Jazz

The Art Pepper Quartet

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 土・日曜日は DAZN でサッカー観戦.
 日曜日は午前中 Slopestyle の撮影で、午後は 東京ダービー があったので、午前中だけで足早に帰宅.
 なんとなんと、 PK 戦で 東京ヴェルディ に負けたので、テンションがた落ちですが、気持ち入れ替えて書いてます.


 前日の土曜日は、マルチビュー昨日使って、県内 J3 チーム 松本山雅FC と AC長野パルセイロ の二試合を観てみました.



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 ● from DAZN ●

 まず 松本 ですが、リードされるものの何とか追いついて、 PK 戦で勝利.
 ようやくチームとしても調子上向きといった感じで、なんとか上位チームに食らいついている感じです.
 今年から 石崎監督 に代わったので、ここにきていろいろ変化が出てきたのかな.



 一方の 長野 は本当にヤバい.
 あれだけのスタジアムとサポーターがいるにもかかわらず、昨日の観客数はたったの 2,881 人.
 この数字がすべてを物語っている感じです.


 この日も前半かなり頑張っていたんだけれど得点まではいかず、後半は 2 点ビハインドでなんとか 1 点返すのがやっとで、結果的に追加点も取られ力尽きた感じです.
 7 試合終わって、 PK 戦の敗戦が二回で、勝ち点はたったの 2 .

 この日はサポーターたちが抗議として試合中のチャントがなかったんだけど、これはどうなんだろ.
 昨シーズン 浦和 もこれやりましたよね.



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 ● from DAZN ●

 ボク個人としてはこれには納得できないな、応援しないんだったら観戦しなきゃいいと思う.
 逆に連敗して、チームが不甲斐なくても、スタジアムに行ったら応援してあげればいいんじゃない.
 選手や監督は勝つために一生懸命やっているわけだから.
 もちろん、結果や内容が悪ければ試合後のブーイングもあり.
 ただ、試合終了後にサポーターが監督や選手に説教するのは、ちょっと違うだろう.


 FC も、昨シーズン最終戦で監督挨拶の際に大ブーイングあっただけに、サポーターとして試合内容に不満がでてくるのはわかります.




fc 002
 ● from DAZN ●

 と、よそのチームにあれこれ批評している場合ではありません.
 我らが FC ・・・・・ 東京ダービー というのに、内容が悪すぎる.


 三連戦ということもあり、メンバーの疲労等もあるんだろうが、先発メンバーこれだけで変えてくる必要あったのかメチャクチャ疑問.


 ヴェルディ はプレスする時と持たせる時をうまく使いわけ、ここぞという時にプレスかけてましたが、 FC はそこにまったく対応できず、低い位置で取られピンチになることも何度か.
 とにかく前線に球出しできないんだから、ボール保持率がいくら高くても、これじゃね.
 失点にならなかったのがせめてもの救いですが、相手の戦術に対して柔軟な対応がまったくできない.
 フィールドのメンバーで変えられないんだったら、選手交代で打開しないと、と思うのはボクだけ?



202632201


 後半の選手交代もいつも同じようなタイミング.
 もっと後半頭からから入れ替えるとかできないのかなぁ.
 もちろんいいリズムで先行してるんだったら話はわかりますが.

 現に 39 中川 、 22 遠藤 、 27 常盤 入ったら、かなり変わって攻撃組み立てできるようになり、決定的な場面も作れるようになっただけにねぇ.

 SNS では 28 野澤 が結構責められているけど、 FW は点獲ってなんぼなので仕方ない部分もあります.
 ただ 26 長倉 とはちょっと合わなかった感じが強い.

 前節同様に、先発で 39 中川 使ったほうが絶対よかった気がします.
 確か 26 長倉 も 39 中川 との方がやり易いような言っていた気がします.


 まぁ何言っても後の祭りですが、勝ち点 1 入っただけでもラッキーだったと思うしかないな.

 4 月に入ってからの 町田ゼルビア 二連戦.
 対戦成績がよくないだけに、ここがこのシーズンの本当に正念場になりそうな気がします.


 この期間、家庭の都合で沖縄に行っちゃうので、観戦できません.
 shige 君に席を譲ってあるので、しっかり応援よろしく.



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 前置きが超長くなってしまったので、アルバム紹介はサラリと.
 このアルバムも名盤と呼ばれています.




9900 Pepper003 Art Pepper Quartet




  " The Art Pepper Quartet "



  1 Art's Opus
        (Art Pepper) ・・・・ 5:45
  2 I Surrender Dear
        (H.Barris-G.Clifford) ・・・・ 5:26
  3 Diane
        (Art Pepper) ・・・・ 3:31
  4 Pepper Pot
        (Art Pepper) ・・・・ 4:59
  5 Besame Mucho
        (C.Velazquez-S.Skylar) ・・・・ 3:56
  6 Blues at Twilight
        (Art Pepper) ・・・・ 3:55
  7 Val's Pal
        (Art Pepper) ・・・・ 1:57


  8 Pepper Pot (alt-tk)
        (Art Pepper) ・・・・ 2:24
  9 Blues at Twilight (alt-tk)
        (Art Pepper) ・・・・ 3:59
  10 Val's Pal (take 1)
        (Art Pepper) ・・・・ 2:23
  11 Val's Pal (take 4)
        (Art Pepper) ・・・・ 2:17
  12 Val's Pal (take 5)
        (Art Pepper) ・・・・ 2:13

     (# 8 - 12 Bonus track on CD reissue)



  Art Pepper (as), Russ Freeman (p),
  Ben Tucker (b), Gary Frommer (ds)

  Recorded at Radio Recorders Studio, LA, November 23, 1956.






 Tampa レーベルから発売されたアルバムで、 Art Pepper の最高傑作とも呼ばれるアルバムです.
 オリジナルは 7 曲で、 CD 化の際にボーナストラック 5 曲追加されました.

 聴いていると、 7 曲だけでも十分いいと思えるんですよね.
 以前はボーナス・トラックあればラッキーで、できるだけそんなトラックの入ったものを漁っていましたが、最近はあればいいというものでもないような気がしています.




9900 Pepper003-2


 このアルバムは Art Pepper のオリジナル中心.
 いい演奏するミュージシャンは、やっぱり曲書かせてもいい曲作るような気がします.

 "Diane" なんかうっとりするようなメロディです.


 アナログ盤の頃は、 Contemporary 中心に結構購入しましたが、メチャ好きだったかというと微妙.
 どちらかというと、みんながいいって言うし、アルバムも安かったので買ったという感じだったかな.

 楽器的には、やっぱりテナーサックスが好み.
 逆に、アルトサックスの高い音でピーキーな演奏は当時から大の苦手でした.


 ちなみにアルトサックスの演奏で一番好きな演奏は? と聞かれたら、即答できちゃいます.

 “Balladist / 纐纈歩美" に入っている "The Good Life" !!
 彼女にとって最高の演奏ではないかもしれませんが、あの曲であの演奏はボクにとってのマイフェバリット.

 こういう好き嫌いなんて、ほんのちょっとしたこと.
 あの演奏の出だしのメロディ流れただけでもヘロヘロになってしまいます.


 そういえば、彼女も Art Pepper のトリビュートアルバム "Art" を出しています.
 同じ楽器奏者にとっても、やっぱり Art Pepper は特別な存在みたいです.



Art Pepper 003


 ちょっと脱線しましたので、このアルバムに戻ります.
 Art Pepper は Anita O'Day と同じ Stan Kenton 楽団に在籍したことがあります.

 この人を語る上で麻薬は切り離せません.
 1954 年から刑務所で服役しており、 1956 年に出所.
 その直後に吹き込んだアルバムが "The Return of Art Pepper" でした.
 それから三か月後に引き込まれたのが今日のアルバム.


 刑務所生活はその後も何度か繰り返しています.
 演奏はとても素敵なんですが、生活面はダメダメだったんだろうな.
 麻薬をやると演奏が見違えるようによくなる、と薬物中毒のミュージシャンたちは思っていたようですが、それは単なる思い込みで、実際にはほとんどがろくでもない演奏ばかり ・・・・・ というようなことを 小川隆夫 氏が語っていました.



Art Pepper 0012


 一曲ごとの演奏が比較的短く、淡々と進んでいくイメージです.
 ただ、短い演奏ながら彼の歌心溢れるプレイは、とても沁みます.

 "Besame Mucho" の演奏が注目されていますが、ボクは "Diane" .
 スローなバラードですが、これはいいなぁ.


 こういうアルバムは聴けば聴くほど病みつきになる麻薬のような香りがあります.



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Anita

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 我らが FC東京 調子よくて、サッカー観戦が楽しみです.
 なんと、現在 鹿島 に次いで 2 位.
 やっぱりどんなに贔屓でも、負けすぎると観る気もなくなってしまいます.



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 ● 2026. 3. 7. MUFGスタジアム ●

 水戸ホーリーホック 戦はキャプテン 2 室谷成 の強烈なボレーで先制したと思ったら、直後に同点にされるという、今までの 東京 らしさ満開で、後半はプレーも全然よくなくて、完敗かと思っていたら PK 戦にもつれ込み、見事に勝利.

 柏レイソル 戦は、内容的には悪くなかったんだけれどチャンスに得点取れなかったことで結果的に完敗.
 水戸 戦は逆に、内容全然よくなかったのに結果的に勝ち点 2 .
 なんか強いんだか、弱いんだかよくわからない.


 水曜日の ジェフユナイテッド千葉 戦は前半からかなり押し気味だったけれどなかなか点が取れない.
 ようやく ショルツ の PK でリードして後半.

 ところがまた追いつかれるという、いつものパターン.

 今度こそダメ・パターンかと思ったら、取られた直後に 23 佐藤龍之介 のゴールで勝ち越し.
 その後危ないシュートもポストに助けられ、そのまま勝ち点 3 ゲット.


 昨年とはちょっと違うなぁ.



063A0798
 ● 2026. 3. 7. MUFGスタジアム ●

 5 長友 の負傷がちょっと心配ですが、 17 稲村隼翔 が戻ってきて、代わって出場の 42 橋本健人 もしっかり仕事してるので、守備面での安心感あります.
 アウェイ三連戦の最後が 味スタ での 東京ダービー .

 さらに 町田ゼルビア との連戦 (昨年もリーグ戦、天皇杯の連戦がありました) が待っています.

 ここをうまく乗り切って欲しいな、 鹿島 は圧倒的強さで負けることなんか期待できないので、勝ち進むしか道はないのだ.


 リーグ最終戦はアウェイで 鹿島 戦.
 最低でも 2 点差でそこにたどり着いて欲しいと願う今日この頃なのです.



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 今日はジャズヴォーカル.
 このアルバムもとても有名一枚です.

 ジャケット写真がいま一つ意味不明で、写りもあまりよくありませんが、内容はとてもいいです.




