雪だぜっ ・・・・・・・・・


 北陸などの日本海では、今年大雪ということですが、ボクの住んでいる辺りは全くと言っていいほど積雪なし.
 ほんとに久しぶりの雪、積雪です.




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 当直明けで帰ってきましたが、職場を出る時にタイヤ・チェーンを巻いて帰ってきました.
 車の軽さのせいか、はたまた有り余るトルクのせいか、雪道の登りにからっきし弱い我が家の Type-R なので、大雪が降ったらチェーンはボクの中で当たり前になっています.
 チェーン巻いていたって、リアはお尻ふりふりなのですから (笑) .


 こんな日は家でボーーーーーーーーーーッと過ごすのが一番です.
 正しい雪の日の過ごし方は、やっぱりどこにも行かないでしょ (笑) .



 腰の痛みもほとんどなくなってきましたが、まだ恐る恐るという感じ.
 今日はお休みですが、久しぶりに一日勉強です ・・・・・・ こうやって座っているのがきっといけないんだろうな、なんて思いながら.
 "いつもの講習会" の新しい教材なのですが、まだ日本語版が発売にならないため、英文教材の日本語訳をきれいにまとめながらの自己学習です.



 そんな最中、またまたお届ものがやってきました.
 輸入 CD 700円キャンペーンで購入 ・・・・・・・ 大人買い した CD たちです.
 ほとんどが Blue Note 4200 番あたりの、まぁあってもなくてもどっちでもいいかなという感じのアルバムたち ・・・・・ ちょっとかわいそうなアルバムですね、 700円 だから買ってあげようかと.






 そんなアルバムの中、唯一 Blue Note ではないアルバムがこれ.
 まだデビューして数年、ちょっと垢ぬけないところが残ったような感じが、逆に新鮮です.







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  " All For You: A Dedication To The Nat King Cole Trio / Diana Krall "





  1.  I'm An Errand Girl for Rythm  
             (N.K.Cole) ・・・・ 2:55
  2.  Gee Baby, Ain't I Good To You  
             (D.Redman-A.Razaf) ・・・・ 4:07
  3.  You Call It Madness
             (G.Dubois-C.Conrad-R.Columbo-P.Gregory) ・・・・ 4:37 
  4.  Frim Fram Sauce  
             (J.Ricardel-R.Evans) ・・・・ 5:01
  5.  Boulevard of Broken Dreams  
             (A.Dubin-H.Warren) ・・・・ 6:27
  6.  Baby Baby All the Time  
             (B.Troup) ・・・・ 3:36
  7.  Hit That Jive Jack  
             (J.Alston-C.Tolbert) ・・・・ 4:16
  8.  You're Looking at Me  
             (B.Troup) ・・・・ 5:33
  9.  I'm Thru with Love  
             (M.Malneck-G.Kahn-F.Livingston) ・・・・ 4:26
  10.  Deed I Do  
             (F.Hirsch-W.Rose) ・・・・ 3:32
  11.  A Blossom Fell  
             (H.Barnes-H.Cornelius-D.John) ・・・・ 5:13
  12.  If I Had You  
             (T.Shopiro-J.Campbell-R.Connelly) ・・・・ 4:55
  13. When I Grow Too Old to Dream  
             (S.Romberg-O.Hammerstein ll) ・・・・ 4:35




 Diana Krall (p.vo), Russell Malone (g), Paul Keller (b), 
 Benny Green (p - #12 only), Steve Kroon (perc - #5 only)

 Recorded at The Power Station, NYC, October 3-8, 1995.





 彼女の評価はいろいろです
 彼女の評価には、ピアノと、ヴォーカルの二つの評価があります.
 で、ボクの評価対象としてはヴォーカル.
 でもボクはヴォーカルのうまいか下手なのか、ということはまったくわかりません ・・・・・・・・ ただ、彼女の声は大好きです.
 結構 ・・・・・・ いやいや、超 癒されます.
 この辺りは、演奏がどうのこうのというんじゃなくて、ただもう声でぐっときちゃうという感じ.
 

 彼女のピアノについては、ボクの評価はあまり高くはありません.
 どうしても、歌の方に神経が集中しちゃって、ピアノをしっかり聴くという感じがしないんですよね.




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 このアルバムを聴いて、初めて彼女がどういう音楽を望んでいるのかがなんとなくわかったような気がします.

 このアルバムは ナット・キング・コール へのトリビュート・アルバムです.
 ナット・キング・コール はほとんど聴きませんが、それでも有名どころの演奏 ・・・・・ というか曲は知っています.
 ピアノもスウィンギーで、ヴォーカルも軽快.
 彼のピアノ・トリオも有名です ・・・・・ ピアノ、ベース、ギターという編成.
 この Diana のアルバムも、基本的にはこの編成.


 ちょうどこのトリオでの 1996 年の演奏が You Tube にありました、曲はなんと "Route 66" ・・・・・・ ナット・キング・コール で有名ですよね.  
 ギターの Russell Malone をフューチャーした演奏でしたが、結構よかった.


 ああ、こういう演奏が彼女の演奏なんですね.



 そんなことを考えながら聴いてみると、最初に書いたピアノだって、軽快で悪くないじゃないですか.
 ホンタケ のように胸に グサリ と突き刺さるようなピアノじゃないけれど、耳に心地いいピアノ ・・・・・ 断然こういうピアノもありです.
 選曲も、結構渋めの選曲と言ってもいいんじゃないでしょうか.





 Diana Jean Krall 1964 年 11 月 16 日生まれ、 カナダ 出身のジャズ・ピアニストでもあり、ジャズ・ヴォーカリスト ・・・・・ 近年はジャズに限らず色々なジャンルの歌を歌っているようです.
 このアルバムは彼女の 3 枚目のアルバム.
 ボクはこれ以前の 2 枚のアルバムを聴いていないので、どのくらい変わったのかは分かりません.
 最近のアルバムと聴き比べてみると、やっぱり若さがあるように思います ・・・・・ 最近の歌い方がは、ぐっと大人の色気のようなものがありますしね.

 
 ボクは、この最近の大人びた歌い方に ヘロヘロ です (笑) .





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 こんなことをゆっくり書いていたら、外は青空が広がっていました.
 ウッドデッキに積った、 10 cm ほどの雪も、いつの間にかみんな融けてしまいました.
 今日の雪は積もるのも速かったけれど、融けるのも速かった.



 そういえば明日からはもう三月 ・・・・・・・ 春はすぐそこですねぇ.