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 今回の CP+ ではカメラバッグ ・・・ 特にバックパックを触ってみたかったので、できるだけ色々なメーカー覗いてきました.
 がっ、前回書いたように二日目の写真が思うように撮れなかったので、写真は一つのメーカーだけしかありません.


 今メインで使っているものは Etsumi Apex というバックパックで、かなりの老朽化しているので数年前から更新しよう、しようと思いながらここまで来てます.

 すでに 10 年近く使ったので、そろそろお役御免でもいいな.



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 ● スカンジナビアンフォレスト ⇒ Etsumi Apex ⇒ ハクバ プラスシェル トレック03 バックパックL ●

 このバックパックは 2017 年の CP+ で展示されていて、触ってみてよかったので購入しました.
 価格は実売価格で 10,000 円ほどで、とにかく安かった.
 それからずっと使っているので全体的にヨレた感じはありますが、まだまだ使えないことはありません.

 上下二段になっているところが、使いやすいです.
 上半分には EOS R1 に RF 70-200mm F2.8L IS USM を付けたまま入れることもできるので、スキー場でもとても重宝しています.

 ただ防水性能は、レインカバーが付いてはいますがかなり弱いので、スキー場撮影をメインにしてあるボクとしてはもう少し防水性能があるものが欲しい.
 そして大きさは、大きくても 25 リットルくらい、できれば 20L .



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 ● スカンジナビアンフォレスト アクティブスマートリュック/バックヤードファミリー ●

 ちなみに今回 CP+ に持っていったバックパックは スカンジナビアンフォレストのバックパック.
 このメーカーは靴やバッグを中心にしたファッションブランドで、どちらかというと女の子向けのメーカーっぽいですね.
 いくつかの種類がありますが、ボクのは 16 リットルの撥水性のあるもので、価格は 7,000 円弱ととてもリーズナブル.

 カメラバッグではないので、写真のようなインナーボックスを別途購入して使ってます.
 街歩きはこれがすごくいい.
 今回も EOS R8 に Zeiss Planar 着け、予備レンズ Milvus と一緒にインナーボックスにすっぽり収まります.

 A4 サイズのパンフレットなども楽に入るから、 CP+ でもすごく重宝しました.



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 それで今回の注目が Summit Creative というメーカーのバッグ.
 Loefoto を展開している Wild Trade 社が、今年 2 月から国内販売を始めました.

 今回の CP+ Leofoto ブースのセミナーでも、早速 水谷先生 がレビューしていました.
 Facebook で事前にこの情報が流れていたので、今回この話を CP+ で聞くのが目的の一つでもありました.

 いくつかのシリーズがあり、 水谷先生 が使用したのは Tenzing シリーズでこのブランドのトップモデルになります.
 さらにこの Tenzing シリーズの中にも、ジップトップとロールトップモデルがあります.
 ロールトップも最近よく見かけるようになってきましたが、ボクはどうも好きじゃないので、このロールトップモデルに関しては最初からスルー.

 下の写真の手前側に並んでいるバッグが Tenzing シリーズになります.

 容量は、 18 、 25 、 30 、 45 、 50 Lで、カラーは 5 色.



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 もう一つのシリーズは Metropolis シリーズ.
 Tenzing シリーズよりも若干安価で、一般向けのような存在でしょう.
 容量も 16 , 22 , 26 L とちょっと小さめで、カラーは 4 色です.

 価格的にはまぁこのくらいだったら今の時代納得かなぁ.
 ただ容量なんです.

 20L があれば、どちらのシリーズにせよ即決という感じなんですが、ボク的にはちょっと微妙な数字なんです.
 16L は少なすぎてちょっと厳しいし、 26L 以上はちょっと大きすぎ.

 となると、3つに絞られてしまいます.

 よく「大は小を兼ねる」と言いますが、このバックパックに関しては小型でしっかり入るのが正義です.



