ジャケ買いしたアルバムがやってきました.
普段めったに新譜は購入しないのですが、純粋に ジャケ買い なのです.
偉そうに新譜とか書きましたが、購入したのはいつもの International 盤で 2,000 円もしません.
Kylie Minogue ・・・・ ? P!nk ・・・・・? ・・・・ non !
Diana Krall ・・・・・・・・・ です.
とうとう彼女もそっちの方に行ってしまったのかと思わせるようなジャケットです.
かなり商業的な香りがプンプン漂っていますねぇ.
そう思いつつも、ついつい購入ボタンを Click してしまうのは ・・・・・・ 男の性 (サガ) .

" Glad Rag Doll / Diana Krall "
1. We Just Couldn't Say Goodbye
(H.M.Woods) ・・・・・ 3:07
2. There Ain't No Sweet Man That's Worth The Salt Of My Tears
(F.Fisher) ・・・・・ 4:30
3. Just Like A Butterfly That's Caught In The Rain
(M.Dixson-H.M.Woods) ・・・・・ 3:43
4. You Know - I Know Ev'rything's Made For Love
(A.Sherman-C.Tobias-H.E.Johnson) ・・・・・ 3:48
5. Glad Rag Doll
(M.Ager-D.Dougherty-J.Yellen) ・・・・・ 4:35
6. I'm A Little Mixed Up
(B.James-E.Johnson) ・・・・・ 4:37
7. Prairie Lullaby
(B.Hill) ・・・・・ 4:22
8. Here Lies Love
(R.Rainger-L.Robin) ・・・・・ 5:09
9. I Used To Love You But It's All Over Now
(A.V.Tilzer-L.Brown) ・・・・・ 2:51
10. Let It Rain
(J.Kendis-H.Dyson) ・・・・・ 5:44
11. Lonely Avenue
(D.Pomus) ・・・・・ 6:58
12. Wide River To Cross
(J.Miller-S.P.Miller) ・・・・・ 3:51
13. When The Curtain Comes Down
(C.Hoefle-A.Lewis-A.Sherman) ・・・・・ 4:55
Diana Krall (p.vo)
Marc Ribot (g.ukelele.banjo) : # 1-3.5-13
Keefus Ciancia (key) : # 1-3.5-13
Dennis Crouch (b) : # 1-3.5-13
Jay Bellerose (ds) : # 1-3.5-13
Colin Linden (dobro.el-g) : # 2.6
Bryan Sutton (el-g.g) : # 3.4.12
Howard Coward (ukelele.mandela.g.vo) : # 4.12.13
T Bone Burnett (el-g) : # 11

このアルバムの話題はジャケットではなく、プロデューサーとして T-Bone Burnett が参加していることです.
この T-Bone Burnett は、アメリカでは売れっ子プロデューサーで、元々は Bob Dylan の "The Rolling Thunder Revue" のギタリストだったのですが、有名なのはその後のプロデューサーとしての名声.
幅広いジャンルのアルバム・プロデュースを手掛けています.
そして、映画でも "Cold Mountain" や "Crazy Heart" などで、アカデミー賞受賞やノミネートされています.
そんな T-Bone Burnett のプロデュースで Diana Krall がどうなるのかとても楽しみでした.
その昔、 Christina Aguilera が "Back to Basics" という、 過去との邂逅 的アルバムを発表しましたが、どうも今日の Diana のアルバムが Christina のアルバムに重なる印象があります.
内容や、ジャンルも、まったく違いますがなんとなく ・・・・・・

さてさて、このアルバムはどうなんでしょう ・・・・・・
結果は、 '20 年代や '30 年代といった古い時代の音楽を、ちょっと現代っぽくアレンジした感じ.
結構古い時代の音楽ですので、リズムが結構単調です.
リズム楽器としてバンジョーはわかるのですが、曲によってはウクレレまで入っていますね.
この辺りが独特な雰囲気になってもいます.
ジャズと言えばジャズ ・・・・・・ それも古臭いラグタイム.
でもどうもジャズっぽくは聴こえないのであります.
聴いていくうちに、何となく "Crazy Heart" のサウンド・トラックのようなイメージがしてしまいます.
特に 7 曲目の "Prairie Lullaby" や 10 曲目の "Let It Rain" なんかは.
最後の曲 "When The Curtain Comes Down" なんて、映画 "大砂塵" の主題曲 "Johnny Guiter" ですよね.
この曲が "Johnny Guiter" の原曲なのでしょうか ・・・・ 少し調べてみましたが、わかりませんでした.
決して悪くないですよ ・・・・・・・ ジャズとして拘らなければね.
ちなみに iTunes にインポートしたら、ジャンルが "pops" になっていました ...... orz
最近の Diana Krall はどうも商業路線をまっしぐら的な感じがしてしまいますが、綺麗だから許してしまいましょう.
ボクのアルバムにはライナーノーツもまったく書かれていないので、どうしてこういったアルバムになったのかまったくわかりません.
日本での評価はどうなんでしょう ・・・・・ きっと売れることは売れるでしょうね.
でも Norah Jones のように、ジャズを期待していた人にはちょっとばかり首を傾げられてしまうアルバムかもしれません.
最後にちょっとアルバム・タイトル "Glad Rag Doll" について ・・・・・・
この曲は、作曲が Milton Ager と Dan Dougherty 、作詞が Jack Yellen 1928 年に同名映画の主題歌として作られた曲です.

この映画は、 Dolores Costello 主演の トーキー映画 ですが、 1920 年代の多くの映画が失われているように、この映画のフィルムも失われており、この曲と予告編が残っているだけのようです.
ちなみに トーキー映画の talkie という単語は、 talking picture からきたもので、 moving picture を movie と呼んだのにならったようです.
今日の午前中はなんとか青空も見えたものの、午後にはどんよりとした曇り空.
そんな午前中、ちょっとドライブ ・・・・・・・ 往復 150 km.
風も気持ちいいのでのんびり峠越えをしていたのですが、途中でボクの前になった プリウス 君が気合い入れて峠を登っていたので、ついついボクのアクセルも ・・・・・・・・ それでも iVTEC にムチが入るほどではありませんでしたが.
それにしても、 プリウス って登りであんなに元気なんでしょうかね.
ついついボクも 3 速で引っ張ってしまいました (笑) .

ここで 3 月行う予定のイベントの打ち合わせ ・・・・・・・ お店の開店前におじゃまして、担当の方とお話しでした.
いろいろ問題部分もありますが、走り出したら止まらないのがボクです.
なんとかなるでしょう ・・・・・・ 雪さえ降らなければ.
以前このお店に行ったのは夜でしたが、昼行ってみるとかなり雰囲気が違っています.
光の射し込み方が結構イカしていました.
開店と同時に 2 組のお客さんが ・・・・・・・ 結構人気あるようです.
ボクは菜食主義ではないのですが、何となくこのお店が好きです.