ようやく桜が満開です.



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 家の下にある桜の木です.
 道路脇にたった 3 本だけ植えられている桜の木ですが、こうやってみるとそれらしく見えます.

 昨日は強風、今日は雨 ・・・・・・・・
 みんな散ってしまうのかと思いましたが、どうしてどうして散らずに頑張って咲いています.


 そんな桜に一羽の鳥が ・・・・・・・・



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 残念ながら鳥についての知識はまったくありません.
 オナガ かなと思ってちょっと調べてみましたが、何となく違うようです.

 
 ボクの家の周囲は天敵がいないせいか、こういった鳥がたくさん.
 おかげで駐車場の上の電線から落とされる糞害が ・・・・・・・ 一応、鳥が掴まれないようなカバーをしてもらったのですがね.
 いまだにボクの家の電線がお好きのようです.




 桜 に因んで、 ピンクなお話し ・・・・・・ と言うとなにかいやらしい響きです (笑) .
 ピンクはピンクでも、ボクの大好きな Pink Floyd に因んだお話し ・・・・・





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 昨年買った、 2 冊の本.

 "文藝別冊 Pink Floyd 深遠な迷宮への誘い"
 "レコードコレクターズ 10 月号"
 

 なかなか進まないんですよね、最後までいかない (笑) .


 こういった本読むたびに、どうして Pink Floyd を語る時って難解な表現になってしまうのかということ.
 こういうところからも、 " Pink Floyd = 難解な音楽 " というような図式が植え付けられてしまっているのかもしれません.


 特に "文藝別冊" のほうはすごい.
 テーマ論考の題名だけ読んでみても、唸ってしまいそう
  「狂気に抗するギター」
  「シュルレアリスムと劇場/建築の破壊」
  「深遠を装う空疎な言葉遊び」
  「狂気の世界」
  「ピンク・フロイド、宇宙へ行く」
  「不在の彩り」

 題名だけでも、ちょっと無理無理って思ってしまいます.
 他の記事のタイトルも、こんな感じで難しい言葉などがたくさん使われています.
 確かに、いろいろなテーマを持ってアルバム作っているのは間違いないですが ・・・・・・ .


 それに引き換え同じ本に掲載してある みうらじゅん のインタビュー記事は、

  「女なんて意識しない、この童貞的宇宙」

 で、これを読んでみるとこちらの記事のほうがずっと面白いのである.
 よくわからない演奏に対しては 「聴くのがキツイ、つらかった」 と書いてあるんです.
 ボク自身もまったくおんなじ、 "More" なんか聴くのがつらいもの.

 Pink Floyd だからすべてがいい訳じゃないんですよね、聴くのがつらい演奏もたくさんあります.


 敢えてそんな演奏を、難しい言葉で装飾して、いかにもこの本質を見なければ ・・・・・ 的な聴き方をする必要なんかないんじゃないのかね.
 お願いだから、固定概念を植え付けるような表現はやめて下さいよ.


 ちなみにこの 2 冊の本は、昨年 Pink Floyd のボックスを購入したので、レコードデータを知りたくて購入したもの.  
 "文藝別冊 Pink Floyd 深遠な迷宮への誘い" 一冊だけ購入する予定だったのですが、たまたま "レコードコレクターズ 10 月号" に ジョー山中 追悼特集として Flower Travellin' Band のことが書かれていたので買いました.
 

 だから、難しい批評などはボクにとってどうでもいいんですがね.

 Pink Floyd だって、もっともっと簡単に楽しめますよ.
 とてもわかりやすく素敵なメロディ・ラインを追っていけば、自然と Pink Floyd World の中に入っていけちゃうんですから.


 Why Pink Floyd ? ・・・・・・・・・

 そんなの決まってます、音楽がとっても素敵だから ・・・・ 難しいことなんて、これっぽっちもないんだから.



 植草甚一 氏の電子書籍を読んでいたら、ふとこんなことを思ってしまいました.