・ ・ ・ ・ ・ ・
我が市の北側に位置する 湯の丸高原 には、ボクのホームゲレンデでもある小さな 湯の丸スキー場 がありますが、周囲には全天候型 400 m トラック、日本水泳連盟公認屋内 50 m プール、さらにはアスリート食堂、宿泊棟などが整備され、一般企業をはじめナショナルチームの高地トレーニング合宿地とし使用される機会が増えてます.
現在 (と言っても今日で閉幕ですが) 北京オリンピック のメダル獲得で国内は盛り上がっていますが、もう一つの代表チームが 湯の丸高原 で合宿中.
3 月 4 日から 13 日まで開催される 北京パラリンピック クロスカントリースキー・チームです.
オリンピックに比べると、マスコミの対応や注目度の点でもまだまだという感じですが、それでも以前に比べるとかなり認知され、最近ではオリンピック同様に商業化しているんじゃないかと危惧する意見まであるようです.
パラリンピック の場合、障がいに応じたクラス分けがすごく細かいので、それを理解するのも結構大変です.
ボクもこの記事書くまでは、そのあたりのクラス分けまったく理解してませんでした.
商業化の問題に関連して、このクラス分けに対しても問題視している意見もあるようです.
冬季パラリンピックのクラス分けには大きく分けて、"LW" という運動機能の障がいをもった選手のクラス (さらに立位と座位に) と、"B"という視覚障がいをもった選手のクラスがあり、さらに障がいの部位や程度によって細かくクラス分けされます.
今 湯の丸 で合宿中の皆さんは上肢・下肢に障がいのある方々で、視覚障がいの選手は来ていません.
2 回撮影させていただきましたが、 6 名の選手が合宿参加されていました.
簡単に選手紹介 ・・・・・ なんて偉そうに書きましたが、それまで全くと言っていいほど知識がなかったので、今回 パラサポ WEB 等から仕入れた情報を中心にサラリと.
女子の 3 選手は、上肢の障がいのある方たちです.
● 出来島桃子 選手 (LW 6) ●
出来島選手はパラリンピック今度が 5 度目の出場になります.
8 位入賞は過去に何種目かでしているようですが、メダルはまだなのでこの 北京 の目標はメダルなのでしょうか.
● 阿部友里香 選手 (LW 6) ●
阿部選手は 2017 年世界選手権のバイアスロンで 3 位、表彰台に立っています.
ただパラリンピックではメダルがないようなのでメダルに期待です.
● 岩本美歌 選手 (LW 8) ●
岩本選手は若干 18 歳で今回初めてのパラリンピック参加になります.
障がいの程度もこのクラスでは一番軽い LW 8 .
・ ・ ・ ・ ・ ・
練習場所は 湯の丸スキー場 山頂から 池の平湿原 までの道路コース.
通常はここの圧雪はありませんが、合宿期間中は圧雪車が入り、さらにクラシカル用レーンが 2 本作られています.
冬季でも 池の平湿原 までスノーシューでのトレッキングや、 篭ノ登山 登山に訪れる方がこの道を上っていきます.
今回の撮影中にも 4 人ほど登っていきました.
下の写真のように、不思議と "いい感じ" な時に歩いてくるんですよねぇ (笑)
もちろんボクは、悪名高い 撮り鉄 のように 「そこどけ」 「邪魔なんだよ」 なんて言わないで、すれ違いでは笑顔で 「こんにちは」 .
ちなみに写真の登山者は外国人の方でした.
記事最初の雪の場面は 2 月 17 日、それ以外の晴れているものが 2 月 19 日に撮影したものです.
・ ・ ・ ・ ・ ・
男子選手 3 名の紹介です.
● 新田佳浩 選手 (LW 8) ●
日本のエース、レジェンドです.
なんと 長野パラリンピック からの連続出場、今回の 北京 で 7 大会目.
前回大会でも金メダルを獲得しています.
素人目にも、その速さやストイックさが何となく伝わってきました.
