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 連休最終日、ようやく朝から青空が広がっています.
 この連休、地元ではちょっとしたイベントがあって、久しぶりに写真を撮ってきました.

 その話題は後半にするとして、まずは久しぶりの青空が似合いそうなアルバムを.





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  " I Hear a Symphony / Hank Crawford "





  1. I Hear a Symphony
        (B.Holland-L.Dozier-E.Holland) ・・・・・ 4:46
  2. Madison (Spirit, The Power)
        (David Matthews) ・・・・・ 3:55
  3. Hang it on the Ceiling
        (Matthews) ・・・・・ 4:13
  4. The Stripper
        (David Rose) ・・・・・ 4:03
  5. Sugar Free
        (Hank Crawford) ・・・・・ 4:42
  6. Love Won't Let Me Wait
        (V.Barrett-B.Eli) ・・・・・ 4:03
  7. I'll Move You No Mountain
        (J.Ragovoy-A.Schroeder) ・・・・・ 4:08
  8. Baby! This Love I Have
        (M.Riperton-R.Rudolph-L.Ware) ・・・・・ 3:38





  Hank Crawford (as), David Matthews (arr)
  Jon Faddis (tp.flh), John Frosk (tp.flh), 
  Robert Millikan (tp.flh), Alan Rubin (tp.flh),
  Barry Rogers (tb), Fred Wesley(tb), Paul Faulise (b-tb),
  Tony Studd (b-tb), Dave Taylor (b-tb), Eric Gale (g),
  Richard Tee (key), Leon Pendarvis (el-p), Gary King (b),
  Steve Gadd (ds), Bernard Purdie (ds),
  Ralph MacDonald (perc), Idris Muhammad (shaker.tambourine),
  Patti Austin (vo), and othes.
  Recorded at Van Gelder Studio in Englewood Cliffs, June and July 1975.






 すでに何度か登場している CTI の傘下レーベル KUDU のアルバムです.
 これももう、廉価価格にならなかったら絶対に購入することのなかったアルバムと言っていいでしょう.




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 ハンク・クロフォード のリーダー・アルバムもこれ一枚だけ.
 だから最初、このジャケットアルバムが本人とばかり思ってました.
 何かとても女性的だなぁ ・・・・・・・・・ なんて (笑)


 アルバムの内容は、まんま 70 年代のディスコそのものって感じのアルバムです.
 "Do The Hustle !" なんて掛け声が聞こえてきそうなのです.

 元々ソウルや R&B の演奏者だったようなので、そういわれると納得なのです.
 リーダー・アルバムは Atlantic から CTI (KUDU) にかけ有名で、その後も多くのアルバムを残しています.


 全体的にビートの効いたアップ・テンポの演奏ですが、 6 曲目のようなスローな曲も入っています.
 さながら チーク・タイム とでも言えばいいのか (笑)

 サイドメンは名の知れた人たちばかりなので、アルバムとしての完成度は当然いいのは当たり前.
 ただしこういった演奏が好きかどうかは別ですが ・・・・・・・・・・




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 ハンク・クロフォード の顔さえ知らなかったくらいですので、どんなアルバム出してるかなんてサッパリ.
 調べてみたら、リーダー・アルバム 40 枚以上出していました.

 KUDU レーベルだけでも 8 枚です.
 このアルバムは KUDU での 5 枚目にあたります.

 このアルバムのアレンジは、以前 小川隆夫 氏がパーソナリティを務めていた Jazz Conversation にも幾度か登場した、日本大好きな デヴィッド・マシューズ .
 この番組で面白い日本語を喋っていたのを思い出しました.
 この番組にはいろいろな意味でお世話になっただけに、妙に親近感あったりします (笑)

 ちなみにロックバンドで、 "デイヴ・マシューズ・バンド" というグループがあり、リード・ ボーカルが同姓同名ですが、この話題の デヴィちゃん とは違いますので.

 ということで、 70 〜 80 年代のディスコにタイムスリップさせてくれるようなアルバムなのでした.



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 さてこちらが今日の本題かもしれません.

