きっと今年映画館で観る映画の最後になると思います ・・・・・・・ 時間が空いたので観てきました.
もう一本年末に公開される映画でどうしても観たい映画 ・・・・・
"レ・ミゼラブル" がありますが、これはきっと年明けに観ると思うので.
今日の映画は、あまり難しいことを抜きにして楽しめる映画.
・・・・・・ のはずだったのですが、ちょっと今までのシリーズとは違う印象です.
そうはいっても、映画としてはとても楽しかったのです.
" 007 スカイフォール "
監督 : サム・メンデス
脚本 : ジョン・ローガン 、 ニール・パーヴィス 、
ロバート・ウェイド
原作 : イアン・フレミング
製作 : マイケル・G・ウィルソン 、 バーバラ・ブロッコリ
製作総指揮 : アンソニー・ウェイ
出演 : ダニエル・クレイグ (ジェームス・ボンド)
ハビエル・バルデム (ラウル・シルヴァ)
レイフ・ファインズ (ギャレス・マロリー)
ナオミ・ハリス (イヴ)
ベレニス・マーロウ (セヴリン)
アルバート・フィニー (キンケイド)
ベン・ウィショー (Q)
ジュディ・デンチ (M)
ロリー・キニア (ビル・タナー)
音楽 : トーマス・ニューマン
主題歌 : アデル "スカイフォール"
撮影 : ロジャー・ディーキンス
編集 : スチュアート・ベアード
原題 : "Skyfall"
配給 : コロンビア映画 、 SPE
日本公開 : 2012 年 12 月 1 日
上映時間 : 142 分
007 シリーズは、第一作目からすべて持っています ・・・・ ただし、 1967 年 デヴィッド・ニーヴン 主演の "カジノ・ロワイヤル" はちょっと別な映画なので、持っていません.
まぁ、大好きな映画シリーズの一つなので、当然のように期待しての鑑賞です.
いきなりこの映画の感想なのですが、映画としてはとてもよくできた面白い映画でした.
このシリーズに共通する、冒頭からの息をのむようなアクションシーンの連続で、一気に映画の中に引きずり込まれてしまいます.
一作目は全身を使っての追いかけっこ、二作目は車同士のカーチェイス、そしてこの映画ではバイクでの追いかけっこ ・・・・・・・ 監督が代わっても、この辺りの面白さは失われずよかった.
そういう部分も含め、期待通り楽しむことができました.
ただ 007 シリーズとしては、あまりに人間的な部分を掘り下げてしまい、「ちょっと、そこまで人間臭さ出さなくても・・・・・」 なんて思ってしまうんですよね.
やっぱりこのシリーズは、
ジェームス・ボンド はこうあるべき ・・・・・
対する悪役はこうあるべき ・・・・・
ボンド・ガールもこうあるべき ・・・・・
というのがあるんじゃないのかなぁ.
"Storm is coming" ・・・・・・
核心部分でのセリフですが、このセリフどこかで聴いたよね ・・・・・・・
そう、 "The Dark Knight Rises" で、 セリーナ が囁いた言葉と同じです ・・・・ ただし、英語字幕ではないのでまったく同じかわかりませんが、おおよその意味は同じ.
こういうところで思わずニヤッとしてしまう、似非映画マニアなのです (笑) .
ダニエル・クレイグ の ボンド については、ボクは肯定派 ・・・・・ 全然 OK だと思います.
なんと言っても ショーン・コネリー がダントツ一番ですが、ボクがその次に好きなのが ダニエル・クレイグ なんです.
この人が ボンド を演じて三作目になりますが、最初の "007 カジノ・ロワイヤル" からして人間臭さをバリバリ出しており、前作の "007 慰めの報酬" では感情コントロールさえできないような場面もあったりしました.
だから、この三作目も納得できると言えば、納得なのではあります.
ただ、ボクの ボンド 像からどんどん離れていってしまったような感じが強いだけです.