Anita 003





  " Anita / Anita O'Day "




  1 You're the Top
        (Cole Porter) ・・・・ 2:24
  2 Honeysuckle Rose
        (A.Razaf-F.Waller) ・・・・ 3:13
  3 A Nightingale Sang in Berkeley Square
        (M.Sherwin-A.E.Maschwitz) ・・・・ 4:00
  4 Who Cares ?
        (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 3:14
  5 I Can't Get Started
        (I.Gershwin-V.Duke) ・・・・ 3:53
  6 Fine and Dandy
        (K.F.Swift-J.P.Warburg) ・・・・ 2:25
  7 As Long as I Live
        (H.Arlen-T.Koehler) ・・・・ 3:39
  8 No Moon at All
        (R.Evans-D.Mann)・・・・ 2:28
  9 Time After Time
        (S.Cahn-J.Styne) ・・・・ 4:06
  10 I'll See You in My Dreams
        (I.E.Jones-G.G.Kahn) ・・・・ 2:50
  11 I Fall in Love Too Easily
        (S.Cahn-J.Styne) ・・・・ 2:54
  12 Beautiful Love
        (H.Gillespie-W.King-E.V.Alstyne-V.Young) ・・・・ 2:37





  Anita O'Day (vo), Buddy Bregman (arr.cond),
  Milt Bernhart , Lloyd Ulyate , Si Zentner ,
  Joe Howard (tb), Corky Hale (harp), Barney Kessel (g),
  Paul Smith (p.celeste), Joe Mondragon (b),
  Alvin Stoller (ds)

  Recorded at Capitol Studios, December 6 〜 8, 1955.




 Anita O'Day を代表するアルバム.
 "Anita" がタイトルですが、日本では "This is Anita" と言ったほうが通じやすいですね.
 彼女にとって 2 枚目のスタジオ録音で、 Verve 移籍後最初のアルバムになります.




9900 O'Day001-2 This Is Anita


 家にある Anita O'Day のアルバムは、初期の 7 枚だけ.
 若い頃はヴォーカルほとんど興味なかったので、そんな中で 7 枚というのはどちらかというと多いほうかもしれません.


 ヴォーカルのアルバムで枚数的に一番持っているのは Julie London で、数えたら 23 タイトルありました.
 ただ、 Julie London の場合は純粋なジャズ・ヴォーカリストとは言えないので、微妙と言えば微妙なのですが、彼女はたまらなくいい雰囲気があってヘロヘロになります.
 たしか、彼女自身も自分は歌がうまいとは思っていないようなことを言っていましたし.


 次に多いのが Chris Conner の 15 タイトル、 Ella Fitzgerald の 9 タイトルと続きます.

 基本的に ケントンガールズ ですが、 June Christy のアルバムがたった 2 枚しかない.
 Capital レーベルにかなりアルバム残していますが、 "Something Cool" (1953年) と "June's Got Rhythm" (1957年) のたった 2 枚.



Anita 001


 ヴォーカルの場合、ヴァースをしっかり歌っているのか、しっかり歌いあげているのか、というのがボクは気になってしまいます.
 例えば 4 曲目 "Who Cares ?" 、こういうヴァース部を聴いただけでもワクワクしちゃう.
 ここからどんな感じでテーマ部に行くのかなぁ ・・・・

 Ella Fitzgerald なんかもこういうところすごくうまい.
 
こういったスタンダードはほとんどがミュージカル用に作られてきた歴史があります.
 だから、このヴァース部ってヒロインの本当の想いなどを歌い上げたりしているのでとっても大事な部分.

 "Who Cares ?" はミュージカル 「Of Thee I Sing」 (1931 年) 、 "I Can't Get Started" も 「Ziegfeld Follies of 1936」 (1936 年) のそれぞれ挿入曲です.
 ちなみに "I Can't Get Started" は、日本では "言い出しかねて" という邦題ですが、この日本語タイトルは本当に洒落ていて、素敵な響きです.



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 全編ストリングスではなく、時にはスモールコンボだったりと、色々な雰囲気で歌い上げている彼女の歌はやっぱり最高に気持ちいい.

 いかにも 「姉御」 という言葉がぴったりきます.


 「真夏の夜のジャズ」 での、何とも言えないくらいのカッコよさ.
 貫禄とか、艶とか、いろいろなものが混ざり合って、なかなかこんな雰囲気を表現できる人はいませんね.








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Jazz of Two Cities

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 今年になって、来シーズン用ポスターの撮影を二度行いましたが、どうも天気が今ひとつ.

 こればかりはどうしようもないんだけど、あまりにタイミング悪すぎでちょっとボヤきたくもなる.
 三回予定していて、一回目は曇りで周りの景色も見えたり隠れたり.
 撮影場所の時間が限られているため、ギリギリまで頑張ってはみたもののタイムアップ.


 撮った写真を確認してもらいながら食事してたら、なんと一気に晴れてくるという ・・・・・



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 ● 2026. 2. 17. EOS R6 Mark lll + RF 70-200mm F2.8L IS USM ●

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 ● 2026. 2. 17. EOS R1 + RF 70-200mm F2.8L IS USM ●

 二回目も朝は晴れていたんだけれど、撮影時間の昼頃になったら雲が降りてきちゃって.
 肝心の遠くの景色が雲の中に.
 今年はなかなか思うようにはいきません.

 もう一回予定していますが、だんだん雪も少なくなってきて、どうなることやら.

 写真はすべてオフショット.



s-1R0A0084
 ● 2026. 3. 4. EOS R1 + RF 70-200mm F2.8L IS USM ●

s-063A0185
 ● 2026. 3. 4. EOS R6 Mark lll + RF 14-35mm F4L IS USM ●



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 さて今日はちょっとクールなアルバム.
 名前は結構有名ですが、あまり聴き馴染みのないミュージシャンのアルバムです.




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  " Jazz of Two Cities / Warne Marsh "




  1 Smog Eyes
       (Ted Brown) ・・・・ 3:30
  2 Ear Conditioning
       (Ronnie Ball) ・・・・ 5:13
  3 Lover Man
       (J.Davis-R.Ramirez-J.Sherman) ・・・・ 4:27
  4 Quintessence
       (Ronnie Ball) ・・・・ 2:13
  5 Jazz of Two Cities
       (Ted Brown) ・・・・ 4:38
  6 Dixie's Dilemma
       (Warne Marsh) ・・・・ 4:20
  7 Tschaikovsky's Opus #42, Mt. 3
       (Pyotr Ilyich Tchaikovsky) ・・・・ 3:59
  8 I Never Knew
       (T.F.Rito-G.Kahn) ・・・・ 5:10




  Warne Marsh (ts),  Ted Brown (ts), Ronnie Ball (p),
  Ben Tucker (b), Jeff Morton (ds)
  
  Recorded at Radio Recorders Studio, LA, October 3 & 11, 1956.




 1957 年にリリースされた Warne Marsh 最初のリーダーアルバム.
 レーベルは Vanguard というレーベルで、クラシックのレコードを中心としていましたが、 1953 年から 58 年の間、 "Jazz Showcase" シリーズとして約 20 枚のジャズレコード制作しました.
 デキシーっぽい中間派のジャズが中心だったような記憶があります.

 このレーベルで有名なのは、ボクも持っている "The Vic Dickenson Showcase" だろうか.
 あの "Russian Lullaby" はすごくいい.




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 Warne Marsh 最初のリーダーアルバムと書きましたが、このアルバム以前に 1952 年録音の "Live in Hollywood" (Xanadu) と 1955 年の "Lee Konitz with Warne Marsh" (Atlantic) という 2 枚のアルバムがありますが、前者は発売されたのが 1979 年で、後者はタイトル通り Lee Konitz のリーダーアルバムという感じで捉えられています.

 ですので、一般的には今日のこのアルバムがリーダーデビュー作とも言われています.


 クールジャズと呼ばれるジャンルがありますが、必ずと言っていい程登場するのが Lennie Tristano .
 トリスターノ派なるミュージシャンも多く Warne Marsh もその一人ですが、 Lennie Tristano のアルバムは一枚も持っていないので、正直どのようなプレイスタイルを言うのかよくわからないので説明もできません.
 なんとなく理論に基づいた、ちょっと硬めで、淡々とした演奏というイメージです.

 この当時のウエストコーストと呼ばれるミュージシャンの中には、かなりこの系列のミュージシャンが多いです.

 代表的なのが Lee Konitz で、彼のアルバムでよく共演していたのが、このアルバムの Warne Marsh でした.



Warne Marsh 301


 ちなみに Art Pepper はよく聴きましたが、なぜか Lee Konitz はほとんど聴かなかった.
 音色が自分に合っていなかった感じです.
 だから Warne Marsh もほとんど聴いていなかったと思います.


 今は Lee Konitz もそんなことは全然なく、普通に聴いていいと思う演奏もたくさんあります.
 こういう偏屈な聴き方って、シリアスなジャズというものに育てられながら聴いてきたのに、今になるとちょっともったいなかったと思うような感がありますね.


 白人テナー奏者では Richie Kamuca や Marty Paich といった白人テナー奏者も何枚か持っていて、結構好きなんですが、こちらはウエストコーストジャズとか言われており、クールジャズとはちょっと違う感じがします.



Warne Marsh 02


 このアルバムの演奏って、軽い感じはするんだけれど、ちょっとスクエアな感じ.
 ちょっと音階に捉えられているというか、もっと自由で楽に吹いたら素敵なのに.
 "No Room for Squares" って感じを受けちゃうんだよね.
 まぁ、この辺りがトリスターノ派たる所以なのか.


 同じ楽器のユニゾンがちょっと独特な雰囲気で、それはそれで気持ちいいところもあります.
 テナー二本の掛け合いと言えば、 Al Cohn & Zoot Sims ですが、このアルバムはかなり違う雰囲気です.
 もちろんこれはあくまでボクの感覚なので、他の方が受ける印象は全然違うと思います.


 Blue Note 聴いた後にこういうアルバム聴いてみると、全然違う国の音楽というくらい、音も違うし、醸し出す雰囲気もまったく違ってます.
 だからジャズって面白いんですが.

 アルバムタイトルにもなっている "Jazz of Two Cities" はもう一人のテナー Ted Brown の作曲.
 軽快なテンポで、かなりの掛け合いしているにも関わらず、すごく淡々と演奏しているように聴こえてしまうんです.
 だからクールジャズと呼ばれるんでしょう.



Ted Brown 03


 Ted Brown は "Free Wheeling" (Vanguard) が有名です.
 頭が猫のジャケットはとても印象的で、何回か発売されていたので購入する機会はありましたが、トリスターノ派というところで買わなかったような気がします.


 相変わらずの 「食わず嫌い」 なのでした.


 食わず嫌いと言えば、これっ !



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 普段スキー場で食事取ることがほとんどありませんが、シーズン中数回は昼食に使います.
 今まで食べたことなかった 湯の丸スキー場 「レストハウス 湯の丸」 の "担々麺" .

 これ、ヤバいくらいうまかった.
 気持ち塩気が強い気もしますが、こういうスポーツ後の食事はちょっと塩分高くても全然 OK .



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涛 / 板橋文夫

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 もう何十年も前から探していたアルバムを、ようやくゲットしました.