 10 日・ 11 日と地元で 「火のアートフェスティバル」 というイベントが開催されました.
 開催された場所は、数年前ボクがウォーキングしていた 明神池 周辺.
 ここには絵画館、芝生広場、宿泊施設などがあり、 浅間山 などの眺望もいい場所なのです.


 毎年この時期、ここにある登り窯の火入れなどを中心としたイベントです.
 風邪気味だったのですが、熱もなかったので写真の練習に.



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 夕方ですから、周りのお店もほとんど店じまい.
 それでもこうやって芝生の上でのんびりする人たちがまだいます.

 お目当ては 18:30 からの花火 ・・・・・・・・
 ですが、イベントの規模と同じで非常に微妙な花火だったので写真は載せません.

 まぁ、ローカルなイベントなので全体がほのぼのなのです.



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  (EF70-200mm F2.8L USM : 185mm 1/60sec f/2.8 ISO-320)

 会場内のメイン通りにはこんな感じでキャンドル
 実際はちょっと間隔も広く、長さも今ひとつという感じでいかにも田舎のイベント感が漂っていました (笑)

 頑張ってそれらしく撮ってみました.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 19mm 1/40sec f/4 ISO-6400)

F07A0278
  (EF16-35mm F4L IS USM : 26mm 1/25sec f/4 ISO-6400)

 この 2 枚の写真は バリアングル液晶 ではないので構図もまったくわからないままカシャ.
 一度撮っては確認し ・・・・・・・・・ で、微妙に難しいの.
 こういうアングルで撮るときは、やっぱり バリアングル かな.


 会場に着いたのが夕方だったので空いていると思ったのですが、臨時駐車場のグランドにかなりの車があり、写真を撮り始めても次から次へとやってくる車がありました.

 もう少し会場全体の明るさを考えればいいと思うんだけれどなぁ.
 せっかくキャンドルやっているのに、バルーン型の投光器の明るさが邪魔だったりします.



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  (この写真は 東御市ホームページ から)

 このフェスティバルの目玉は、登り窯の火入れ.
 こんな感じで 4 本の煙突から真っ赤な炎が噴き出すはずなのですが ・・・・・・・



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/50sec f/4 ISO-6400)

 ・・・・・・・ ボクが行った夕方はこんな感じ.

 決して火が消えているわけではありません.
 火を入れてからまだ時間が経っていないため、黒い煙の状態です.

 夜になればきれいな炎が出るということでしたが、せっかく治りかけた風邪がぶり返すといけないのであきらめました.
 後で web 上のパンフレット見たら、 22:00 頃窯が最高温度に焼成すると書かれていました.

 ちなみにこの写真、ボクにしては珍しくトリミング.
 まぁ大したことはしてませんが、左側の余計な部分をカットです.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 33mm 1/80sec f/4 ISO-640)

 窯の上からも小さな炎がいくつか出ています.
 その炎を見ながら薪を入れるタイミングを計っているようです
ていきますが、ゆっくりやっていると温度が下がるせいか、二人で呼吸を合わせてサッと入れていました.

 この薪入れは、見学に来る人たちがみんな写真を撮るせいか、スタッフの方が 「じゃあ今から薪入れます」 と教えてくれます.
 手前の焚き口は開いたままですが、今薪を入れている口はサッと開いてサッと閉じてまいました.



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  (EF70-200mm F2.8L USM : 70mm 1/60sec f/2.8 ISO-3200)

 後姿だけでもいかにも陶芸家 ! 、的なオーラが出ています.
 顔もちょっと怖そうでしたが、話しかけたら親切にやさしくいろいろ教えてくださいました.

 この写真、今回撮った写真の中でも結構気に入ってます.

 このイベント中はこの登り窯の薪入れがメインでもあるので、近くで写真撮影できますし、スタッフもいろいろ教えてくださいます.
 このあたりのスタッフの対応はよかった.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/60sec f/4 ISO-1000)

 池の周りを歩きながら写真撮っていたら、いつの間にか湖面がピンク色.
 空を見るときれいな夕焼けになっていました.

 慌てて東側に移動して撮った写真です.



 登り窯からの 火のアート は見ることができませんでしたが、自然の 陽のアート を堪能できたから良しとします.



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