・ ・ ・ ・ ・ ・
ほぼ病み上がりの状態で、火曜日は池の平湿原 まで行ってきました.
今年になって三度目です.

池の平湿原 のお花もようやく開花し始めました.
まだ数種類だけですが、来週いく頃にはもっと増えていそうです.

● タチツボスミレ ●

● ショウジョウバカマ ●

● ヒメイチゲ ●
まだ周りが枯れた葉や笹ばかりなので、全体的に白っぽく、小さな花を探すのが結構大変.
今年は例年よりも開花が遅いので、これからどうなりますか.
・ ・ ・ ・ ・ ・
さて、今日もジャズアルバム
最近のアルバム紹介は過去にアップしたアルバムの中から、古いものを適当に選んでいますので、関連性もまったくなく思いつきで書いちゃってます.
今日のアルバムは、一連のアルバムの中ではちょっと微妙な位置にあるかもしれません.

" Someday My Prince Will Come / Miles Davis "
1. Someday My Prince Will Come
(F.Churchill-L.Morey) ・・・・ 9:02
2. Old Folks
(W.Robison-D.L.Hill) ・・・・ 5:14
3. Pfrancing (No Blues)
(Miles Davis) ・・・・ 8:30
4. Drad-Dog
(Miles Davis) ・・・・ 4:48
5. Teo
(Miles Davis) ・・・・ 9:32
6. I thought About You
(F.Churchill-L.Morey) ・・・・ 4:52
7. Blues No.2 (Bonus-tk)
(Miles Davis) ・・・・ 7:04
8. Someday My Prince Will Come (Bonus-tk)
(J.V.Heusen-J.Mercer) ・・・・ 5:32
Miles Davis (tp), John Coltrane (ts: # 1 & 5),
Hank Mobley (ts: # 1 - 4, 6 - 8), Wynton Kelly (p),
Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds: # 1 - 6, 8),
"Philly" Joe Jones (ds: # 7)
# 3 & 4 : Recording at Columbia 30th Street Studio, NYC, March 7, 1961.
# 1, 2, 8 : Recorded at Columbia 30th Street Studio, NYC, March 20, 1961.
# 5 - 7 : Recorded at Columbia 30th Street Studio, NYC, March 21, 1961.
2009 年 11 月に購入した "Complete Columbia Album Collection" の一枚.
6 曲目までがオリジナルの LP 収録分で、他の 2 曲は CD 化のボーナス・トラックです.

裏ジャケットにはセクステット表記されてますが、実質クインテットですよね.
6 人での演奏は最初の一曲目だけです.
John Coltrane が自身のグループを結成するため、 Miles グループを脱退することが決まっていたこの時期は、新しいメンバーでの試行錯誤が行われメンバーは固定していません.
Jimmy Heath や Sony Stitt もこのグループで演奏してますが本当に短期間で辞めています.
その後本アルバムの Hank Mobley が加入しました.
その Mobley にしても約 1 年でグループを去り、その後は George Collman や Sam Rivers など ・・・・・・黄金クインテットはもう少し先のお話し.
このアルバムでは Coltrane が最後のご奉仕的に 1 曲目と 5 曲目だけ参加しています.
1 曲目は Mobley が最初にソロとっていますが ・・・・・・・
うぅ〜〜〜〜ん、ちょっとかなぁ.
そもそも Coltrane と比較しちゃいけないんだけれど、どうしたって後半の Coltrane のソロと比較しちゃうのが人情ってやつです.
Mobley はすでに Blue Note で何枚もリーダーアルバムを録音しており、実力も人気もありました.
それでも マイルス・グループ での演奏は、ちょっと方向性が違うというか、うまく噛み合わない感じがします.

