・ ・ ・ ・ ・ ・
超大型連休も今日で終わりです (ボクはもう一日ありますが) .
結局この連休は何もしないで、ほとんど家に引きこもっていたって感じです.
これから 6 月にかけて、出かける機会が増えてしまうのでじっと我慢.
まぁさすがにこれはヤバいと思い、これからやるお仕事の膨大な資料に目を通したりしてましたが.

● 5/5 電柱のある風景 ●
連休前半は天気も今一つでしたが、後半からは温かく爽やかな青空が広がりました.
ただ昨日の夜は突然雨が降ったりで、今日も夕方から崩れそうです.
この連休、身体的にも精神的にもダルダルになってしまったので、
「仕事行きたくねぇ」
なんてならなきゃいいけど ・・・・・
・ ・ ・ ・ ・ ・
最近は SEKAOWA の音がかなり家でも、車でも流れているので、なにかこういった演奏が無性に聴きたくなりました.
特に、ちょっとアグレッシブなテナーが聴きたい.
アルトじゃなくて、テナーなんだな.
でも ジョン・コルトレーン はちょっと重すぎるし、 ビリー・ハーパー も微妙に感じが違う.
そう ・・・・・ そういう時は ジョー・ヘンダーソン なのです.

" The Real McCoy / McCoy Tyner "
1. Passion Dance ・・・・ 8:47
2. Contemplation ・・・・ 9:12
3. Four by Five ・・・・ 6:37
4. Search for Peace ・・・・ 6:32
5. Blues on the Corner ・・・・ 5:58
( All compositions by McCoy Tyner )
Joe Henderson (ts), McCoy Tyner (p),
Ron Carter (b), Elvin Jones (ds)
Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, April 21, 1967.
マッコイ・タイナー が Blue Note に移籍して、初めてのリーダー・アルバムです.
ジャケットが Blue Note っぽくていいな.
タイトルは、 コルトレーン グループを脱退して、本当にやりたいことをこのアルバムで出すといったような意味から付けられたのでしょうか.

このアルバムが作られた 1967 年は大きな変換期でした.
Blue Note レーベルは 1966 年 (一部には 1965 年との表記もあり) に、経営悪化から Liberty Records に買収されます.
そして 1967 年の秋、創設者でもあった アルフレッド・ライオン が引退.
フランシス・ウルフ と デューク・ピアソン が Blue Note 部門のトップに就いたものの、それまでの Blue Note らしさがどんどん失われていきました.
演奏ももちろんですが、ジャケットなどを見ればその変化は一目瞭然.
"Time For Tyner (BST-84307)" なんて、ジャケット見ただけで購入意欲無くなってます.
デザイン的にいい悪いじゃなく、それまでの Blue Note っぽさがなくなっていった感じ
ロック・ジャズやクロスオーバーなど、ジャズが多様化していく過渡期でもあり、このあたりからジャズ界の暗黒時代が始まったともいわれています.
そういえばこの録音から 3 か月後、 7 月には ジョン・コルトレーン も亡くなっています.
ボクの Blue Note コレクションも、 4000 番台、 4100 番台は無理して集めましたが、 4200 番台になると激減 ・・・・ 数えてみたら 45 タイトルだけでした.
ちなみに 1500 番台から 4100 番台までは、あと 10 枚ほどでコンプリートです.

● ⇒ Rudy Van Gelder , Alfred Lion ●
アルバムの印象は、 コルトレーン 時代のアルバムのような感じがある.
その意味では、先に書いたアルバム・タイトルのようにもっと今までとは違う演奏になるのかと思った人もいたかもしれません.
全編モーダルな演奏で、 ジョー・ヘンダーソン が頑張っていますが、かなり コルトレーン にインスパイアされているような感じ.
もちろん コルトレーン と ジョー・ヘンダーソン では似たような部分もあるものの、まったく違っていますが.
昔は結構このアルバム抵抗あったように思うんだけれど ・・・・・
昨日から作業中の BGM としてずっとリピートして、もう何十回と再生しまくっていますが、全然違和感なく、普通に聴き易いと思う.

