今日の東京は春を思わせる暖かさのなかを、春一番が吹き荒れていました.
 そのせいで、東北・上越新幹線の運転見合わせの煽りをくらって、他の新幹線のダイヤもメチャメチャ.
 おまけに家に帰ると、猛吹雪が待っていました.



 さて、初めて入ったジャズ屋 (ボクのなかでは、ジャズ屋という表現がしっくりきます) でしたが、次に入ったのは休日の真昼間でした.
 暇をもてあましていたので、何か外で食べようと思いその店の前を通りかかると、どうも営業しているような雰囲気だったので、ちょっとコーヒーでも飲んでみようかとな、という感じで入ったのが 2 回目のこと.
 入ると若い女性がカウンターの中にいて、初めて入ったときとはちょっと違う店の感じ.
 他のお客さんはいなかったけれど、ほとんど会話はありません.
 いきなり 「何かリクエストありますか?」 って聞かれ、 「????」 っていう感じで戸惑ったことは覚えています.
 ジャズ屋 2 回目で、リクエストがどういうことかも知らなかったから ・・・・・・・・ 笑

 それからは ・・・・・ ジャズなんてわからなかったし、特にその娘と話すわけでもないのに、暇なときフラリとお店に行くようになったのです.




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 そして覚えたのが、このアルバムです.
 デキシーランド・ジャズといわれる古典的な部類に入るジャズなんだけれど、これがいい!!
 ものすごくいい!!

 ちなみに、このバンドをモデルにしたと思われる、五木寛之の短編小説もありました (ただし、小説では商業主義的な匂いがプンプンしていて、この小説自体好きではありませんが) .
 とにかく "St James Infirmary" を聴いただけで涙が出てくるほどいいんだな.
 よぼよぼのおじいちゃんたちの奏でる音は、哀愁たっぷり ・・・・・・・・ でも、お涙頂戴的な嫌らしさがなくって.

 こういうのも、いい音楽ですぞ.