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 今日の午前中、散髪に行ったらかなり混んでいたので午後出直すことにして、ちょっとスナップ撮ってきました.
 場所は 上田市 柳町 、すでに幾度となく行っています.




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 ● 9/5 上田市 柳町 : (D-LUX7) F 5.6 1/640 ISO 200 24mm ●

 まだ撮ってなかった看板を何枚か撮りに行ったのですが、ちょっとアンダーグランドなところも撮ってみたり.
 でも、さすがにもう十分かな.

 北国街道 の名残を漂わせる通り自体もかなり短いので、もう十分ですね.




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 ● 9/5 上田市 柳町 : (D-LUX7) F 5.6 1/800 ISO 200 24mm ●

 カメラにも何となく慣れてきた感じだなぁ.




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 先日の 東京ジャズ の放送でかかったビッグバンドがよかったので、昔のビッグバンドの演奏を聴いてみます.
 日本を代表するビッグバンドです.

 すでにリーダーも亡くなってしまい、メンバーの多くも変わってしまいましたが、そのコンセプトは今でも生き続けてます





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  " 土の音 / 宮間利之とニュー・ハード "





  1. 妖怪河童今日何処棲也
      (一) カッパ渡来の地
             (山木幸三郎) ・・・・ 4:19
  2.   (二) 黙秘の夜旅
             (山木幸三郎) ・・・・ 4:07
  3.   (三) 亡霊の沼 
             (山木幸三郎) ・・・・ 3:46
  4.   (四) 奥儀伝授式
             (山木幸三郎) ・・・・ 2:54
  5.   (五) ネネコの泣節
             (山木幸三郎) ・・・・ 1:35
  6.   (六) 戦勝祝い唄え新国歌
             (山木幸三郎) ・・・・ 4:21
  7. 黒塚
             (小山恭弘) ・・・・ 21:27





  宮間利之
  武田和三 (tp), 数原晋 (tp), 岸義和 (tp), 熱田修二 (tp),
  片岡輝彦 (tb), 上高政通 (tb), 戸倉誠一 (tb), 内田賢英 (tb),
  小黒和命 (as), 土岐英史 (as), 森守 (ts), 井上誠二 (ts),
  平野繁 (b-s), 山木幸三郎 (g), 鷹野潔 (p), 伊藤昌明 (b),
  四方田勇男 (ds)

  Recorded on July 10 & 12, 1972.






 1973 年のアルバムで、この当時はかなりアブストラクティブな演奏も多かったと思います.
 このアルバムでの演奏内容も全く古い感じがないので、イメージ的にはかなり新しいイメージなのですが、ボクがジャズを聴き始めるずっと前のアルバムでした.





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 宮間利之とニュー・ハード のアルバムも、今普通に購入できるのはほんのわずかになってしまいました.
 デジタルのダウンロードでは結構購入できますが、やっぱりCDとかで欲しいボクにはちょっとねぇ.

 まだアナログ盤を聴いていた頃は、それでも 10 枚くらい持っていたかな.

 一番好きだったのが "モンタレーのニューハード" 、このライブ・アルバムは本当に名盤だと思う.
 オハコの "Donna Lee" なんてぶっ飛びものでした.
 このライブ盤を耳にしてから、一気にこのビッグバンドが好きになりました.

 他に気に入っていたのが下の写真のアルバム.




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 ● "モダン・ジャズ名曲集" : 白縁つけてます ●

 "モダン・ジャズ名曲集" というタイトルのアルバム.
 とにかくジャケットの写真がインパクト大きかった.

 このバンドのアルバム調べてもらうとわかりますが、とにかくいろいろなジャンルのアルバムを作っています.
 歌謡曲、ボサノバ、ポップス、映画音楽はては軍歌まで.

 昔のレコードって、特にポップスや歌謡曲の、こういう感じのオムニバス盤って結構発売されてました.
 そんなアルバムのほとんどのジャケットが外人モデルさんの写真だったりして.