 2022 年に発売されていたようですが、知らなかったなぁ.




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  " 涛 / 板橋文夫 "




  1 Alligator Dance ・・・・ 10:49

  2 Good-bye ・・・・ 9:14

  3 Toh ・・・・ 9:53





  板橋文夫 (p), 岡田勉 (b), 楠本卓司 (ds)

  Recorded live at Daichi Seimei Hall, Tokyo, March 1, 1976.





9900 Itabashi001-2 Toh


 日本人ピアニストで好きな 5 人を上げろと言われたら、 本田竹彦 、 山本剛 、 今田勝 、板橋文夫 、 辛島文雄 と即答.

 中でも ホンタケ は特別級で、手に入るアルバムはほとんどゲットしました.
 そんな ホンタケ の演奏のようにパワーを感じたのが 板橋文夫 .

 彼もとにかくパワフルの一言、 McCoy Tyner を彷彿させるピアノです.


 今日のアルバムはライブアルバムで、このアルバムが彼のデビュー作でした.
 発売当時アナログ盤を購入し、度肝を抜かれました.



 その後 CD をずっと探していましたが、再販されなかったんですよね.
 

 数日前、何気なく覗いた Amazon でこの CD を発見.
 まったく迷うことなくポチってしまいました.



Itabashi 01
 ● YOKOHAMA Jazz Promenade から引用 ●

 このアルバムの 旧 A 面の 2 曲は、 "WATARASE"(CDSOL-1103/4) という 2 枚組のベストアルバムにも入っていたので、その昔購入しました.
 代表的な演奏 2 曲あれば十分じゃないか、と思う方もいるかもしれませんが、そこはオリジナルが欲しくなるのがジャズ・ファンというもの.

 アルバムタイトルでもある "Toh" が入っていないので、いつかアルバム出るんじゃないかと期待して何十年.


 まさか 4 年も前に再販されていたとは思ってもいませんでした.
 結構探していたのでヒットしてもよかったはずなんだけれどね.



 家にある彼のアルバムは "Rise and Shine" 、 "Nature" 、 "Over the Rainbow (森山威男)" とベスト・アルバムの "WATARASE" .

 ボクはコレクターと呼べるほどコアなジャズファンではないので、家にあるジャズアルバム (CD) はほんの 1,300 タイトルほど.
 その中で日本人ピアニストとしてこれだけのタイトル持っているのは、ボクの中では多い方かな.



Itabashi 02
 ● 八戸ポータルミュージアム hacchi から引用 ●

 ちょうど 50 年前に録音されたものです.
 ここでの演奏はライブ収録されたものですが、拍手など入っていないので、最初聴いたときはスタジオ録音だと思っていました.
 録音状態もすごく良く、とにかくプレイヤーたちの熱量が伝わってきます.


 3 曲すべて 板橋文夫 によるものですが、どの曲もとてもメロディアス.
 後年の "渡良瀬" や "もう一度この街に" もそうですが、とても抒情的な旋律です.
 日本人らしいというかなぁ、彼の造り上げる郷愁を帯びたメロディがドツボ.

 特に旧 A 面の 2 曲に至っては改めて言うことないくらい素晴らしい演奏です.

 それだけに、何十年ぶりに聴いた "Toh" が痺れるくらい、いい.
 彼の演奏に一気に引き込まれます.


 このアルバム、本当に サイコウ .



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The Blues Book

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 FC東京、なんと三連勝です.
 今度はきちんと 90 分間で決着がつきました、勝ち点 3 ゲット.
 DAZN から聞こえてくる 「眠らない街」 に感動しちゃいますね.


 FC東京 はシーズン開始から 鹿島 、 浦和 、 川崎 、そして次週の 柏 と、強豪チームといきなりの 4 連戦ですが、ここまでは想像よりはるかにいい結果を出してます.



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 ● 2025. 9. 23. 2 室谷成 (vs アビスパ福岡) ●

 キャプテン 室屋成 やってくれますね.
 守備では昨年の移籍後からしっかり守備を見せてくれ、すごく締まった安定したディフェンスになりました.
 今シーズンからはキャプテンということで、ピッチ外でも大変みたいですが、彼がキャプテンになってチームもすごくまとまった感じがします.
 プレーで引っ張っていく感が半端ないです.

 おまけに昨日は決勝ゴール.

 やっぱり勝つと遠くまで応援し甲斐があるというもの、次回は MUFG競技場 の 横浜Mマリノス 戦ですのでそこまで連勝続けて欲しい.



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 ● 2025. 11. 2. 長野Uスタジアム ●

 そういえば AC長野パルセイロ の公式インスタの中でのチャントが FC東京 の「負けるわけがないさ」のまんまで笑っちゃいました.
 こういうのって何がオリジナルで、どこが古いとかよくわかりませんので、この曲にしても明治大学のチャントもありますし、著作権とかはなさそうですね.
 もしお互いが対戦する時に一緒に歌い始めたら笑っちゃうだろうな.


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 最近ブログランクがなにかおかしく、それなりのアクセスがあるのにランクがぐんぐん落ちてしまいました.
 ちょっとカテゴリーを変えて様子を見ることにしました.


 ということで、久しぶりにジャズアルバム.




9900 Ervin004 The Blues Book





  " The Blues Book / Booker Ervin "




  1 Eerie Dearie ・・・・ 14:27

  2 One for Mort ・・・・ 6:22

  3 No Booze Blooze ・・・・ 15:23

  4 True Blue ・・・・ 5:06

    (All compositions by Booker Ervin.)





  Booker Ervin (ts), Carmell Jones (tp),
  Gildo Mahones (p), Richard Davis (b),
  Alan Dawson (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs June 30, 1964.




9900 Ervin004-2 The Blues Book


 Booker Ervin は、 1963 〜 64 年にかけ Prestige に "Book" のタイトルがついたアルバムを 4 枚製作しています.
 "The Freedom Book" ( 1963 年 12 月録音) 、 "The Song Book" ( 1964 年 2 月録音) 、 "The Blues Book" ( 1964 年 6 月録音) 、 "The Space Book" ( 1964 年 10 月録音) がその 4 枚.
 連続して録音されたわけではなく、この間にも何枚かのアルバムが Prestige で作られています.
 どうしてこの 4 枚だけが "Book" というタイトルになっているのかは、よくわかりません.

 手元にあるのは三枚で、 "The Space Book" は持っていませんし聴いた覚えもないなぁ.
 ジャケット写真が、何かジャスっぽくなくて購入しようという気にならなかった.
 選曲的には面白そうだけど、やっぱりジャケットデザインは大事だよね.


 それに比べるとこのジャケットはいいな.
 青を基調としたモノトーンで、やっぱりジャズアルバムってモノトーンが似合うなぁ.
 このアルバムは、ほぼジャケ買いという感じがしないでもない.
 なにかジャケットだけで演奏の雰囲気が伝わってくるような感じです.



Booker Ervin 0021


 Booker Ervin は骨太で、かなり泥臭い感じがいいですが、あまりにも黒すぎちゃって好き嫌いも分かれてしまいそう.

 Blue Note にも一枚リーダーアルバムを吹き込んでいますが、残念ながらボクは持っていません.
 一枚と書きましたが、実際は 1968 年 5 月 24 日の録音もありますがオクラ入りし、後年 LA-488-H2 で Horace Parlan のアルバムと抱き合わせで発表されました.
 抱き合わせの理由は、 Horace Parlan 名義の演奏が 1963 年 2 月 15 日に吹き込まれた "Happy Frame of Mind" (BST-84134) が当時未発表だったため、Booker Ervin の未発表アルバムと一緒に BNLA シリーズでしたものです.
 "Happy Frame of Mind" にも Booker Ervin が参加していたこともあるのでしょう.


 この 1968 年の録音には、ピアノに Kenny Barron が参加しており、ちょっと面白そう.
 "Tex Book Tenor" というタイトルでリマスター版も発売されているようなので、なんかポチってしまいそうで怖い.



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 ● "Tex Book Tenor
(BST84314) ●

 この "The Blues Book" は 4 部作の中でも一番メジャーな作品と言っていいでしょうか.
 4 枚の中でこのアルバムだけが、トランぺットの Carmell Jones を入れてのクインテット.
 このトランペットが結構いい感じなんだな.
 タイトル通りコテコテのブルースフィール溢れるアルバムです.


 演奏している曲はすべて Booker Ervin の作品.
 "Eerie Dearie" はちょっとアップテンポで、最初は明るく軽めの雰囲気ですが、 Booker Ervin のソロは結構吹いてグイグイ高揚していきます.
 1 曲目からまぁこういう演奏のアルバムなんだなってわからせてくれます.
 聴き応えもたっぷり.

 ピアノ Gildo Mahones は初めて聞く名前で、少し調べてみたら Prestige 等にリーダーアルバムも残していますし、いろいろなミュージシャンのアルバムにも参加していました.

 "Walkin' & Talkin' / Bennie Green" (BLP-4010) にも参加していたのにはびっくりでした.


 3 曲目の "No Booze Blooze" はメランコリックなピアノから始まるスローブルース.
 4 曲中でこういう曲が間にあると、なんかホッとできます.



Booker Ervin 003


 Booker Ervin と言えば、あの太いフレームのボストンタイプ眼鏡と髭のインパクトが大きいです.
 ジャズミュージシャンでメガネをかけている人はたくさんいますが、やっぱりメガネでまず浮かんでくるのは Booker Ervin かな.

 ちなみにメガネが印象的なアルバムって聞かれたら、"Conquistador / Cecil Taylor" (BST-84260) って即答です.

 こちらのアルバム、実は聴いたこともなく、当然持ってもいません.
 いろいろなところでジャケット写真だけ見たことがありますが、なぜかインパクトあるんですよね.

 特に理由なんかないんだけど.


 Booker Ervin は、腎臓病のため 1970 年 8 月 31 日 39 歳という若さで亡くなりました.
 早逝した多くのミュージシャンの一人ですが、あの音色はいつまでもファンの心から消えることはないだろうな.



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Jazz at the Plaza Vol. I

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 ● 2026. 1. 1. Monday Morning, 7 AM ●

 新年明けましておめでとうございます.


 この記事、本当は遅くても 4 日には更新予定だったのですが、 4 日の朝から 38 ℃ 台の高熱でダウン.
 翌日、朝一番に勤務先の病院受診したら、インフルA でした.
 発症から五日間は特別休暇のため、木曜日まではお休みで、金曜日と火曜日が公暇日なボクとしては 13 日まで、トホホな大連休になってしまいました.
 仕事に関しては自分一人でやっているので、他の方に迷惑かかることはないのがせめてもの救いです.

 今日は 9 日、水曜日あたりから一応熱は下がりましたが、週の半分間寝たきり生活だったので、身体がまだ順応できない感じです.

 それにしても何年かぶりの 39 ℃ 超えはさすがにキツカった.



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 ● 2026. 1. 1. 湯の丸スキー場 ●

 さて今年の初日の出は厚い雲に覆われて姿を観ることはできませんでしたが、日中は青空が広がり穏やかな元旦でした.

