連休です.
 今年の連休は、いつもの年よりもいろんな意味を持っている連休かもしれませんね.
 被災者の救援の手はだいぶ届き始めているようですが、被災地の復興に至ってはどうでしょう ・・・・・ ほとんど手つかずと言ってもおかしくないでしょうか.
 大震災のリバウンドか、被災地には関係のない観光地まで大きなダメージを受けているようです.
 不要な部分を節約したりするのは当然必要ですが、もう少し日本全体が元気出していかないと、本当に日本がダメになってしまうような気がしますね.



 ボクの連休の予定は ・・・・・ と言っても、中に仕事が挟まっているので、社会一般的連休には程遠いのですが ・・・・・ 4日に東京へ行くくらいで、あとは庭の草取りでものんびりとしていようかと思います.






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   "In 'N Out / Joe Henderson"




   1. In 'N Out
   2. Punjab
   3. Serenity
   4. Short Story
   5. Brown's Town
   6. In 'N Out  (alt-tk)




  Kenny Dorham (tp), Joe Henderson (ts), 
  McCoy Tyner (p), Richard Davis (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded April 10, 1964.





 Joe Henderson の Blue Note での 3 枚目のリーダー作です ・・・・・・ "BLP-4140 Page One" , "BLP-4152 Our Thing" に次いで.
 オリジナルアルバムは 5 曲目まで、残りの 1 曲は International 盤のボーナス・トラックです.
 この 3 枚すべてに競演しているのが、トランペットの Kenny Dorham です.

 以前にも書いたように、イメージ的には "いぶし銀" 的なのですが、このアルバムでは 1 曲目からバリバリのモード演奏となっています.
 個人的好き嫌いになりますが、同じバリバリ吹くのでもボクは "BLP-1524 'Round About Midnight At The Cafe Bohemia" のようなハードバップの演奏のほうが好きです ・・・・・ まぁ 3 曲目の "Serenity" や 4 曲目の "Short Story" のような演奏も悪くないし、ゴキゲンですけどね.




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 バックの 3 人がスゴイな〜.
 まんま John Coltrane Quartet という感じです、この手の演奏にはピッタリの 3 人ですね (笑) .
 この中では、ちょっと Elvin Jones が大人しいような感じを受けますが ・・・・・ .


 で、そんなバックやサイドメンに乗せられてか、主役の Joe Henderson が結構自由に吹いています.
 "Page One" のアルバム評価の多くは、ちょっと大人しいというようなニュアンスが含まれていますが、ボクもそう感じてしまいます.
 2 作目の "Our Thing" は先日届いたもののまだ聴いてないのでわかりませんが、少なくてもこのアルバムのほうがはるかに自由な演奏という印象です. 
 このアルバムのあと、自身のリーダー作は "BLP-4189 Inner Urge" 、 "BLP-4227 Mode For Joe" 、計 5 枚のリーダー作を Blue Note に吹き込みました.
 この後の 2 枚も、モーダルでちょっとフリーキーな演奏になっています. 


 このアルバムも、ジャケット・デザインが秀逸です.
 太い文字と小さな文字の組み合わせが何とも言えませんし、文字の配置の微妙さもいいですよね.
 Blue Note はこんな感じで、ジャケットだけ眺めていても気持ち良く慣れるものがゴロゴロとあります.
 このあたりも 名門 と呼ばれる所以でしょう.



 さて明日も休みだから、これからゆっくり Blu-ray でも観るとします.
 少し前に届いた "パイレーツ・オブ・カリビアン ブルーレイ・トリロジー・セット" です.
 一応 DVD で三作とも持ってはいたのですが ・・・・・・・・・・ 勢いで Click してしまいました.
 1 作目は先日観たので、今夜は 2 作目ですね.


 やっぱり Blu-ray はきれいです ・・・・・・・・ それではよい連休を.