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 めっきり春らしくなりました.
 火曜日のスキー場は暑いくらいで、雪もべちゃっとした感じで滑らない.

 もう 3 月も一週間で終わり、あっという間に一年の 1/4 が終わります.



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 ● 2025. 3. 25. 湯の丸スキー場 ●

 この時期は 4 月の人事異動の内示も発表され、バタバタする時期です.
 ボクの職場も、 4 月から新しく来る方たちの研修が始まったりしています.
 ボクは 4 月からも同じ場所で、同じ日数だけ働くことになっていますが、流石にそろそろ完全リタイヤでもいいんだけどなぁ.



 まぁそんな話は置いておいて、新しいレンズのお話し.



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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.2 1/2500秒 ISO-100 ●

 23 日の日曜日、天気も良かったのでちょっと近所にお散歩
 新しいレンズだけ持って撮影に行ってきました.

 場所はいつもの 海野宿 です.
 前日の土曜日まで「ひな祭り」イベントが開催されていましたが、この日は地元の方たちが片付け作業.
 本当は観光客の多い日曜日まで開催していればいいように思いますが、平日だと片付けをする人たちが休めないこともあるんだろうか.
 これだけのことをするのはかなり地元の方にとっても負担になりますが、継続させているのはすごいです.



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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.2 1/8000秒 ISO-100 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F2.8 1/200秒 ISO-100 ●

 さて NOKTON ですが、まず大きさが EOS R8 にピッタリという感じで、とてもしっくりきます.
 普段スキー場では EOS R1 に RF 70-200mm F2.8L の組み合わせが多いので、それに比べると「軽さこそ正義」と思えてしまう.
 この EOS R8 + 40mm の大きさや軽さが街スナップにはちょうどいい.

 EOS R1 でも撮ってみたいとは思いますが、ボクの中でちょっとコンセプトが違う感じがするので、やっぱり一回り小さな EOS R8 で持ち歩くほうがいいかな.

 ピントリングが少し手前のため、まだ間違えて 絞りリング を回してしまうことがありますがこれは慣れるしかないですね.



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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.2 1/640秒 ISO-100 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F8.0 1/15秒 ISO-100 ●

 購入する前に気になっていた絞り操作.
 いざ使ってみると全然問題なし.
 逆にこの操作している間に、いろいろ考えさせてくれるから「撮ってるなぁ」って感じに浸れます.


 デクリックについては、ボクはカチカチという手応えがあるほうがいいので、そこの操作をすることはこれからもないだろう.



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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.2 1/16000秒 ISO-100 ●
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 ● 上の写真を等倍拡大 ●

 ピント合わせはすべてフォーカスガイドを使っています.
 そのために EOS RP から R8 に更新したんですから.

 ピーキング よりもこちらのほうが好きですが、ピントの深度幅はどうしてもあるので、開放で撮ったものを、家で等倍に引き延ばしてピント確認するとかなり甘いというか、ミスト系のフィルターをかけたような感じになってます.

 ただ、これはポートレートの場合にピント確認する癖がついているだけのことで、街スナップでここまで確認する必要ない.
 街スナップは、ピントの甘さよりも構図や面白さでしょう.

 Zeiss Planar もそうですがこの手のレンズはそこまで求める必要もないので、これが味として考えるべきでしょう.



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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.2 1/2000秒 ISO-100 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F2.8 1/640秒 ISO-100 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F5.6 1/200秒 ISO-100 ●
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 ● 一枚目の写真を等倍拡大 ● 

 みんな大好き「玉ボケ」
 たまたま微小光源を見つけたので撮ってみました.

 ピントは時計の針の中心部.

 開放だと周辺の玉ボケがレモン型で、中心に向かって円形になります.
 時計の針にはパープルフリンジも出ています.
 これも開放で撮る場合、このレンズの特性でしょう.
 こういうところも Zeiss にちょっと似ている気がします.


 玉ボケですが、 F2.8 に絞るとだいぶ丸くなっていますが、よく見ると十角形ですね.
 ボクはこれも味の一つだと思っているので全然許容範囲.



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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.2 1/800秒 ISO-100 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F4.0 1/100秒 ISO-100 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.2 1/1250秒 ISO-100 ●

 モノクロームも少し撮ってみました.
 ピクチャースタイル は最初から入っている モノクロ モードです.
 そのためどちらかというとコントラスト控えめな感じがします.
 これはこれでちょっとオールドレンズっぽさがありますが、ユーザー設定でもう少しメリハリ付けてもいいかな.



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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.2 1/8000秒 ISO-100 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F2.0 1/8000秒 ISO-100 ●

 開放のピントが結構難しい ・・・・・ というか、これがこのレンズの持ち味なんだろうな.
 Zeiss Planar もそうだけど、開放だとフィルターをかけたような独特な雰囲気になる.
 だから一見ピントがぼけているようにも思いますが、上の写真もきっとピントが合っているはずです.

 一段絞っただけでかなりキリっとした画像になって、二段も絞れば今風のキレのある画になります.
 そこに萌えてしまいます.

 このレンズは F2.0 から 5.6 くらいが、絶対撮りやすい.
 それ以上絞る必要もないかな.



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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.2 1/16000秒 ISO-100 ●
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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.2 1/16000秒 ISO-100 ●

 周辺の減光がよくわかります.
 これは光の入り方でかなり変わってくるので、同じ開放でも上の二枚はちょっと違います.

 今回の撮影ではゴースト発生などはわかりませんでした.
 絞りも F8.0 までしか絞っていません.
 まぁ実用的にはこのあたりでしょうか.
 逆にこのあたりの範囲でしたら、あまり深刻に考える必要もなく使えそうです.



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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.2 1/6400秒 ISO-100 ●

 Zeiss の短焦点は絞りリングがありませんが、撮っている感覚はとても似た感じ.
 NOKTON の画ですが、まだ屋外撮影が一回だけなのでとても偉そうなことは言えませんが、一見さっぱりという感じですが、切れのある醬油ラーメンという感じかな.

 Planar のようなコッテリ感はちょっと控えめな感じです.






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 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE : F1.4 1/2000秒 ISO-125 : 2025.2.28. 横浜 ●

 横浜 で参加した「お散歩撮影会」のレポートが、 キヤノン の会報誌に掲載されていました.
 ホームページでは作品講評も公開されていました.
 この撮影会は、参加費用も安く、当初 2 時間予定でしたが、予定していた行程まで行かなかったので、一度解散してあとは残った参加者と佐藤先生でブラブラ.

 この時は Zeiss のレンズでしたが、お散歩スナップはこういったマニュアルフォーカスがとても楽しい.
 普段撮らないような場面にレンズを向け、絞り考えてピンと合わせる.


 今年は少しこんなスナップ撮影会にトライしようかな、なんて思っております.



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