 年末年始は、例年どおり娘たち家族が帰省しにぎやかな毎日でしたが、長女の旦那が年末から発熱のため宿泊できず、送り迎えだけになり昨年より一人少ないお正月.

 まぁその分大きくなった孫たちがにぎやかに遊びまくっていましたが.



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 ● 2026. 1. 1. 湯の丸スキー場 ●

 今年の元旦は、みんなでスキー場でソリ遊び.
 寒い場所なので小さな孫たちにはちょっと心配もありましたが、天気も良かったので初めてのソリに大喜び.
 ボクはお仕事の撮影もあったので途中から単独行動で撮影.


 スキー場から帰ってゆっくり一休みして、16:00 頃 上田市 の 生島足島神社 に初もうで.
 こんな時間になればそんなに人はいないんじゃないかと行ってみましたが、思っていたよりもすごい人でした.
 おまけに寒いし.
 お守りの販売所が別になっていましたが、そこがとにかく混んでいました.



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 ● 2026. 1. 1. 生島足島神社 ●

 みんながこうやって顔を合わせるのは年に数回だけなので、孫の成長とともに老後の楽しみの一つになってます.



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 新年一発目ですので、ジャズでも聴きますか.
 今年も Miles Davis で始めます.



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  " Jazz at the Plaza Vol. I / Miles Davis "




  1 If I Were a Bell
        (Frank Loesser) ・・・・ 8:31
  2 Oleo
        (Sonny Rollins) ・・・・ 10:39
  3 My Funny Valentine
        (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 10:19
  4 Straight, No Chaser / The Theme
        (Thelonious Monk) ・・・・ 10:56




  Miles Davis (tp), John Coltrane (ts),
  Julian "Cannonball" Adderley (as), Bill Evans (p),
  Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds)

  Recorded at Plaza Hotel, NYC, September 9, 1958.




 マイルスの代表作 "Kind of Blue" と同じメンバーでの演奏で、このアルバムのほうが数カ月早い録音になります.
 発売されたのは 1973 年 9 月になってから.



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 コロンビア レコード創立 40 周年の記念パーティが ニューヨーク の プラザホテル で開催され、その会場で演奏された模様がアルバムになっています.
 アトラクションとしての演奏で、最初からレコーディングのための演奏だったのかはちょっとはっきりしませんが、 「マイルス・デイヴィスの真実」(小川隆夫著) のなかで Jimmy Cobb が自分のドラムではなくDuke Ellington オーケストラの Sam Woodyard のドラムを使っての演奏だったため、他のメンバーとの距離が結構あったようなことを言っているので、ひょっとすると隠し録りに近いものだったのかもしれませんが、結果的にはきちんとリリースされ、 discography にも掲載されています.

 そんな Jimmy Cobb ですが、 1973 年にアルバムが発売された時には Philly Joe Jones の名前が記載され、ギャラもそちらに払われてしまったようです.
 嘘のような本当の話みたいですよ.


 アルバムタイトルが " Jazz at the Plaza Vol. I " になっていますが、当日 Duke Ellington も演奏しており、その演奏が " Jazz at the Plaza Vol. Il " というタイトルで、こちらも 1973 年にリリースされました.


 " Jazz at the Plaza Vol. Il " も同じジャケットデザインですが、マイルスの CBS のアルバムの中では何となく雰囲気が違う感じがして、ほとんど聴く機会がなかったかな.



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 ● "Kind of Blue" session ●

 演奏されている曲は 4 曲で、みんなお馴染みの曲ばかりです.

 すでに演奏にはモードが取り入れられていたものの、グループの方向性としてははっきりしない時期だったせいか、演奏的にはちょっと統一感がなく各自好き勝手な演奏という感じがしないでもない.
  John Coltrane も結構バリバリ吹きまくっているし、Cannonball Adderley も相変わらずおしゃべり多い感じで・・・・・

 まぁこのメンバーの演奏となると、どうしても次作 "Kind of Blue" してしまうので、リアルタイムで耳にしていればもっと違う感じだったろう.
 おまけにリアルタイムに発売もされていないので、さらに微妙な感じを受けてしまうのは仕方ないのかな.

 このアルバムが、もし1958年に発表されていたら、もっと違った受け止め方ができたかもしれません.


 3 曲目の "My Funny Valentine" だけは、トランペットのワンホーン演奏.
 この曲の評価は結構高いです.
 こういう曲での Bill Evans の良さって半端ないです.



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 この翌年、モードの完成形とも言える "Kind of Blue" を録音、その後 John Coltrane の脱退などでグループは消滅、黄金のクインテットまでいろいろなミュージシャンを入れながら活動していきます.

 黄金のクインテットが誕生するのは、まだ数年先になります.
 


 世間ではすでに仕事はじめから一週間ですが、ボクはようやく来週から仕事はじめ.
 本年度もマイペースで、無理のない程度頑張っていきたいと思っています.

 皆さん本年もよろしくお願いいたします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

All Night Long

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 18 日の土曜日は shige 君と 岐阜県 まで遠征し 全日本ラリー 観戦の予定でしたが、天気予報がよくない.
 降水確率もかなり高く、まぁポジティブに見ると夕方あたりまでは降りそうもない気配ではありますが.

 観戦場所は屋根もなく、コンパクトチェア持参での観戦.
 目的の一つが写真撮影でもあったので、早々に観戦中止を決定.



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 ●競技会公式サイト から ●

 日曜日に公式サイトを覗いてみたらドライからセミウエット・ウエットとかなりコンディションが変わったようなことが書かれていたので、少しは雨が降ったような感じです.

 まぁ今回は無理しなくて正解だったかな.
 片道 3 時間くらいかかるので、そこで悪天候は残念すぎます.

 ラリー観戦は来年ということで.



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 ということで、いつものようにグダグダの休日の過ごし方になってしまいました.
 出かけたのも冬物を少し購入に、ユニクロに行った程度.


 DAZN ばかりハマっていられないので、ブログ更新.




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  " All Night Long / Kenny Burrell "




  1 All Night Long
       (Kenny Burrell) ・・・・ 17:10
  2 Boo-Lu
       (Hank Mobley) ・・・・ 6:44
  3 Flickers
       (Mal Waldron) ・・・・ 6:10
  4 Li'l Hankie
       (Hank Mobley) ・・・・ 8:20

  Bonus tracks:
  5 Body and Soul
       (F.Eyton-J.Green-E.Heyman-R.Sour) ・・・・ 10:20
  6 Tune Up
       (Miles Davis) ・・・・ 5:36




  Donald Byrd (tp), Hank Mobley (ts), 
  Jerome Richardson (fl.ts), Kenny Burrell (g),
  Mal Waldron (p), Doug Watkins (b),
  Art Taylor (ds),

  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, December 28, 1956.





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 一般的にこのアルバムには Kenny Burrell のリーダー作品とされていますが、本来は The Prestige All Stars 名義の作品で、後年になって Kenny Burrell の名前がクレジットされたようです.

 ですので The Prestige All Stars でいろいろ検索してみると、このアルバムも必ず出てきます.


 ボクの推測も結構入っていますが、Prestige は暇そうなミュージシャンに声かけて集まったメンバーで一発録音.
 アルバム発売の際には The Prestige All Stars 名義にしてたんじゃないでしょうか.
 そうすればギャラも公平に同額ということになるし.

 だから All Stars とは言っても、一定のメンバーではなくアルバムによってまちまちで、逆に面白い組み合わせが誕生したりするわけ.
 そんなちょっといい加減さがいい感じで作品になっていますね.
 こういったあたり、 Blue Note とはかなり違っていて、 Prestige っぽいと言えばいいかな.


 一発録りだからあまり難しい演奏できず、この手のシリーズは同じようなリフを繰り返しというパターンが多いですね.
 そのあたり、ちょっと飽きてしまう感じがしてしまう.



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 ● Kenny Burrell ●

 一曲目の出だしから、ちょっとどうしようかといった雰囲気がプンプン.
 でも演奏自体が決して悪いわけではない.

 このアルバム聴けばわかりますが、タイトル通り Kenny Burrell のアルバムと言っても決して間違いのないようなくらい、彼の演奏が際立っている感じかな.

 オリジナル・アルバムの収録曲は 5 曲、残りの 2 曲がボーナストラック.


 同じようなタイトルで “All Mornin' Long / Red Garland “ と“All Day Long / Kenny Burrell “ があります.
 前者は John Coltrane も参加しているので、持ってもいますしジャズ喫茶などでもよく聴きました.
 一方の “All Day Long“ のほうはあまり聴いた記憶がない.
 ジャケットはよく見かけますが、肝心の演奏がさっぱり浮かんできません.



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 ● Hank Mobley ●

 ボクの中でのジャムセッションは、バリバリ火花を散らすようなインタープレイという感じなんですが、一連の Prestige のアルバムはほとんど緊張感は感じられず、よく言えばリラックスした演奏になってます.


 でもやっぱり Norman Granz のジャム・セッションのような演奏がいいな.
 作業用 BGM で軽く流すにはいいですが ・・・・・・



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、金曜日の夜は FC 東京 、アウェイで サンフレッチェ広島 戦でした.
 アウェイ戦をライブで観れるところが DAZN の魅力.



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 順位的にも上位の サンフレッチェ ですので、予想通りかなり厳しい戦いでした.
 スタジアムも平日というのにチケット完売.

 守りについては、 サンフレッチェ の決定的シーンは何度かありましたが、全体的には悪くなかったと思います.
 右 長友 、左 守屋 は安定しているし、攻撃にもかなりいい感じで絡んでいました.


 問題は攻撃かなぁ.
 ヒアンが故障で戦線離脱しているのが痛い.
 ボクはダブルボランチに 小泉 と 高 、前は 恵允 と ヒアン 推し.
 この試合は特に 恵允 の守備が目立ってましたが、もっと彼の運動量を活かして縦の攻撃してほしい.

 それと選手交代だろうか、 安斎 とか後半の頭辺りから使って欲しい.
 残り数分で 安斎 と 中川 の投入はどう意味なんだって考えちゃうな.

 安斎 は守備もできるし、サイドで運動量にものを言わせ攻撃に絡めるので、もっと使えばと思う.

 この日は キム・スンギュ 様様でした.
 勝ち点 1 を獲っただけでもポジティブに考えましょう.

 11 月 16 日は天皇杯準決勝、この試合はほんとに結果がすべて、とにかく勝ってほしいな.



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 そこからの土曜日の午後は J3 観戦.
 前回も触れた 長野パルセイロ 戦がありました.

 翌日の 19 日の地元新聞には「昇格可能性が消える」なんて書いてありましたが、いくらスポンサーの一つとは言えそんなポジティブな表現じゃダメでしょ.
 現在の順位は 17 位で入替え戦ラインの 19 位 群馬 とは、たった 4 ポイントしか離れていないんだから.

 相手は昇格プレイオフ圏内の 奈良クラブ で、結果は 0:2 .



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 昨日の試合に至っては、なんとシュート数 0 !!

