昨日から、どうも大荒れのお天気ですね.
昨日の午前中は、ボクの地域でも雷と雨が止んだり降ったりと.
今日も午前中は気持ちのいいお天気で青空が広がっていましたが、夕方からは下り坂に.
大阪辺りでは、午前中も雷と豪雨のようでした.
温暖化の影響でしょうか ・・・・・・ 最近の天候不順は、シャレになりません.

ちょっと マイ・ブーム になりそうな予感 ・・・・・・ 先日の いつもの講習会 で知ったチョコレート菓子です.
これ、結構いけます.
カナダの BROOKSIDE というメーカーから発売になっている "ダークチョコレート アサイー&ブルーベリー" .
周りのチョコレートがセミ・スイートで、その中のグミの酸味がとてもいい感じです.
講習会終了後、会場ビル 1 階にある "ナチュラル・ローソン" によって購入して帰ってきました.
Amazon でも、もっと安くいろいろな種類を購入できそうなので、とりあえず一通り注文してみようかと思っていますが ・・・・・・・・ どんどん太りそうな予感が.
そんなチョコをつまみながらのリラックス・タイム.
アルバム・タイトルもぴったりです.

" Relaxin' / Miles Davis "
1. If I Were A Bell
(F.Loesser) ・・・・ 8:13
2. You're My Everything
(Dixon-Young-Warren) ・・・・ 5:16
3. I Could Write A Book
(Rodgers-Hart) ・・・・ 5:07
4. Oleo
(S.Rollins) ・・・・ 6:16
5. It Could Happen To You
(Burke-Van Heusen) ・・・・ 6:35
6. Woody'n You
(D.Gillespie) ・・・・ 5:02
Miles Davis (tp), John Coltrane (ts), Red Garland (p),
Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)
# 1-4 : Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, October 26, 1956.
# 5,6 : Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, May 11, 1956.
Miles Davis の Prestige 時代の最後を飾るような演奏です.
あまりにも有名な マラソン・セッション による録音で、最初に発売されたアルバムです.
と言っても、ルーキーのみなさんにとっては何のこっちゃ・・・・という世界なので、この伝説とも言える マラソン・セッション について書いてみましょう.

1955 年 7 月に開催された ニューポート・ジャズ・フェスティバル での演奏により、一躍スーパースターとなった彼が、それまで契約していた Prestige から大手の Columbia へと契約を結んだのですが、問題は Prestige との契約が残っていたことでした.
すでに Prestige は Miles に対して前金を支払って、レコーディングの優先権を持っていました.
両レコード会社の話し合いにより、 1957 年から Columbia でのレコード販売をしていいものの、 Prestige にも複数枚のアルバムを出せるという妥協案で決着.
ところが当の Miles は、一刻も早く Prestige から離れて Columbia の仕事がしたかったようで、この契約を一日も早く終わらせてしまおうと考えついたのが、ジャム・セッションのように一気に数十曲演奏し録音してしまうという方法でした.
そこで 1956 年の 5 月と 10 月の 2 回、ハッケンサックのスタジオにメンバーを集めて一気に 25 曲を録音しました.
さながらスタジオ・ライブという感じでしょうか.
まぁここまでだったら普通のミュージシャンでも決してできないことではないのですが、これら、ほとんど 1 テイクで録音された演奏のほとんどが、名演と呼ばれているところが Miles Davis たる所以なのであります.
このメンバー ・・・・・ オリジナル・クインテット も、 Columbia 移籍に伴って結成されたものでした.
だから Columbia としては、この オリジナル・クインテット による演奏が当然自社から最初に発売されることを望んでいましたので、 Prestige に対して Columbia で吹きこんだ "'Round About Midnight" (1956年発表) より後に マラソン・セッション のアルバムを発売し、さらに一年に一枚のみの発売という条件を Prestige に対して出しました.
そのためこれら マラソン・セッション の演奏は、 "Rilaxin'" 、 "Workin'" 、 "Steamin'" 、 "Cookin'" というタイトルで 4 枚のアルバムになり、 1957 年から 1960 年にかけて一枚ずつ発表されました.
(この マラソン・セッションで演奏された "'Round About Midnight" の演奏だけは違うアルバムに収録されています)

さて演奏ですが ・・・・・・ これだけ伝説とも呼ばれているセッションですので、当然ながら素晴らしい演奏です.
ただ、 John Coltrane については、いろいろなところでも書かれているように、ボクもあまりいいとは感じません.
特に 5 月に吹き込まれた 2 曲は ・・・・・・・ ううぅ〜〜〜〜ん、って感じ.
なのに、同じ年の 9 月に吹き込まれた Columbia の "'Round About Midnight" を聴くと、こちらは鳥肌が立つほど素敵なソロを吹いたりしています.
約半年間の成長も確かにあるのかもしれませんが、ボクは単にこの 5 月の体調がよくなかったんじゃないかと、独自の理論を展開しております (笑) .
この マラソン・セッション で演奏された曲のほとんどは、有名なスタンダードが中心になっていますので、そんな曲から選んで聴いてみるのも、ルーキーのみなさんにはいいかもしれません.
"If I Were A Bell" の演奏なんて、本当にゴキゲンですよ.
どうせだったら、 "Relaxin' At Camarillo" でも一緒に吹き込んでくれたらもっとゴキゲンだったんですが.
ただ、最近は Columbia の後年のアルバムもガンガン聴いちゃっているので、このあたりの演奏を久しぶりに聴いてみると、年代を感じてしまいますね.
そうは言っても、名盤には違いがありません.
参考文献:
"マイルス・デイヴィスの真実 (小川隆夫著 平凡社)"
"ジャズ名盤おもしろ雑学事典 (小川隆夫著 ヤマハ・ミュージック・メディア)"
昨日の午前中は、ボクの地域でも雷と雨が止んだり降ったりと.
今日も午前中は気持ちのいいお天気で青空が広がっていましたが、夕方からは下り坂に.
大阪辺りでは、午前中も雷と豪雨のようでした.
温暖化の影響でしょうか ・・・・・・ 最近の天候不順は、シャレになりません.

