どうもパソコンの調子が悪いです.
 本体ではなく、どうもバッテリーの調子がいま三つくらいで、バッテリーだけでは立ち上がらなくなりました.
 おまけに、バッテリーを装着していると、AC 電源つながっていても立ち上がりません.
 仕方ないので、バッテリーを外しての作業です.
 とりあえずバッテリーはメーカーに見てもらいますが、単純にバッテリーの問題だけだといいんですが.


 明日から "いつもの講習会 出張コース" で、東京入り.
 パソコン持参で行く予定だったのですが、こういう時に限って調子悪くて ・・・・ まぁ、なんとか騙しだまし使ってみましょう.


 そんな問題を抱えながら、明日からの講習会の資料整理などを ・・・・・・・・・
 ・・・・・・ なんと、 BGM には大嫌いなアルバムを聴いています.
 大嫌いなのにどうしてあるのかというと、Box セットに入っていたからという、超単純な理由です.
 まぁ、大嫌いと言っても 食わず嫌い と言ったほうが正しいのかもしれませんが.

 そのアルバムは、かの有名な問題作




Davis133






   "Bitches Brew / Miles Davis"





  Disk 1:
    1. Pharaoh’s Dance
    2. Bitches Brew


  Disk 2:
    1. Spanish Key
    2. John McLaughlin
    3. Miles Runs The Voodoo Down
    4. Sanctuary
    5. Feio (bonus-tk)





  Disk 1: #2 , Disk 2: #2,#4 (Recorded August 19, 1969.)
  Miles Davis(tp), Wayne Shorter(ss), Bennie Maupin(b-cl),
  John Mclaughlin(el-g), Chick Corea(el-p), Joe Zawinul(el-p),
  Dave Holland(b), Harvey Brooks(el-b), Jack Dejohnette(ds),
  Lenny White(ds), Don Alias(perc), Jimmy Riley(perc)
  *Disk 2: #2 omit Harvey Brooks
  *Disk 2: #4 omit Bennie Maupin, Harvey Brooks, Lenny White


  Disk 2: #3 (Recorded August 20, 1969.)
  Miles Davis(tp), Wayne Shorter(ss), Bennie Maupin(b-cl),
  John Mclaughlin(el-g), Chick Corea(el-p), Joe Zawinul(el-p),
  Dave Holland(b), Harvey Brooks(el-b), Jack Dejohnette(ds),
  Don Alias(perc), Jimmy Riley(perc)


  Disk 1: #1 , Disk 2: #1 (Recorded August 21, 1969.)
  Miles Davis(tp), Wayne Shorter(ss), Bennie Maupin(b-cl),
  John Mclaughlin(el-g), Chick Corea(el-p), Joe Zawinul(el-p),
  Larry Young(el-p), Dave Holland(b), Harvey Brooks(el-b),
  Jack Dejohnette(ds), Lenny White(ds), Don Alias(perc),
  Jimmy Riley(perc)


  Disk 2: #5 (Recorded January 28, 1970.)
  Miles Davis(tp), Wayne Shorter(ss), Bennie Maupin(b-cl),
  John Mclaughlin(el-g), Chick Corea(el-p), Joe Zawinul(el-p),
  Dave Holland(b), Billy Cobham(ds), Jack Dejohnette(ds),
  Airto Moreira(perc)






 録音データ書いただけでも、こんなになってしまいました.
 あの Miles Davis が 1969 年に録音した、"超" 問題作です.
 賛否両論、喧々諤々 ・・・・・・



Davis133-2

 当時 (それ以降も) のジャズ喫茶では、このアルバムをかけない店が結構ありました.
 ボクがジャズ屋に通っていたのは、このアルバムが発売されて何年も経っていましたが、やっぱりこのアルバムは営業中聴くことはできませんでした.
 これに似たアルバムは、結構あります ・・・ "Ascension / John Coltrane" 、 "The Ornette Coleman Trio At The Golden Circle Stockholm" などなど.
 特にフリーキーな演奏や、ロック・テイスト溢れるようなものは、その当時なかなか聴くことはできませんでしたね.
 このあたりが、シリアスな・ジャズ喫茶といったところです.


 このアルバムは、誰もが認める "歴史的な一枚" です ・・・・・ が、万人に受け入れられるかというとそうでもありません.
 上にも書いたように、このアルバムがジャズ界に与えた影響は計りしれません.
 よく、「こんなのはジャズじゃない !」という意見をいろいろな人が言っています.
 「ジャズじゃない!」 というよりも、ジャズとかロックというジャンルから飛び出した音楽とでも言うのが正解じゃないでしょうか.
 どこかに当てはめようとするから、逆に収まりきらなくなってしまうのではないでしょうか.


 実は今夜何年振りかで、ずっと通して流してみました.
 驚いたことに、全然違和感なく流せちゃいました.
 講習会の資料整理や、このブログ書きながら聴いていたのですが、昔聴いた時のような拒絶反応がまったくありません.
 こんな自分自身の変化が一番驚いてしまいました、成長したものです(笑).



Miles Davis0036

 ボクの持っている CD は、"Complete Columbia Album Collection" のものです.
 この "Bitches Brew" も最近では "Bitches Brew-40th Anniversary Collector's Edition (+2lp)" なんてものも発売されましたが、未発表テイクを追加したりと、いろいろなヴァージョンが発売になっているようです.
 ボクの CD も、1 曲ボーナス・トラックが含まれています.


 さて、メンバーを見るとわかるように、蒼々たるメンバーが顔を並べています.
 後のフュージョン界を背負っていくメンバーたちです.
 Miles のすごいところは、こういったまだ駆け出しのミュージシャンたちをうまく使って、そういったメンバーが次の世代を背負っていくようなミュージシャンになっていることじゃないでしょうか.
 先見の明がある、という感じです ・・・・ まぁ、音楽的な才能を見抜く、鋭い目があったんでしょうね.


 ルーキー向けではないでしょう.
 でも、後の "Weather Report" の Joe Zawinul や Wayne Shorter がいたり、 "Return To Forever" の Chick Corea がいたり ・・・・ そんな有名ミュージシャンたちが、 1969 年に Miles とこんなことをしてたんだ、という楽しみ方もあります.


 以前は完全否定だけのアルバムでしたが、今聴いてみると普通の音楽です.
 あまり杓子定規に枠に入れる必要もありません.
 とりあえず音を楽しみましょう、リズムに身を任せましょう.


 随分、大人になりました.