水曜日から 3 日間、研修のための出張でガッツリ詰め込まれてきました.

 昨日の帰り道は雪降り、家に帰ってもシンシンと雪が降っていました.




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 これが今朝の天気.

 白い世界が広がっていますが、気温が結構高いため道路の積雪はまったくないので生活には影響なさそうですね.
 いよいよ本格的な冬がやってきたという感じです.



 やってきたと言えば ・・・・・・・・・





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 今年最後の 大人買い 到着しました.
 購入先のキャンペーンなども含め、今まで購入していなかったものをゲット.
 そのため 「今頃 ・・・・」 って感じのアルバムもありますし、相変わらず一貫性のない買い方です.


 早速プラケースからすべて取り出し、ジャケットはスキャナで取り込んで専用のビニールケースへ.
 写真の通り、約 1/3 の厚みになるので収納にはとても便利.
 まぁそれなりにお金はかかってしまいますが.

 それにしてもこのプラケースもったいないなぁ.
 これらはすべて燃えないプラスティックとしてゴミの日に出してしまいます.




 今回購入したアルバムは "ジャズの 100 枚" 第 1 期と第 2 期から 12 枚と、 Sony の 1000 円コレクションから 4 枚の計 16 枚.
 初めて聴くアルバム数枚聴いてみましたが、結構いいのがあります.

 今回の購入は当たりでしたね (笑)
 今年一杯くらいはブログネタに困ることはなさそうです.



 さて、そんな 大人買い の中から一枚.
 バリバリのフュージョンです.










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  " My Spanish Heart "




  1. Love Castle ・・・・・ 4:46
  2. The Gardens ・・・・・ 3:12
  3. Day Danse ・・・・・ 4:27
  4. My Spanish Heart ・・・・・ 1:37
  5. Night Streets ・・・・・ 6:01
  6. The Hilltop ・・・・・ 6:15
  7. The Sky ・・・・・ 4:57
     Part 1 - Children's Song No.8
     Part 2 - Portait of Children's Song No.8
  8. Wind Danse ・・・・・ 4:54
  9. Armando's Rhumba ・・・・・ 5:19
  10. Prelude to El Bozo ・・・・・ 1:34
  11. El Bozo, Part 1 ・・・・・ 2:52
  12. El Bozo, Part 2 ・・・・・ 2:03
  13. El Bozo, Part 3 ・・・・・ 4:58
  14. Spanish Fantasy, Part 1 ・・・・・ 6:06
  15. Spanish Fantasy, Part 2 ・・・・・ 5:14
  16. Spanish Fantasy, Part 3 ・・・・・ 3:06
  17. Spanish Fantasy, Part 4 ・・・・・ 5:06






  Chick Corea (p.organ.synth.perc.vo.arr.composer),
  Stanley Clarke (b), Steve Gadd (ds), Gayle Moran (vo),
  Narada Michael Walden (ds), Don Alias (perc),
  Arriaga Quartet :
     Barry Sacher (violin),  David Speltz (cello), 
     Connie Kupka (violin), Carole Mukogawa (viola),
  Jean-Luc Ponty (vln), Ron Moss (tb), John Thomas (tp), 
  Stuart Blumberg (tp), John Rosenburg (tp),
  Recorded at Kendun Recorders Burbank, CA, October, 1976.








 本当に、 「今頃〜〜っ」 って言う感じのアルバムなのですが、今頃なのです.
 以前ジャズなんかまったく聴かない友人の家でこのアルバムを聴いた記憶はありますが、印象はまったく記憶に残っていませんでした.

 だから初めて聴いたようなものです.






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 とりあえず笑っちゃおうか ・・・・・・・・・・ という感じですな.

 とっても気持ちのいいアルバムです.



 チック・コリア の 1976 年の作品で、スペイン音楽がテーマになっています.
 当時こういった演奏を毛嫌いしていたボクにとっては、 チック・コリア の代表作なのかどうかちょっとわかりません.
 それでもこのジャケットはいろいろなところで見た記憶があるので、かなりの評価は受けているんじゃないでしょうか.


 この時期、チック・コリア は第 2 期 リターン・トゥ・フォーエヴァー ( アル・ディ・メオラ や レニー・ホワイト がいた頃) で "浪漫の騎士" をリリースし大ヒットさせました.
 ただこのこの リターン・トゥ・フォーエヴァー は、 "浪漫の騎士" をリリースした後 アル・ディ・メオラ 達が脱退し、第 3 期へと進んでいきました.

 このアルバムでは リターン・トゥ・フォーエヴァー にもいたことのある スティーヴ・ガッド がドラムとして加わっています.



 アナログ盤で発売された当初、このアルバムは 2 枚組.
 CD 化により 1 枚に収められましたが、結構ボリュームのあるアルバムになっています.




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 すべての曲が チック・コリア の作品ですが、とてもメロディー・ラインがステキな曲が多いですね.

 そんな中でもボクが一番好きな曲は 6 曲目の "The Hilltop"
 この曲のみ、スタンリー・クラーク との共作で演奏もデュオですが、ここでのピアノがキレイなんですよね.


 さらにこのアルバムに登場するストリングスが効いてるんだな.
 クラシックのような上品な雰囲気を漂わせているものの、独特のエキゾティックでスパニッシュな チック・コリア の世界にとても自然に融け込んでいて、聴いていてもすごくマッチした感じなのです.
 このあたりのアレンジがすごくいい感じです.



 ただしジャズっぽいかというと、微妙なのです.
 ピアノのフレーズにしても、どちらかというとクラシックっぽい演奏もかなり多いですし ・・・・・・

 でもでも、バリバリのフュージョンなんです.
 14 曲目からの "Spanish Fantasy" なんて、そりゃもうフュージョン組曲なんだな.

 圧巻です.


 あまりジャンルに拘らないで、こういったアルバムは楽しく聴きましょう.
 思わずニヤッとしてしまうアルバムですから.