秋です ・・・・・・・ しみじみと.
"Ealy Autumn" という曲がありますが、今夜はこの曲が入った有名なヴォーカル・アルバム.
このジャケットが昔から大好き ・・・・・・ なにぶん、自他共に認める 面食い なので.
このブログに貼りつけてあるお友達のリンク・バナーにも、ヴォーカル大好きな azumino さんのブログへのリンク・バナーとして使っています.
このアルバムはアナログ盤時代にも持っていましたが、他のヴォーカル・アルバム同様、好んで聴くことはなかったように思います.
ようやく最近になり、ヴォーカルの世界にも足を踏み入れ始めたので、少しずつではありますがこのアルバムの良さも何となくわかりつつあります.
" Anita O'Day Sings The Winners "
1. Take the "A" Train
(B.Strayhorn-D.Ellington) ・・・・・ 2:50
2. Tenderly
(W.Gross-J.Lawrence) ・・・・・ 2:38
3. A Night in Tunisia
(D.Gillespie) ・・・・・ 2:35
4. Four (M.Davis) ・・・・・ 2:50
5. Early Autumn
(R.Burns-W.Herman-J.Mercer) ・・・・・ 3:09
6. Four Brothers
(J.Giuffre) ・・・・・ 2:24
7. Sing, Sing, Sing
(L.Prima) ・・・・・ 3:31
8. My Funny Valentine
(R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 3:35
9. Frenesi
(A.Dominguez-L.Whitcup) ・・・・・ 3:03
10. Body and Soul
(E.Heyman-R.Sour-F.Eyton-J.Green) ・・・・・ 3:22
11. Whats Your Story Morning Glory ?
(J.Lawrence-P.F.Webster-M.L.Williams) ・・・・・ 3:49
12. Peanut Vendor
(L.W.Gilbert-M.Simons-M.Sunshine) ・・・・・ 2:40
13. Whisper Not
(B.Golson-L.Feather) ・・・・・ 2:56
14. Blue Champagne
(G.Miller) ・・・・・ 2:35
15. Stompin At The Savoy
(B.Goodman-A.Razaf-E.Sampson-C.Webb) ・・・・・ 3:18
16. Hershey Bar
(J.Mandel) ・・・・・ 2:06
17. Don't Be That Way
(B.Goodma-E.Sampson-M.Parish) ・・・・・ 2:32
18. Peel Me A Grape
(D.Fischberg) ・・・・・ 3:04
19. Star Eyes
(G.DePaul-D/Raye) ・・・・・ 2:51
# 1 - 6 :
Anita O'Day with Marty Paich and his Orchestra
Sam Noto - Bill Catalano - Jules Chailen - Phil Gilbert -
Lee Katzman (tp), Bob Enevoldson - Jim Amlotte -
Kent Larsen - Archie Lecoque - Ken Shroyer (tb),
Lennie Niehaus - Bud Shank (as), Richie Kamuca -
Bill Parkins (ts), Jack DuLong (bs), Marty Paich (p.arr.cond),
Red Kelly (b), Mel Lewis (ds)
Recorded at LA, April 3, 1958.
# 7 - 12 :
Anita O'Day with Russ Garcia and his Orchestra
Same Personal
Russell Garcia (arr.cond.dir)
Recorded at LA, April 2, 1958.
# 13 :
Anita O'Day and the Three Sounds
Gene Harris (p), Andy Simkins (b), Bill Dowdy (ds)
Recorded at NYC, October, 1962.
# 14 :
Anita O'Day with Bill Holman Big Band
Bill Holman (arr.dir), parsonal unkown.
Recorded at LA, August 23, 1960.
# 15 :
Anita O'Day with Buddy Bregman and his Orchestra
Conte Candoli - Pete Candoli - Conrad Gozzo -
Ray Linn (tp), Milt Bernhart - Lloyd Elliott -
Frank Rosolino - George Roberts (tb), Herb Geller -
Bud Shank(as), George Auld - Bob Cooper(ts),
Jimmy Giuffre (bs), Paul Smith (p), Al Hendrickson (g),
Joe Mondragon (b), Alvin Stoller(ds)
Recorded at LA, December 20, 1956.