さて マッコイ・タイナー ですが、 1965 年 12 月に コルトレーン のグループを脱退.
一般的にはコルトレーンの音楽性についていけなかったからのようです.
インパルス 時代にもリーダー・アルバムを製作していたので、経済的にもやっていけると思ったのでしょうか.
ところがグループを離れた途端仕事が激減し、タクシー・ドライバーなどして生計を立てていたというのは有名なお話しです.
1967 年 Blue Note と契約し、リーダー・アルバムが7枚、ほかにサイドメンとしてレコーディングをしました.
1971 年 Milestone に移籍、"Atlantis" など多くのアルバムを作っています.
昔のジャズ屋でも "Atlantis" や "Fly With The Wind" は、本当によくリクエストがあった記憶があります.
ただ、この頃からいろいろな楽器や、民族音楽なども取り入れるようになり、好き嫌いが分かれている気がします.

これまであまり聴く機会のなかったアルバムですが、いろいろなところで彼の代表アルバムとして挙げられています.
なるほど、今回幾度となくこの音楽を耳にしてみると、そんな評価も納得できるような気がします.
でも 「一番好きなのは?」 って聞かれたら、間違いなく 「 Satin Doll ("Nights Of Ballads And Blues") 」 って答えちゃうでしょうけど ・・・・ (笑)
・ ・ ・ ・ ・ ・
この連休、当然時間がたっぷりあったので Windows10 「October 2018 Update」 のアップデートをしてみました.
通常アップデートは自動的に更新してくれますが、どうもこちらは手動でダウンロードしないとダメなようです.
主な特徴としては、 エクスプローラー がダークモードに対応になったこと.
下の写真のように UI が黒基調になるので、特に写真を趣味にしている人には好評のようです.
そういえば、ボクの使っている DPP などの RAW 現像ソフトなんかもみんな黒ベースですね.

他にも Lightroom で 「ディテールの強化」 機能が使えるようになったみたいですが、ボクはこういったソフトを使っていないのでよくわかりません.
それと モリサワ の UD フォントが追加になっていますが、これもボクにとってはそんなに関係しないかな.
他にも新しい機能などあるのかもしれませんが、いまだに クラウド もピンとこないボクには、よくわかりません (笑)
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超大型連休も今日で終わりです (ボクはもう一日ありますが) .
結局この連休は何もしないで、ほとんど家に引きこもっていたって感じです.
これから 6 月にかけて、出かける機会が増えてしまうのでじっと我慢.
まぁさすがにこれはヤバいと思い、これからやるお仕事の膨大な資料に目を通したりしてましたが.

● 5/5 電柱のある風景 ●
連休前半は天気も今一つでしたが、後半からは温かく爽やかな青空が広がりました.
ただ昨日の夜は突然雨が降ったりで、今日も夕方から崩れそうです.
この連休、身体的にも精神的にもダルダルになってしまったので、
「仕事行きたくねぇ」
なんてならなきゃいいけど ・・・・・
・ ・ ・ ・ ・ ・
最近は SEKAOWA の音がかなり家でも、車でも流れているので、なにかこういった演奏が無性に聴きたくなりました.
特に、ちょっとアグレッシブなテナーが聴きたい.
アルトじゃなくて、テナーなんだな.
でも ジョン・コルトレーン はちょっと重すぎるし、 ビリー・ハーパー も微妙に感じが違う.
そう ・・・・・ そういう時は ジョー・ヘンダーソン なのです.

" The Real McCoy / McCoy Tyner "
1. Passion Dance ・・・・ 8:47
2. Contemplation ・・・・ 9:12
3. Four by Five ・・・・ 6:37
4. Search for Peace ・・・・ 6:32
5. Blues on the Corner ・・・・ 5:58
( All compositions by McCoy Tyner )
Joe Henderson (ts), McCoy Tyner (p),
Ron Carter (b), Elvin Jones (ds)
Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, April 21, 1967.
マッコイ・タイナー が Blue Note に移籍して、初めてのリーダー・アルバムです.
ジャケットが Blue Note っぽくていいな.
タイトルは、 コルトレーン グループを脱退して、本当にやりたいことをこのアルバムで出すといったような意味から付けられたのでしょうか.

