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 買ってしまいました、今さらながらの EF マウントレンズ.
 EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USM ・・・・・ 一部では 「神レンズ」 とも呼ばれています.



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 ● ⇒ EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USM , RF 70-200mm F2.8L IS USM ●

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 ● ⇒ EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USM , RF 70-200mm F2.8L IS USM ●

 この焦点距離の望遠ズームは、以前 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary を持ってましたが、 EOS R3 購入時に下取りでドナドナ.

 あのレンズはまず価格が安くて、本体の重量も軽く、ポートレートやり始めて初めての撮影会がデビューでしたが、なんと AF 不良でその日は使えず即メーカー修理.
 その後は特に問題もなく、時々使ってましたが、ちょっと明るさが足りない感じだったかな.
 まぁ金額が金額だから、そこまで求めてはいけないんですが.
 スキー場での撮影も 70-200mm の焦点距離が使いやすかったこともあり、出番が少なかったこともあります.


 それでどうしてまた購入する気になったかというと ・・・・・・ ぶっちゃけなんとなくという感じがしないでもない.


 一昨年の競馬撮影や昨年の羽田空港の撮影では、 RF 70-200mm F2.8L IS USM を使ったんですが、やっぱりああいったものを撮るには 70-200mm だとかなり物足りない.
 さらに今年はちょっとモータースポーツを撮影に行きたいと思っているので、どうしてももう少し長いものが欲しい.
 できれば明るくて、安いもの (笑)

 APS-C 機を購入するという力業もあることはありますが、やっぱりレンズのほうが優先.



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 ということで、いつものマップカメラで購入し木曜日に到着.
 金曜日に早速使ってみました.

 いつもの 池の平湿原 で、お花の撮影です.
 カメラは EOS R8 で、撮影モードはいつもマニュアルモード.
 設定は絞りが 5.6 (後半はさらにちょい絞り) 、 ISO-200 を固定して、露出調整はシャッタースピードで、あとは焦点距離の変更だけです.

 今回は、一応作例みたいな感じで写真を載せるので、当然レタッチもトリミングもしないままアップしてます.



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 ● 400mm f5.6 1/160 秒 ISO-200 ●

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 ● 400mm f5.6 1/160 秒 ISO-200 ●

 いつも撮影モードはマニュアル露出なので、突然現れた ホシガラス に設定もファインダーも追いつきません.
 そのためかなりオーバー気味で、手前には木の枝などの障害物なんかもあったりして.
 でもよく観るとピントはかなりしっかり ホシガラス に合っていて、羽根の質感とかヤバイ.



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 ● 360mm f5.6 1/160 秒 ISO-200 ●

 こちらもその続きで、オーバー気味です.
 普段鳥なんか撮らないので、とにかく追いかけるのが大変です.

 さすがにマニュアルモードで鳥撮ろうなんで、 100 年早い感じですね.
 普段撮影モードの変更なんかすることないので、いきなりシャッタースピード優先なんて切り替えられないのです.



 今回望遠ズームを買おうと思ってからいろいろ検討してみました.
 現行の RF マウントの望遠ズームでこのあたりというと、最高峰に RF100-300mm F2.8L IS USM というレンズがありますが、これは金額の桁が一桁変わってしまうし、大きさや重さもけた違いになるので、はなから対象外.


 黒玉 (非 L レンズ) は RF 75-300mm F4-5.6 と RF100-400mm F5.6-8 IS USM があります.
 二本共に価格も重量もかなりお買い得感ありますが、どうせ買うんだったら ・・・・ という気持ちが後になって湧いてしまいそうなので、ここは頑張って L レンズということになってしまいます.
 このあたり、やっぱり「望遠 = 白玉」というようなブランド意識持ってます.

 黒ではありませんが、非 L レンズ RF200-800mm F6.3-9 IS USM もありますが、こちらは最初からちょっとなぁ.
 ただ色が白いだけではだめですよねぇ.
 それと、今のところは 800mm を使うところがありません.



100-500
 ● RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM ●

 そうなると残るのが RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM .

 かなり評判もいいし、焦点距離的にも一番欲しいところです.
 最終的にこれにしなかった・・・・・できなかったのは、やっぱり金額ですね.
 中古でも 30 万超えのレンズは、自分の使用頻度を考えてみた時に、さすがにそこまではという感じなのです.


 今の生活状況やこの焦点距離のレンズ使用頻度考えると、中古でも十分、金額もできれば 20 万円以内で L レンズ.
 ・・・・・ そんなんで、今回の EF 100-400 になりました.
 EF マウントですからアダプターもつけなければいけなく、重さや大きさが結構堪えそうですが、そこは目をつむりました.
 身の丈に合った生活の中での贅沢なので、どこか我慢しないとね.


 このレンズは 2018 年 9 月に発売されて、今でも現行品です.
 蛍石を使っており神レンズとも言われています.

 鳥や飛行機撮る方で、キヤノン使ってる方の多くがこのレンズを購入したようです.
 この当時、このレンズ使っているだけで無言のマウントとれたくらい、キヤノン・ユーザー憧れの一本だったようです.



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 ● 400mm f5.6 1/500 秒 ISO-200 ●

 さて作例に戻りましょう、こちらも少し歩いたところで突然 トンビ 発見.
 とにかく追いかけながらシャッタースピード変えるだけでも精一杯.
 ピントもスポット一点 AF いつも使っているので反応鈍くてアマアマ.

 ファインダーになかなか収められません.
 普段鳥撮っている人たちはすごいですね.



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 ● 400mm f6.3 1/250 秒 ISO-200 ●

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 ● 400mm f5.6 1/400 秒 ISO-200 ●

 高原のお花は撮る場所が限られ、花に近づけないことが多く、周りには邪魔な枝や葉っぱなどがあったりして、なかなか思い通りの構図や光で撮ることができません.
 上の写真もいい感じに光入ってますが、左側の熊笹が邪魔ですね.

 トリミングなしでこれだけの大きさで撮れるのは絶対正義ですね.


 蛍石のあるなしの違いなんて、ボクレベルには全く分かりません.
 まぁこの辺りは気持ちの問題で、絶対いい写真が撮れると念じることにします.



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 ● 400mm f5.6 1/80 秒 ISO-200 ●

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 ● 400mm f7.1 1/200 秒 ISO-200 ●

 上の コケモモ も本当に小さく、約 2 m ほどの距離で 400mm で撮ってもこの大きさ.
 この辺りは林を抜けた場所なので少し絞ってみました.



 今回は一脚を三脚座に付け、担いで歩くスタイルでした.
 さすがに約 3 時間右手の指でカメラを握って歩くのはツライ.
 かと言って、とても首からぶら下げるような大きさでもない.


 一脚付けて肩に担いで歩くのはそれなりに楽ですが、レンズ交換がちょっと面倒.
 そんな一脚ですが、今回は一度も伸ばすことがありませんでした.
 撮影時もほぼ手持ちといった感じだったので、来週は思い切って一脚なしで歩いてみます.



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 ● 400mm f6.3 1/20 秒 ISO-200 ●

 このレンズはマップカメラの中古品.
 過去にも何本か中古レンズを購入しているので、一応マップカメラの商品コンディション評価は信用しています.


 今回の購入にあたっては Zeiss Distagon T* 21mm を下取りに出したので、 150,000 円以下で購入できました.
 Distagon もすごくいいレンズですが、昨年 RF14-35mm F4L IS USM を購入したのでこれからの出番は間違いなく少なくなってしまうから、思い切ってドナドナ.


 とりあえずはいろいろ撮ってみて慣れることから始めよう.



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