# 16 :
Anita O'Day with Billy May and his Orchestra
Frank Rosolino (tb), Jimmy Giuffre (ts.arr)
Recorded at LA, July, 1959.
# 17 :
Anita O'Day and her Combo
Harry Edison (tp), Larry Bunker (vib), Paul Smith (p),
Barney Kessel (g), Joe Mondragon (b), Alvin Stoller(ds)
Recorded at LA, December 18, 1956.
# 18 :
Cal Tjader (vib), Lonnie Hewitt (p), Freddie Schreiber (b),
Johnnie Rae (ds)
Recorded at LA, February, 1962.
# 19 :
Joe Masters (p), Larry Woods(b), John Pool(ds)
Recorded at Chicago, Mister Kelly's, London Hause, April 27, 1958.
( # 13 - 19 Bonus track not part of the original album )
データを書くだけで、一汗かいてしまいました.
もう一度見直す気力もないので、もし違っていても怒らないでください.
アニタ・オデイ (Anita O'Day) は、 1919 年 10 月 18 日生まれのジャズ・シンガー、 2006 年 11 月 23 日死去、享年 87 歳.
本名は Anita Belle Colton 、O'Day はスラングで 現ナマ という意味のある "dough" を ピッグ・ラテン で O'Day にしたようです.
ピッグ・ラテン (Pig Latin) とは: アメリカでの言葉遊びで、単語の最初の子音を最後に移動させ、さらに最後に "ay" を付けるだけ.
最初が母音の時は、最後に "ay" を付けるだけです (場合によっては "way").
例: Apple → Appleay か、 Appleway
アニタ の場合は、 "dough" の最初の子音を最後に持ってきて "oughd" 、ここへ "ay" を付けて "oughday" となります ・・・・・・ これが "O'Day" となった訳です.
この ピッグ・ラテン は、大人が子供に聴かせたくないような単語を使う時に使うようですね.
ビッグバンドでの彼女の登場は、それまでの伝統的 "ガール・シンガー" のイメージを払拭し、女性という固定観念をも拒絶するような、今で言う ヒップなジャズ。ミュージシャンだったようです.
ステージではそれまで当たり前だったイヴニング・ドレスではなく、バンドのジャケットとスカートというスタイルが彼女のスタイルみたいですね.
彼女を有名にした映像が、このアルバムの主な録音がされた 1958 年の翌年、 1959 年のニューポート・ジャズ・フェスティバルの映像でしょう.
映画 "真夏の夜のジャズ" の一コマです.
大きなハットをかぶり、黒のノースリーブ、白い手袋 ・・・・・・
"Sweet Georgia Brown" と "Tee For Two" の二曲を歌っていますよね.
この映画、ずっと前に DVD 出たのですが今では絶版、中古でもとんでもない価格がついています.
次に出た時には忘れずに買うぞ ・・・・・・・ .
今日のアルバムは、そんなニューポート・ジャズ・フェスティバルの前年に、二つのビッグ・バンドをバックに録音されています.
歌われる曲は、アルバム・タイトルのとおり有名な曲ばかり.
声自体は綺麗とは言い難く、ハスキーな声.
でも、当然ですが歌もうまいですし、リズム感も絶妙です.
以前 WOWOW で、 1965 年頃のライブ映像を観ましたが、歌もすごいが、ピアノトリオとのやりとりが絶妙なのです.
こういう演奏だったら、お酒でも傾けながら聴いてみたいものです.
この人の場合、当時のジャズ・ミュージシャンの多くと同様に、ヘロインやアルコール依存ということがつきまとってきます.
ジャケットのような長い手袋も、実はヘロインの注射跡を見られないためだったのかもしれません.
そうは言っても、白人ジャズ・シンガーを代表する一人 ・・・・・・ ボクも大好きだったりします.
もう少しアルバム買ってあげないといけないでようかね (笑)
さてさて、今週はヘビーな一週間です.
いろいろ考えても仕方ないので、とりあえず目の前のことを一つずつクリアしていくしかありません.
山では紅葉がゆっくりと始まっているようですが ・・・・・・・・・・・・・・
"Ealy Autumn" という曲がありますが、今夜はこの曲が入った有名なヴォーカル・アルバム.
