暇な時に無料動画サイト GyaO! を観ることがあります.
今は、ボクの大・大・大好きな "モーターサイクル・ダイアリーズ (Diarios de motocicleta) " なんかも無料で観れちゃいます.
ただ、途中で キング・カズ の CM がスクリーンの横にドドーーーンと何回も入ってしまうのは仕方ありませんが(笑)
そんな GyaO! の中に "男たちの戦場" というオーストラリア映画がありました.
第二次世界大戦を描いた映画で、ちょっと面白そうだったので見始めてみたのですが ・・・・・・・・

超つまらないというか、不快な映画で途中で観るのをやめてしまいました.
映画好きなので、大概の映画だったらつまらなくても観るのですが、久しぶりに怒りを覚えちゃうくらいです.
こんな映画を誰が作ったのかと監督を見てみると アリスター・グリアソン とあります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どこかで聞いたことのある名前.
そう、以前酷評した "サンクタム" と同じ監督じゃないですか !
確かに戦争は悲惨で、昔の映画のようなヒーローが活躍するような場所ではありません.
きっとこの映画のように、目をそむけたくなるくらいの光景が至る所で見られたんじゃないかということくらい、ボクでもわかります.
でも映画です ・・・・・ ここまでグロテスクで不快感を催すような表現をする必要があるのかねぇ.
"プラーベート・ライアン (Saving Private Ryan) " での冒頭の息が止まるくらいのリアリティさが、それ以降の戦争映画を大きく変えてしまいました.
でも、 "プラーベート・ライアン" は単に残酷なリアリティさを表現しただけではなく、きちんとそこに登場する兵士たちのドラマとして秀逸でした.
"男たちの戦場" のレビューを見てみると、ボクと同じことを思っている人もいれば、いい映画だという人もいます.
どんなことでも、人によっては色々な受け止め方になるのでそういう人たちを否定はしませんが、少なくてもボクにとってはまったくつまらない映画の一本です ・・・・・ "サンクタム" 同様に.
そうかと思うと、まったく期待していなかったのにハッとするほどいい作品に巡り合ったりすることもあります.
それがこのアルバム.
とりあえず買っておかないと、二度と買えないかもしれなし、バーゲンで半値以下だから ・・・・・
そんな単純な理由で購入した一枚です.

" Alone Together / 今田勝 & George Mraz "
1. Alone Together (A.Schwartz-H.Dietz) ・・・・ 6:54
2. Poppy (M.Imada) ・・・・ 4:54
3. Stella By Starlight (V.Young) ・・・・ 5:09
4. Blue Road (M.Imada) ・・・・ 6:08
5. Blue RAIN:take two (M.Imada) ・・・・ 7:35
6. Remember Of Love (M.Imada) ・・・・ 3:26
7. Blue RAIN:take one (M.Imada) ・・・・ 7:36
今田勝(p), George Mraz(b)
Recorded at Onkio Haus, Tokyo, October 24, 1977.
一見、演歌歌手のような風貌ですが、れっきとしたジャズ・ピアニスト.
ただ、ジャズばかりではなく、CM曲作ったり、TV音楽や歌謡曲の伴奏なども平気でこなしちゃう人のようです.
この写真にも、何となくあるジャズのちょっと暗いようなイメージが全くなく、どうみても演歌の世界です.
どうも彼のピアノは今までも縁がなく、家にあるアルバムも Tee & Company の "Dragon Garden" と "Sonnet" の 2 枚のみ ・・・・・・ でもこの 2 枚は、彼のアルバムとは言い難いような実験的かつ前衛的なアルバムです.
それで今回購入したアルバムを何気なく流してみると ・・・・・・・・・
写真とはまったく違うイメージのピアノなんですよね.
彼が作った "Blue Rain" なんか、まったく同一人物というイメージが湧いてきません(笑).
非常にリリカルなピアノです.
そして作曲のセンスがいいですね ・・・・・ "Blue Rain" 、 "Remember Of Love" .
聴けば聴くほど、イメージとのギャップが開くばかりです(笑).

George Mraz は 1944 年 9 月 9 日 チェコ 生まれのベーシストで、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の著名なコントラバス奏者であった フランチシェク・ポシュタ の弟子となり、やがてジャズへ.
1966 年にウィーンで開かれたフリードリヒ・グルダ主催、国際ジャズ・コンクールのベース部門において準優勝した ・・・・ この時の優勝者は、同じチェコ出身で フランチシェク・ポシュタ の下で一緒に学んだ ミロスラフ・ビトウス .
その後、 George Mraz はモダン・ジャズ路線を進み、 ミロスラフ・ビトウス は Weather Report 加入など新しい方向に進んでいきます.
きちんとクラシックを学んだ音感の良さと、アルコ弾き (弓弾き) が有名で、このアルバム 6 曲目 "Remember Of Love" でのアルコ弾きなどはまさにクラシック音楽を彷彿とさせます.
こんな二人によるデュオ演奏.
何とも言えないくらい抒情的で、メランコリックな雰囲気に溢れています.
スタンダードの "Alone Together" でさえも、何か全く別いの曲のように聴こえてしまいます.
ただ、ジャケットがちょっと残念 ・・・・・・・ この笑顔は本当に曲のイメージとはかけ離れてますから (笑).
こんなアルバムに巡り合えたのも、ほんとうに縁.
前にも書いたとおり TBM からのダイレクトメールが来なかったら、一生こんなアルバム購入することなかったはずですから.
こんなリリカルな演奏を聴いていると、くだらない映画のことなど忘れてしまいます.
そう言えば、 TOHO シネマズ のマイレージ・カードを作りました.
このカードを使うと、ボクの近所にある TOHO シネマズ ではすべて 1,300 円で入場券が買えるようです.
これからは月一回くらいは顔出してみよう.
今は、ボクの大・大・大好きな "モーターサイクル・ダイアリーズ (Diarios de motocicleta) " なんかも無料で観れちゃいます.
ただ、途中で キング・カズ の CM がスクリーンの横にドドーーーンと何回も入ってしまうのは仕方ありませんが(笑)
そんな GyaO! の中に "男たちの戦場" というオーストラリア映画がありました.
第二次世界大戦を描いた映画で、ちょっと面白そうだったので見始めてみたのですが ・・・・・・・・