● 川除大輝 選手 (LW 5/7) ●
川除選手は、前回 平昌パラリンピック に続いて 2 回目の出場.
その時は、今回合宿に参加している新田選手・阿部選手・出来島選手と組んだ混合 10 km リレーで 4 位だったようです.
● 岩本啓吾 選手 (LW 3) ●
岩本選手だけが、今回のメンバーの中で唯一下肢に障がいのある選手です.
パラリンピックは ソチ から連続の 3 回目になります.
・ ・ ・ ・ ・ ・
撮影した場所はリフト山頂から 池の平湿原 までの行程 1/3 ほど上ったところ.
もう少し上まで登ってもいいんですが、きっとこの先まで行くと林で光が遮られてしまうと思うのでここまでにしておきました ・・・・・
っていうか、ここまでスキー担いでスキーブーツで上ってくるだけでも、いっぱいいっぱい.
こちらの心臓がヤバイ.
かといってスノーシューだと、下りのリフトには乗車できないため、ゲレンデでの脇を歩きながら駐車場まで下りないといけないので論外.
まぁこちらもダイエット・トレーニングだと思って ・・・
あらためて、こうして目の前で皆さんの練習見ていると、「スゴイ」の一言しか出てきません.
ノルディックスキーなので上り坂でも上りやすくはなっているものの、片手ストックでバランスとりながらスイスイ行ってしまうのが、本当に信じられないなぁ.
たまたまこんな機会があったので、パラリンピックのことも今までよりは身近なところに感じられるようになりました.
● 2021.12.14 ●
湯の丸スキー場 ではシット・スキーの方もよく滑っています.
何年も前から来ているので、何も言わなくてもリフトの乗り降りの際はスピードを遅くしてあげています.
日常生活の中でも、障がいのある方に接する場面がないとなかなか障がい者の皆さんに対する理解が得にくく、変に気を使いすぎてしまったりする場面もあるような気がします.
ボク自身も偉そうなことは言えませんが、こういった写真や記事を通してすこしでも多くの人が関心持ってもらえればいいのかな.
そういった意味でもパラリンピックに関心持つってことも大事な気がします.
頑張れニッポン !!
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我が市の北側に位置する 湯の丸高原 には、ボクのホームゲレンデでもある小さな 湯の丸スキー場 がありますが、周囲には全天候型 400 m トラック、日本水泳連盟公認屋内 50 m プール、さらにはアスリート食堂、宿泊棟などが整備され、一般企業をはじめナショナルチームの高地トレーニング合宿地とし使用される機会が増えてます.
現在 (と言っても今日で閉幕ですが) 北京オリンピック のメダル獲得で国内は盛り上がっていますが、もう一つの代表チームが 湯の丸高原 で合宿中.
3 月 4 日から 13 日まで開催される 北京パラリンピック クロスカントリースキー・チームです.
オリンピックに比べると、マスコミの対応や注目度の点でもまだまだという感じですが、それでも以前に比べるとかなり認知され、最近ではオリンピック同様に商業化しているんじゃないかと危惧する意見まであるようです.
パラリンピック の場合、障がいに応じたクラス分けがすごく細かいので、それを理解するのも結構大変です.
ボクもこの記事書くまでは、そのあたりのクラス分けまったく理解してませんでした.
商業化の問題に関連して、このクラス分けに対しても問題視している意見もあるようです.
冬季パラリンピックのクラス分けには大きく分けて、"LW" という運動機能の障がいをもった選手のクラス (さらに立位と座位に) と、"B"という視覚障がいをもった選手のクラスがあり、さらに障がいの部位や程度によって細かくクラス分けされます.
今 湯の丸 で合宿中の皆さんは上肢・下肢に障がいのある方々で、視覚障がいの選手は来ていません.
2 回撮影させていただきましたが、 6 名の選手が合宿参加されていました.
簡単に選手紹介 ・・・・・ なんて偉そうに書きましたが、それまで全くと言っていいほど知識がなかったので、今回 パラサポ WEB 等から仕入れた情報を中心にサラリと.
女子の 3 選手は、上肢の障がいのある方たちです.
