自販機に 1000 円札入れて、コーラのボタンを押す.
おつりボタンを押したときに 100 円玉が立て続けに落下 ・・・・・・ ある意味シュールだけれど、すごく嫌な瞬間です.
ボクの好きな映画の一つに "恋する惑星" があります.
すごく素敵な映画なんです.
監督は ウォン・カーウァイ 、出ているのは 金城武 、 トニー・レオン 、 フェイ・ウォン 、 ブリジット・リン .
ボクの中で、一番スタイリッシュな映画なのです.
ところがいろいろな方にお勧めしてもどうも色よい返事が返ってきません ・・・・・・ グスッ
どうもこの映画のよさが伝わらない ・・・・・・・ うるるん
この良さは、本当にいい女、いい男にしかわからんのだ ! と思い込む今日この頃.
映画は 4 人の恋物語、警官 2 人と、正体不明の女、女店員という奇妙な組み合わせで、二つのストーリーが交錯していきます.
とにかくこの映画の良さはカメラワーク.
最初の雑踏シーンのカメラワークが大好き、そしてナレーションがよくて、台詞が嫌になるくらいキザっぽいんだけれど、素敵です.
「雑踏ですれ違う見知らぬ人の中に、将来の恋人がいるかもしれない.その時、ふたりの距離は 0.1 ミリ 57 時間後僕は彼女に恋をした ・・・・.
ふられた日はエイプリルフールだった ・・・・
永遠に醒めない夢だってある ・・・・
失恋くらいで泣く必要はないよ ・・・・
君を知りたい ・・・・・ 知ってどうするの?
パスワードは "一万年愛す"
そして ・・・ 僕たちは 恋する惑星 に生まれた」
金城 もいいけれど トニー・レオン がいい (この映画からすっかり トニー・レオン のファンになってしまいました) .
そして フェイ・ウォン の変質的だけれど、ピュアな恋愛表現もいい.
多国籍的な雰囲気がなんとも言えなく、いい.
そして、パイナップルもいい (笑).
ストレートでいて、屈折している、奇妙な感覚が続きます.
ちょっとした仕草や、ちょっとした場面が、妙に素敵な映画です.
とっても素敵な恋の物語です.
そして場面を彩る California Dreaming, Dreams ……
日本にはどうしてこういう映画ができないんだろう・・・・