ちなみに彼の主演した三作のうち、一番好きなのは最初の "007 カジノ・ロワイヤル" です.
映画観てもらうとわかるけれど、最後では往年の ボンド が戻ってくるような雰囲気がプンプンしましたけれど ・・・・・・
ドライ・マティーニ もしっかり登場していましたね.
写真に写っているのが Aston Martin DB5 ・・・・・ 往年の ボンド・カー !!
この映画には、過去の作品へのオマージュ的な部分がいくつかありました.
この車なんか、その最たるものです ・・・・・・ 懐かしいなぁ、 "007 ゴールドフィンガー" .
この車って、リストアするのにかなりな金額かかったんだろうなぁ.
それが、あんなになっちゃって ・・・・・・ 涙
さて、このシリーズはやっぱり悪役がすごく大事.
今回の悪役は、 "ノーカントリー" で不気味な殺し屋 アントン・シガー を演じた ハビエル・バルデム .
ちょっとビミョー ・・・・・
もっと "ノーカントリー" の アントン のような怪物役やってほしかったな.
この人は絶対に、そういう変質的で、猟奇的で、ぶっ飛んでいる役をやらせたら最高だと思ってます.
なまじ弱さなんか出さないで欲しいのです.
"よくわからない脅威" の怖さみたいなものをもっともっと出して欲しかったなぁ.
この映画のもう一人の主役とも言えるのが "M" .
ボクがこの映画に違和感持ったのは、この "M" がフォーカスされている部分がかなりあったためかもしれません.
何度も言っているように、映画としてはとても面白かったのに、 ボンド 映画としてはこの辺りの焦点の当て方が気になってしまいました.
まぁ、そうは言っても "M" あっての ボンド なんですがね ・・・・・ 苦笑
イヴ 役の ナオミ・ハリス ・・・・・ 写真右のオバサンではなく、ピストル持っている人ね.
"パイレーツ・オブ・カリビアン" で ティア・ダルマ を演じてましたね ・・・・・ ボクの好きな "マイアミ・バイス" にも出ていたようですが、こちらは記憶にありません.
彼女の場合は ボンド・ガール とはちょっと呼べないような微妙な位置関係.
それが最後に ・・・・・・・・・・・ フフフ でした.
こちらは正真正銘の ボンド・ガール ・・・・・ セヴリン 役の ベレニス・マーロウ .
多くの ボンド・ガール 同様に、悲しい運命をたどってしまいます.
この女優さんについては、フランスの女優ということくらいしかわかりませんでした.
この映画の中で、唯一の ボンド・ガール と言ってもいいのですが、映画の中ではどうも印象が薄いんですよね.
雰囲気は非常にいい雰囲気を醸し出して入るのですが ・・・・・・・ ちょっと残念.
逆に思いのほかよかったのが、 レイフ・ファインズ .
最近、かなり微妙な役 (演技はどれもそれなりに素晴らしかったんだけれど ・・・・) が続いていたので、何か久しぶりにまともな役だったようにボクは思えてしまいます (笑) .
最後もちょっとイカしてましたし ・・・・・ .
5.0 満点で評価すると ・・・・・・
一般的なアクションを中心とした映画とすれば 3.8 点、
007 シリーズとすると 2.5 点 ・・・・・・・ かな.
で、トータルして 3.3 点くらいあげようか.
これはボクの偏った評価で、映画評論家や一般の方の批評はかなり好評のようです.
冒頭のアクションで一気にエンディングまで突っ走ったら、 4.5 点くらいあげちゃったかもしれません (笑)
そういえば、今日嬉しいお知らせがやってきました.
映画にちなんだものが見事当たってしまいました.
まだ届かないので、詳細は届いてから書きますが、ちょっと嬉しい一日になりました.
相変わらずジャズの話題からかけ離れた、今日のブログ記事でした.
