った絶壁を要する山々がメインでした.
 そして、 ビア・フェラータ (Via Ferrata) です.
 このドロミーティにそびえ立つ絶壁の頂上に、普通の観光客でも登れてしまいます.
 第一次世界大戦中、ドイツ・オーストリア帝国からの侵攻を防ぐため、このドロミーティ山群のいたる所にトーチカや塹壕を掘り、それらをワイヤーや梯子、トンネルで結ぶことで要塞を造り、その時のワイヤーや梯子を後年登山用に整備し、それを利用しての登山を、 ビア・フェラータ と呼んでいるようです.



 これだったらボクでも頂上制覇や縦走ができそうです.
 でも、飛行機嫌いですし、イタリア語話せませんし、渡航費用もありませんので行くことはないでしょうね.
 だから、国内で我慢しましょう.
 国内だって素晴らしい山はたくさんあります.

 それにしても、素敵な景色だったなー.
 こういった TV 番組見ていると、"世界遺産 Blu-ray" みたいなものが欲しくなってしまいます.
 どうせ行けないんだったら、せめて映像だけでも楽しもうかと ・・・・



 天気がいいにも拘らず、家でウダウダ過ごした一日でした.