・ ・ ・ ・ ・ ・
明日は EOS学園 の撮影実習なのですが ・・・・・・
なんとなく雨の香りがプンプン.
昨年に続いて、またまた雨の撮影になってしまうのかなぁ.
これを書いている今は土曜日の午後ですが、すでにどんよりした感じになってきました (涙)
先日何気なく観た ユニクロ の ブラトップ CM が違和感ありあり.
この CM 、最後に ブラトップ を足から着る場面があるのですが、それがボク的にはかなりビックリ.
これってタンクトップみたいなものだから、ボクの中の常識では当然頭から被るように着るものだとばかり思っていました.
ところが CM では足から ・・・・・・
実はブラトップって足から着る方がきれいに着けられるそうなのです.
どうでもいい知識を一つゲットして経験値が上がりました (笑)
・ ・ ・ ・ ・ ・
そんなブラトップとは全く関係ありませんが、ファッショナブルなジャケットのアルバムを.
このジャケットのイラスト (版画) は故 池田満寿夫 氏によるものです.
" 1958 Miles / Miles Davis "
1. On Green Dolphin Street
(N.Washington-B.Kaper) ・・・・ 9:55
2. Fran Dance
(Miles Davis) ・・・・・ 5:52
3. Stella by Starlight
(N.Washington-V.Young) ・・・・・ 4:48
4. Love for Sale
(Cole Porter) ・・・・・ 11:46
5. Fran Dance (Alt-tk)
(Miles Davis) ・・・・・ 5:51
Miles Davis (tp), Julian "Cannonball" Adderley (as),
John Coltrane (ts), Bill Evans (p),
Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds)
Recorded at 30th Street Studio, NYC, May 26, 1958,
ボクの持っている CD は "The Complete Columbia Album Collection" の中の一枚.
これが今回のキーポイントです.
このアルバムのベースとなっているのは 1958 年にリリースされた "Jazz Track" (CL 1268) というアルバム.
このアルバムは、 A 面が 1957 年 12 月 4 日 パリ で録音されたもので映画 "Ascenseur pour l'echafaud (死刑台のエレベーター)" の 10 曲、 B 面は 1958 年に ニューヨーク で録音された 3 曲で構成されていました.
その B 面の 3 曲に、同じ日の録音で未発表だった 2 曲を加え 1974 年に 日本 でリリースされたのが今日の "1958 Miles" になります.
しかしそこにはちょっとした問題も ・・・・・・・
上の写真は裏ジャケットですが、収録曲と合っていません.
ちょっと変ですね.
実はこのアルバム、長年にわたって 1955 年に録音された ジャッキー・マクリーン の "Little Melonae" が入っていました.
ボクの CD は "The Complete Columbia Album Collection" の中の一枚で、このボックスを作る際に曲の入れ替えもされたようで、タイトル通り 1958 年の演奏だけのアルバムにしてあります.
そのため CD のジャケ裏の写真が演奏とは合致しないんですね.
ちなみに書かれている "Little Melonae" の演奏は、 "'Round About Midnight" にボーナス・トラックとして入っています.
ただしこれはあくまで "The Complete Columbia Album Collection" の中でのアルバムとしてのこと.
通常販売になっている "1958 Miles" の CD 等では 5 曲目に "Little Melonae" が入っているものがほとんどで、そこにボーナスと "Fran Dance" の別テイクが入っています.
さてこのアルバム、実はとっても大きな意味を持ったアルバムでもあります.
それはモード・ジャズに移行しつつあるマイルスに大きな影響を与えたと言われる ビル・エヴァンス をグループに招き入れ初めて行ったレコーディングなのです.
ビル・エヴァンス が入ったセクステットは 1958 年 4 月 から 10 月までのわずか七か月で、クラブ・ギグ中心の活動だったためレコーディングは三回のみ.
内二回はライブレコーディングで、スタジオ録音にあってはこの 5 月 26 日の一回のみ.
その後 ビル・エヴァンス がグループを脱退したためこのグレート・セクステットは消滅.
翌年レコーディングのため再び ビル・エヴァンス を呼び寄せて録音されたアルバムこそが、あの名作と誉れ高い "Kind of Blue" でした.
さて今日のアルバム "1958 Miles" の演奏について.
演奏される曲はスタンダードが 3 曲と マイルス のオリジナル.
演奏全体には "Milestone" からのモードイディオムズが完成形に向かっている進行状態という感じでしょうか.
一般的にモード (モーダル) というと、感覚的にバリバリとか、ゴリゴリという感じなのですが、このアルバムではそういった感じではなくとても聴きやすい演奏になっています.
まぁ マイルス のモードというのは後年のスタイルとは一線を画しているかな.
この時代のアルバムは、どれを聴いても彼らしさや聴きやすさ、聴き応えがあるいいアルバムが揃っています.
順追って "Kind of Blue" まで聴いていくのも面白いです.
・ ・ ・ ・ ・ ・
明日の 東京 の降水確率は ・・・・・
今のところ夕方までは 40 % ・・・・・・・・・ とっても微妙な数字です.
少なくても青空は期待できそうにないので、どういう構図で撮ろうか悩むなぁ.
・ ・ ・ ・ ・ ・
明日は EOS学園 の撮影実習なのですが ・・・・・・
なんとなく雨の香りがプンプン.
昨年に続いて、またまた雨の撮影になってしまうのかなぁ.
