日一日と秋の気配 ・・・・・・ 寒さが気になるようになってきました.
 周りの景色も、緑から徐々に黄色やオレンジに色を変え始めました.
 高い山ではすでに冠雪も、信州の短い秋です.



 そんな秋の長い夜に聴くにはピッタリのアルバム.
 こてこてのブルース・フィーリングいっぱいで、とてもブルージーな演奏が楽しめます.




 

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    " Midnight Blue / Kenny Burrell " (BLP-4123)





   1. Chitlins con Carne
       (K.Burrell) ・・・・・ 5:25
   2. Mule
       (K.Burrell-M.Holley Jr.) ・・・・・ 6:53
   3. Soul Lament
       (K.Burrell) ・・・・・ 2:39
   4. Midnight Blue
       (K.Burrell) ・・・・・ 3:59
   5. Wavy Gravy
       (K.Burrell) ・・・・・ 5:43
   6. Gee Baby, Ain't I Good to You
       (A.Razaf-D.Redman) ・・・・・ 4:21
   7. Saturday Night Blues
       (K.Burrell) ・・・・・ 6:13
   8. Kenny's Sound : (Bonus Track)
       (K.Burrell) ・・・・・ 4:39
   9. K Twist : (Bonus Track)
       (K.Burrell) ・・・・・ 3:35

    (# 8 & 9 Not part of the original album)





   Stanley Turrentine (ts), Kenny Burrell (g), Major Holley Jr. (b),
   Bill English (ds), Ray Barretto (conga)
   Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, January 8, 1963.







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 いいね、いいね ・・・・・・ こんな感じのアルバム、大好きです.
 ここにもボクの大好きな スタンレー・タレンタイン 先生、おいでじゃないですか.
 この手の演奏に、こういう感じのテナーはピッタリですね ・・・・・ そうかと言って、彼ばかり聴いているとちょっと飽きてしまいますが (笑) .
 どうして日本のジャズ喫茶では人気なかったのでしょう.
 ボクの通っていたジャズ屋でもほとんどかからなかった ・・・・・・ このアルバムではなく、 タレンタイン のアルバムが.



 ケニー・バレル は、 1931 年 7 月 31 日 ミシガン州 デトロイト 出身のジャズ・ギタリスト.
 Blue Note 、 Prestige をはじめ多くのレーベルに 100 枚を超えるアルバムを残しています.
 前にも書いたけれど、彼のギターから出るブルース・フィーリング溢れる音が何とも言えずにいいんです.
 グラント・グリーン のギターもブルージーなのですが、 ケニー・バレル のギターのほうが都会的な雰囲気があり、キレがあるイメージをボクは持っています. 
 そんなところが好きなんですよね.




kenny-burrell-midnight-blue

 1 曲目の "Chitlins con Carne" なんて、出だしの数フレーズ聴いただけで、どっぷりブルージーな世界に吸い込まれてしまいます.
 レイ・バレット のコンガが程よいラテン・テイストを醸して、そこに タレンタイン がいつの間にかいたりしちゃうんだから.
 後半のテナーとギターのやり取りも、いい感じだなぁ.



 3 曲目の "Soul Lament" なんて、ほんとにヤバい.
 ほとんどテーマ・メロディの繰り返しだけの曲なのですが.
 こんな曲深夜に聴いたら、マジにヤバいです ・・・・・・ このギター・ソロは.
 深夜客の少なくなったジャズ屋のカウンターで、一人こんな曲聴いた日には ・・・・・・


 そしてアルバム・タイトル曲でもある、 "Midnight Blue" ・・・・・ 前の曲もそうだけれど、本当に曲作りもうまいなぁ.
 こういったキレのあるギターがいいんですよね.
 リズムも軽快で気持ちいいし ・・・・・・・・ 超ゴキゲンな曲です.



 このアルバムはいつ聴いても、本当にゴキゲンなアルバムです.







 さてさて、どうも最近 iPad のホーム・ボタンが調子悪いのです ・・・・・ 押してもホームに戻らず、何回も押してようやくホームに.
 一度できちんと戻ることもありますが、どうも調子悪し.
 仕方なくサポートセンターへ問い合わせです ・・・・・・ 今日は珍しくすぐに電話が通じました.

 最初に出た方は若い男性で、どうもいま一つ ・・・・・ 対応が決して悪いんじゃないんだけれど、どうもいま一つなんですよね、全体的に.
 データのバックアップ、復元処理の手順などを電話で説明聞きながら操作.
 その合い間にもちょっとわからないことを聴いたりしたのですが ・・・・・・・ どうも、微妙に返事がいま一つなんですよね.
 決して対応が良くないとか、違ったことを言っている訳ではないんですよ ・・・・・・・ どうもいま一つ.

 復元 作業の説明から、違う方に電話が変わりました.
 肩書き忘れてしまいましたが、上の立場の方のようです.
 一応普通の対応で、今後の対応などを確認して電話はいったん切断.




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 結構時間のかかった 復元 作業も完了.
 再度トライしてみたものの、やっぱり反応が悪いため、メーカーにお預けの予定です.
 ただ来週末 いつもの講習会 でどうしても必要なため、回収は再来週へ.
 お話しを聴いていた限りでは、修理というよりは新品交換になるような感じです.


 ほとんどのデータは問題なく復元できましたが、写真にあるような音楽データはすべてダメ.
 まぁみんな iTunes に入っているアルバムばかりなので、このデータ自体は簡単にインポートできるので良しとしましょう.


 Apple から確認もメールが先ほど届きました.
 でも、日本語にして欲しいです ・・・・・ なぜに英語なのか、意味不明.


 前回 iPod の回収では大きなトラブルに見舞われてしまいましたが、今回は大丈夫かな.
 前回のトラブルは Apple と回収業者の連絡がうまくいってなかったため、結果的にボクの方にそのツケが回ってきて、 Apple にとってはボクがクレーマーというような印象を与えているんでしょうね、きっと.

 いろいろな意味で Apple の対応はかなりしっかりしていると思っているのですが、時としてこういうことも起こってしまいます.



 今回はスムーズに事が運ぶことを期待しています.