● ⇒ J.J.Johnson , Miles Davis , Hank Mobley ●
アルバム・タイトルの "Someday My Prince Will Come" (邦題:「いつか王子様が」) は、 ウォルト・ディズニー の 1937 年アニメ映画『白雪姫』の挿入歌です.
Larry Morey (作詞) と Frank Churchill (作曲) により作られ、白雪姫の声優を担当した Adriana Caselotti により歌われました.
ディズニー映画から誕生したジャズ・スタンダードと言えば、映画 "ピノキオ" の "星に願いを (When You Wish Upon a Star) " が有名ですが、この曲も同じくらい有名な曲で、ジャズだけでなく多くのミュージシャンたちがカバーしています.
なんと、あの "あゆ (浜崎あゆみ)" までカバーしてるのにはびっくり.
1960 年 11 月 Village Vanguard 出演中に Bill Evans トリオのこの曲の演奏を聴き、次のレコーディングに入れようと決めた様です
Bill Evans は マイルス のために、クインテット用のスコアまで提供したようです.
("マイルス・デイヴィスの真実/小川隆夫著" から)
ジャケットの女性は Frances Taylor 、この当時の マイルス の奥さんです.
とにかく マイルス がゾッコンだったようで、このアルバムも始め何枚かジャケットに顔を出しています.
このアルバム・ジャケットでは堂々とバストアップの写真ですが、なんかジャズっぽくなくて、ボクはあまり好きではありません.
"E.S.P." のほうが断然素敵だと思います.
公私混同みたいな感じですが、当時 マイルス がこうだといえば誰もノーとは言えなかったんじゃないかな.

● Miles Davis & Frances Taylor ●
収録されている 3 曲は関係者に因んだ曲で、3 曲目の "Pfrancing" は Frances Taylor に捧げられた曲.
このタイトル名 "Pfrancing" はマイルスの造語で、 dancing (踊る) + frantic (気が狂ったような) + prancing (意気揚々と歩く) + Frances (奥さんの名前) = Pfrancing というようなことがネットに書かれていました.
ちなみにこの曲は、"No Blues" というタイトルで他のアルバムにも収録されています.
4 曲目は当時の Columbia 社長、Goddard Liberson の綴りを逆さにしてあります.
ミュートが浸みわたるバラード.
そして 5 曲目 "Teo" は、ズバリ当時のプロデューサー Teo Masero です.
この曲もこの後幾度となくレコーディングされている曲で、本アルバムがデビュー作.
この曲は "Neo" というタイトルでも演奏されています.
どこが違うのかはよくわかりません.

メンバーが定まらない時期の演奏ですが、それぞれの演奏はやっぱりしっかりした演奏になっているのがスゴイ.
逆にいろいろなメンバーがいるこの時期が、いろいろ聴き比べるには面白いかも知れません.
マイルス 聴き始めると、次はあれ、次はこれ ・・・・・ って感じでどんどん沼ってしまいます (笑)
・ ・ ・ ・ ・ ・
ほぼ病み上がりの状態で、火曜日は池の平湿原 まで行ってきました.
今年になって三度目です.

池の平湿原 のお花もようやく開花し始めました.
まだ数種類だけですが、来週いく頃にはもっと増えていそうです.

● タチツボスミレ ●

● ショウジョウバカマ ●

● ヒメイチゲ ●
まだ周りが枯れた葉や笹ばかりなので、全体的に白っぽく、小さな花を探すのが結構大変.
今年は例年よりも開花が遅いので、これからどうなりますか.
・ ・ ・ ・ ・ ・
さて、今日もジャズアルバム
最近のアルバム紹介は過去にアップしたアルバムの中から、古いものを適当に選んでいますので、関連性もまったくなく思いつきで書いちゃってます.
今日のアルバムは、一連のアルバムの中ではちょっと微妙な位置にあるかもしれません.

" Someday My Prince Will Come / Miles Davis "
1. Someday My Prince Will Come
(F.Churchill-L.Morey) ・・・・ 9:02
2. Old Folks
(W.Robison-D.L.Hill) ・・・・ 5:14
3. Pfrancing (No Blues)
(Miles Davis) ・・・・ 8:30
4. Drad-Dog
(Miles Davis) ・・・・ 4:48
5. Teo
(Miles Davis) ・・・・ 9:32
6. I thought About You
(F.Churchill-L.Morey) ・・・・ 4:52
7. Blues No.2 (Bonus-tk)
(Miles Davis) ・・・・ 7:04
8. Someday My Prince Will Come (Bonus-tk)
(J.V.Heusen-J.Mercer) ・・・・ 5:32
Miles Davis (tp), John Coltrane (ts: # 1 & 5),
Hank Mobley (ts: # 1 - 4, 6 - 8), Wynton Kelly (p),
Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds: # 1 - 6, 8),
"Philly" Joe Jones (ds: # 7)
# 3 & 4 : Recording at Columbia 30th Street Studio, NYC, March 7, 1961.
# 1, 2, 8 : Recorded at Columbia 30th Street Studio, NYC, March 20, 1961.
# 5 - 7 : Recorded at Columbia 30th Street Studio, NYC, March 21, 1961.
2009 年 11 月に購入した "Complete Columbia Album Collection" の一枚.
6 曲目までがオリジナルの LP 収録分で、他の 2 曲は CD 化のボーナス・トラックです.

