さってと ・・・・・・ 土曜日からいつもの講習会出張コース.
 同じ県内の異動なので、 Type-R で自動車道を移動
 車だから、いろいろ持っていくことができるので便利です・・・・・当然PCも持参.

 実は明日の金曜日は、講習会場のそば (と言っても、車で 1 時間くらいかかります) で違う勉強会があり、その講師を招いたのがボクなので、そちらにも顔を出していこうと思い、明日の仕事はお休みです.
 天気は明日までは何とか持ちそうですが、土日は雨の予報です.
 雪にならないことを祈るばかり、ほんとにシャレにならないですから.




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 いまだに、 iPod nano 第1世代 を使っています.
 先日 Apple から、 「バッテリー発火の恐れがあるため交換・・・・・」 のメールが届き、早速手続きをして昨日の夜集配に来てもらうことになっていました.

 ところが指定した時間になっても集配の気配なし.
 今日になって Apple に問い合わせたら、きちんと昨日集配の登録がされていたとのことで、業者のミスとの返答でした.
 その電話で再集配の手続きを取ることもできましたが、その場合だと明日以降の集配になってしまうとのこと.
 それだと週末不在のためまずいので、 「それは、 Non 」 .
 直接近所の クロネコヤマト へ集配連絡してもいいということなので、電話を切って近くの ヤマト運輸 に連絡し、先ほど集配完了でした.


 ところがその後、 2 回もヤマト運輸から電話がきて、 「どちらで集配予定の確認しました? 電話番号教えていただけます ・・・・・」 ・・・・・・・・・ なにこれっ、超ウザッ !!
 Apple と ヤマト運輸 で契約交わしているんだから、そっちで調べればわかるでしょ ・・・・・ って感じ.
 集配に来たオジサンにも昨日の集配の件を話したら、そういった連絡が Apple からきていなかったようなことを言ってました.  
 ちょっとイラついた夕方になってしまいました.

 追記: これ書いた後でネット見ていたら、どうも同じように集配に来なかったというような記事がいくつもありました.
 根本的にどこかがおかしんですね.
 それにしても、すべて交換とは ・・・・・ いまだに 第1世代 が残っていたのか、それとも作ったとか (笑) .



 気分をちょっと落ち着かせるように、ほんわかとしたジャズでも聴いてみましょう.






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  "Only Trust Your Heart / Toots Thielemans"




  1. Speak No Evil
           (W.Shorter) ・・・・・ 5:14
  2. Estate
           (B.Martino-B.Brighetti) ・・・・・ 4:53
  3. Three And One
           (T.Jones) ・・・・・ 5:35
  4. Rain Waltz
           (F.Hersch) ・・・・・ 5:49
  5. All Of You
           (C.Porter) ・・・・・ 4:21
  6. The Dragon
           (T.Thielemans) ・・・・・ 4:57
  7. Only Trust Your Heart
           (B.Carter-S.Cahn) ・・・・・ 5:18
  8. Sophisticated Lady
           (D.Ellington-I.Mills-M.Parich) ・・・・・ 5:02
  9. Hello Young Lovers
           (R.Rodgers-O.Hammerstein ll) ・・・・・ 5:50
  10. Sarabande
           (F.Hersch) ・・・・・ 4:52
  11. Little Rootie Tootie
           (T.Monk) ・・・・・ 5:02
  12. We'll Be Together Again 
           (C.Fischer-F.Laine) ・・・・・ 3:41




  Toots Thielemans (harmonica), Fred Hersch (p), 
  Marc Johnson (b), Harvie Swartz (b), Joey Baron (ds)

  Recorded at Classic Sound Studio, NY, April & May, 1988.







 はい、脱力系です ・・・・・ よく言うと、フランスのエスプリが漂うようなジャズ.
 第一印象は ・・・・・・ そうだなぁ、ボクの大好きなフランス映画の一つ "冒険者たち" の出だしという感じでしょうか.
 ところがこのアルバム、 1 曲目にあの Wayne Shorter の "Speak No Evil" ですよ ・・・・・・・ 驚き.
 どう考えたって、モーダルなあの曲と、ハーモニカが合うとは思えません.

 しかし ・・・・ 少し聴いただけで、脱力系 (悪い意味ではなく) の Toots の世界が広がります.
 そうなると、どんな曲を演奏しても、ちょっと哀愁を帯びた彼の世界そのもの.


 Toots Thielemans (トゥーツ・シールマンス) は ベルギー ブリュッセル 出身のジャズ・ハーモニカ奏者 ・・・・ でも最初は ジャンゴ・ラインハルト に憧れてギターを演奏していたようです.
 1940 年代頃のステージング・スタイルは、ギターを弾きながら肩から掛けたハーモニカ・ホルダーのハーモニカを吹いていたのですが、いつからかハーモニカの方が評判となってしまいました.
 1950 年代初め、アメリカに移住し本格的なジャズ活動をします.
 ジャズばかりでなく、映画音楽にも関っており "真夜中のカーボーイ" や "ゲッタウェイ" などいくつの映画や、 "セサミ・ストリート" などの TV の中でも、彼のハーモニカが聴こえます.

 おまけに、ハンブルグ時代の John Lennon にも多大な影響を与えていたようです.
 The Beatles 初期の曲で聴かれるハーモニカは、 Toots の影響だったんですね.




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 彼の使っているハーモニカは、クロマチック・ハーモニカ (Chromatic Harmonica) と言いいます.
 クロマチック とは、 半音階 という意味で全ての音を出すことが出来るシングルリード ( 1 音について 1 枚のリードが鳴る事) のハーモニカをクロマチックハーモニカと言います.
 この 半音階 を出すために スライドレバー という押しボタンのついたレバーが付いており、本体に付いている押しボタンを押すことにより シャープ や フラット の音を出す事ができるようですね.
 種類によってオクターブも広いものもあるようなので、どんな演奏もできてしまうようです.



 ボクがこのToots Thielemans を知ったのは、去年3月の "ON ゼミ" でした.
 その時のテーマが "さまざまな楽器が奏でるジャズ特集" ・・・・・・ 要は、怪しい楽器演奏大集合 (笑) 的なもの.
 その時に紹介された曲が、このアルバム 2 曲目の "Estate" でした.
 前に書いたその時のブログ文面読んでも、キワモノの中でのこの一曲が結構気に入っていたのがわかります.  



 こんなちょっと脱力系で哀愁を帯びたハーモニカを聴いていたら、すっかりイラついていたのがどこかにいってしまいました.

 さて、こんな演奏を聴きながら明日からの準備をするとしましょう.