最近、休みの日にカメラを触っていることが多くなっています.



 同じ職場で、ボクよりも少し年下の I 君は以前からカメラが大好き ・・・・・・・・ カメラだけではなく、車などのメカニックな部分が大好きなのです.


 彼の場合、撮影は家族の写真を撮る程度で写真撮影を目的にどこかに行くというようなことはなく、いろいろ気に入ったものを集めカメラやレンズを触っては悦に入るという感じでしょうか (笑)

 ソニー がどうの、 コニカミノルタ がどうの、 A マウントがどうの、 カールツァイス がどうの ・・・・・・・
 当然ですが、メカや知識にはべらぼうに詳しいのです.



 写真って撮ってなんぼだろう、というのがボクの考えだったので、彼のような感覚が少し前まで理解できなかったのですが ・・・・・・・・・・・・





7D Mark ll

 先日このカメラにしてから、部屋で "手に持つこと" が楽しくなってきました.
 もちろんシャッター押して試し撮りもしてはいますが ・・・・・・


 あのずっしりとした重量感、
 高速連写のシャッター音、
 ファインダー越しに見るふつうの景色 ・・・・・・・・・・


 どうも最近、自分が I 君のようになりつつあるような気がしてきました.
 結構ヤバいなぁ.
 一人、部屋の中でカメラ持ってはニヤけるって、まるで 江戸川乱歩 の世界に近いものがあります.


 まぁこういった感覚は、男の子的な感覚なんだろうな.
 最近一眼レフを持っている女子も増えているものの、こういうメカニックな魅力に惹かれてしまうのはやっぱり男の子ならではでしょうね.


 基本は "撮ってなんぼ !" という姿勢を崩さないで、間違ってもコレクターという悪魔の誘いに乗らないように気をつけないといかん !!







 さて、先日届いた East Wind から今日も一枚.
 このアルバム ・・・・・・・・ というか、このグループの演奏もまったく聴いた覚えがないです.
 ボクがジャズ屋で聴いていた頃、すでにこのアルバムも出ていたので目にしてもいいはずなのですが ・・・・・・・
 当時のジャズ屋の風潮からすると、 「こんなのジャズじゃねぇ」 となってしまっていたんでしょうね.








4001






  " Pavane Pour Une Infante Defunte "





  1. Pavane Pour Une Infante Defunte
              (M.Ravel) ・・・・・ 7:39
  2. Autumn Leaves
              (J.Kosma-J.Prevert) ・・・・・ 3:34
  3. Ces't What
              (B.Shank) ・・・・・ 5:56
  4. Corcovado
              (A.C.Jobim) ・・・・・ 4:41
  5. Wave
              (A.C.Jobim) ・・・・・ 3:53
  6. Reveil
              (L.Almeida) ・・・・・ 2:24
  7. Samba de Orfeu
              (L.Bonfa-A.Maria) ・・・・・ 5:26




  The L. A. Four :
  Bud Shank (as.fl), Laurindo Almeida (g), 
  Ray Brown (b),  Shelly Manne (ds)
  Recorded at Waner Bro. Recording Studio,
                    October 15 & 16, 1976.







4001-2

 The L.A. Four は 1974 年から 1982 年まで活動したジャズ・カルテット.
 上記の 4 人でしたが 1977 年以降はドラムスの シェリー・マン に代わり Jeff Hamilton が参加しています.
 活動場所は西海岸で、俗に言う クール・ジャズ ですがこのアルバムのように クラシック や ボサノバ といったジャンルの演奏もしています.


 この The L.A. Four の演奏って、その昔にもたぶんまったく聴いていないでしょう.
 それでもグループの名前だけは知っていましたし、 室内的 ・・・・ なんていう言葉も聴いたような記憶があります.

 ですからアルバムについても、今回の廉価盤発売で初めて手にしました.





Bud-Shank010

 バド・シャンク の演奏は、 チェット・ベイカー との演奏などでそれなりに聴いたことがあります.
 昔はそれほど好きじゃなかったのですが、最近は結構好みの音に変わっています.


 3 曲目の "Ces't What" 聴いて思ったんだけれど ・・・・・・・
 このアルトの音って 纐纈歩美 のアルトの音にすごく似ているなぁ.
 演奏スタイルもすごく似ているように感じます.


 こういうアルトの音は、ボクにとってはすごく聴き易い音です.



 そういえば先日書いた "Wallflower / Diana Krall" の一曲目 "California Dreamin'" .
 この曲は ママス & パパス が 1965 年に発表し大ヒットした曲ですが、その中に流れるフルートを吹いていたのが バド・シャンク だったんですね.





Laurindo Almeida001

 ギターの ラウリンドアルメイダ は有名なギタリスト

 ・・・・・・・・ なんですね、ボクはこのアルバムで初めて演奏を聴いたので、これまで知りませんでしたが.


 このアルバムでは クラシック や ボサノバ の演奏がありますが、 アコースティック・ギター の音がとても心地いのです.
 ちなみに、彼が影響を受けたのは ジャンゴ・ラインハルト .




 全体的にはシリアスなジャズとは言い難いですが、たまにはこういうのもありかな.
 昼下がりに軽く流しておくにはピッタリの感じなのです.

ただ聴きやすいんですがものすごく軽い感じがあります
軽快な演奏って悪くはないと思うんだけれど、どうもシリアスなジャズファンからすると、軽く見られてしまうようで・・・・・ダジャレっぽいですね


 ついつい追加で "Going Home" も注文してしまいました (笑)










 さて、昨日の金曜日の夕方はとても寒かった.
 昨夜は奥様がナイター・スキーで帰りが遅いので、いつもの スタバ & 夕食 でゆっくり帰ろうと思っていたのですが、風も強く、おまけに雪も叩きつけ始めていました.
 遅くなって雪が積もったり凍結した道を帰るのは嫌だったので、まっすぐ家に帰り夕飯を作ってノンビリ.





F07A5437
   (EF16-35mm F4L IS USM : 35mm 1/4sec f/4 ISO-5000)

 家に帰ってすぐに玄関から撮った写真.
 結果的にほとんど積ることはありませんでしたが、強い風に運ばれて降る雪はプチ吹雪という感じ.
 家の前にある街灯のオレンジ色に照らされ、雪が糸を引くように降っています.




 先日から文字の一部・・・・・・ほんの一文字だけ色を付けました.
 写真説明のデータで L のところだけなんですが.

 そうしたら前述の I 君が速攻気がついて突っ込んでくれました.


 どうしてここだけ赤字なのか、わかる人にはわかるんですな(笑)