● 出来島桃子 選手 (LW 6) ●
出来島選手はパラリンピック今度が 5 度目の出場になります.
8 位入賞は過去に何種目かでしているようですが、メダルはまだなのでこの 北京 の目標はメダルなのでしょうか.
● 阿部友里香 選手 (LW 6) ●
阿部選手は 2017 年世界選手権のバイアスロンで 3 位、表彰台に立っています.
ただパラリンピックではメダルがないようなのでメダルに期待です.
● 岩本美歌 選手 (LW 8) ●
岩本選手は若干 18 歳で今回初めてのパラリンピック参加になります.
障がいの程度もこのクラスでは一番軽い LW 8 .
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練習場所は 湯の丸スキー場 山頂から 池の平湿原 までの道路コース.
通常はここの圧雪はありませんが、合宿期間中は圧雪車が入り、さらにクラシカル用レーンが 2 本作られています.
冬季でも 池の平湿原 までスノーシューでのトレッキングや、 篭ノ登山 登山に訪れる方がこの道を上っていきます.
今回の撮影中にも 4 人ほど登っていきました.
下の写真のように、不思議と "いい感じ" な時に歩いてくるんですよねぇ (笑)
もちろんボクは、悪名高い 撮り鉄 のように 「そこどけ」 「邪魔なんだよ」 なんて言わないで、すれ違いでは笑顔で 「こんにちは」 .
ちなみに写真の登山者は外国人の方でした.
記事最初の雪の場面は 2 月 17 日、それ以外の晴れているものが 2 月 19 日に撮影したものです.
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男子選手 3 名の紹介です.
● 新田佳浩 選手 (LW 8) ●
日本のエース、レジェンドです.
なんと 長野パラリンピック からの連続出場、今回の 北京 で 7 大会目.
前回大会でも金メダルを獲得しています.
素人目にも、その速さやストイックさが何となく伝わってきました.
● 川除大輝 選手 (LW 5/7) ●
川除選手は、前回 平昌パラリンピック に続いて 2 回目の出場.
その時は、今回合宿に参加している新田選手・阿部選手・出来島選手と組んだ混合 10 km リレーで 4 位だったようです.
● 岩本啓吾 選手 (LW 3) ●
岩本選手だけが、今回のメンバーの中で唯一下肢に障がいのある選手です.
パラリンピックは ソチ から連続の 3 回目になります.
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撮影した場所はリフト山頂から 池の平湿原 までの行程 1/3 ほど上ったところ.
もう少し上まで登ってもいいんですが、きっとこの先まで行くと林で光が遮られてしまうと思うのでここまでにしておきました ・・・・・
っていうか、ここまでスキー担いでスキーブーツで上ってくるだけでも、いっぱいいっぱい.
こちらの心臓がヤバイ.
かといってスノーシューだと、下りのリフトには乗車できないため、ゲレンデでの脇を歩きながら駐車場まで下りないといけないので論外.
まぁこちらもダイエット・トレーニングだと思って ・・・
あらためて、こうして目の前で皆さんの練習見ていると、「スゴイ」の一言しか出てきません.
ノルディックスキーなので上り坂でも上りやすくはなっているものの、片手ストックでバランスとりながらスイスイ行ってしまうのが、本当に信じられないなぁ.
たまたまこんな機会があったので、パラリンピックのことも今までよりは身近なところに感じられるようになりました.
● 2021.12.14 ●
湯の丸スキー場 ではシット・スキーの方もよく滑っています.
何年も前から来ているので、何も言わなくてもリフトの乗り降りの際はスピードを遅くしてあげています.
日常生活の中でも、障がいのある方に接する場面がないとなかなか障がい者の皆さんに対する理解が得にくく、変に気を使いすぎてしまったりする場面もあるような気がします.
ボク自身も偉そうなことは言えませんが、こういった写真や記事を通してすこしでも多くの人が関心持ってもらえればいいのかな.
そういった意味でもパラリンピックに関心持つってことも大事な気がします.
頑張れニッポン !!
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