 ビッグバンドという大所帯を運営していくのはとても大変なので、いろいろなことやらなくちゃいけないのはすごくわかります.
 それだけに今でも活動しているのは、それだけでも本当に素晴らしいことだと思います.



 "モダン・ジャズ名曲集" ですが、まぁほとんどジャケ買い (笑)
 単なるオムニバス盤、価格がたしか 1,500円 くらいだったので買ってもいいか、くらいの気持ちで購入しましたが、演奏はとても好きでした.
 普通にジャズ・アルバムとしても聴けます.
 特に好きだったのが "褐色のブルース" ・・・・・ このアルバムで初めて知った曲です.


 このアルバムも今は廃盤かな ・・・・




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 ● 1970 年代の ニューハード ●

 さて今日のアルバム "土の音 (つちのね) " .
 このアルバムが録音された時代は、ジャズが多様化していきクロスオーバーなどが台頭してきた時代です.
 さらに民族音楽やクラシックなどの融合も試みられたりして、本当にいろいろな演奏がありました.
 日本 でも民謡や古謡といったものをジャズに融合させたものがたくさんありました.


 このアルバムもそんな感じで、前作の "仁王と鳩" に続くアルバム.
 河童 という伝説的な存在を題材にしています.
 組曲的な演奏曲は全編オリジナル、山木幸三郎 によるものです.

 最後の曲のみ 小山恭弘 の作曲によるもの.
 この "黒塚" の演奏がスゴイ.
 20 分を超える演奏は変拍子ですが、とても聴き応えのある曲です.


 演奏自体はいかにもニューハードといった感じで、パンチも効いてるし、アンサンブルやグルーブ感もニューハードらしい感じになっています.




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 2016 年に 宮間利之 氏が死去し、その後 山木幸三郎 氏が頑張っておられましたが、昨年暮れにその 山木 氏も死去.


 2017 年にバンド名が 「宮間利之とニューハード」 が 「宮間利之ニューハード」 に変わっても、演奏スタイルや前進する姿勢は変わっていません.




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 さて 8 月の映画は 11 本.
 お盆明けの夏休み遊びに行ったりしてたから、休みがあった割には観てません.



   ウォリアー
   スリー・キングス
   Black&White/ブラック&ホワイト
   ヴィヴィアン・マイヤーを探して
   富美子の足
   つぐない
   レディ・バード
   太平洋の奇跡
   バルト・キングダム
   グッバイガール
   ブレードランナー 2049




 全体的には今一つ感が漂ってるかな.

 "ブレードランナー 2049" はやっぱり面白いけれど、すでに記事にしてるので除外.

 すごく評価の高い "レディ・バード" で、確かに面白い.
 ただ シアーシャ・ローナン については、ボクは "ブルックリン" のほうが好き.



 そんな 8 月の一本は ・・・・・・・・・・・




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 まぁこれかなぁ ・・・・

 Blu-ray が安かったので、ようやく観ることができました.
 ストーリーは全然ハッピーじゃないんだけど、映画としてはいいんじゃないかな.


 キーラ・ナイトレイ はもともと好きな女優の一人です.
 この映画では ジェームズ・マカヴォイ もよかった.




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 そして シアーシャ・ローナン です.
 実質的なデビュー作と言ってもいいでしょうか、この映画で一躍脚光を浴び今でも確実にスター街道を歩いてます.

 この当時 13 歳で アカデミー助演女優賞ノミネート され、話題になりました.

 この物語のもう一人の主人公と言ってもいい役を、すごくうまく演じてました.
 とにかく キュート で、繊細さがいい.




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 この映画の最大の見せ場が、上の場面だとボクは思ってます.

 この場面は約 5 分間にわたるワンカットの長回しです.
 この場面だけのために、この映画を観るのも十分ありだと思います.
 馬の銃殺の場面も十分に調教されたものだそうです ・・・・・ すべてが、とにかくすごいです.




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