 相手が上位とはいえ、これでは勝てるわけがない. 
 キーパーはナイスセーブ何度もあって頑張ってましたが、とにかく攻撃にならないから観ていても面白くない.

 万が一 JFL に落ちるようなことがあると、J ライセンスが無くなってしまうんですよ.
 それも来年は変則的なシーズンで入れ替えもないので、ファン離れも急加速してしまいそうです.


 日曜日は松本山雅も見事に負けましたから、映画「クラシコ」のように、また JFL で信州ダービーなんて、本当にシャレにならない.

 お互い、スタジアムも立派なもの持っていて、サポーターもしっかりいるんだから、もう少し頑張らないといけないよな.



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Black Byrd

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 今日は久しぶりの 池の平湿原 歩き.
 EF 100-400mm 購入後にようやく 槍ヶ岳 を観ることができました.
 晴れていても、結構雲がかかってしまっていることが多かったので.

 センサーのゴミみたいなのは、他の写真には入っていないのでなんだかよくわかりません.



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 ● 2025. 9. 2. 池の平湿原 見晴岳から槍ヶ岳: 400mm ●

 31 日日曜日は、防災週間中の日曜日ということもあり、いろいろなところで防災訓練が行われていました.
 ボクの勤務する職場でも、職員招集をかけて防災訓練実施しました.

 半年以上も前から計画・調整してきた担当者としては、とりあえず終わってやれやれ.

 いろいろバタバタしていて夏休みもとれなかったのですが、これでようやく少しのんびりできそうです.

 9 月はいろいろリフレッシュしたいと思ってます.



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 オークション購入三冊目の写真集 "NUDE by KISHIN" です.
 篠山紀信 のヌード写真を編集したもので、 2009 年に発刊されました.
 60 年代の "The Birth" あたりから、あのエポックメイキング的な "Water Fruit" や "Santa Fe"、さらに 2000 年代の"20XX TOKYO" などの写真が 400 点以上収められています.
 ページは記載がないので正確なページ数は不明ですが、かなりの厚さと重量です.

 中の写真はタイトル通りで、ヘアヌードもたくさんなのでここへの掲載は割愛.
 この写真集、アダルト商品になっているオークションやショップがありますが、まぁそうなるわな.


 この写真集も、販売価格が 15,000 円とかなり高く、現在のオークションでも 20,000 円くらいのものが多いです.


 今回はなんと 4,000 円ほどで古書店からゲット.
 部分的に多少の折れとかありましたが、この金額だったら全然許せてしまいます.

 三冊で 20,000 円以内で買えたんだから、大満足なのです.



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 ● THE SIXTIES by KISHIN ●

 これで、とりあえず写真集の購入はおしまい.

 もう何年も前から "RICHARD AVEDON: AVEDON FASHION: 1944-2000" を探してはいるんですが、なかなか条件に合うものが見つからなくてねぇ.
 結構なお値段もものなら、そこそこ出回って入るんですが ・・・・・ まぁ焦らずのんびり探し続けます.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 たまには Blue Note でも聴いてみようか.
 それも、思っている Blue Note のイメージとはかなりかけ離れた作品.

 人間的にも枯れてきたので、今ではこういうのもありかな、なんて思えるようになりました.





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  " Black Byrd / Donald Byrd "




  1 Flight Time
         (Larry Mizell) ・・・・ 8:27
  2 Black Byrd
         (Larry Mizell) ・・・・ 8:00
  3 Love's So Far Away
         (Larry Mizell) ・・・・ 6:00
  4 Mr. Thomas
         (L.Mizell-W.Jordan) ・・・・ 5:15
  5 Sky High
         (Larry Mizell) ・・・・ 5:59
  6 Slop Jar Blues
         (Larry Mizell) ・・・・ 6:00
  7 Where Are We Going?
         (L.Mizell-L.Gordon) ・・・・ 4:40




  Donald Byrd (tp.flh.el-tp.vo),
  Allan Curtis Barnes (fl.oboe.sax), Roger Glenn (fl.sax),
  Fonce Mizell (tp.vo), Larry Mizell (vo), Kevin Toney (p),
  Freddie Perren (p.synth.vo), Dean Parks (g), David T. Walker (g),
  Barney Perry (g), Joe Sample (p.el-p), Chuck Rainey (b),
  Wilton Felder (b), Joe Hill (b), Harvey Mason (ds),
  Sr, Keith Killgo (ds), Bobbye Hall Porter (perc), Perk Jacobs (perc),
  Stephanie Spruill (perc), King Errisson (conga.bongo)

  Recorded at The Sound Factory, Hollywood, April 3 & 4, 1972.





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 このアルバムは、ボクにとってかなり衝撃的な一枚.
 アナログ盤を購入したのは、まだジャズ聴き始めて一年にもならない頃でした.

 スイング・ジャーナルの紹介記事で、高評価だったので思い切って購入したんですが ・・・・ なにか、歴史的な名盤といった感じで書かれていたような気がします.


 聴いてみたらなんじゃこれって (笑)
 当時はストレートアヘッドなジャズがすべてという感じだったので、クロスオーバーやフュージョンなんて完全な拒否症状.


 このアルバム、多分購入してから一回くらいしか聴かなかったかと思います.
 とにかくヴォーカルというか、コーラスがダメだった記憶があります.
 ロックビートにのってもっとヘビーな演奏だったらまだしも、変に軽いヴォーカルが入っていたのが、ちょっとキツかったな.



 そこから約半世紀.
 ユニバーサルミュージックのリイシュー・アルバムにこの一枚見つけて、今だったらどんな感じで聴けるかと購入してみました.



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 ● Mizell Brothers ●

 全ての曲が Larry Mizell ( ラリー・マイゼル と読むようです ) となっていますが、一体誰.

 このアルバムに参加している Larry Mizell と Fonce Mizell は兄弟.
 二人は 1970 年代にカリフォルニアで Sky High Productions という制作会社を設立し、 Blue Note でもアルバム制作に関わっており、 Donald Byrd のアルバムも何枚かプロデュースしています.
 このアルバムのように、Harvey Mason 、 David T. Walker 、Wah Wah Watson 、 Chuck Rainey らの起用を好んで行っていたようです.
 ボクはフュージョン系には詳しくありませんが、それでも錚々たるメンバーです


 1974 年に作られた "Satin Doll / Bobbi Humphrey" のプロデューサーも Larry Mizell が行っており、同じようなメンバーが参加しています.
 このアルバムも持ってますが、そんなこと今まで気にもしてませんでした.



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 ● Donald Byrd ●

 そんな マイゼル兄弟 のデビュー作とも言えるのが、このアルバム.


 このアルバム、当時のブルーノートの方向性を決定付けた作品の一枚と言ってもいいかもしれません.
 そのくらいインパクトがありますし、人気のあったアルバムです.
 ビルボード トップ 40 に入ったアルバムでもあります.
 これってジャズというジャンルを考えると想像もつかないくらいスゴイことですよね.

 それまでもロックビートを取り入れたアルバムは多くリリースされ、かなり人気のあったアルバムもありましたが、流石にこの "Black Byrd" にはかないません.


 名門レーベルとは言うものの、財源的にはいつも自転車操業という感じだったようなので、当時こういう多くの人たちに受け入れられる音楽にだんだんシフトしていったのも何となくわかります.



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 ● Donald Byrd ●

 ボクにとって、 Donald Byrd と言えば “Byrd in Hand” がすぐに思い浮かびます.
 ハードバップから新主流派時代の好きなトランペッターの一人です.
 そんな Donald Byrd がこんなアルバムをリリースした衝撃はかなり大きかった.


 今になって振り返ると、これも時代の流れだったんでしょうか.
 


  ・ ・ ・ ・ ・ ・

JAZZ 1955-1959・61

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ここ最近、前から探していた写真集などが、オークションで見かけるようになり何冊か条件に合ったものをゲットしています.
 前回書いた "The Sixties by KISHIN" はちょっと高額でしたが、それでも他で見た金額よりははるかに安かったので全然納得.
 普通に 20,000 円とか付けてますから.


 今日届いた写真集も、オリジナル版はとても買えそうもないので日本語版を探していたら、運よく発見できました.



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 ● Ed. van der Elsken ●

 そう、今回はエルスケンの写真集 "foto Jazz" の日本版です.
 ネットやオークションでは 10,000 円超えるようなものも出回っていますが、なんと 2,000 円以下で購入できました.
 本当にこんな値段でいいの、思ってしまいました.
 安すぎて無事に届くのか心配でしたが、ちゃんとした出品者だったので大感謝.

 多少古書独特の匂いがあるものの、ヤケなどないところがグッドです.


 今回日本語版を探していたのは、オリジナルに手が届かないという意味もありますが、もう一つの訳がありました.
 それは 油井正一 氏の文が掲載されているからです.
 掲載と言っても、ほんの 2 ページ程度 (作品メモの囲みコメントは 藤本雄三 氏と書いてあります) ですが、間違いなくこの写真集を作るにあたっては エルスケン といろいろ話しながら作ったはずなので、オリジナルとは違う写真集と言ってもいいんじゃないだろうか.



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 "JAZZ 1955-1959・61 / Ed. van der Elsken"

  発行日 1988 年 12 月 24 日
  発 行 リブロポート
   文  油井正一



 この写真集は エルスケン の "foto jazz" の日本版ですが、掲載写真や構成はオリジナルと若干違っています.
 ネットで紹介されている写真の中には、本書にないものもあります.


 それを裏付けるように、巻末に書かれている作品メモの中に

 「1988 年 5 月 14 日、日本版ジャズ・ブックのため写真を鞄に詰めて東京にやってきた。ホテルの部屋でジャパン・タイムズを開くと、前日、 チェット・ベーカー (1929.12.23 〜 1988.5.13) が アムステルダム のホテルの窓から飛び降りて亡くなった記事があった。」
 とありました.



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 元々 エルスケン はジャズに興味がなかったようですが、 1955 年 9 月 17 日友人に誘われて コンセルトヘボー (一般的には コンセルトヘボウ と言うようですが、写真集の表記が コンセルトヘボー だったので) で Chet Baker を聴き、一発でその魅力にハマってしまいました.
 その時が初めてのジャズ撮影、それから 1959 年までジャズシーンを撮り続けました.

 コンセルトヘボー と言えば、世界三大オーケストラの一つ ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 の本拠地でもあります.

 コンセルトヘボウ を直訳するとコンサートホール.
 イメージはクラシックという感じですが、実際にはジャズはもちろんロックなどのコンサートも行われ、過去には Pink Floyd もここでコンサートを開催しています.



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 写真集はソフトカバーで 200 ページ、 190 枚の写真が収められています.
 現在のように高感度なフィルムや高性能カメラなどない時代ですから、かなりざらついた感じの写真もあります.

 エルスケン の序文にも書いてある通り、この写真集のほとんどの写真がフラッシュなしで撮られています.
 それは、彼の写真家としてのこだわりが 「あるがままの光」 だったから.
 そのため露出不足気味のコンサート写真を、現像の押し(露出が不足しているフィルムを、現像液に通常よりも長く浸したり、濃度を上げたりして現像することで、画像の濃度を補い、階調を引き出す技法を指すこと) で作品に仕上げていたようです.

