行ってきました、東京ドーム!! Eagles !!!
 行くまでのテンションの低さはどこへやら、超楽しかった !!!


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 3月5日 Eagles Long Road Out Of Eden Japan Tour 2011

 写真はコンサート終了し、アリーナ席もスタンド経由で外に出るところ ・・・・・ 携帯で失礼です.
 ボクらが見た場所は、向って左のスクリーンの右端あたり (スピーカー側) の、前から 4 列目.
 ステージは横から見る感じですが、まぁなんとか肉眼で捉えることはできましたし、スクリーンも見やすく、スピーカーもほとんど目の前状態だったので、音響の悪いドームのイメージも全くと言っていいほど感じませんでした.

 ただ椅子が小さいからすごく狭いです.
 今回の同伴者が隣のオジサンがコンサート前からサワーとか飲んでいたので、スクリーンのほうを向くたびに酒臭かったとぼやいてました (笑) .
 ちなみに今回一緒に行った (正確には、行っていただいた ! ) のは、まったく Eagles を知らなかった、 香里奈 をちょっと大人にしたような超素敵なお友達でした.
 ボクが来日記念の SHM-CD Box を購入したので、事前勉強用に古い CD すべて差し上げておきました.



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 会場前で待ち合わせ.
 15:30 開場でしたので、ボクは 15:00 ちょっと前に行ってグッズなどを見てみましたが ・・・・・ 高過ぎます.



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 これ見ただけで、買う意欲がなくなりましたので、今回はパス.
 それにしても暖かないいお天気でした.



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 そんな価格の高さのせいか、グッズ販売のテントも御覧の通り全然空いています ・・・・ ところが、ボクらが入場した 16:00 頃にはこのテントの前のドバッと人が並んでいました.


 観客は圧倒的に中高年が多いです.
 まぁ、 Eagles メンバー全員が 60 歳過ぎているんですから、この観客層も納得できますよね.


 20 分ほど遅れて、 17:20 会場の照明が落とされコンサートの始まりです.
 1 曲目アカペラの "Seven Bridges Road" 、続いて "Long Road Out Of Eden" から "How Long" 、 3 曲目はティモシーがボーカルの "I Don't Want To Hear Any More" ・・・・・ 同伴者は、ティモシーの声が一番好きて言ってました.

 そして赤いスポットライトを浴びて、ちょっとヒスパニックな旋律でのトランペットソロ ・・・・・ そして聴きなれたギターが.

 そう !!

 あの、 "Hotel California" です.
 それまでは会場全体が比較的静かに聞いていたのですが、やはりこの曲だけは大きな拍手と歓声です.
 "Hell Freezes Over" のようなアンプラグドも決して悪くはありませんが、ボクが聞きたかったのは 1976 年の "Hotel California" なんです、あのギターのハーモニーなんです.

 これが 生 で聴けただけでも、ボクは満足でした.
 ドン・フェルダー が脱退して、そのパートを スチュワート・スミス が弾いていましたが、それでも十分です.




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 前半はお馴染みのナンバーが続いて約 1 時間でおしまい.
 二部構成というのは最初から知っていましたので、後半はきっと "Long Road Out Of Eden" のナンバーが多いのかななどと考えながらしばしの休憩です.
 まぁ正直な話、ここまででも十分に満足しちゃってましたがね.


 後半は予想通り "Long Road Out Of Eden" のナンバーが続きました ・・・・ ボクはこのアルバムそんなにいいという感じが無く、あまり聴いていなかったのですが、こういったコンサートで聴いてみると物凄くいい曲がいっぱいです.

 そして 19 曲目の "Walk Away" から会場が一変します.
 ここからは、ほとんど Joe Walsh の独り舞台のような、 Hard Rock な演奏でようやく会場もスタンディングです.
 それまでは完全シッティング状態と言ってもおかしくないくらいで ・・・・ まぁ、それはそれで決して悪くはなかったのですが.

 とにかくここから大音量で、Joe Walsh がギターをギンギンに弾きまくりでした.
 途中加入の Joe Walsh ですが、よくぞ盛り上げてくれましたという感じです.
 Eagles のいいところは、こういった Hard Rock もきちんと演奏できるところじゃないでしょうか.
 そうじゃなければ、世界で 1 億枚を超えるレコード・セールスなんて、絶対できないでしょうから.

 一気に最後まで突っ走って終了です.
 そしてアンコールではあの名曲 "Take It Easy" と "Desperado" .
 間に 1 曲 "Rocky Mountain Way" ですが、ここでも Joe Walsh が爆発してました (笑) .
 アンコールの 1 曲が、大阪公演より増えていますが、他の曲は大阪と一緒です.



01. Seven Bridges Road
02. How Long
03. I Don't Wanna Hear Anymore
04. Hotel California
05. Peaceful Easy Feeling
06. I Can't Tell You Why
07. Witchy Woman
08. Lyin' Eyes
09. The Boys Of Summer
10. In The City
11. The Long Run

(休憩)

12. No More Walks In The Woods
13. Waiting In The Weeds
14. No More Cloudy Days
15. Love Will Keep Us Alive
16. Best Of My Love
17. Take It To The Limit
18. Long Road Out Of Eden
19. Walk Away
20. One Of These Nights
21. Life's Been Good
22. Dirty Laundry
23. Funky #49
24. Heartache Tonight
25. Life In The Fast Lane

(アンコール)

26. Take It Easy
27. Rocky Mountain Way
28. Desperado



 会場をやっとの思いで抜け出して、近くの居酒屋で夕食ですが、そこでも Eagles がずっとかかっていました ・・・ 満席で断られた一軒目の居酒屋も Eagles でした.
 隣の席からも、コンサートのことが聞こえてきたり ・・・・ ボクらも Eagles をネタにちびちび.
 気が付いたら 23 時でした.
 時間があれば、銀座に足を運ぼうと考えていましたが、 Eagles の余韻にドップリ浸ってしまったため、そちらはキャンセル.


 たしかに 声 がみんな厳しかったですが、そんなことは全く気になりません.
 お腹もかなりぽっちゃりして、 Glenn も腹がギターの邪魔している感じでしたが、そんなのも全然 OK です.
 かなり高額なチケットでしたが、許せます.

 目の前で演奏された "Hotel California" だけでも、ボクは本当に十分でした.
 とにかく楽しくて、ボクにとって感動的なコンサートでした.  


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 "Eagles"
 Joe Walsh, Glenn Frey, Timothy B. Schmit, Donald Henley