いつもの冬っぽくないような、穏やかな毎日です.
 日中の日差しの暖かさが、冬を忘れさせてくれるようです.

 でもこういう時に限って、ドカ雪のようなキツイ一発が突然やってくるので油断禁物.



 今日のアルバムは結構無理して 完全版 を昨年購入しました.
 たしか 1 枚で 20 曲くらい入っている CD もあったはずですが、このアルバムは多少高くても絶対にこのアルバムがお勧めです.

 単に歌がうまいとかだけでなく、ライブ全体の いかにもな 雰囲気に溢れています.
 





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   " The Great American Songbook (Disk.1) / Carmen McRae "





  1. Introduction ・・・・・1:38 
  2. Satin Doll
       (D.Ellington-B.Strayhorn-J.Mercer) ・・・・・ 4:35
  3. At Long Last Love
       (C.Porter) ・・・・・ 2:27
  4. If The Moon Turns Green
       (P.Coates-B.Hanighan) ・・・・・ 4:23
  5. Day By Day
       (P.Weston-S.Cahn-A.Stordahl) ・・・・・ 2:23 
  6. What Are You Doing The Rest Of Your Life
       (M.Legrand-A.Bergman-M.Bergman) ・・・・・ 4:16
  7. I Only Have Eyes For You
       (A.Dubin-H.Warren) ・・・・・ 4:14
  8. Intriduction ・・・・・ 1:36 
  9. Melody :  ・・・・・ 9:15
    ・Easy Living (L.Robin-R.Rainger)
    ・The Days Of Wine And Roses (N.Mancini-J.Mercer)
    ・It's Impossible (S.Wayne-A.Manzanero)
  10. Sunday
       (N.Miller-C.Conn-J.Stein-B.Krueger) ・・・・・ 3:59
  11. Musical Outro ・・・・・ 0:12
  12. Introduction ・・・・・ 0:14
  13. A Song For You
       (L.Russell) ・・・・・ 4:47
  14. I Cried For You
       (A.Freed-G.Arnheim-A.Lyman) ・・・・・ 1:54
  15. Musical Outro ・・・・・ 0:26
  16. Introduction ・・・・・ 0:40
  17. Behind The Face
       (J.Rowles) ・・・・・ 2:45
  18. Introduction ・・・・・ 2:51
  19. The Ballad Of Thelonious Monk
       (J.Rowles) ・・・・・ 3:31
  20. There's No Such Thing As Love
       (A.Newley-I.Fraser) ・・・・・ 5:01





  Carmen McRae (vo), Joe Pass (g), Jimmy Rowles (p),
  Chuck Domanico (b), Chuck Flores (ds)

  Recorded live at "Donte's" , Los Angeles, November, 1971.







Carmen Mcrae 001

 カーメン・マクレエ は 1920 年 4 月 8 日、 ニューヨーク ハーレム にてジャマイカ移民の両親の間に生まれました.
 1994 年 11 月 10 日、脳卒中から呼吸器疾患を合併し死去、 74 歳でした.
 若い頃はピアニストとして活動していたので、ピアノの腕もそこそこ ・・・・・・ このアルバムの "If The Moon Turns Green" では自身がピアノを弾きながら歌っています.
 ジャズ・ヴォーカルを代表する一人です ・・・・・・・・ が、ボクはこのアルバムしか持っていません (涙)


 メンバー紹介などの MC に続く一曲目の "Satin Doll" ・・・・・・・・ 大好きな曲がとてもゴキゲンな演奏になっています.
 この一曲だけでもボクは満足してしまいそうです.
 ベースをバックにワン・コーラス、そこに他のメンバーが加わって ジョー・パス のソロ、ベースのソロ、最後にヴォーカルが加わってまたベースとのデュエット.

 こんな雰囲気に弱いのです.
 お酒飲みながら聴くこんな演奏は、間違いなく最高.



 ヴォーカルは、正直歌のうまさや違いなどよくわからないのですが、そんなボクでさえも彼女の歌のうまさ ・・・・・・ エンターテーナーとしてのうまさが、このアルバムから聴くことができます.
 一枚組の CD では、このアルバムに入っている Introduction ・・・・ MC 部分がカットされているようですが、このアルバムはこういった MC が入っているからこそステキだと思うんですよね.

 おまけにこのアルバム (国内盤です) のライナーノーツには、曲の歌詞はもちろんですが、 MC 部分もすべて記載されていますので、何となくどんなこと喋っているのかがわかります.




ZZZ LA Donte

 多分ここが、ライブの行われた "Donte's" ・・・・・・・ データが少ないので、同じ名前の違うお店かもしれません.
 こういった写真はあまりないので、見つけたら即座に保存です.


 このアルバムは、ジャズのスタンダードが中心になってはいますが、 レオン・ラッセル の "A Song For You " や バート・バカラック の "They Long To Be Close To You" (邦題 「遥かなる影」 として Carpenters が唄い大ヒットしました) といったポピュラー・ソングも入っています.
 ポピュラーと言っても、聴いてみるとジャズそのものという感じです.

 今日の紹介は一枚目ですが、二枚目もすごく素敵な演奏がたくさんあります.
 こういう素敵なアルバムでしたら、何枚組になってもまったく問題なし.





 話は変わりますが、最近になって部屋の中に積んであったプラモデルが、一気に少なくなりました.
 前から燃えないゴミに出すのはもったいないけれど、さりとてオークションなどもなかなか売れないし ・・・・・・・


 と悩んでいたのですが、あるところで知り合った大学生モデラーにみんな差し上げています.

 すでに 140 サイズくらいの箱で二つ.
 作りかけや、プラモデル本体ではないエッチング・パーツやレジン部品など ・・・・ さらには参考図書まで大量に処分です.
 少なくても、ボクの部屋で眠っているよりも作ってもらえる場所に行ったほうがプラモデルとしても本望かと (笑)


 狭い部屋ですが、だいぶスッキリしてきました.
 でも気が付くと、他のものがそんなスペースを埋めてしまうのがいつものことでして ・・・・・・・・・・・