日曜日は写真のお勉強 ・・・・・ EOS学園 の二回目.
今回は実習です.
モデルさんにきていただいて ・・・・・・ でも単なる撮影会じゃありません.
こういった撮影自体が初めてのボクは、何日も前からビビりまくりです.
すでに一回目の講義だけでも、今までの自分の写真というものに対する考え方が根底からひっくり返された感じですので、もう失うものなんかなんもありません.
何といっても一回目の最初に撮った隣の人の写真、自分でもびっくりするくらいできの悪い写真.
いっぱい恥かいて、少しずつ自分なりに消化していこう.
天気もいいし、集合時間まで時間があったのでいつものように 銀座 でスナップ.
と言っても、撮り始めちゃうとあっという間に 1 時間くらい経ってしまうので、 四丁目交差点 辺りをぶらりとして 築地 に向かいます.
ミキモト・ビル も工事用の覆いが取れていましたが、内部はシャッターで非公開.
6 月にオープンのようですが、あのツリーはどうなったんだろう.
正面がガラス張りになっていたので、ボクの想像では中にド―――ンとそびえ立っているんじゃないかな.
でもそれだと夜間の写真撮影が厳しくなっちゃいますね.
今回の実習の集合場所は 築地 本願寺 .
日比谷線 で行くのが近いんだけれどなんとなく 銀座線 乗っちゃいます.
銀座四丁目 から 晴海通り を西方向に行くことは多いのですが、東方向へ歩くのは本当に久しぶり.
歌舞伎座 のあたりになると着物姿の人が増え雰囲気がほんの少しだけ変わります.
新橋演舞場 もこんなに近かったんだと新発見.
タリーズ で軽めの昼食して集合場所の 築地本願寺 へ.
それにしても 築地本願寺 ってすごくユニークなデザインですよね.
築地 という名前からは、なんとなく 江戸 の下町というイメージを受けますが、この 築地本願寺 のデザインはそんなイメージとはかけ離れた、なにかインド風な建築物です.
でも、この 築地 という名前の由来自体もこの寺院に深く関わっているようです
集合後、みんなで撮影場所の公園へ移動.
公園と言ってもどこにでもあるごく普通の小さな公園.
日曜日の午後ということもあり、子供連れの親子たちもたくさんきています.
授業についての詳細は割愛.
1 回目の授業でもなんとなく感じていましたが、公園について準備を終え 15 分もしないうちに、自分が今までいろいろなことを全然気にもかけず、ただただ漠然と撮っていたことを思い知らされました.
撮影会と違うので、基本的にこの EOS学園 での授業中の写真を公開するのはダメなようです.
ましてやモデルさんが入ったものなどは、言わずもがな.
この写真は 土屋先生 の OK いただいております.
何となくこの写真だけでもバタバタ感が伝わるかな、こういったところが 基礎組 たる所以です (笑)
まぁボクたちも含めどのグループも似たようなもの、グループでのコミュニケーションももう少しうまくとれたかなぁと、ここも反省.
とてもこんな写真撮っている暇はないのですが、これはモデルさんを呼びに行った時にまだ前の組が撮影していたので、ほんのちょっとだけ撮っておきました ・・・・・・・ と、しっかり言い訳.
上の写真のような感じで小グループごとに、他の皆さんの邪魔にならないように場所選びして撮ります.
講師の 土屋勝義 先生.
撮影場所のアドバイスをいただいているところです.
背景はこれでいいの ・・・・・・・・・ ?
太陽光、逆光、レフの光 ・・・・・・・・・・・・ ??
背景抜けは ・・・・・・・・・・・・ ???
ボケは ・・・・・・・・・・・・ ????
どこから撮る ・・・・・・・・・・・・ ?????
ここか ・・・・・ そっちは ・・・・・ あっちだろ ・・・・・・
みんな右に行ったり、左に行ったり.
子供たちからは 「おじちゃん何やってんの ? カメラの勉強 ? なんだ、見習いなの ? 」 ・・・・・・ キツイなぁ.
結構日差しの強かった午後、約 2 時間の講習でしたが一滴の水も飲まず、とにかくいろいろ考え、いろいろ動きながら、そして撮る ・・・・・・・
いやいや、シャッター押すまで大事なことを身に染みました ・・・・・・・ 全然決まっていない自分がよくわかりました.
あっという間に 2 時間終了.
当たり前のことを言われ、その当たり前のことを全然していなかった自分に気が付き、せめて構図だけでもと ・・・・・・・・・
モデルさんには一言も声をかけれなかった、構図だけでも ・・・・・・ いっぱいいっぱい
おまけに終わってみれば思ったよりも全然シャッター押しまくり ・・・・・・・
これって、全然違うなって写真見て納得 ・・・・・・・ 家で猛省.
ただ押しまくっている部分の写真にいいものはない、あったとしても偶然の産物って感じです.
次回は作品を仕上げて持って行かないといけません.
せめて アメ玉 一つくらいはと欲しいなぁ ・・・・・・・・
こんなんだから帰りの電車は凹んでドヨヨ――――ン
・・・・・・・ になるはずだったのですが.
終了後いつものように時間のある人たちで一服.
聖路加ガーデン エクセルシオールカフェ でティー・タイムです.
この一休みタイムがとてもクールダウンになりました.
先生を交え、いろいろな話をしているといつの間にか凹んだ気持ちもどこかに行ってしまい、次回頑張ろうって気になってしまいます.
