台風 4 号が接近していますね.
 ボクの地域でも雨こそそれほどではないのですが、朝から強い風が吹いています.
 完璧に上陸して通過していくようです、大きな被害がないことを祈るばかり.



 公開されたばかりの映画を観ました.
 台風接近の空のように、ダークな雰囲気が漂った映画.



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 コーラ片手に、携帯で撮った写真なんだけれど、ピンボケでした (涙) .

 この映画は、ずっと前から予告編やニュースで知っていたので、絶対に映画館で観るつもりでいました.
 ところが、一般の方々の評価は高くもなく、低くもなくといったところだったので、観る前はちょっとテンション下がり気味でした ・・・・・・・・・・



 いつものように美女中心に映画を振り返ってみますか (笑)





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 " スノーホワイト ( Snow White & The Huntsman ) "






  監督 : ルパート・サンダース
  脚本 : ホセイン・アミニ、 イヴァン・ドーハーティ
  原作 : グリム兄弟  "白雪姫"
  製作 : ジョー・ロス、 サム・マーサー、 パラク・パテール
  出演 : クリステン・スチュワート (スノーホワイト)
       シャーリーズ・セロン (ラヴェンナ)
       クリス・ヘムズワース (エリック)
       サム・クラフリン (ウィリアム)
       イアン・マクシェーン (ビース)
       サム・スプルエル (フィン)
       ヴィンセント・リーガン (ハモンド伯爵)
  音楽 : ジェームズ・ニュートン・ハワード
       " Breath Of Life / Florence + The Machine "
  撮影 : グレッグ・フレイザー
  編集 : コンラッド・バフ、 ニール・スミス
  配給 : ユニバーサル・ピクチャーズ、 東宝東和
  日本公開 : 2012 年 6 月 15 日
  上映時間 : 127 分






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 なんといっても シャーリーズ・セロン のインパクトが強すぎです.
 これはもう、彼女が主役の映画と言ってもおかしくないでしょう.
 ボクがこの映画を観たかった一つの理由が、 シャーリーズ・セロン だったので、それだけでも十分満足できちゃいますね.

 彼女がいなかったら、この映画絶対つまらなかった.
 それほどに、彼女の演技のうまさや、美しさが光っています.
 間違いなく、 スノーホワイト よりも見た目は美しいです !!!!
 「 スノーホワイト がこの世で一番美しい」 と言った 鏡 さんは、完璧に間違ってるだろう !!! って思わず突っ込みたくなります.


 微妙に老けていったり、若くなったりする表情もすごい.
 とにかく表情が豊かで、 「ひょっとするとこの女王優しいの ・・・ ?」 なんて映画の中でも騙されそうになってしまいます.
 悪い女王なんだけれど、時折見せる悲しい表情が ・・・・・・ 完璧に男心を捉えてしまいます.
 ベッドの上で殺されても納得できてしまいます.




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 主人公 スノーホワイト 役は クリステン・スチュワート .
 この映画を観るまで、ほとんど知らなかった俳優さんです.
 "パニック・ルーム" 、 "ザスーラ" などに子役で出演していたんですね、暇な時に DVD 見直してみましょう ・・・・・ まったくと言っていいほど記憶に残っていませんでした.
 彼女は "トワイライト" シリーズで大ブレイクし、若手俳優の中ではトップ・クラスの出演料を手にしているようですね.
 ボクは "トワイライト" シリーズあまり好きじゃないので一番最初の映画を WOWOW で観た程度 ・・・・・・ これももう一度真面目に観る必要あるかな.

 
 シャーリーズ・セロン のようなどこから見ても美女、という感じではないですが、この映画の主人公としてはまぁいいんじゃないでしょうか.
 童話のような、王子様を待つだけのかわいいだけのお姫様ではなく、ドレスを脱ぎ捨て、武器を手にしたお姫様なので、ボクはこの クリステン・スチュワート の スノーホワイト は悪くないと思いました.
 ただ相手が シャーリーズ・セロン なので、完全に食われちゃっているのは否めませんね.




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 さて、肝心の映画全体についてです.
 まず、思っていたよりずっと楽しめた映画です.
 映画全体の色調も、ボクは好きです.

 ただ、戦闘シーンなどスピーディーな場面がどうも観難かったような気がします.
 迫力はあるんだけれど、どうも見易くない場面が少しありました.
 それ以外の映像は、 シャーリーズ・セロン の表情も含めとてもよかった ・・・・・・・ この表情の微妙な変化のよさを差し引いて、ややプラスという感じかな.


 ストーリーも悪くない ・・・・・・ 原作はおなじみの グリム童話 "白雪姫" ですが、原作とはちょっと変えてある肝心なところも、まぁ悪くない.
 映画の原題がそのあたりを示しています.
 闇の森 あたりの映像がちょっともたついている感じはありましたが、そんな時に シャーリーズ・セロン が顔を出して映画を引き締めていた感じです.
 一瞬、 "もののけ" !? ・・・・・・ でしたが (笑) .
 ただ最後が ・・・・・・・ ちょっとねぇ、ここをもう少し頑張ってほしかったなぁ.


 ウィリアム がちょっと中途半端 ・・・・・ 時間的にも厳しいかなぁ、 闇の森 の辺りをもう少しコンパクトにして、 ウィリアム に少し焦点当ててもよかったのかも.
 エンディングに流れる " Breath Of Life / Florence + The Machine " が素敵でした.
 この部分の映像は、 "ドラゴン・タトゥーの女" のオープニングを彷彿させるような、ダークな映像でした.



 なんだかんだ言っても、十分に楽しめた映画でした.
 シャーリーズ・セロン の魅力がいっぱい詰まった、大人のための映画です (笑) .





 それで、上映前の予告編のお話し.
 "プロメテウス" 、 "ダークナイト・ライジング" ・・・・ これは前にも書いたように、必ず劇場で観ます.

 今回一番気になった映画が "les miserables" .
 ヴィクトル・ユーゴー が書いた小説で、邦題は "ああ無情" .
 舞台はもちろん、映画化も何度となくされています.



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 出演が、 ヒュー・ジャックマン 、 アン・ハサウェイ 、 アマンダ・セイフライド 、 ラッセル・クロウ 、 ヘレナ・ボナム=カーター ・・・・・
 監督は アカデミー監督賞 受賞監督 トム・フーパー とくれば、観に行くしかありません.
 アメリカでクリスマス公開のようですので、日本は来年でしょうか.


 それと "トータル・リコール" .
 1990 年、出演 アーノルド・シュワルツェネッガー 、 シャロン・ストーン 、監督 ポール・バーホーベン で アカデミー賞 2 部門獲得した映画のリメイク版が、 コリン・ファレル 主演で蘇ります.
 これも現在の CG でどんなお話しになるのか楽しみですね.