もう一本年末に公開される映画でどうしても観たい映画 ・・・・・
"レ・ミゼラブル" がありますが、これはきっと年明けに観ると思うので.
今日の映画は、あまり難しいことを抜きにして楽しめる映画.
・・・・・・ のはずだったのですが、ちょっと今までのシリーズとは違う印象です.
そうはいっても、映画としてはとても楽しかったのです.
" 007 スカイフォール "
監督 : サム・メンデス
脚本 : ジョン・ローガン 、 ニール・パーヴィス 、
ロバート・ウェイド
原作 : イアン・フレミング
製作 : マイケル・G・ウィルソン 、 バーバラ・ブロッコリ
製作総指揮 : アンソニー・ウェイ
出演 : ダニエル・クレイグ (ジェームス・ボンド)
ハビエル・バルデム (ラウル・シルヴァ)
レイフ・ファインズ (ギャレス・マロリー)
ナオミ・ハリス (イヴ)
ベレニス・マーロウ (セヴリン)
アルバート・フィニー (キンケイド)
ベン・ウィショー (Q)
ジュディ・デンチ (M)
ロリー・キニア (ビル・タナー)
音楽 : トーマス・ニューマン
主題歌 : アデル "スカイフォール"
撮影 : ロジャー・ディーキンス
編集 : スチュアート・ベアード
原題 : "Skyfall"
配給 : コロンビア映画 、 SPE
日本公開 : 2012 年 12 月 1 日
上映時間 : 142 分
007 シリーズは、第一作目からすべて持っています ・・・・ ただし、 1967 年 デヴィッド・ニーヴン 主演の "カジノ・ロワイヤル" はちょっと別な映画なので、持っていません.
まぁ、大好きな映画シリーズの一つなので、当然のように期待しての鑑賞です.
いきなりこの映画の感想なのですが、映画としてはとてもよくできた面白い映画でした.
このシリーズに共通する、冒頭からの息をのむようなアクションシーンの連続で、一気に映画の中に引きずり込まれてしまいます.
一作目は全身を使っての追いかけっこ、二作目は車同士のカーチェイス、そしてこの映画ではバイクでの追いかけっこ ・・・・・・・ 監督が代わっても、この辺りの面白さは失われずよかった.
そういう部分も含め、期待通り楽しむことができました.
ただ 007 シリーズとしては、あまりに人間的な部分を掘り下げてしまい、「ちょっと、そこまで人間臭さ出さなくても・・・・・」 なんて思ってしまうんですよね.
やっぱりこのシリーズは、
ジェームス・ボンド はこうあるべき ・・・・・
対する悪役はこうあるべき ・・・・・
ボンド・ガールもこうあるべき ・・・・・
というのがあるんじゃないのかなぁ.
"Storm is coming" ・・・・・・
核心部分でのセリフですが、このセリフどこかで聴いたよね ・・・・・・・
そう、 "The Dark Knight Rises" で、 セリーナ が囁いた言葉と同じです ・・・・ ただし、英語字幕ではないのでまったく同じかわかりませんが、おおよその意味は同じ.
こういうところで思わずニヤッとしてしまう、似非映画マニアなのです (笑) .
ダニエル・クレイグ の ボンド については、ボクは肯定派 ・・・・・ 全然 OK だと思います.
なんと言っても ショーン・コネリー がダントツ一番ですが、ボクがその次に好きなのが ダニエル・クレイグ なんです.
この人が ボンド を演じて三作目になりますが、最初の "007 カジノ・ロワイヤル" からして人間臭さをバリバリ出しており、前作の "007 慰めの報酬" では感情コントロールさえできないような場面もあったりしました.
だから、この三作目も納得できると言えば、納得なのではあります.
ただ、ボクの ボンド 像からどんどん離れていってしまったような感じが強いだけです.
ちなみに彼の主演した三作のうち、一番好きなのは最初の "007 カジノ・ロワイヤル" です.
