Merry Christmas !

 こんな言葉を、甘く特別に囁く相手もいませんので、みんなに言ってしまいます.
 ボクの家の周りは、がっつり雪降り.
 まだ気温が暖かいので、道路には積っていませんが、朝から霧が立ち込めたドヨヨ〜ンとした雪降りです.
 こんな日は家でまったりと、雪でも眺めながらジャズでも聴くのが最高です.
 がっ、今日から東京なのです.
 どうしてこういう日に限って雪なのか・・・・・・東京は雨なのかなー


 朝起きた時には降っていた雪も、朝食食べる頃にはすっかり止んでいました.
 だったら、先に写真撮っておけばよかったと、後悔.
 雪が止んで、嬉しいような ・・・・ 残念なような ・・・・




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 さて今回の東京、今年最後の東京です ・・・・ 当たり前と、一人ツッコミ.
 午後 1 時頃の新幹線で出発です、今日はまず 日本橋コレド でちょっとした用事、その後京橋まで歩いて明日の "いつもの講習会" 準備を少し、夕方まで銀座でクリスマス気分をちょっと味わって、夜は静かに飲み ・・・・ ラッキーなことに一緒に飲んでくれる人見つけましたので.

 東京には新幹線で本当に簡単に行けるようになりましたが、講習会で使う自分のテキストなどで、どうしても荷物が多くなってしまいます.
 とにかく、本類が入っているので重いんですよね.
 そういえば、昨年の今頃も東京で講習会.
 たしか去年はホテルでクィーンルームのプレゼントがあったんでした、思い出しました.
 去年のブログ見てみたら、書いてありました ・・・・ 去年も 25 日から東京でした.


 さて昨日のブログ大改造、まだ自分のブログ画面見てもピンときませんが、とりあえずは一段落でしょうか.
 あとは慣れるだけです.
 メトロポリス東京へ行く前に、もう一つの メトロポリス のことでもちょこっと書いておきましょう.





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   メトロポリス





  監督 : フリッツ・ラング
  製作 : テア・フォン・ハルボウ
  脚本 : テア・フォン・ハルボウ
  原題 : Metropolis
  出演 : ブリギッテ・ヘルム (マリア)
       アルフレッド・アベル (支配的権力者フレーダーセン)
       グスタフ・フレーリッヒ (フレーダー)
       ルドルフ・クライン=ロッゲ (発明家ロトワング)
  特殊撮影 : オイゲン・シュフタン
  撮影 : カール・フロイント
  編集 : レイ・ラヴジョイ
  公開: 1927 年 (オリジナル版)
  配給 : 松竹座=東和商事
  日本公開 : 1929 年 4 月 3 日 (初公開)
          1984 年 (ジョルジオ・モロダー版)
  上映時間 : 104 分








 いつもだったら、ちょっといいなと思う CD や Blu-ray は、比較的簡単に Click してしまうんですが、どうも気になっているものの Click できないのが、この Blu-ray です.



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 完全なオリジナル版と呼ばれたものは、プレミア公開の上映時間は 210 分なのですが、その長さゆえにズタズタにカットされ一般公開されたようです.
 アメリカ公開版では 114 分.
 日本では 1929 年、104 分にカットされたものが公開されたようです (これは検閲によってでしょうね、でもこの映画の内容を考えると、公開されただけでもすごい) .
 その後の第二次世界大戦で、オリジナルフィルムは世界各地に散らばって、各地でいろいろばなバージョンのものが公開されていましたが、この映画を改めて表舞台に出したのが、1984 年公開された "ジョルジオ・モロダー版" でしょう.
 実はボクもこれを見て、この映画にハマりました.
 2002 年には、新たに発見されたフィルムを再編集した 123 分バージョン作品が作られ、2008 年 7 月ブエノスアイレスの映画博物館で発見された 16 mmフィルムによるコピー版を追加編集されたのが、今年の 11 月に発売された Blu-ray なのであります.

 映画の内容は、資本階級主義社会を痛烈に批判するような内容であり、単に上映時間の長さだけでなく、内容的な部分からもカットされた気がします.
 でも、今見てもとてもよくできた映画です、「 SF 映画の原点にして頂点」 と称されるのもわかります.



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 アンドロイドの マリア が美しいです.


 "スター・ウォーズ" シリーズの、 C3PO のモデルが、この マリア というのはあまりにも有名なお話し.
 80 年以上も前にこんな映画が作られたことに驚いてしまいます ・・・・ そう、当然サイレント映画ですよ.
 そう言えば、ボクが昔日本武道館で見た、"ナポレオン (アベル・ガンス監督)" も 1927 年公開の映画でした.
 今の人たちよりも、はるかに想像力に富んでいた時代だったのでしょうか.


 ここまで書いていると、無条件に Click して購入なのですが ・・・・・・


 でも、ボクにとっての メトロポリス は、どうしても "ジョルジオ・モロダー版" なんです ・・・・ この "ジョルジオ・モロダー版" については、かなり批判的な評価も多いのですが.
 全編にかかるロック、場面場面色調を変えた映像が、ボクは好きです.
 特に "Machines" ・・・・・ この曲は、この映画に不可欠だと思っています.
 前述の "ナポレオン" には、カーマイン・コッポラの音楽が不可欠のように.
 そしてこの "メトロポリス" には、ジョルジオ・モロダー となっちゃうんだよね、どうしても.
 ジョルジオ・モロダー版 が発売されれば、即 Click なんだけれど.
 クリスマス中検討してみましょう、一人の夜は長いので.


 さてと、青空も少し出てきました.
 いざ、クリスマスの メトロポリス へ ・・・・・・