これを書いている今は土曜日の午後ですが、すでにどんよりした感じになってきました (涙)
先日何気なく観た ユニクロ の ブラトップ CM が違和感ありあり.
この CM 、最後に ブラトップ を足から着る場面があるのですが、それがボク的にはかなりビックリ.
これってタンクトップみたいなものだから、ボクの中の常識では当然頭から被るように着るものだとばかり思っていました.
ところが CM では足から ・・・・・・
実はブラトップって足から着る方がきれいに着けられるそうなのです.
どうでもいい知識を一つゲットして経験値が上がりました (笑)
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そんなブラトップとは全く関係ありませんが、ファッショナブルなジャケットのアルバムを.
このジャケットのイラスト (版画) は故 池田満寿夫 氏によるものです.
" 1958 Miles / Miles Davis "
1. On Green Dolphin Street
(N.Washington-B.Kaper) ・・・・ 9:55
2. Fran Dance
(Miles Davis) ・・・・・ 5:52
3. Stella by Starlight
(N.Washington-V.Young) ・・・・・ 4:48
4. Love for Sale
(Cole Porter) ・・・・・ 11:46
5. Fran Dance (Alt-tk)
(Miles Davis) ・・・・・ 5:51
Miles Davis (tp), Julian "Cannonball" Adderley (as),
John Coltrane (ts), Bill Evans (p),
Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds)
Recorded at 30th Street Studio, NYC, May 26, 1958,
ボクの持っている CD は "The Complete Columbia Album Collection" の中の一枚.
これが今回のキーポイントです.
このアルバムのベースとなっているのは 1958 年にリリースされた "Jazz Track" (CL 1268) というアルバム.
このアルバムは、 A 面が 1957 年 12 月 4 日 パリ で録音されたもので映画 "Ascenseur pour l'echafaud (死刑台のエレベーター)" の 10 曲、 B 面は 1958 年に ニューヨーク で録音された 3 曲で構成されていました.
その B 面の 3 曲に、同じ日の録音で未発表だった 2 曲を加え 1974 年に 日本 でリリースされたのが今日の "1958 Miles" になります.
しかしそこにはちょっとした問題も ・・・・・・・
上の写真は裏ジャケットですが、収録曲と合っていません.
ちょっと変ですね.
実はこのアルバム、長年にわたって 1955 年に録音された ジャッキー・マクリーン の "Little Melonae" が入っていました.
ボクの CD は "The Complete Columbia Album Collection" の中の一枚で、このボックスを作る際に曲の入れ替えもされたようで、タイトル通り 1958 年の演奏だけのアルバムにしてあります.
そのため CD のジャケ裏の写真が演奏とは合致しないんですね.
ちなみに書かれている "Little Melonae" の演奏は、 "'Round About Midnight" にボーナス・トラックとして入っています.
ただしこれはあくまで "The Complete Columbia Album Collection" の中でのアルバムとしてのこと.
通常販売になっている "1958 Miles" の CD 等では 5 曲目に "Little Melonae" が入っているものがほとんどで、そこにボーナスと "Fran Dance" の別テイクが入っています.
さてこのアルバム、実はとっても大きな意味を持ったアルバムでもあります.
それはモード・ジャズに移行しつつあるマイルスに大きな影響を与えたと言われる ビル・エヴァンス をグループに招き入れ初めて行ったレコーディングなのです.
ビル・エヴァンス が入ったセクステットは 1958 年 4 月 から 10 月までのわずか七か月で、クラブ・ギグ中心の活動だったためレコーディングは三回のみ.
内二回はライブレコーディングで、スタジオ録音にあってはこの 5 月 26 日の一回のみ.
その後 ビル・エヴァンス がグループを脱退したためこのグレート・セクステットは消滅.
翌年レコーディングのため再び ビル・エヴァンス を呼び寄せて録音されたアルバムこそが、あの名作と誉れ高い "Kind of Blue" でした.
さて今日のアルバム "1958 Miles" の演奏について.
演奏される曲はスタンダードが 3 曲と マイルス のオリジナル.
演奏全体には "Milestone" からのモードイディオムズが完成形に向かっている進行状態という感じでしょうか.
一般的にモード (モーダル) というと、感覚的にバリバリとか、ゴリゴリという感じなのですが、このアルバムではそういった感じではなくとても聴きやすい演奏になっています.
まぁ マイルス のモードというのは後年のスタイルとは一線を画しているかな.
この時代のアルバムは、どれを聴いても彼らしさや聴きやすさ、聴き応えがあるいいアルバムが揃っています.
順追って "Kind of Blue" まで聴いていくのも面白いです.
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明日の 東京 の降水確率は ・・・・・
今のところ夕方までは 40 % ・・・・・・・・・ とっても微妙な数字です.
少なくても青空は期待できそうにないので、どういう構図で撮ろうか悩むなぁ.
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遅いコメントですみません。僕のトップクラスの愛聴盤だけに遅くてもコメントさせてください。
マイルスのサウンドのすごさは、それ一発だけで、強力に惹きつけられます。このアルバムでも、例えば「Fran Dance」は、ふるいつきたくなるような演奏、まあ芸術品といいたくなるような吹奏です。サイドもすごくて、キャノンボール、コルトレーンも素晴らしいラインを描き、またそれらのバックでハーモニーをつけているエヴァンスの瑞々しさ。
ジャケットが映える日本盤のレコードで聴いています。マイルスに肩を並べるようなミュージシャンがいない現在、こういった当時のアルバム(録音)は価値が一層増しているのではないかと思います。