ちょっと マイ・ブーム になりそうな予感 ・・・・・・ 先日の いつもの講習会 で知ったチョコレート菓子です.
これ、結構いけます.
カナダの BROOKSIDE というメーカーから発売になっている "ダークチョコレート アサイー&ブルーベリー" .
周りのチョコレートがセミ・スイートで、その中のグミの酸味がとてもいい感じです.
講習会終了後、会場ビル 1 階にある "ナチュラル・ローソン" によって購入して帰ってきました.
Amazon でも、もっと安くいろいろな種類を購入できそうなので、とりあえず一通り注文してみようかと思っていますが ・・・・・・・・ どんどん太りそうな予感が.
そんなチョコをつまみながらのリラックス・タイム.
アルバム・タイトルもぴったりです.

" Relaxin' / Miles Davis "
1. If I Were A Bell
(F.Loesser) ・・・・ 8:13
2. You're My Everything
(Dixon-Young-Warren) ・・・・ 5:16
3. I Could Write A Book
(Rodgers-Hart) ・・・・ 5:07
4. Oleo
(S.Rollins) ・・・・ 6:16
5. It Could Happen To You
(Burke-Van Heusen) ・・・・ 6:35
6. Woody'n You
(D.Gillespie) ・・・・ 5:02
Miles Davis (tp), John Coltrane (ts), Red Garland (p),
Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)
# 1-4 : Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, October 26, 1956.
# 5,6 : Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, May 11, 1956.
Miles Davis の Prestige 時代の最後を飾るような演奏です.
あまりにも有名な マラソン・セッション による録音で、最初に発売されたアルバムです.
と言っても、ルーキーのみなさんにとっては何のこっちゃ・・・・という世界なので、この伝説とも言える マラソン・セッション について書いてみましょう.

1955 年 7 月に開催された ニューポート・ジャズ・フェスティバル での演奏により、一躍スーパースターとなった彼が、それまで契約していた Prestige から大手の Columbia へと契約を結んだのですが、問題は Prestige との契約が残っていたことでした.
すでに Prestige は Miles に対して前金を支払って、レコーディングの優先権を持っていました.
両レコード会社の話し合いにより、 1957 年から Columbia でのレコード販売をしていいものの、 Prestige にも複数枚のアルバムを出せるという妥協案で決着.
ところが当の Miles は、一刻も早く Prestige から離れて Columbia の仕事がしたかったようで、この契約を一日も早く終わらせてしまおうと考えついたのが、ジャム・セッションのように一気に数十曲演奏し録音してしまうという方法でした.
そこで 1956 年の 5 月と 10 月の 2 回、ハッケンサックのスタジオにメンバーを集めて一気に 25 曲を録音しました.
さながらスタジオ・ライブという感じでしょうか.
まぁここまでだったら普通のミュージシャンでも決してできないことではないのですが、これら、ほとんど 1 テイクで録音された演奏のほとんどが、名演と呼ばれているところが Miles Davis たる所以なのであります.
このメンバー ・・・・・ オリジナル・クインテット も、 Columbia 移籍に伴って結成されたものでした.
だから Columbia としては、この オリジナル・クインテット による演奏が当然自社から最初に発売されることを望んでいましたので、 Prestige に対して Columbia で吹きこんだ "'Round About Midnight" (1956年発表) より後に マラソン・セッション のアルバムを発売し、さらに一年に一枚のみの発売という条件を Prestige に対して出しました.
そのためこれら マラソン・セッション の演奏は、 "Rilaxin'" 、 "Workin'" 、 "Steamin'" 、 "Cookin'" というタイトルで 4 枚のアルバムになり、 1957 年から 1960 年にかけて一枚ずつ発表されました.
(この マラソン・セッションで演奏された "'Round About Midnight" の演奏だけは違うアルバムに収録されています)

さて演奏ですが ・・・・・・ これだけ伝説とも呼ばれているセッションですので、当然ながら素晴らしい演奏です.
ただ、 John Coltrane については、いろいろなところでも書かれているように、ボクもあまりいいとは感じません.
特に 5 月に吹き込まれた 2 曲は ・・・・・・・ ううぅ〜〜〜〜ん、って感じ.
なのに、同じ年の 9 月に吹き込まれた Columbia の "'Round About Midnight" を聴くと、こちらは鳥肌が立つほど素敵なソロを吹いたりしています.
約半年間の成長も確かにあるのかもしれませんが、ボクは単にこの 5 月の体調がよくなかったんじゃないかと、独自の理論を展開しております (笑) .
この マラソン・セッション で演奏された曲のほとんどは、有名なスタンダードが中心になっていますので、そんな曲から選んで聴いてみるのも、ルーキーのみなさんにはいいかもしれません.
"If I Were A Bell" の演奏なんて、本当にゴキゲンですよ.
どうせだったら、 "Relaxin' At Camarillo" でも一緒に吹き込んでくれたらもっとゴキゲンだったんですが.
ただ、最近は Columbia の後年のアルバムもガンガン聴いちゃっているので、このあたりの演奏を久しぶりに聴いてみると、年代を感じてしまいますね.
そうは言っても、名盤には違いがありません.
参考文献:
"マイルス・デイヴィスの真実 (小川隆夫著 平凡社)"
"ジャズ名盤おもしろ雑学事典 (小川隆夫著 ヤマハ・ミュージック・メディア)"