このジャケットが昔から大好き ・・・・・・ なにぶん、自他共に認める 面食い なので.
このブログに貼りつけてあるお友達のリンク・バナーにも、ヴォーカル大好きな azumino さんのブログへのリンク・バナーとして使っています.
このアルバムはアナログ盤時代にも持っていましたが、他のヴォーカル・アルバム同様、好んで聴くことはなかったように思います.
ようやく最近になり、ヴォーカルの世界にも足を踏み入れ始めたので、少しずつではありますがこのアルバムの良さも何となくわかりつつあります.
" Anita O'Day Sings The Winners "
1. Take the "A" Train
(B.Strayhorn-D.Ellington) ・・・・・ 2:50
2. Tenderly
(W.Gross-J.Lawrence) ・・・・・ 2:38
3. A Night in Tunisia
(D.Gillespie) ・・・・・ 2:35
4. Four (M.Davis) ・・・・・ 2:50
5. Early Autumn
(R.Burns-W.Herman-J.Mercer) ・・・・・ 3:09
6. Four Brothers
(J.Giuffre) ・・・・・ 2:24
7. Sing, Sing, Sing
(L.Prima) ・・・・・ 3:31
8. My Funny Valentine
(R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 3:35
9. Frenesi
(A.Dominguez-L.Whitcup) ・・・・・ 3:03
10. Body and Soul
(E.Heyman-R.Sour-F.Eyton-J.Green) ・・・・・ 3:22
11. Whats Your Story Morning Glory ?
(J.Lawrence-P.F.Webster-M.L.Williams) ・・・・・ 3:49
12. Peanut Vendor
(L.W.Gilbert-M.Simons-M.Sunshine) ・・・・・ 2:40
13. Whisper Not
(B.Golson-L.Feather) ・・・・・ 2:56
14. Blue Champagne
(G.Miller) ・・・・・ 2:35
15. Stompin At The Savoy
(B.Goodman-A.Razaf-E.Sampson-C.Webb) ・・・・・ 3:18
16. Hershey Bar
(J.Mandel) ・・・・・ 2:06
17. Don't Be That Way
(B.Goodma-E.Sampson-M.Parish) ・・・・・ 2:32
18. Peel Me A Grape
(D.Fischberg) ・・・・・ 3:04
19. Star Eyes
(G.DePaul-D/Raye) ・・・・・ 2:51
# 1 - 6 :
Anita O'Day with Marty Paich and his Orchestra
Sam Noto - Bill Catalano - Jules Chailen - Phil Gilbert -
Lee Katzman (tp), Bob Enevoldson - Jim Amlotte -
Kent Larsen - Archie Lecoque - Ken Shroyer (tb),
Lennie Niehaus - Bud Shank (as), Richie Kamuca -
Bill Parkins (ts), Jack DuLong (bs), Marty Paich (p.arr.cond),
Red Kelly (b), Mel Lewis (ds)
Recorded at LA, April 3, 1958.
# 7 - 12 :
Anita O'Day with Russ Garcia and his Orchestra
Same Personal
Russell Garcia (arr.cond.dir)
Recorded at LA, April 2, 1958.
# 13 :
Anita O'Day and the Three Sounds
Gene Harris (p), Andy Simkins (b), Bill Dowdy (ds)
Recorded at NYC, October, 1962.
# 14 :
Anita O'Day with Bill Holman Big Band
Bill Holman (arr.dir), parsonal unkown.
Recorded at LA, August 23, 1960.
# 15 :
Anita O'Day with Buddy Bregman and his Orchestra
Conte Candoli - Pete Candoli - Conrad Gozzo -
Ray Linn (tp), Milt Bernhart - Lloyd Elliott -
Frank Rosolino - George Roberts (tb), Herb Geller -
Bud Shank(as), George Auld - Bob Cooper(ts),
Jimmy Giuffre (bs), Paul Smith (p), Al Hendrickson (g),
Joe Mondragon (b), Alvin Stoller(ds)
Recorded at LA, December 20, 1956.
# 16 :
Anita O'Day with Billy May and his Orchestra
Frank Rosolino (tb), Jimmy Giuffre (ts.arr)
Recorded at LA, July, 1959.
