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 1 月 6 日はボクのお誕生日.

 Facebook でたくさんの方からお祝いメッセージいただきましたが、だんだん赤いチャンチャンコが近づいてくる感じがして、どうも素直に喜べない部分もあったりします.

 Facebook はこういう時、遠く離れてなかなか会うことができない人でもなんとなく近くに感じたりできるので いいなぁ と改めて思ったり.



 一応奥様から 軽井沢 で買ってきたと思われるチョコレートが机の上に置いてありましたが、他には全くサプライズもスペシャルなこともないので、一年間のご褒美にちょっと欲しかったものを買ってみました.



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 Jazz Perspective 創刊号 !! です.


 この雑誌はずっと前に Azumino さんのブログ で紹介されたので、その時にすぐ購入すれば何のことはなかったのですが ・・・・・・・・・
 いつでも買えるような気でいて、そのうちに忘れててしまいました.
 一昨年、購入したいと思った時にはすべて在庫なし.

 それでもと思いオークションなどを探したものの、 10,000 円近い値段が当たり前のようについています.
 Amazon の中古書籍では、最高で 40,000 円くらいの値段がつけられていたようでした.


 さすがにこれじゃ買えません.
 そこまでの価値があるとも到底思えません.


 昨年末某オークションでかなり安くなったもの (といっても定価の倍以上はしましたが) を見つけ、 清水の舞台 からバンジージャンプしてしまいました.


 程度は 「かなり良い」 と書いてあったものの、中古はリスクも大きい.
 若干の不安があったのですが ・・・・・・・・・・

 届いたものを見たら本当に程度がよくて、これだったらこの価格も納得と思えるものでした.


 まぁとりあえず自分へのご褒美ということで ・・・・・・・・
 ちなみに Jazz Perspective はこれで創刊号から揃いました.

 ただ最近の 2 部はまだ購入していません.
 創刊号と同じようなことにならないように買えるときに買っておかないといかんなぁ(笑)



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 さて今日のアルバムですが、本当は元日にこれから聴こうかと思っていたアルバムです.
 最近、何となく CTI のサウンドが聴きたいと思うことがあります.
 今日のアルバムはそんな CTI の中でもそれほど聴くことのないアルバム.




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  " Big Blues / Art Farmer & Jim Hall "





  1. Whisper Not
         (Benny Golson) ・・・・・ 8:44
  2. A Child Is Born
         (Thad Jones) ・・・・・ 7:40
  3. Big Blues
         (Jim Hall) ・・・・・ 7:23
  4. Pavane for a Dead Princess
         (Maurice Ravel) ・・・・・ 10:50






  Art Farmer (flh), Jim Hall (g),
  Mike Mainieri (vib), Michael Moore (b),
  Steve Gadd (ds)
  Recorded at Electric Lady Studios, NYC, February 2 & 3, 1978.







 CTI には アート・ファーマー のフリューゲルホーンの音色や、 ジム・ホール の温かみのあるギターの音色がよく合うなぁと感じさせてくれるアルバムです.

 そこに スティーヴ・ガッド が軽快にリズムを刻むと ・・・・・・・・


 まさに "Concierto" を連想しちゃいます ・・・・・・・・ ただしあちらのアルバムは チェット・ベイカー で、ピアノも入っていましたが.
 それでも、なんとなく雰囲気が似てるんだよねぇ.




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 ベニー・ゴルソン の代表曲 "Whisper Not" から始まります.
 この円やかな音が何とも言えずいい雰囲気なんだな.

 The Jazz Messengers あたりの演奏とはかなり違いますが、まぁこれはこれで.
 方向性の違いとでも言えばいいのかな.

 このアルバムはピアノレスで、ヴィブラフォンが入ったクインテット構成.
 このヴィブラフォンがこのアルバムでは独特な雰囲気を作っています.




Mike-Mainieri

 ヴィブラフォンのマイク・マイニエリの演奏はそんなに聴いたことがないような気がする ・・・・・・ あるいはあまり意識していなかっただけかもしれませんが.

 彼の演奏スタイルで有名なのが ムッサー・グリップ というマレットの持ち方でしょうか.
 マレットをクロスさせ外側は小指で持つというスタイルですが、この演奏スタイルだと強い音を出せないのが欠点で、そのためか彼はエレクトリック・アタッチメントを付けたシンセ・ヴァイブの第一人とも言われています.

 だからでしょうか、聴こえてくる音が非常にソフトな感じで耳に入ってきます.


 ちなみに一般的なジャズのヴァイヴ奏者は、 ゲイリー・バートンが 広めた バートン・グリップ で演奏するようです.
 今回初めて知りました.




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 "亡き王女のためのパヴァーヌ" (Pavane pour une infante defunte) は、フランスの作曲家 モーリス・ラヴェル が 1899 年に作曲したピアノ曲です.


 実はこの曲って結構ジャズの演奏でも取り上げられたりしており、ボクの持っているアルバムの中にもこの演奏を含めいくつかの演奏がありました.

  " The Song Book / Booker Ervin "
  " Pavane Pour Une Infante Defunte / The LA 4 "

 の二つの演奏は、今日のアルバムと同じようなどちらかというと明るい感じの演奏です.




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 ボクが持っているこの曲のクラシック・アルバムは、上の写真の 指揮:ダニエル・バレンボイム 指揮、 パリ管弦楽団 による Grammophon のアルバム.

 やっぱりこの曲はこういう感じなんでしょうね.

 そうなるとオリジナルに近い演奏は " Deodato2 / Deodato " あたりかな.


 ジャズ演奏のなかで オルタード・スケール という言葉が出てきますが、これをクラシックでも使っていたのが ラヴェル さんだったようです ・・・・・ 一部では、 オルタード・スケール を作ったのが ラヴェル というような記事もありましたが、これは ???
 ただ、 ラヴェル に限らず ドビュッシー あたりもこのスケールを使って作曲しているようですから、まぁ一つの流行みたいなものなのでしょうか.


 ボク自身はこういったスケールなどの演奏のお話は からきし ダメ.
 いまだに モード なども、人にうまく説明できないくらいですから.
 だから、こういう 音階 といったようなお話にはできるだけ踏み込まないようなリスク・マネージメントをしています (笑)



 原曲はピアノ曲のようですので、できればピアノによるクラシックの演奏も聴いてみたかったのですが、残念ながら手持ちにはありませんでしたので You Tube で探してみたら、やっぱり荘厳な雰囲気でした.



 そういえば、以前読んだ本の中であるミュージシャンが確か ラヴェル のことを言っていたような記憶があるんだが ・・・・・・・・・・ 忘れた.
 確か マイルス だったような気もするんだけれどなぁ ・・・・・・・・ 記憶違いかな.

 近代フランス音楽の印象派的な部分が、のちにジャズのリリシズムにつながっていくのかな.



 だいぶアルバムから話が遠のいてしまいました.
 こういったクラシックなどを積極的にジャズと融合させていた時代ですので、今聴いてみるとなんとなく懐かしさも漂ったりしています. 




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 しっかし、こんなにも暖かな日が続いていいんだろうか.
 今日あたりから寒波到来ということでしたが、今もこんなにいいお天気です.




2016.1.9 002
 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/640sec f/10 ISO-100)

 明日は一日大事なお仕事、明日もこんな感じで一日いいお天気であればと ・・・・・・・


 とりあえず今日は、明日に備えていつものようにダルダルと過ごすことにします.




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