久しぶりに HMV からの商品がドッカーーーーーンと届いています.
 注文した時期は、いろいろだったのですが、結果的に同じ時期に届いてしまいました ・・・・
 ・・・・・・・・ ということは、カードの引き落としも同じになるということですね (汗) .


 内容の一部は前にも書きましたが、 Blu-ray から CD ・・・・・ 古いジャズ、新しいジャズ から アーバンAC 、 プログレ までと幅広〜〜く.

 Blu-ray の中でも "スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX" は、まだ "Episode 1" だけしか見ていませんが (今回は古い順でなく、エピソード順に見ています) 、旧 DVD に比べるとはるかにクリアな映像になっているので、ついつい新しい映画でも見ているような感覚に浸りながらゆっくり見ています.

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 ただね、このボックス・セットのデザインに関しては ××× .
 もう少しカッコよくできないの ! って感じです.
 これについては、また後日書きましょう.



 そう言えば、 26 日発売予定だった "Pink Floyd Boxset" が、今だに入荷待ち状態です.
 このボックスも、買おうかどうしようかずっと考えていたのですが、結局ポイント 15 倍キャンペーンという甘いささやきに負けて Click してしまいました.
 有名どころはほとんど持っているというのにねぇ ・・・・・ いらなくなった CD は コミュニティFM に差し上げることにしましょう.




 そんな届いた商品の中から、ピアノトリオでも聴いてみましょう.
 Vee Jay レーベルから発売された、 Wynton Kelly を代表する一枚.
 以前にアナログ盤持っていて、何年ぶりかの購入です.






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  "Wynton Kelly !"



  Disk 1 :
  1. Come Rain Or Come Shine
  2. Make The Man Love Me
  3. Autumn Leaves
  4. Surrey With The Fringe On Top
  5. Joe's Avenue
  6. Sassy
  7. Love I've Found You
  8. Gone With The Wind
  9. Someday My Prince Will Come
  10. Char's Blues


  Disk 2 :
  1. Autumn Leaves (Take 1)
  2. Autumn Leaves (Take 2)
  3. Autumn Leaves (Take 3)
  4. Char's Blues (Take 1)
  5. Char's Blues (Take 2)
  6. Joe's Avenue (Take 1)
  7. Joe's Avenue (Take 4)
  8. Joe's Avenue (Take 8)
  9. Joe's Avenue (Take 9)
  10. Someday My Prince Will Come (Take 6)
  11. Surrey With The Fringe On Top (Take 3)



  Wynton Kelly (p),
  Sam Jones (b), Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds)

  Recorded July 20 & 21, 1961.





 ある方が、このアルバムはアナログ盤のほうが CD よりもずっと音がいいような気がすると言っていました.
 ボクはアナログ盤の音を全く覚えていないのですが、 CD をかけて思ったのが 「音が良くない」 ということです.
 なにかこもった感じです ・・・・・・ ちょっとはっきりしない音なんですよね、 International 盤だからかなぁ.


 いきなりネガティブに入ってしまいましたが、このアルバムは通称 "枯葉" と呼ばれる名盤です.
 オリジナルは、 Disk 1 の 8 曲目までですが、 CD の際にいろいろボーナストラックが追加され、この CD に至っては 2 枚組で、ボーナス・トラックが 13 曲と、オリジナルよりも多くなってしまっています.
 ボクは単純なので、安くて、いろいろなボーナス・トラックが入っていれば、それだけでもラッキーと思ってしまいますが ・・・・・・ ただ、これだけ多いトラックだとねぇ、オリジナルのままでもいいんじゃないと思ってしまいます.

 今回ボクが購入したのは International 盤で 2 枚組 ・・・・・ オリジナルよりも価格です! ボクの場合は (笑) .

 

 さてさて、演奏ですが 1 曲目の "Come rain or come shine" から、軽やかなタッチのピアノが、とても心地いいです.
 Wynton Kelly 独特の、転がるようなフレーズ ・・・・ 心地いい という表現がピッタリあてはまるような演奏です.
 このちょっと粋なピアノ、日本人好みとかよく言われますね.

 2 曲目 "Make the man love me" が ・・・・・・・ 思わずため息が出てしまいそうな演奏です.
 


 Wynton Kelly はジャマイカ生まれですが、あまり異国的な雰囲気は無いように思います ・・・・ アメリカ生まれの Horace Silver のほうが、異国的な雰囲気を持っているんじゃないの.
 Wynton は多くのミュージシャンと演奏していますが、中でも有名なのは Miles Davis (1959 〜 1963 年) のグループ期間が最も有名です.
 今日知ったのですが、なんと 39 歳で亡くなっているんですね.
 彼の甥がベーシストの Marcus Miller 、現代の代表的トランペット奏者 Wynton Marsalis に至っては、父親の エリス・マルサリス が Wynton Kelly に敬意を表し、息子の名前を Wynton としたようです.
 


 季節は秋、明日から少し天気が下降気味のようですね.
 一雨ごとに辺りの景色が色を変えていきます.
 枯葉の舞い散る木道を、軽やかにトレッキングと楽しみたいものです ・・・・・・

 Wynton のピアノのように、軽やかな足取りでね.