ようやく土曜日なのです.
 先週は祝日や代休などがあったので、感覚的に一週間がものすごく速く過ぎた感じでしたが、今週は気持ち長かった ・・・・・・ まぁこれが当たり前なんですが.


 平日はなかなかブログ更新もできず、書こうと思っている話題は溜まったまま忘れ去られてしまう傾向にあります.



 だから忘れないうちに ・・・・・・・・
 少し前のカメラ・ネタから書いておこう.





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 Canon EOS 70D が三台です.

 ボクがこのカメラを購入したのが今年 5 月
 その後、部下が二人カメラを更新したのですが選んだカメラはどれもおんなじ.


 メーカーのハイアマチュアモデルに位置し評判のいいカメラですし、ボク自身使っていて満足してはいますが ・・・・・・・
 それでも同じものが三台もとなるとねぇ、おまけにレンズも同じ.


 パワハラして無理やり買わせた訳では、決してありませんよ.
 逆に新しく発売された EOS 7D Mark ll を買えって勧めたんですが.

 こうなると交換レンズで差別化図るしかありません.
 だれが最初に 赤ハチマキ (L レンズ) にするかですね (笑)


 写真は記念に三台並べての撮影.
 コンデジで絞り全開にして、わざと白っぽく撮ってみました.






 最近とんとご無沙汰だったミュージシャンのアルバムでも聴こう.
 とてもジャケットが印象的なアルバム.










Davis127





  " Sorcerer / Miles Davis "




  1. Prince of Darkness
          (W.Shorter) ・・・・・ 6:26
  2. Pee Wee
          (T.Williams) ・・・・・ 4:45
  3. Masqualero
          (W.Shorter) ・・・・・ 8:51
  4. The Sorcerer
          (H.Hancock) ・・・・・ 5:08
  5. Limbo
          (W.Shorter) ・・・・・ 7:14
  6. Vonetta
          (W.Shorter) ・・・・・ 5:33
  7. Nothing Like You
          (B.Dorough-F.Landesman) ・・・・・ 1:57
  8. Masqualero
          (Alternate Take) ・・・・・ 7:04
  9. Limbo
          (Alternate Take) ・・・・・ 5:27





  # 7 :
  Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ts), Frank Rehak (tb),
  Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds), Willie Bobo (bongos),
  Bob Dorough (vo), Gil Evans (arr)
  Recorded at 30th Street Studio A, NYC, August 21, 1962.

  # 9 :
  Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ts), 
  Herbie Hancock (p), Buster Williams (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at Columbia Studios, LA, May 9, 1967.

  # 5, 6 :
  Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ts), 
  Herbie Hancock (p), Ron Carter (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at 30th Street Studio B, NYC, May 16, 1967.

  # 3, 4, 8 :
  Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ts), 
  Herbie Hancock (p), Ron Carter (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at 30th Street Studio B, NYC, May 17, 1967.

  # 1, 2 :
  Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ts), 
  Herbie Hancock (p), Ron Carter (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at 30th Street Studio B, NYC, May 24, 1967.







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 久しぶりに Miles 聴いたかなぁ.
 最近は購入したばかりの TBM や廉価盤のアルバムが中心だったので.


 当然ブログでのアルバム紹介の本当に久しぶりなのです.
 いつ以来かと過去のデータを見てみたら ・・・・・・・・


 なんと去年の 7 月に "Live at Plugged Nickel" の記事を書いて以来 !!
 こんなにも疎遠になっていたとはねぇ.


 このアルバムは "The Complete Columbia Album Collection" の一枚なので、聴く時はわざわざボックスから出さなくちゃならず、結構面倒なのでなかなか CD を聴く機会がありませんでした ・・・・・・・ ただ iTunes のかけ流しでは、マイルスはかなりかかるんですよね、枚数多いから.
 なので新しいアンプになって、初めて CD から Miles を聴いたことになります (汗)


 小川隆夫 氏がパーソナリティを務めていた Inter FM の "Jazz Conversation" も終了してしまい、その番組の中の "マイルス・デイヴィスの真実" も当然途中で終了.
 ちょうど マイルス が長期療養に入るところまでで終了しちゃいました.
 この番組のベース (?) となるのは同名の書籍ですのでそちらを読むとまぁ大凡の内容はわかるのですが、本には書かれていないエピソードなんかを小川さんが紹介するのでそのあたりのお話しがとても面白かったんですよね.

