春 ですね、日曜日こそ寒かったのですが、連日好天が続いています.
 休日を利用して、ようやく我が家の Type-R も、スタッドレスタイヤから普通タイヤへの履き替えを完了 ・・・・ さすがにもう雪は積らないでしょう.
 こんな暖かな日差しですので、窓を開けてのドライブも全然 OK です.



 3 月は、ボクらの行っている "いつもの講習会" の計画が最初から無かったのですが、当初計画されていたほかの講習会のほとんども東日本大震災のためキャンセルになりました.
 教える方も、教わるほうも医療従事者なので、とても講習会どころの状態ではありませんでしたよね. 
 ようやく 4 月からは講習会のほうも再開され、少しずつですが今までのリズムが戻りつつあります.


 被災地復興の兆しも、徐々にですが見え始めています.
 ただ、だんだんマスコミ報道のフォーカスも、被災者から原発に変わっていってしまっているような感じですね.
 ボクらのように直接的被害の無かった地域では、すでに前と同じような生活が営われていますが、精神的なダメージはボクらにとってもかなりなものでした.
 ましてや被災された皆さんは、ボクらの想像を超えるダメージを受けているはずです.




 ちょっと元気の出るアルバムでも聴きましょう.
 ボクが一番好きな、不屈のピアニストの演奏です ・・・・
 そういえば彼も、大震災で大きな被害の出た宮古市出身でした.






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  "Live at Kagoshima USA 1974 vol.2 / 本田竹曠"





  1. Introduce
           (S.Nakayama) ・・・・・ 1:13
  2. Impressions
           (J.Coltrane) ・・・・・ 8:33
  3. Spring Is Here
           (R.Rogers) ・・・・・ 8:25
  4. Softly As In A Morning Sunrise
           (O.Hammerstein ll-S.Romberg) ・・・・・ 14:09
  5. By The Time I Get The Phoenix
           (J.Webb) ・・・・・ 17:15
  6. Kunitachi - Ondai Blues
           (T.Honda) ・・・・・ 11:49
  7. Salaam Salaam
           (T.Honda) ・・・・・ 11:08





  本田竹曠 (p), 望月英明 (b), 古澤良治郎 (ds)
  Recorded June 27, 1974 (Live at "USA" Kagoshima).






 ピアノ・トリオによるライブ・アルバムの中で、 My Best 5 に間違いなく入る演奏でしょう ・・・・ 山本剛のクリスマス・ライブも最高にゴキゲンだと思っていますが.
 以前にも vol.1 のことについては書きましたが、とにかく圧倒的なパワーです ・・・・ この 2 枚に収められた演奏はパワフルそのものです.
 聴き応えアリアリ ・・・・ vol.1 から通して聴くと疲れてしまいます (苦笑) .
 このアルバム収録時間は約 66 分、超お買い得なアルバムですよ、これっ.


 本田竹曠 ・・・・・
 そもそも、名前はなんて書けばいいんだろう、彼は生涯幾度となく名前を変えていましたから.
 本田竹彦 、 本田竹曠 、 本田竹広 ・・・・・
 やっぱり "ホンタケ" ですね.




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 まぁ、そんな "ホンタケ" の没後に発表されたのがこのアルバムで、鹿児島にあった "USA" というお店で 1974 年に行われたライブの様子を克明に捉えています.
 ボクの行きつけのジャズ屋でもそうだったのですが、あの当時ってライブの時は必ずテープに録音していましたので、こういった音源は、日本にも星の数ほどあるんでしょうね、きっと ・・・・ これも以前書いたね.



 音的には所々で飛んでしまっていたりと決していいとは言いませんが、十分に聴くことはできます.
 まぁ圧倒的なパワーのピアノですので、少しくらいの音の悪さなんか気にもならないですね.
 いつもより少し大きめの音で聴いてみるのがいいです、まさに "ホンタケ" ワールドです.
 グイグイ、引き込まれていってしまいます.


 メンバー紹介からの "Impressions"
 こういう演奏が "ホンタケ" なんだよね ・・・・ 野武士の演奏 なんだよね.
 ちょっとモーダルな演奏させたら最高ですね.


 そして今日のタイトル "Spring Is Here" をピアノ・ソロで.
 1 曲目とはうって変った演奏です.
 山本剛とはちょっと違う歌心ですね.


 そして "Softly ・・・" です、このアルバムのサブタイトルにもなっています.
 テーマ部分ではちょっと音が外れるような乱暴なイメージがありますが、自宅にいて CD という媒体を通して幾度と聴いているのでそんな感じを受けるだけで、この演奏を当時生で聴いていたとしたら ・・・・ ただただブッ飛んでしまったでしょうね.



 "ホンタケ" の演奏は、単純にその音の中に身を委ねるだけで十分.
 難しいことなんて、なんにもありません.
 力強いタッチ、豊かな歌心、息の長いフレーズ ・・・・・
 音に包みこまれるというのがいい表現かもしれません.

 まぁこのあたりは 恋 と一緒で、好きになってしまうと客観的な捉え方ができなるのと同じです.
 彼の演奏はみんな素敵に聴こえてしまうのですから ・・・・ 汗.


 でも、彼のピアノはもちろんですが、その壮絶な生き様にも感動を覚えています.
 彼の演奏を聴くたびに、もっと元気になれる ・・・・・ そんな気がします.
 こんな時だからこそ、彼のピアノが必要なのかも ・・・・.





 今日 いつもの宅急便 が届き、あの CD がようやく届きました.
 早速ちょっと聴いてみたのですが ・・・・ 結構いいじゃないですか.
 これについては、 "オヤジ的ジャケ買いの結末:完結編" として次回にでも書きましょう (笑) .




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 外は快晴 ・・・・・・ "Spring Is Here"
 車の窓を全開にして、これからちょっとおでかけです