今日もいいお天気.
昨日はトレッキングに出かけたので、今日は家でのんびり.
最近は、どうも平日ブログ更新できないので今日も頑張ってしちゃおうかと ・・・・
すんなりブログ更新できればいいのですが、書きながら脱線に次ぐ脱線でどうも捗りません.

上の写真も、外を見たらきれいな空だったのでついついカメラを持ち出して、あれこれいろいろな写真を撮り始めちゃったり.
こういう空を撮ってみると、いままでのカメラよりも微妙な雲のコントラストをはっきりと撮れるような気がします.
さらにちょっとした設定を変えるだけでも、まったく違うような写真になったりもします.
こりゃしっかり勉強しないといけない ・・・・・ と痛感してはいるものの
こんなにもいいお天気の日は、アツいハード・バップはご遠慮し、もっと軽快なものを聴いてみましょう.
先日の "BECK" と同じ KUDU レーベルの一枚です.
同じギターですが、スタイルはかなり違っています.

" Forecast / Eric Gale "
1. Killing Me Softly With His Song
(N.Gimbel-C.Fox) ・・・・・ 3:37
2. Cleopatra
(E.Gale) ・・・・・ 4:50
3. Dindi
(A.C.Jobim-A.de Oliveira) ・・・・・ 7:21
4. White Moth
(E.Gale) ・・・・・ 5:57
5. Tonsue Corte
(E.Gale) ・・・・・ 4:18
6. Forecast
(E.Gale) ・・・・・ 7:52
Joe Farrell (ts.fl), Hubert Laws (fl.piccolo), Eric Gale (g),
Bob James (key), Gordon Edwards (el-b), Bill Salter (el-b),
Rick Marotta(ds), Idris Muhammad (ds), Ralph MacDonald (perc)
and others
Recorded at Van Gelder Studios, January, 1973.
"White Moth" と "Forecast" がこのアルバムの中ではお気に入り.
前者は エリック・ゲイル 独特のちょっとメローなテーマの曲.
後者はミディアムテンポながらブラスアンサンブルが効いて歯切れのいい演奏になっています.
どちらの演奏も、彼の 泣き のギターを楽しめちゃいます.

エリック・ゲイル は 1938 年 9 月 20 日 ニューヨーク ブルックリン 生まれのギタリストで、 1994 年 5 月 24 日に肺がんのため 55 歳で亡くなっています.
どちらかというとセッション・ミュージシャンとして活動していました.
本作品は彼のリーダーとして 2 枚目、 KUDU レーベルでの唯一のリーダー・アルバムです.
彼の名前が一躍有名になったのは、 1976 年 8 月に開催された "Montreux Jazz Festival" での演奏.
Eric Gale (g), Cornell Dupree (g), Richard Tee (key), Gordon Edwards (b), Steve Gadd (ds) の 5 人での演奏が、後に Stuff 誕生とも言われています.
が、実際には数年前から ニューヨーク のクラブ "ミケールズ (Mikell's)" で演奏を繰り広げていたようです.
このアルバムでドラムを担当している アイドリス・ムハマッド ですが、 CTI では結構演奏があったりします.
KUDU レーベルでも4枚のリーダー・アルバムを録音しています.
39 + 3 タイトルしかない KUDU ですので、その中で 4 枚というのはかなり多いと言っても過言ではないでしょう.

このアルバムの 1 曲目は "Killing Me Softly with His Song" ・・・・
というより、日本語で "やさしく歌って" のほうがピンとくるでしょうか.
1973 年、 Roberta Flack が歌って大ヒット、シングルは グラミー賞 3 部門受賞しています.
日本では 某コーヒーメーカーの CM にも流れていました.
エリック・ゲイルはこの曲のミュージック・ディレクターを務めていたので、このアルバムにも加えたんじゃないでしょうか.
ここから今日の脱線が始まりました ・・・・・・
まずはオリジナルを久しぶりに聴きたくなり You Tube へ GO !
懐かしいねぇ、でも今聴いてもとても素敵な曲なのです.
そうしたらページ右側の関連映像に懐かしい曲がたくさん.
そうなるとどんどん Click しまくり、ブログの記事とはまったく関係のない世界まで行ってしまいました (笑)

1971 年の The Bee Gees "How Can You Mend A Broken Heart" まで行っちゃいました.
この曲は ダイアナ・クラール のアルバム "Quiet Nights" に収められており、ボクが ダイアナ・クラール に傾倒し始めるきっかけになった曲でもあります.
今でもこの曲は大好き.
この曲に関しては、オリジナルの The Bee Gees よりも ダイアナ のほうがずっと好きだったりします (笑)
そうそう The Bee Gees と言えば、ボクなんかは "小さな恋のメロディ" なのですが、もう少し若い方たちにとっては "Stayin' Alive" でしょうか.
その "Stayin' Alive" が、心肺蘇生教育の分野で世界的な権威である American Heart Association (アメリカ心臓協会 :通称 AHA) の、心肺蘇生 (CPR) 普及用 PV に数年前から使われています.
これは胸骨圧迫 (心マッサージ) の速さと曲のリズムがピッタリだったことからです.

内容は真面目なんだけれど、観ている分には超笑えてしまいます.
こういうユーモアって、なかなか日本ではなかなかねぇ ・・・・・・・・・
興味のある方は You Tube で "AHA" 、 "Stayin' Alive" で検索すればすぐにわかるはずです.
きちんとした一連の心肺蘇生法の手順ではなく、その場に居合わせた人がどうすればいいのか (Hands-only CPR) をわかりやすく解説しています.

同じような PV で "Super Sexy CPR" というものもありますが、こちらは AHA 製作ではなく、ボクの記憶が正しければ下着メーカーがタイアップして作られていたと思います.
こちらの PV はエロエロ・モード全開で、やっている CPR も若干古いものです.
かなり人気があったようで、同じような内容で 台湾 か 香港 でリメイクされています.
ちなみにリメイク版はエロエロ・モードがパワーアップしてます (笑)
ということで、最後まで脱線続き.
気持のいい日曜日も終わってしまいます.
たまになんで、ちょい長いですがお許しを。(笑)
1."Killing Me Softly with His Song"
これは、誰もが認める名曲です。
73年2月初めに、ロンドンからニューヨークに初めて行ったのですが、其の時、友人から貰って手元にあったのが香港製のトランジスターラジオでした。
日本レストランのバイトから震えながら戻って(2月のニューヨークは無茶寒かった!!)部屋で聴いたFM局からいつも流れていたのがこの曲でした。
因みに、私がこの曲名、歌手を初めて知ったのは、それから半年後でした。
2."How Can You Mend A Broken Heart"
5〜6年前の夏、ハリウッド・ボールにダイアナ・クロールのライブを聴きに行きました。
其の時、アンコールで彼女がピアノ弾き語りで歌ったのがこの曲でした。
アチコチで、聴衆が一緒に口ずさんでいました。
しかし、私は曲名が分からない。聴いたことがあるのに分からない、、。
その後、ダイアナがこの曲を自己のニュー・アルバムに録音したことを知りました。
曲名は、其の前にマイケル・ブーブレのアルバムで偶然、この曲を聴き知りました。
メロディーから曲名を検索するのって難しいですよね。流石のYou Tubeでも簡単には分かりません。(
笑)