# 17 :
Anita O'Day and her Combo
Harry Edison (tp), Larry Bunker (vib), Paul Smith (p),
Barney Kessel (g), Joe Mondragon (b), Alvin Stoller(ds)
Recorded at LA, December 18, 1956.
# 18 :
Cal Tjader (vib), Lonnie Hewitt (p), Freddie Schreiber (b),
Johnnie Rae (ds)
Recorded at LA, February, 1962.
# 19 :
Joe Masters (p), Larry Woods(b), John Pool(ds)
Recorded at Chicago, Mister Kelly's, London Hause, April 27, 1958.
( # 13 - 19 Bonus track not part of the original album )
データを書くだけで、一汗かいてしまいました.
もう一度見直す気力もないので、もし違っていても怒らないでください.
アニタ・オデイ (Anita O'Day) は、 1919 年 10 月 18 日生まれのジャズ・シンガー、 2006 年 11 月 23 日死去、享年 87 歳.
本名は Anita Belle Colton 、O'Day はスラングで 現ナマ という意味のある "dough" を ピッグ・ラテン で O'Day にしたようです.
ピッグ・ラテン (Pig Latin) とは: アメリカでの言葉遊びで、単語の最初の子音を最後に移動させ、さらに最後に "ay" を付けるだけ.
最初が母音の時は、最後に "ay" を付けるだけです (場合によっては "way").
例: Apple → Appleay か、 Appleway
アニタ の場合は、 "dough" の最初の子音を最後に持ってきて "oughd" 、ここへ "ay" を付けて "oughday" となります ・・・・・・ これが "O'Day" となった訳です.
この ピッグ・ラテン は、大人が子供に聴かせたくないような単語を使う時に使うようですね.
ビッグバンドでの彼女の登場は、それまでの伝統的 "ガール・シンガー" のイメージを払拭し、女性という固定観念をも拒絶するような、今で言う ヒップなジャズ。ミュージシャンだったようです.
ステージではそれまで当たり前だったイヴニング・ドレスではなく、バンドのジャケットとスカートというスタイルが彼女のスタイルみたいですね.
彼女を有名にした映像が、このアルバムの主な録音がされた 1958 年の翌年、 1959 年のニューポート・ジャズ・フェスティバルの映像でしょう.
映画 "真夏の夜のジャズ" の一コマです.
大きなハットをかぶり、黒のノースリーブ、白い手袋 ・・・・・・
"Sweet Georgia Brown" と "Tee For Two" の二曲を歌っていますよね.
この映画、ずっと前に DVD 出たのですが今では絶版、中古でもとんでもない価格がついています.
次に出た時には忘れずに買うぞ ・・・・・・・ .
今日のアルバムは、そんなニューポート・ジャズ・フェスティバルの前年に、二つのビッグ・バンドをバックに録音されています.
歌われる曲は、アルバム・タイトルのとおり有名な曲ばかり.
声自体は綺麗とは言い難く、ハスキーな声.
でも、当然ですが歌もうまいですし、リズム感も絶妙です.
以前 WOWOW で、 1965 年頃のライブ映像を観ましたが、歌もすごいが、ピアノトリオとのやりとりが絶妙なのです.
こういう演奏だったら、お酒でも傾けながら聴いてみたいものです.
この人の場合、当時のジャズ・ミュージシャンの多くと同様に、ヘロインやアルコール依存ということがつきまとってきます.
ジャケットのような長い手袋も、実はヘロインの注射跡を見られないためだったのかもしれません.
そうは言っても、白人ジャズ・シンガーを代表する一人 ・・・・・・ ボクも大好きだったりします.
もう少しアルバム買ってあげないといけないでようかね (笑)
さてさて、今週はヘビーな一週間です.
いろいろ考えても仕方ないので、とりあえず目の前のことを一つずつクリアしていくしかありません.
山では紅葉がゆっくりと始まっているようですが ・・・・・・・・・・・・・・
このアルバムは、ジャケットも含めて傑作ですね。ビッグバンド伴奏で颯爽と歌っていて、好きな一枚です。
「真夏の夜のジャズ」は、学生時代にこの映画の上映会があって大きなスクリーンで見ましたが、アニタの登場シーンが断然かっこよかったです。