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 ● Metropolis ⇒ ブルー 16L 、 シャンパーニュ16L 、 ブラック22L ●

 Metropolis シリーズのデザインはのっぺりした感じです.
 あまり好きなデザインではないんだけれど、防水性を謳ったカメラバッグは他のメーカーでもこんな感じのものが多い気がします.
 いろいろ縫い合わせるとそこから水が染み込んだりするから、雨などが当たる背面部分はこうなってしまうんだろうな.


 一つ気になるのが、雪面に置いてカメラの入れ替えなどする場合、背中に当たる部分を上にするので、気持ちよく滑っていってしまいそうなんだけれど.
 通常のゲレンデ撮影ではほとんどバッグ担いだままですが、たまに置いて撮影する時があるので、
このたまに置くという部分がちょっと危険そうですね.
 いつも置いて撮っていれば注意もするんだけど.



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 ● Metropolis ブルー 26L ●

 価格と大きさを考え Metropolis 22L が CP+ に行くまでの第一候補でした.
 実物を触ってみると、 Tenzing のほうがポケットが多く小物の収納もしやすそうです.
 スキー場撮影はそんなに小物も持って行かないので、多少ポケットが少なくても大丈夫なんだけど、たくさんあるに越したことはない.

 ただ 18L の上が 25L なので気持ち大きい、理想はやっぱりこの中間.
 ただ、18L でもパンフレットでサイズを確認すると EOS R1 が入りそうです.



 色は結局黒になるでしょう.
 オレンジはちょっと目立ちすぎるし、ブルーももう少し明るければいいんだけどちよっと暗い、シャンパーニュは TPO 難しそう.

 そうなると無難な黒です.
 まぁ汚れとか目立たないし、スキーウエアにも合わせ易いという意味ではいいんだけど ・・・・



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 中のボックス部分の色がいいです.
 こういう明るい色だと、入れてあるものがわかりやすい.

 触ってみてわかったんですが、このボックス部分、見た目は厚みがなく弱い感じがしますが、かなりしっかりした硬さがあります.
 これにはびっくり.

 水谷先生は Tenzing の 25 リットルの中にかなりの機材を放り込んでいましたが、このくらいインナーボックスがしっかりしていれば全然問題ないでしょう.


 触れてみるまでは Metropolis 22L が第一候補でしたが、今は Tenzing 18L が第一候補です.

 価格は Tenzing 18L の実売価格が 4 万円弱と決して安くはないですが、他のメーカーも同じような機能だとこれくらいや、それ以上しているので、まぁこんなものかな.



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 白と黒で生地が違うものが展示されていますが、確か参考出品だったような.
 置いてあったパンフレットには、まだこのカラーの製品の掲載がありません.


 Summit Creative のバックパックは、腰ベルトが外せるようになっていて、そこがまたいいんだな.
 20L くらいの容量だったら、ボクにとって腰ベルトは邪魔になるだけです.
 現行の Etsumi Apex にも腰ベルトが付いてますが、一度も使ったことなく、背中部分に畳んでます.


 Tenzing 18L にした場合、間違いなく上から R1 を差し込むようになると思うので、まず入らないことはないでしょう.
 ただ、横からカメラ本体の出し入れは大きさからいってできないと思うので、ここに RF 70-200mm を入れればちょうどよさそう.
 とにかくバックパック担いでゲレンデをかっ飛ぶので、やっぱり小型軽量優先だな.



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 一足早い Summit Creative .
 これって CP+ のブースでやっていたガラガラの景品でしたが、スタッフの方とバックパックについて結構話していたら、「よかったら・・・」といただきました.

 CP+ あるあるです.
 昨年も他のメーカーでこんな感じでプレゼントされました.
 もう時効だから告っちゃいました.


 こうなると Tenzing 18L 買わなくちゃいけないですねぇ.
 もしいろいろ問題が出てきたら 水谷先生 にネチネチ嫌味でも言いますか (笑)



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 ● 撮影:shige 君 ●

 最後はガス欠寸前の我が「蒼い彗星」.
 主砲を Milvus から Planar に変えてはあります.

 昼食時に shige 君が撮影したものですが、しっかり Summit Creative のパンフがあります (笑)



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