超つまらないというか、不快な映画で途中で観るのをやめてしまいました.
映画好きなので、大概の映画だったらつまらなくても観るのですが、久しぶりに怒りを覚えちゃうくらいです.
こんな映画を誰が作ったのかと監督を見てみると アリスター・グリアソン とあります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どこかで聞いたことのある名前.
そう、以前酷評した "サンクタム" と同じ監督じゃないですか !
確かに戦争は悲惨で、昔の映画のようなヒーローが活躍するような場所ではありません.
きっとこの映画のように、目をそむけたくなるくらいの光景が至る所で見られたんじゃないかということくらい、ボクでもわかります.
でも映画です ・・・・・ ここまでグロテスクで不快感を催すような表現をする必要があるのかねぇ.
"プラーベート・ライアン (Saving Private Ryan) " での冒頭の息が止まるくらいのリアリティさが、それ以降の戦争映画を大きく変えてしまいました.
でも、 "プラーベート・ライアン" は単に残酷なリアリティさを表現しただけではなく、きちんとそこに登場する兵士たちのドラマとして秀逸でした.
"男たちの戦場" のレビューを見てみると、ボクと同じことを思っている人もいれば、いい映画だという人もいます.
どんなことでも、人によっては色々な受け止め方になるのでそういう人たちを否定はしませんが、少なくてもボクにとってはまったくつまらない映画の一本です ・・・・・ "サンクタム" 同様に.
そうかと思うと、まったく期待していなかったのにハッとするほどいい作品に巡り合ったりすることもあります.
それがこのアルバム.
とりあえず買っておかないと、二度と買えないかもしれなし、バーゲンで半値以下だから ・・・・・
そんな単純な理由で購入した一枚です.

" Alone Together / 今田勝 & George Mraz "
1. Alone Together (A.Schwartz-H.Dietz) ・・・・ 6:54
2. Poppy (M.Imada) ・・・・ 4:54
3. Stella By Starlight (V.Young) ・・・・ 5:09
4. Blue Road (M.Imada) ・・・・ 6:08
5. Blue RAIN:take two (M.Imada) ・・・・ 7:35
6. Remember Of Love (M.Imada) ・・・・ 3:26
7. Blue RAIN:take one (M.Imada) ・・・・ 7:36
今田勝(p), George Mraz(b)
Recorded at Onkio Haus, Tokyo, October 24, 1977.
一見、演歌歌手のような風貌ですが、れっきとしたジャズ・ピアニスト.
ただ、ジャズばかりではなく、CM曲作ったり、TV音楽や歌謡曲の伴奏なども平気でこなしちゃう人のようです.
この写真にも、何となくあるジャズのちょっと暗いようなイメージが全くなく、どうみても演歌の世界です.
どうも彼のピアノは今までも縁がなく、家にあるアルバムも Tee & Company の "Dragon Garden" と "Sonnet" の 2 枚のみ ・・・・・・ でもこの 2 枚は、彼のアルバムとは言い難いような実験的かつ前衛的なアルバムです.
それで今回購入したアルバムを何気なく流してみると ・・・・・・・・・
写真とはまったく違うイメージのピアノなんですよね.
彼が作った "Blue Rain" なんか、まったく同一人物というイメージが湧いてきません(笑).
非常にリリカルなピアノです.
そして作曲のセンスがいいですね ・・・・・ "Blue Rain" 、 "Remember Of Love" .
聴けば聴くほど、イメージとのギャップが開くばかりです(笑).

George Mraz は 1944 年 9 月 9 日 チェコ 生まれのベーシストで、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の著名なコントラバス奏者であった フランチシェク・ポシュタ の弟子となり、やがてジャズへ.
1966 年にウィーンで開かれたフリードリヒ・グルダ主催、国際ジャズ・コンクールのベース部門において準優勝した ・・・・ この時の優勝者は、同じチェコ出身で フランチシェク・ポシュタ の下で一緒に学んだ ミロスラフ・ビトウス .
その後、 George Mraz はモダン・ジャズ路線を進み、 ミロスラフ・ビトウス は Weather Report 加入など新しい方向に進んでいきます.
きちんとクラシックを学んだ音感の良さと、アルコ弾き (弓弾き) が有名で、このアルバム 6 曲目 "Remember Of Love" でのアルコ弾きなどはまさにクラシック音楽を彷彿とさせます.
こんな二人によるデュオ演奏.
何とも言えないくらい抒情的で、メランコリックな雰囲気に溢れています.
スタンダードの "Alone Together" でさえも、何か全く別いの曲のように聴こえてしまいます.
ただ、ジャケットがちょっと残念 ・・・・・・・ この笑顔は本当に曲のイメージとはかけ離れてますから (笑).
こんなアルバムに巡り合えたのも、ほんとうに縁.
前にも書いたとおり TBM からのダイレクトメールが来なかったら、一生こんなアルバム購入することなかったはずですから.
こんなリリカルな演奏を聴いていると、くだらない映画のことなど忘れてしまいます.
そう言えば、 TOHO シネマズ のマイレージ・カードを作りました.
このカードを使うと、ボクの近所にある TOHO シネマズ ではすべて 1,300 円で入場券が買えるようです.
これからは月一回くらいは顔出してみよう.