それとまだ会って 2 回目だというのに、受講生同士の繋がりみたいなものがあるのがすごくいい.
特に今回ボクは同じグループのメンバーに助けられてばかりいたので、本当に感謝感謝なのです.
すでに Facebook などでも繋がりができ、今回もこの人たちに会えるのを楽しみにしていた部分があります.
お茶も終わってこれで帰ろうかと思っていたら、 「折角遠くから来ている人たちもいるから、時間あれば 勝鬨橋遊歩道 行ってみる ? 」 と 土屋先生 からの提案.
今回のコースが始まる前、きっとボクが一番遠くから通っているんだろうと思っていたら、なんと 宮崎 から飛行機で通っている方がいてビックリなのです.
そんな遠方からのボクらに気を使っていただいての提案です.
こういうさりげなさがいいですよね、女性だったら間違いなく落ちちゃうでしょ (笑)
当然行きますよ.
「ちょっと都合が ・・・・・」 何て言ったらばちが当たります (笑)
今思うと、この時からラビリンスの扉が開いていたんでしょう.
涼しくなった夕暮れの 勝鬨橋遊歩道 をのんびり歩きながら、気ままにカメラを向けていきます.
途中途中で、土屋先生もファインダー覗いてはパチッ.
土屋先生 も新しいレンズ SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM でいろいろ試しながら撮っては、ボクらにその写真を見せてくれたりするので、どういうアングルで狙っているのかもすごくよくわかります.
いかにボクらと見ているところが違うのか ・・・・・・
このあたりから完全に課外授業になっておりました.
それもとびきり充実感のある.
それにしても、こんな気持ちい風の中、のんびりシャッター押すのが楽しいなぁ.
このあたりの風景はボクも何回も撮影した場所です.
隅田川 の 水上バス が結構好きなので 勝鬨橋 の下も何度通ったものか.
ちょっと潮の香りのする 勝鬨橋遊歩道 の風はとても心地よいのです.
実習の凹んだ気持なんかどこかに行っちゃいます ・・・・・・・・
そして ・・・・・・・・・・
これこそ 築地ラビリンス の世界なんです.
聖地巡礼 と言ってもいいかな.
この場所で、あの写真を、あんな感じで撮ったんだ ・・・・・・・
おまけに丁寧な解説付きですよ.
気分的には美術館で名画を音声解説聞きながら観ていくような感じ.
勝鬨橋 や 築地 の昔の面影を観ながら、ゆったりとした時間が過ぎていきます.
一回りして、これで解散かと思ったら
「まだ時間あるの ? 宮崎は飛行機大丈夫 ? 」
ボクは最終の新幹線 22 時頃なので全然 OK ですし、宮崎の方は何と泊まりなので全く問題なし.
ということで、折角だからライトアップも観よう.
ちょっと時間早いから夕飯も食べようということになり、課外授業の延長です.
最後までお付き合いした 6 名の背中です.
写真だと結構明るいですが、すでに薄暗く緑色のライトアップがされています.
ここからはあっという間に暗闇がやってきます.
土屋先生 に撮っていただいた貴重なお写真.
居残り組の記念写真 ・・・・・・・ ボクらに未来はあるのか !!
これ、この暗さで、さらに手持ち (一脚でしたっけ?) 、さらにさらに背景の白っぽい面と一番手前のオレンジのライン.
とても簡単に撮れる写真じゃないですよね.
なんたって 勝鬨橋 が上がったのを見たことのあるくらいの完全ホームですから、どういう光があって、どこからどういうものが入るなんてすっかりわかっているんでしょうね.
こうして約 5 時間の課外授業は終了.
先生のマンションまで行ってお別れ ・・・・・・・・・
なのに、裏口からわざわざ出てきてお見送りされちゃいました.
どこまでも心憎いですね、それが全然嫌味じゃないし.
気が付いたらドップリ 土屋ワールド ・・・・・・ いやいや、 土屋ラビリンス に迷い込んでいました.
このラビリンスは簡単に抜けられそうもありません.
でも、少しずついろいろ身に着けていけば、いつかはラビリンスに光を見つけられるかも.
実習は当然ですがコールド負けの完敗といった感じです.
でもそれは最初から分かっていたので、凹んではいるものの一つずつこなしていこうとかなりポジティブに考えています.
それ以上にとにかく楽しい一日だった.
本当に本当に、写真を撮るって楽しいなぁと感じた一日でもありました.
土屋組 と呼ばれる EOS学園 のポートレート部出身者たちが、何度も何度も同じコースを受ける意味が今回の実習でよくわかりました.
そしてかれらがどうして 土屋勝義 先生に惹かれるのかも、よくわかりました.
そしてそして、名前すら知らなかったボクが昨年の CP+ で先生のセミナーを聞き、今年の CP+ では 3 本も聞いてしまった理由が、何となくわかってきました.
それだけにできればもっといい写真を撮りたい.
まずは作品作り.
アメ玉 一個でもいいからゲットできるようにしっかり仕上げていこう.
そして 2 回目の実習は一枚ずつ考えながら丁寧に撮ろう.
ちなみに現在コース途中ではありますが、次回の同じ基礎コースを受講することに決め、本日申し込み完了しました.
これで 土屋組 に完全にハマってしまいそうです.
土屋先生、本当に長時間にわたりありがとうございました.
噂によると 土屋組 は 893 組織と一緒で、一度踏み入れるともう抜け出せないというらしいのです ・・・・・・・・・ そう言えば 築地 移転も迷走状態ですし.
ぼそっ !!