裏ジャケットにはセクステット表記されてますが、実質クインテットですよね.
6 人での演奏は最初の一曲目だけです.
John Coltrane が自身のグループを結成するため、 Miles グループを脱退することが決まっていたこの時期は、新しいメンバーでの試行錯誤が行われメンバーは固定していません.
Jimmy Heath や Sony Stitt もこのグループで演奏してますが本当に短期間で辞めています.
その後本アルバムの Hank Mobley が加入しました.
その Mobley にしても約 1 年でグループを去り、その後は George Collman や Sam Rivers など ・・・・・・黄金クインテットはもう少し先のお話し.
このアルバムでは Coltrane が最後のご奉仕的に 1 曲目と 5 曲目だけ参加しています.
1 曲目は Mobley が最初にソロとっていますが ・・・・・・・
うぅ〜〜〜〜ん、ちょっとかなぁ.
そもそも Coltrane と比較しちゃいけないんだけれど、どうしたって後半の Coltrane のソロと比較しちゃうのが人情ってやつです.
Mobley はすでに Blue Note で何枚もリーダーアルバムを録音しており、実力も人気もありました.
それでも マイルス・グループ での演奏は、ちょっと方向性が違うというか、うまく噛み合わない感じがします.

● ⇒ J.J.Johnson , Miles Davis , Hank Mobley ●
アルバム・タイトルの "Someday My Prince Will Come" (邦題:「いつか王子様が」) は、 ウォルト・ディズニー の 1937 年アニメ映画『白雪姫』の挿入歌です.
Larry Morey (作詞) と Frank Churchill (作曲) により作られ、白雪姫の声優を担当した Adriana Caselotti により歌われました.
ディズニー映画から誕生したジャズ・スタンダードと言えば、映画 "ピノキオ" の "星に願いを (When You Wish Upon a Star) " が有名ですが、この曲も同じくらい有名な曲で、ジャズだけでなく多くのミュージシャンたちがカバーしています.
なんと、あの "あゆ (浜崎あゆみ)" までカバーしてるのにはびっくり.
1960 年 11 月 Village Vanguard 出演中に Bill Evans トリオのこの曲の演奏を聴き、次のレコーディングに入れようと決めた様です
Bill Evans は マイルス のために、クインテット用のスコアまで提供したようです.
("マイルス・デイヴィスの真実/小川隆夫著" から)
ジャケットの女性は Frances Taylor 、この当時の マイルス の奥さんです.
とにかく マイルス がゾッコンだったようで、このアルバムも始め何枚かジャケットに顔を出しています.
このアルバム・ジャケットでは堂々とバストアップの写真ですが、なんかジャズっぽくなくて、ボクはあまり好きではありません.
"E.S.P." のほうが断然素敵だと思います.
公私混同みたいな感じですが、当時 マイルス がこうだといえば誰もノーとは言えなかったんじゃないかな.

● Miles Davis & Frances Taylor ●
収録されている 3 曲は関係者に因んだ曲で、3 曲目の "Pfrancing" は Frances Taylor に捧げられた曲.
このタイトル名 "Pfrancing" はマイルスの造語で、 dancing (踊る) + frantic (気が狂ったような) + prancing (意気揚々と歩く) + Frances (奥さんの名前) = Pfrancing というようなことがネットに書かれていました.
ちなみにこの曲は、"No Blues" というタイトルで他のアルバムにも収録されています.
4 曲目は当時の Columbia 社長、Goddard Liberson の綴りを逆さにしてあります.
ミュートが浸みわたるバラード.
そして 5 曲目 "Teo" は、ズバリ当時のプロデューサー Teo Masero です.
この曲もこの後幾度となくレコーディングされている曲で、本アルバムがデビュー作.
この曲は "Neo" というタイトルでも演奏されています.
どこが違うのかはよくわかりません.

メンバーが定まらない時期の演奏ですが、それぞれの演奏はやっぱりしっかりした演奏になっているのがスゴイ.
逆にいろいろなメンバーがいるこの時期が、いろいろ聴き比べるには面白いかも知れません.
マイルス 聴き始めると、次はあれ、次はこれ ・・・・・ って感じでどんどん沼ってしまいます (笑)
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