 当然粗い画像になってしまいますが、そのあたりは全然問題にはしていなかったようですね.


 「セーヌ左岸の恋」 では、暗い場所で顔だけが浮き上がっている写真がかなりありましたが、ストロボ使っていないとなると、やっぱり光の捉え方が上手いなぁ.



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 上の写真は 油井正一 氏が絶賛したもの.
 1956 年、"Birdland All Srars" のツアーでの一場面、 Lester Young と Miles Davis が共演しています.
 そのバックは、なんと Modern Jazz Quartet (MJQ) というんだから、すごい.
 ボクの乏しい知識だと、 Lester Young と Miles Davis が同じステージに立っていたこと自体が、ちょっと信じられないんですが.

 一体どんな曲をどんなふうに演奏したんだろうな.
  Lester Young を見る Miles Davis の笑顔が何ともいいじゃないですか.


 気になったので少し調べてみたら、ツアーのブートレグが何枚か市場に出ています.
 当時ラジオ放送された音源をリマスターしたものもありました.



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 写真はステージ上のミュージシャンだけではなく、観客の姿もかなり収められています.
 場所が コンセルトヘボー ということもあったか、ほとんどの方がネクタイで、女性はドレス.
 上の写真のようなイブニンググローブも、あの時代や場所柄なんでしょうね.

 ちなみに写真の彼女は、 Sonny Rollins と Horace Silver のサインを手袋にしてもらってご満悦.

 このツアーに限らず、この当時のミュージシャンたちはしっかり正装で演奏しています.
 小さなライブハウスなどの写真観ても同様.


 こういう環境でジャズの演奏ができ、どこに行っても温かく迎えられるんだから、多くのミュージシャンがヨーロッパへ行ったのも理解できますね.

 当然ギャラもかなりよかったようです.



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 こういったヨーロッパでのジャズ人気もあって、映画にもジャズが積極的に使われるようになったのもこの時代.
 多くの作品でジャズが使われるようになりました.
 日本では シネ・ジャズ 何て呼ばれたりしてますが、 1957 年に公開された ロジェ・ヴァディム 監督による "大運河 (Sait-on Jamais) " で MJQ が音楽を担当したのが最初と言われています.

 この頃、特にフランス映画ではジャズ使われている作品が多い.
 一番有名と言ってもいいのが " 死刑台のエレベーター (Ascenseur pour l'echafaud) " .
 改めて言うまでもなく Miles Davis .

 " 危険な関係 (Les Liaisons Dangereuses:1959) " 、 " 殺られる (Des Femmes Disparaissent :1959) " 等は有名なところ.
 ボクは " 墓に唾をかけろ (J'irai cracher sur vos tombes:1959) " の "褐色のブルース" がとても好きだったりします.

 もう少し後になりますが、 " ブリット (Bullitt:1968) " での Lalo Schifrin の演奏は映画の良さも相まって、ボクの中でのシネ・ジャズの最高傑作と思ってます.



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 この写真集眺めていると、ジャズのいろいろなフレーズが聞こえてくるようです.

 まぁ古き良き時代のジャズという感ではありますが・・・・Chet Baker が聴きたくなりますね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Introducing Kenny Burrell

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 先日、知り合いの女子が Blue Note Tokyo へ行ってきたってインスタにアップしていました.
 え〜、ジャズ聴くんだ ・・・・・・ !
 おまけに Blue Note Tokyo って ・・・・・ 超ビックリ.


 ボクにとってジャズのライブって、小さなハウスで目の前にピアノがあったりする感じ
 音のバランスも全然よくないけど、そんな感じのライブで育ってきたので、逆にテーブルにナイフ・フォークが並べられたような雰囲気は、敷居高すぎてビビりまくり.


 昔行った 六本木 の「アルフィー」でいっぱい、いっぱい.



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 田舎者には、こんな雰囲気だとお尻がむずむずして音楽に集中できそうもないです.
 聴き方が全然違うんだろうな.


 なんかちょっと前に記事にした Cotton Club みたいだ (笑)
 まぁ、ボクはこの先も行くことはないだろう.



 さて Blue Note は Blue Note でも、アルバムのほうをボクは楽しみます.
 今日も古いアルバムです.




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  " Introducing Kenny Burrell "





  1 This Time the Dream's on Me
       (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・ 5:00
  2 Fugue 'n' Blues
       (Kenny Burrell) ・・・・ 6:48
  3 Takeela
       (Kenny Burrell) ・・・・ 4:19
  4 Weaver of Dreams
       (J.Elliott-V.Young) ・・・・ 4:43
  5 Delilah
       (Victor Young) ・・・・ 6:04
  6 Rhythmorama
       (Kenny Clarke) ・・・・ 6:28
  7 Blues for Skeeter
       (Kenny Burrell) ・・・・ 8:08




  # 1-5 & 7 :
   Kenny Burrell (g), Tommy Flanagan (p),
   Paul Chambers (b), Kenny Clarke (ds),
   Candido Camero (conga : except # 2 & 4)
  # 6 :
   Kenny Clarke (ds), Candido Camero (conga)

  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, May 29–30, 1956.




 Kenny Burrell の Blue Note での初リーダー・アルバムです.
 ジャケットはとてもシンプルなデザインですが、センスが光ってます.
 いかにもジャズ、いかにも Blue Note というデザインですね.
 アルバム番号は BLP-1523 .




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 このアルバムも、少し前に書いた "Bags' Opus" と同じ Harold Arlen の曲から始まります.
 ただ "Ill Wind" とは雰囲気とはかなり違って、軽快な演奏になっています.
 Kenny Burrell の演奏はなんと言ってもブルースフィール溢れるメロディライン、これがとてもいい.
 小気味よくて、ちょっと哀愁のあるブルージーな演奏は、日本人にもストライクでしょう.


 このアルバム、やっぱりコンガがかなりインパクトありますね.

 コンガが入ると、それだけでラテン系のテイストに溢れてきます.
 かなりインパクトあるので、演奏のバランスが悪いとコンガしか印象に残らないような.

 その意味で、このアルバムの Candido Camero の演奏は好き嫌いを別にして印象的です.
 まぁちょっと好き嫌い分かれそうですが.



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 ● Candido Camero ●

 コンガの Candido Camero は自身のリーダーアルバムを何枚も出していますし、ジャズ・ミュージシャンとの共演も多いですが、 Blue Note での録音はあまりありません.
 後年  Elvin Jones のアルバムに登場したりしてますが.

 どちらかというと、Rey Barretto や Sabu といった名前のほうが、 Blue Note のコンガでは有名かもしれません.

 個人的にコンガの入っている演奏は、どうもラテン系のノリになってしまうのであまり好きではありませんが、このアルバムの "Delilah" の演奏はコンガが入ることで原曲のちょっとエキゾチックな雰囲気がよく出ていると思います.


 ただ 6 曲目の "Rhythmorama" がこのアルバムに合っているのかは、ちょっと首をかしげてしまうかな.



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 ● "Samson and Delilah" ●
 
 5 曲目の "Delilah" は、 タイロン・パワー 主演で 1949 年に公開された映画『サムソンとデリラ』 (Samson and Delilah) のテーマ曲です.
 監督は セシル・B・デミル で、超歴史大作.
 昔テレビ放映された時に観ましたが、結構面白かった. 
 特に最後の場面は記憶に残ってますが、その頃はテーマ曲なんて全然気にもしてませんでした.
 この曲は "Clifford Brown & Max Roach" でも名演が残されています.


 映画のほうは Amazon primeで視聴できますが、画質が今二くらいで少し観たものの観る気が失せてしまいました.
 リマスターされたものがセル版として販売されています.


 こういった映画音楽もジャズとして演奏されることが多いです.
 ボクが好きなのは、『スパルタカス』 (Spartacus) のテーマ.
 Yusef Lateef が "Eastern Sounds" の中で演奏してますが、この演奏好きです.

 この手の映画音楽は、下手をするとただのイージーリスニングになってしまう可能性もあるので、アレンジの手腕が問われます.



Kenny Burrell 002


 初のリーダー・アルバムだけあって、メンバーの構成や選曲もちょっとと思うところはありますが、それでもその後耳にする独特なブルージーなサウンドは健在といったところです.


 今日 8 月 2 日も朝から強い日差しが照りつけていますが、エアコン導入したマイルームは快適そのもの.


 そんな空間に流れる "Weaver of Dreams" は最高に癒されます.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Bags' Opus

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 西日本がすでに梅雨明け.
 東海から東北地域も梅雨の間の中休みのような感じで、実質梅雨明けみたいです.



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 先日、 軽井沢 「HOKUSAI GRAPHIC」 で傘を購入しました.
 傘を本気モードで買うのはひょっとすると初めてかも.
 大体コンビニあたりで必要に迫られ買うパターンが多かったから.

 「HOKUSAI GRAPHIC」 の店内にはすごく多くのデザインの傘が並んでいるので、選ぶのに悩みまくりです.
 特に女子受けしそうなカラフルなデザインが多く、それらを和風のテイスト織り交ぜているのがいいですね.

 ボクが購入した 三つ折りたたみ傘 のデザインは 坂本龍馬 の家紋 「組あい角に桔梗紋」 .
 ベースの藍鉄色と赤がいい感じだったのでこれにしました.



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 今時の傘って 1,000 円も出せばそれなりなものがコンビニとかでも買えてしまいますが、少し奮発して、ちょっとお洒落してみるのもありですね.


 梅雨開けちゃうんですが ・・・・・・ ぼそっ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・





 今日もジャズ・アルバムです.




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  " Bags' Opus / Milt Jackson "





  1 Ill Wind
       (H.Arlen-T.Koehler) ・・・・ 4:26
  2 Blues for Diahann
       (Milt Jackson) ・・・・ 7:22
  3 Afternoon in Paris
       (John Lewis) ・・・・ 5:59
  4 I Remember Clifford
       (Benny Golson) ・・・・ 5:52
  5 Thinking of You
       (B.Kalmar-H.Ruby) ・・・・ 4:21
  6 Whisper Not
       (Benny Golson) ・・・・ 6:16




  Milt Jackson (vibes), Art Farmer (tp),
  Benny Golson (ts), Tommy Flanagan (p),
  Paul Chambers (b), Connie Kay (ds)

  Recorded at Nola's Penthouse Sound Studios, NYC, December 28 & 29, 1958.




 Bags は Milt Jackson の愛称で、彼の作った曲の中にもこの名前が入っているものがあります.
 Opus はラテン語で「作品」という意味があり、特にクラシックの曲名には "Op.■■" といった表記がされているものがたくさんあります.

 ですから、今日のアルバムを直訳すると「バグスの作品」となります.




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 このアルバム、印象的なのは Benny Golson の書いた 2 曲になってしまうかな.
 やっぱりこの 2 曲は何とも日本人好みのメロディライン.