映画観てもらうとわかるけれど、最後では往年の ボンド が戻ってくるような雰囲気がプンプンしましたけれど ・・・・・・
ドライ・マティーニ もしっかり登場していましたね.
写真に写っているのが Aston Martin DB5 ・・・・・ 往年の ボンド・カー !!
この映画には、過去の作品へのオマージュ的な部分がいくつかありました.
この車なんか、その最たるものです ・・・・・・ 懐かしいなぁ、 "007 ゴールドフィンガー" .
この車って、リストアするのにかなりな金額かかったんだろうなぁ.
それが、あんなになっちゃって ・・・・・・ 涙
さて、このシリーズはやっぱり悪役がすごく大事.
今回の悪役は、 "ノーカントリー" で不気味な殺し屋 アントン・シガー を演じた ハビエル・バルデム .
ちょっとビミョー ・・・・・
もっと "ノーカントリー" の アントン のような怪物役やってほしかったな.
この人は絶対に、そういう変質的で、猟奇的で、ぶっ飛んでいる役をやらせたら最高だと思ってます.
なまじ弱さなんか出さないで欲しいのです.
"よくわからない脅威" の怖さみたいなものをもっともっと出して欲しかったなぁ.
この映画のもう一人の主役とも言えるのが "M" .
ボクがこの映画に違和感持ったのは、この "M" がフォーカスされている部分がかなりあったためかもしれません.
何度も言っているように、映画としてはとても面白かったのに、 ボンド 映画としてはこの辺りの焦点の当て方が気になってしまいました.
まぁ、そうは言っても "M" あっての ボンド なんですがね ・・・・・ 苦笑
イヴ 役の ナオミ・ハリス ・・・・・ 写真右のオバサンではなく、ピストル持っている人ね.
"パイレーツ・オブ・カリビアン" で ティア・ダルマ を演じてましたね ・・・・・ ボクの好きな "マイアミ・バイス" にも出ていたようですが、こちらは記憶にありません.
彼女の場合は ボンド・ガール とはちょっと呼べないような微妙な位置関係.
それが最後に ・・・・・・・・・・・ フフフ でした.
こちらは正真正銘の ボンド・ガール ・・・・・ セヴリン 役の ベレニス・マーロウ .
多くの ボンド・ガール 同様に、悲しい運命をたどってしまいます.
この女優さんについては、フランスの女優ということくらいしかわかりませんでした.
この映画の中で、唯一の ボンド・ガール と言ってもいいのですが、映画の中ではどうも印象が薄いんですよね.
雰囲気は非常にいい雰囲気を醸し出して入るのですが ・・・・・・・ ちょっと残念.
逆に思いのほかよかったのが、 レイフ・ファインズ .
最近、かなり微妙な役 (演技はどれもそれなりに素晴らしかったんだけれど ・・・・) が続いていたので、何か久しぶりにまともな役だったようにボクは思えてしまいます (笑) .
最後もちょっとイカしてましたし ・・・・・ .
5.0 満点で評価すると ・・・・・・
一般的なアクションを中心とした映画とすれば 3.8 点、
007 シリーズとすると 2.5 点 ・・・・・・・ かな.
で、トータルして 3.3 点くらいあげようか.
これはボクの偏った評価で、映画評論家や一般の方の批評はかなり好評のようです.
冒頭のアクションで一気にエンディングまで突っ走ったら、 4.5 点くらいあげちゃったかもしれません (笑)
そういえば、今日嬉しいお知らせがやってきました.
映画にちなんだものが見事当たってしまいました.
まだ届かないので、詳細は届いてから書きますが、ちょっと嬉しい一日になりました.
相変わらずジャズの話題からかけ離れた、今日のブログ記事でした.
おー!
当選おめでとうございます
すごいですね!
特典とかあったんでしたよね、確か…
これからその作品に関して、何か投稿したりするんですか?
ミーミーにも、
何かいいこと起きないかなぁ…