 そういえば小川さんに長野まで来てもらい開いた イベント のテーマも マイルス でした.
 何かずっと昔のような感じですね.




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 保守性の中での前衛 ・・・・・・・・
 "マイルス・デイヴィスの真実 (小川隆夫著) " の中で使われている言葉ですが、正にこの言葉がピッタリという感じのアルバムです.

 ちょうど同じ年にリリースされた "Miles Smiles" 、 "Nefertiti" も、やっぱりそんな感じ.
 翌年にリリースされた "Miles in the Sky" からが、グッとエレクトリック・サウンドになっていくので、この 1967 年も一つのターニング・ポイントだったのかもしれません.


 ボクの中でもこのアルバムはそんなに印象深いものではありませんでしたが、昨日から繰り返し聴いていると ・・・・・・ 「あれっ、いいじゃんこれ」



 "Prince of Darkness" なんてさぁ、出だしのホーンとグイグイとプッシュするようなリズムのテーマから緊張感ありあり.
 こういった独特の緊張感がやっぱり マイルス だよねぇ ・・・・・・ なんてわかったふりをしてみたり.
 そこから一気に マイルス のソロ、そしてさらにモーダルな ウェイン のテナーへと.
 ・・・・・・ ゾクゾクしちゃうなぁ.
 そしてテーマ部を挟んでハービーのソロになるんだけれど、このソロは音をポツンポツンと置いていくようなソロで、ホーンの前半部と全然違っているのも面白い.



 2 曲目の "Pee Wee" はドラムスの トニー・ウィリアムス の曲ですが、ビックリするくらいキレイな曲です.
 この当時彼はまだ 21 歳.
 高速ビートを得意とする彼が、それもこんな若さでこの曲を書くとは、正直ビックリ.




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 アルバム・ジャケットの女性は、ちょっとジャズを聴きかじっている人だったらほとんど知っている シシリー・タイソン (Cicely Tyson) という女性.
 マイルス の三番目の奥さんで、 1981 年に結婚したものの 1988 年に離婚.

 この方は女優としても有名で、 エミー賞 を受賞したり アカデミー助演女優賞 にノミネートされたこともありますが、ボクは彼女の映画を一度も観たことがありません.


 そんな彼女の横顔を使ったアルバム・ジャケットはとてもインパクトがあります.
 このアルバムの録音当時、彼女と マイルス はまだ付き合い始めたばかりで、一説には マイルス の気持ちをジャケットにしたというお話もあります.


 このアルバムには マイルス の曲は一曲も入っていません.
 でも曲を聴いていると紛れもない マイルス の音楽がここにはあります.


 久しぶりに聴いたアルバムが、今日のアルバムのようにとてもいい感じだとものすごくハッピーな気分になります.
 たまにはめったに聴かないようなアルバムも聴かないといかんな (笑)






 最後に書き忘れていた話題をもう一つ.

 ブログ友 登美ちゃん の "登美ちゃんが、ゆく !" というブログは、俗に言うグルメブログ.
 こういった多くのグルメブログは、小洒落たお店の紹介なのですがこの 登美ちゃん のブログはどちらかというと B 級 ・・・・・・・ 時々 C 級のレストラン、というか食堂なんかを紹介しています.
 おまけに登場する 3 人組メンバーが今一つ垢抜けず (笑)


 地元のマニアックなお店が紹介されているので、時々外食をするボクは結構参考にしてたりします.
 先週も、そんな 登美ちゃん お勧めの カツ丼 を食べに行ってきました.




12 うなもと

 ごく普通の カツ丼 .
 お店は、地方のどこにでもあるような小さな食堂 "うなもと".


 ただこのカツ丼の違うところは、なんとご飯がツユだくなんです (笑)
 ご飯がお汁のちょっと黒っぽい色になっちゃっています.
 恐る恐る食べてみると ・・・・・・・・・・・

 これが何とも言えないお汁の味で美味しいんですね.
 上のお肉も適度に脂身があり、柔らかくて.



 どうも最近はこういった B 級食堂での食事がいいなぁ、なんて感じちゃってます.
 これからもブログ要チェックです.


 ちなみに行ってみたいけれどちょっと勇気が出なかったタイ料理のお店には、しっかりパワハラ行使で部下を偵察に出してみました (笑)

 マニアックなお店の紹介が多すぎて、なかなか突撃できないボクなのです.


 興味のある方は隣に貼ってあるリンク・バナーを ポチッ してみてください、パンドラの箱が開きます.