このアルバムが作られた 1967 年は大きな変換期でした.
Blue Note レーベルは 1966 年 (一部には 1965 年との表記もあり) に、経営悪化から Liberty Records に買収されます.
そして 1967 年の秋、創設者でもあった アルフレッド・ライオン が引退.
フランシス・ウルフ と デューク・ピアソン が Blue Note 部門のトップに就いたものの、それまでの Blue Note らしさがどんどん失われていきました.
演奏ももちろんですが、ジャケットなどを見ればその変化は一目瞭然.
"Time For Tyner (BST-84307)" なんて、ジャケット見ただけで購入意欲無くなってます.
デザイン的にいい悪いじゃなく、それまでの Blue Note っぽさがなくなっていった感じ
ロック・ジャズやクロスオーバーなど、ジャズが多様化していく過渡期でもあり、このあたりからジャズ界の暗黒時代が始まったともいわれています.
そういえばこの録音から 3 か月後、 7 月には ジョン・コルトレーン も亡くなっています.
ボクの Blue Note コレクションも、 4000 番台、 4100 番台は無理して集めましたが、 4200 番台になると激減 ・・・・ 数えてみたら 45 タイトルだけでした.
ちなみに 1500 番台から 4100 番台までは、あと 10 枚ほどでコンプリートです.

● ⇒ Rudy Van Gelder , Alfred Lion ●
アルバムの印象は、 コルトレーン 時代のアルバムのような感じがある.
その意味では、先に書いたアルバム・タイトルのようにもっと今までとは違う演奏になるのかと思った人もいたかもしれません.
全編モーダルな演奏で、 ジョー・ヘンダーソン が頑張っていますが、かなり コルトレーン にインスパイアされているような感じ.
もちろん コルトレーン と ジョー・ヘンダーソン では似たような部分もあるものの、まったく違っていますが.
昔は結構このアルバム抵抗あったように思うんだけれど ・・・・・
昨日から作業中の BGM としてずっとリピートして、もう何十回と再生しまくっていますが、全然違和感なく、普通に聴き易いと思う.

さて マッコイ・タイナー ですが、 1965 年 12 月に コルトレーン のグループを脱退.
一般的にはコルトレーンの音楽性についていけなかったからのようです.
インパルス 時代にもリーダー・アルバムを製作していたので、経済的にもやっていけると思ったのでしょうか.
ところがグループを離れた途端仕事が激減し、タクシー・ドライバーなどして生計を立てていたというのは有名なお話しです.
1967 年 Blue Note と契約し、リーダー・アルバムが7枚、ほかにサイドメンとしてレコーディングをしました.
1971 年 Milestone に移籍、"Atlantis" など多くのアルバムを作っています.
昔のジャズ屋でも "Atlantis" や "Fly With The Wind" は、本当によくリクエストがあった記憶があります.
ただ、この頃からいろいろな楽器や、民族音楽なども取り入れるようになり、好き嫌いが分かれている気がします.

これまであまり聴く機会のなかったアルバムですが、いろいろなところで彼の代表アルバムとして挙げられています.
なるほど、今回幾度となくこの音楽を耳にしてみると、そんな評価も納得できるような気がします.
でも 「一番好きなのは?」 って聞かれたら、間違いなく 「 Satin Doll ("Nights Of Ballads And Blues") 」 って答えちゃうでしょうけど ・・・・ (笑)
・ ・ ・ ・ ・ ・
この連休、当然時間がたっぷりあったので Windows10 「October 2018 Update」 のアップデートをしてみました.
通常アップデートは自動的に更新してくれますが、どうもこちらは手動でダウンロードしないとダメなようです.
主な特徴としては、 エクスプローラー がダークモードに対応になったこと.
下の写真のように UI が黒基調になるので、特に写真を趣味にしている人には好評のようです.
そういえば、ボクの使っている DPP などの RAW 現像ソフトなんかもみんな黒ベースですね.

他にも Lightroom で 「ディテールの強化」 機能が使えるようになったみたいですが、ボクはこういったソフトを使っていないのでよくわかりません.
それと モリサワ の UD フォントが追加になっていますが、これもボクにとってはそんなに関係しないかな.
他にも新しい機能などあるのかもしれませんが、いまだに クラウド もピンとこないボクには、よくわかりません (笑)
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マッコイ・タイナーのこのアルバムですが、若い頃聴きまくりました。コルトレーンカルテットのマッコイ・タイナーは、サウンド、フレーズともに魅力的で、本人のリーダーアルバムも結構好きで集めていました。
評価が分かれるのは、motoさんお書きのように、Milestone以降ですね。マッコイが、斑尾ジャズフェスティバルに出演したことがあって、お祭り曲の「Recard Bosa Nova」をやったのですが、マッコイのソロが延々と続き、ワンパターンという感じもあったので、一緒に行った友人は呪っていました(笑)。