 ヴィブラフォンの突き抜けていくような音色が、ちょっと哀愁のあるメロディにピッタリ.
 ヴィブラフォンはやっぱり独特の余韻だな.
 オルガンもそうなんだけれど、良くも悪くも楽器特有の余韻って残ります.

 
 2 曲目の "Blues for Diahann" のようなちょっとアップテンポな演奏もありますが、全体は落ち着いた感じの演奏が続きます.
 上品なナイトクラブのラウンジでグラス傾けながら聴いているような感じ.

 Milt Jackson は MJQ から離れたリーダーアルバムなどでは結構ファンクな演奏しますが、このアルバムではちょっと控えめ.
 Benny Golson がいつものゴリゴリしたソロとるくらいかな.



Milt Jackson 002


 Milt Jackson の演奏スタイルは 2 マレット奏法で、 Gary Burton の 4 マレット奏法 (Buton Grip) なんかとよく比較されたりもします.
 まぁかなり音楽性が違う気もするので、単に演奏スタイルの違いでいいんじゃないかな.


 "Ill Wind" から始まるというのがいいですね、渋い.
 これだけでも、なんかいいアルバムに違いないと思ってしまいます.
 こういう渋い曲、大好き.

 
 "Ill Wind (You're Blowin' Me No Good) " は、 Harold Arlen 作曲、 Ted Koehler 作詞の曲で、 1934 年 Cotton Club での最後のショーのために書かれ、Adelaide Hall が歌って大評判になった曲でもあります.




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 ● Cotton Club ●

 Cotton Club は ニューヨーク にあったナイトクラブで、禁酒法時代にボクシングチャンピオン Jack Johnson が持っていたクラブを当時暗黒街の顔役とも言われていた Owney Madden が買い取り、クラブ名を Cotton Club としました.
 まだまだ人種差別時代でしたから、このクラブも入れるのは白人のみ (ごく一部のハイソな黒人は例外) .
 でも演奏していたミュージシャンは、ほとんどがトップクラスの黒人ミュージシャン.
 Fletcher Henderson 、 Duke Ellington 、 Louis Armstrong 、 Count Basie 、 Fats Waller 、Cab Calloway などなど数え始めたらきりがない.
 そして彼らのホットな演奏を聴きに、Harold Arlen たちが足繫く通っていたようです.
 その影響が独特な "Arlen Sounds" になっています.


 経営者がギャングだけに違法な酒の提供も行われていたようですが、クラブは大人気.
 いつしか白人上流階級の社交場という感じになっていったようで、ここで演奏するミュージシャンたちへのギャラもかなり良かったようです.

 ズバリのタイトルの映画をはじめ、他の映画やドラマなどでもいろいろ取り上げられてます.



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 ● Adelaide Hall ●

 そんな Cotton Club で大人気だった女性シンガーが Adelaide Hall .

 1934 年、 Adelaide Hall が出演していた "Cotton Club Prade 1934" が大人気で、同クラブ史上最高の興行収入を記録しました.
 ショーは 1934 年 3 月 11 日から 6 か月間開催され、 600,000 人以上の客が入ったようです.

 特に "Ill Wind" ではドライアイスマシンを使用して演出したようで、この演出がされたのはこのステージが初めてでした.
 Adelaide Hall は 1938 年以降 イギリス に拠点を置き活躍、1993 年 92 歳という長寿を全うしました.

 ちなみに Cotton Club の創業者で悪名高きギャング Owney Madden も、なんと 73 歳まで生き続けました.
 当時のギャングスターたちはみんな短命だったというのにね.



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 梅雨がほぼ開けそうなくらい、この週末は暑い日が続いています.
 このまま長く暑い夏が始まってしまうかと思うと、ゾッとします.

 標高の高い高原でお花でも撮っているのが良さそうです. 



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Ray Bryant Trio

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 休日の金曜日はいつもの山歩き.
 梅雨入りして最初の週末は、ちょうど金曜日が梅雨の合間の晴れ間という感じで、曇ってはいたものの雨が落ちてくるような雰囲気ではありませんでした.


 花がどんどん増えてきました.
 それと同時に、撮影時間がどんどん長くなっています.
 正確には、花を探している時間がどんどん長くなっています.



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 この日の目的は イチヨウラン .
 結構盗掘され少なくなっていますが、それでも今年も咲いていました.
 なかなか見つからなくて、かなり時間がかかってしまいましたが、結果的には去年と同じ場所に咲いていました.


 お花は去年ここにあったけれど今年は見当たらないということが多いので、目をしっかり開けてみていないと簡単に見落としてしまいます.


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 花の命はとても短いので、この花もそろそろ終わりでもうすぐ夏がやってくるなぁ、なんて思いながら季節を感じています.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今朝の雨も上がり、ちょっと青空も見えてきました.
 今日も脱線しながらジャズアルバムについて書いてみよう.





9900 Bryant001 Ray Bryant Trio





   " Ray Bryant Trio "





  1. Golden Earrings
       (J.Livingston-R.Evans-V.Young) ・・・・・ 4:50
  2. Angel Eyes
       (M.Dennis-E.Brent) ・・・・・ 3:19
  3. Blues Changes
       (Ray Bryant) ・・・・・ 4:58
  4. Splittin'
       (Ray Bryant) ・・・・・ 4:37
  5. Django
       (John Lewis) ・・・・・ 5:00
  6. The Thrill Is Gone
       (L.Brown-R.Henderson) ・・・・・ 4:51
  7. Daahoud
       (Clifford Brown) ・・・・・ 4:00
  8. Sonar
       (G.Wiggins-K.Clarke) ・・・・・ 3:21






  Ray Bryant (p), Ike Isaacs (b), Specs Wright (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, April 5, 1957.





 Prestige レーベルで 1957 年に録音されたアルバム.

 今持っている Ray Bryant のアルバムはたったの 3 枚だけ.
 でもかなりよく聴いたピアニストの一人で、特にこのアルバムの関してはマイ・ベスト 10 に入るようなアルバムです.

 ピアノトリオですが、聴いているとなんとなくソロアルバムのような錯覚になってしまいます.




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 このアルバムもアナログ盤時代は圧倒的に A 面ばかり聴いていました.
 当然ジャズ屋でのリクエストも同じで A 面ばかり.


 A 面はリストの 1 曲目から 4 曲目までが順に並んでいるので、 B 面も確かこの順番通りの 4 曲だと思いますが、アナログ盤はすでに手元にないのでおぼろげな記憶です. 
 そんな B 面の "Django" がいいな.
 "Django" は言わずと知れた Modern Jazz Quartet の John Lewis が作った曲.
 天才ギタリストとも呼ばれる Django Reinhardt に捧げた曲で多くのミュージシャン達がカバーしています. 

 MJQ の演奏はもちろんですが、このトリオ演奏もいいな.
 哀愁を帯びたメロディで、 A 面の golden Earring と同様とてもいい演奏

 このアルバムの面白いのは各面共に、最初にメロディアスな曲を何曲か続け、そのあとにアップテンポな曲を並べてあります.
 アップテンポとは言うものの、Bud Powell のように高速でグイグイくるような演奏ではなく、小気味よく軽快な演奏で、そのあたりがこのアルバムが好まれる所以なのかもしれません.



Ray Bryant 003


 このアルバムでは、ベースとドラムスのソロがほとんどありません、ともするとピアノ・ソロのような錯覚に落ちてしまいます.
 ドラムも途中で少しソロは入りますが、ブラシを中心としたサポートに徹しており、そこがまたいいんですよね.


 彼の演奏ってどこか古臭さを感じさせる雰囲気が漂ってるんですよね.
 リズムのとり方がブギ・ウギ調だったりして、軽快なんだけどちょっと昔っぽいかなっていう.
 でもただ軽快な明るさだけでなく、ブルースフィーリング満載のメロディラインがいいんだな.


 彼は Miles Davis とも一緒に演奏もしてます ・・・・ "Miles Davis and Milt Jackson" .
 あの頃の Miles はいろいろなメンバーと演奏しているので、そういった部分に注目しながら聴いても、新しい発見が結構あります.



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 Ray Bryant といえば忘れてならないのが " Alone At Montreux " .

 そちらはアルバムは彼にとって初めてのライブでのソロ演奏です.
 このライブ演奏は、当初演奏予定していた Oscar Peterson が出演できなくなり、その穴埋めとして声がかかり、ソロで演奏になってしまったもの.

 ところがこの時の演奏が素晴らしく、アルバムも好評で、一躍彼の人気が上がったというのは有名なお話し.
 1950 年代は今日のアルバムを含め、何枚かのリーダーアルバムを録音し人気のあるピアニストの一人だったようですが、 '60 年代に西海岸に移ってからはだんだん名前を忘れられていったような存在になっていました.

 そこに舞い込んだ Montreux のステージが、また彼を日の当たる場所に運んでくれました.



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 まるで アルフォンス・ミュシャ のようですね.

 ミュシャ のメジャー・デビューともいえる "Gismonda" のポスター.
 この "Gismonda" は、 サラ・ベルナール がヒロインを演じ 1894 年 10 月に初演された演劇.
 1894 年 12 月 26 日の パリ 、翌年新年からパリでの再演が急遽決定したため、慌ててポスター制作のため印刷所に依頼するものの、クリスマス休暇のため作画できるのは ミュシャ 一人しかおらず、無名だった彼が制作することに.
 ポスターは 12 月 31 日に出来上がり、そのポスターを見た サラ・ベルナール が作品をとても気に入り、 6 年間の専属契約を結びました.
 まさに一夜にして、ポスター界の寵児となったお話し.

 ボクの大好きな時代 (Belle Epoque) の夢のようなお話しですね.



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 今日のアルバムは、そんないい意味での古臭さとブルース・フィーリングがジワ〜〜〜〜ンと浸みてきるような、耳障りのとってもいいアルバムです. 



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Time Out

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 金曜日のプチドライブに続き、土曜日は久しぶりの登山.
 信州とうみ観光協会 が主催している自然体験講座の一つ、「烏帽子岳 清掃登山と植物観察」.
 ちなみに昨年は 池の平湿原 でした.

 登山道のゴミを拾いながら植物観察をして烏帽子岳山頂 ( 2065 m ) を目指すトレッキングです.
 いつもお世話になっているビジターセンターのネイチャーマイスターと一緒に花などの観察をしながらのんびり山歩きという感じですね.
 登山道のゴミも本当に少なくなっています.


 この辺りの山は初心者でも簡単に登れる山なので、特に中高年を中心に人気があって登山者も増えています.
 それでもゴミが少ないのはうれしいですね.



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 ● キャンプ場 ●

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 ● 正面に 烏帽子岳 ●

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 烏帽子岳 は何度も登っていますが、ここ数年は体力的にもつらくなってきたので、本当に久しぶりの山登り.

 やっぱり疲れました.
 ただかなりゆっくりの行程ですし、グループで行くと引っ張られて歩く感じもあるので、一人で登るよりは全然楽.

