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 ゴールデンウィークもあっという間に最終日.
 連休中はずっと天気良かったんですが、今日は雨降り.

 今の季節、雨が降ると少し肌寒く感じられます.



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 ● 2025. 5. 6. Monday Morning, 8 AM ●

 こんな天気だから外に出かける気にもならない.
 明日から仕事か ・・・・・ と、そんな雨空見ながら部屋にこもってます.



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 雨降りだから、今日もジャズでも勉強します.
 たまにはこういうアルバムもいいんじゃないかい.




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  " Black Radio / Robert Glasper Experiment "





  1 Lift Off / Mic Check
      (featuring Shafiq Husayn) ・・・・ 3:57
  2 Afro Blue
      (featuring Erykah Badu) ・・・・ 5:13
  3 Cherish the Day
      (featuring Lalah Hathaway) ・・・・ 5:53
  4 Always Shine
      (featuring Lupe Fiasco and Bilal) ・・・・ 5:22
  5 Gonna Be Alright (F.T.B.)
      (featuring Ledisi) ・・・・ 6:13
  6 Move Love
      (featuring KING) ・・・・ 3:22
  7 Ah Yeah... That's Just Great
      (featuring Musiq Soulchild and Chrisette Michele) ・・・・ 5:13
  8 The Consequences of Jealousy
      (featuring Meshell Ndegeocello) ・・・・ 6:12
  9 Why Do We Try
      (featuring Stokley) ・・・・ 6:32
  10 Black Radio
      (featuring Yasiin Bey) ・・・・ 5:26
  11 Letter to Hermione
      (featuring Bilal) ・・・・ 4:52
  12 Smells Like Teen Spirit ・・・・ 7:24






  Robert Glasper (Key.p.Fender Rhodes.synth.arr),
  Casey Benjamin (vocoder.fl.sax.synth),
  Derrick Hodge (b),  Chris Dave (ds.perc),
  Jahi Sundance (turntables),  Stokley Williams (perc),
  Shafiq Husayn (vo),  Erykah Badu (vo),  Bilal (vo), 
  Lalah Hathaway (vo),  Lupe Fiasco (vo),  Ledisi (vo), 
    and others.






 このアルバムは、 2012 年に Blue Note レーベルから発売されました.
 Blue Note は Facebook でフォローしてるので、このジャケット写真は幾度となく見ています.

 第 55 回グラミー賞 では Best R&B Album を獲得した有名なアルバムです.
 R&B って、ボク的にはもう少しアクの強い Motown 系の演奏をイメージしちゃってますが、このあたりの垣根もあってないようなものなろうか.

 雰囲気はジャズっぽいクラブ系といった感じです ・・・・ 個人的な主観.




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 Robert Glasper ですが、名前は以前から聞いたことありますが、演奏を聴くのはこのアルバムくらいかな.

 Tokyo Jazz 2018 に出演した時に radiko で聴いてましたが、土曜日の Herbie Hancock との演奏は圧巻だった記憶が、ほんのちょっとだけ残ってます.

 去年 10 月の サマソニ では、 星野源 と Robert Glasper がステージに立って一緒に歌っていたのが話題になりました.
 星野源 は自身でもルーツはジャズと言っているくらいだから、まぁ不思議ではないですね.
 幼少期からジャズのある生活の中で育っていたみたいなので.



 映画 "Miles Ahead" では、 Robert Glasper が音楽監修務めており、映画の中でも確か演奏場面があったような記憶が.
 Robert Glasper は自分でも最も影響受けたのが Miles Davis と言っていました.



Robert Glasper 002


 俗に言うストレートアヘッドなジャズとはまったく違います.
 どちらかというと、現代風なヒップホップなどにジャズのテーストを取り入れた音楽という感じ.

 古き良きスタイルを継承していくのもいいですが、こんな感じで時代とともに進化していくのも自然なのかもしれません.
 特にジャズは、昔々の デキシーランド から、踊れる スイング になって、リズムの変化やアドリブといった個性が ビバップ に昇華し、さらに音階を自由に幅を広げた モード 、時代とともに楽器の進化やロックビートの クロスオーバー・フュージョン ・・・・・ と、時代時代で変化してきました.

 だからこういうアルバムが Blue Note で作られるのも必然かな. 
 まあずっと昔はボクもメインストリーム一本で、フュージョンなど完全否定してたので偉そうなことは言えませんが (笑)



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 収録曲は知っている曲が何曲か入ってます.

 "Afro Blue" は John Coltrane を始め、多くのミュージシャンたちが演奏してるので、ジャズかじった人だったらみんな知っているくらい有名な曲.
 それだけにどんなアレンジされているのか、初めて聴くときにはワクワクします.


 続く 3 曲目 "Cherish the Day" は Sade (シャーデー) の曲で、オリジナルはシングルカットもされています.
 この曲の雰囲気はこのアルバムにピッタリハマってます.
 ちなみに Sade はグループ名で、ヴォーカルの女性 Sade Adu から. 


 最後の "Smells Like Teen Spirit" は、Nirvana のアルバム "Nevermind" に収録されていました.
 この "Nevermind" は Nirvana の代表アルバムだけでなく、ロックを代表するようなアルバムでもあり、なかでもシングルカットされたこの曲はあまりにも有名すぎます.



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 全体の印象は、ゆったりしたウェーブが流れていく感じ.
 耳にやさしく、聴きやすいですね.
 ヒップホップってどちらかというと攻撃的なイメージですが、このアルバムはそんな感じは全くなし.

 作業用の BGM としても十分聴ける気がする.


 とりあえず今日は一日こんな感じでゆったり、まったりして、また明日からお仕事頑張ろう.



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