 この日は快晴で、下界では 30 ℃ 近くまで気温が上がりかなり暑かったようですが、さすが標高 2000 m になると吹く風が気持ち良すぎます.



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 ● 向かって左に 湯の丸山、奥に 湯の丸スキー場 ●

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 ● 小烏帽子あたりから 東御市・上田市 ●

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 犬を連れて登ってくる方ともすれ違いましたが、この湯の丸周辺の山は一応犬を連れての入山についてはご遠慮くださいとなっていますのでご協力ください.

 法的には国立公園内で動物を放つことは禁止 (自然公園法) されていますが、入山までダメとはされていません.
 まぁ、そのためいろいろトラブルも発生しているようですが.

 そのせいか最近は山によって「犬の入山ダメ」と看板設置して自粛要請されているところも多くなっているので、そのあたりは地域のマナーに従ってもらったほうがいいと思います.
 いろいろなトラブル防止も含めて、事前にその辺りの規制を確認してから入山したほうがいいんじゃないかな.
 特に山は高齢者も多く、頭ごなしに怒鳴る方もいたりするようですから.



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 せっかくの山登りですから、お互いが気持ちよく歩きたいですね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて関東周辺も梅雨入りしました.
 湿度の高いどよょ〜んとした天気がしばらく続きそうです.
 ということで・・・・ちょっと軽快な演奏でも聴いてみましょう. 

 今日のアルバムは超有名なベストセラーアルバムの登場です.

 ジャズの中できっと一番売れたアルバムかもしれません.





9900 Brubeck001 Time Out





  " Time Out / Dave Brubeck "




  1 Blue Rondo a la Turk
       (Dave Brubeck) ・・・・ 6:44
  2 Strange Meadow Lark
       (D.Brubeck-L.Brubeck) ・・・・ 7:22
  3 Take Five
       (Paul Desmond) ・・・・ 5:24
  4 Three to Get Ready
       (Dave Brubeck) ・・・・ 5:24
  5 Kathy's Waltz
       (Dave Brubeck) ・・・・ 4:48
  6 Everybody's Jumpin'
       (Dave Brubeck) ・・・・ 4:23
  7 Pick Up Sticks
       (Dave Brubeck) ・・・・ 4:16





  Paul Desmond (as), Dave Brubeck (p), 
  Eugene Wright (b), Joe Morello (ds)

  # 1. 7 : Recorded on August 18, 1959.
  # 2. 3 : Recorded on July 1st, 1959.
  # 4 - 6 : Recorded on June 25, 1959.
  Recorded at Columbia 30th Street Studio, NY.C.





 Dave Brubeck の代表アルバム ・・・・・ というか、ジャズ界を代表するアルバムの一枚です.
 なんとミリオン・セラーを達成しており、当時のポッポアルバムチャートでも 2 位まで上りつめています.

 シングル盤 "Take Five" も同様に、ミリオン・セラー.




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 このアルバムに関しては、何か違ったイメージを持っています.

 まずアルバム名ですが "Take Five" ではなく "Time Out" .
 ついついよく "Take Five" と間違えてしまいます.


 その "Take Five" ですが、作ったのは Dave Brubeck ではなく、アルトの Paul Desmond .
 アルバムの中でこの一曲だけが Paul Desmond なんですよね.

 そんなこともあってか、以前はアルバム自体が Paul Desmond のリーダー作とついつい勘違いしていた時期もありました.
 この演奏を仕切ったのは Dave Brubeck なのです.


 そのくらいこのアルバムでの "Take Five" の印象は強烈です.
 だから “Take Five” で覚えていたって、それはそれでいいかも.



D Brubeck 005


 ジャズ聴きはじめた頃は、黒っぽさを追求してたのでこのアルバムなんかも、知ってはいたものの敬遠していた記憶があります.
 ただ単に、白人が演奏してるから、軽すぎるから ・・・・ なんて言う、訳のわからないシリアスなジャズファンの一人でしたから.


 聴きはじめた頃のジャズ屋の雰囲気だったり、そこで出会った常連たちの影響をもろに受けてます.
 だから、たとえば " Concierto / Jim Hall " の Paul Desmond が好きだったとしても、ちょっと斜め上から見下すような体裁を取り繕っていた感じですね.

 今になればなんだったんだ、と言う感じ.


 今は Paul Desmond の音が大好き、って声を大にして言えちゃいます.



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 Dave Brubeck は曲作りでも有名で、このアルバムはもちろん他のアルバムでもほとんどオリジナルを収録しています.
 なのに有名になってしまったのが Paul Desmond の曲というのがちょっとかわいそうでもあります.
 ただ、このアルバムもそうなんだけれど、ボクは Dave Brubeck の曲がそんなに好きじゃない.
 音楽理論的にはかなりすごいことを取り入れたりしてるのかも知れませんが、正直ちょっと好みじゃないかな.

 前の記事の Sonny Clark のマイナーな雰囲気のほうが好きです.



 遠くから聴こえるドラムのリズムから、ピアノのブロック・コード、ベースが重なり、そして透き通るような独特の音色のアルト・サックスがテーマを吹いていきます.

 この独特の軽快さがいいんです、鬱陶しい梅雨にこんな曲 ・・・・・・ いいですね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Modern Art

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 先週末はお天気が今ひとつでした.
 特に土曜日は午後から雨降りで気温もかなり低くなりました.
 日曜日も午前中は曇り空 ・・・・・・・

 ところが昼近くになると青空が出てきたので、慌てて昼ご飯をかっ込んで、カメラを持っていつもの 池の平湿原 へ.

 30 分後には駐車場に着いてました.



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 駐車場に着いた時はまだ曇り空でしたが、少し歩くと青空で一気に暖かくなります.
 その後は曇ったり、日がのぞいたり、ガスったりとまさに山のお天気.
 体感気温も上がったり下がったり.


 次の休日の火曜日がいろいろ予定が入ってしまったので、ちょっと無理して行ってきましたが、雨上がりの高原もいいものです.

 ガスったりして湿気もかなり高かったので、途中広角レンズの交換はなしで RF 70-200mm F2.8L IS USM だけで撮ってみました.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さてさて、今日もジャズいきます.
 5 月に入ってからの記事はすべてジャズばかりで、ちょっと原点回帰.

 まぁ特にどこかに出かけるわけでもないので、特に話題がないと言えばそれまでです (笑)





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  " Modern Art / Art Pepper "





  1 Blues In
       (Art Pepper) ・・・・ 6:01
  2 Bewitched
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 4:26
  3 When You're Smiling
       (L.Shay-M.Fisher-J.Goodwin) ・・・・ 4:51
  4 Cool Bunny
       (Art Pepper) ・・・・ 4:13
  5 Dianne's Dilemma
       (Art Pepper) ・・・・ 3:48
  6 Stompin' at the Savoy
       (E.Sampson-C.Webb-B.Goodman-A.Razaf) ・・・・ 5:04
  7 What Is This Thing Called Love?
       (Cole Porter) ・・・・ 6:04
  8 Blues Out
       (Art Pepper) ・・・・ 4:46





  Art Pepper (as), Russ Freeman (p),
  Ben Tucker (b), Chuck Flores (ds)

  # 1. 2. 6 - 8 : Recorded on December 28, 1956.
  # 3 - 5 : Recorded on January 14, 1957.
  Recorded at Radio Recorders and Master Recorders, LA.





 1956 年、刑務所から出所して吹き込まれたアルバムです.
 このアルバムはなかなか再販されず、幻の名盤と言われていました.

 CD 化の際に、未発表テイクを入れたコンプリート盤が発売されましたが、ボクの持っているのはオリジナル盤と同じ構成です.





 Modern Art002


 この人もねぇ、麻薬にドップリのお方.
 ミュージシャンが麻薬やアルコールなどに走る場合、使うことによって演奏が良くなると思い込んでる人も多いようです.
 ただ実際には本人がそんな勘違いしているだけで、ほとんどの演奏はろくでもないものばかり ・・・・ と、どこかで 小川隆夫 氏が書いてました.

 でも、一部のコレクターなどはそんな普通の演奏でないものに希少価値を見出したりしてるところもあったりするから、その辺が面白いところでもありますが.


 このアルバムはさすがに出所直後の演奏なので、正常な状態での録音だったと思いたい.
 真実はどうであれ、このアルバムの演奏は素晴らしいのは間違いないです.




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 このアルバムが録音されたのは Intro Records という、当時あった Aladdin Records 傘下の子会社レーベルの一つです.
 Intro では計 4 枚のアルバムが制作されていますが、そのうちの 2 枚が Lester Young の既出の演奏をまとめたもので、きちんと録音されたものはたった 2 枚だけでそのうちの一枚が今日のアルバム.
 多くの弱小レーベル同様、 Intro も短命で終わってしまいました.

 それ故か、このアルバムはずっと長い間幻の名盤とされ、 Intro という名前もジャズファンの記憶にいつまでも残るようになりました.
 それだけでも大したものですね.


 Intro の親会社でもある Aladdin は、ジャズに限らず R&B やロックなどのアルバムも制作していました.
 傘下には Jazz West 、 Score 、 7-11 、 Ultra などの小レーベルがありました.
 ちなみに、 Jazz West からは "The Return of Art Pepper" (1955) も録音されています.
 そんな Aladdin 自体も 1961 年に Imperial Records 売却され、さらに Imperial Records は 1963 年 Liberty Records に買収されました.
 その Liberty Records も 1979 年に Capitol Records に買収されてしまいました.




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 "The Return of Art Pepper / The Complete Aladdin Recordings Vol 1"
 "Modern Art / The Complete Aladdin Recordings Vol 2"

 という 2 枚の CD がありますが、この 2 枚が Blue Note から出てるんですね.
 どうして Blue Note からこんなアルバム出てるのは、前は不思議でしたが、前述のような買収があったことを知ってようやく納得.


 そして上の 2 枚は Jazz West と Intro という違うレーベルなのに、なぜ Aladdin の Vol 1 & 2 となっているのかも、ようやく納得できました.

 ほとんど同じ時期の録音なのに、どうして同じレーベルで録音しなかったのかはいまだに謎です.
 どこかの CD でそんなこともしっかり解説されているかもしれません.




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 ● Ben Tucker ●

 Ben Tucker のベースをバックのデュオ演奏 "Blues In" から始まり、最後も二人の演奏 "Blues Out" で閉じるこのアルバムは、まさに名盤と言ってもいいでしょう.
 とにかく 1 曲目のアカペラのようなアルト演奏が、すごい.


 続く "Bewitched (Bothered and Bewildered)" がまたいいんだな.
 この有名なスタンダードは、 1940 年の "Pal Joey" のために書かれた曲で、あの Rodgers and Hart が作曲作詞しています.
 多くのミュージシャンたちの名演がたくさんあります.
 変わり種は Rod Stewart and Cher のカバーで、これは結構ヒットしました.

 少し前には Tony Bennett と Lady Gaga が共演した "Cheek To Cheek" にも、ボーナストラックとして入っていました.




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 ● Russ Freeman ●

 アナログ盤聴いていた頃は、 Art Pepper の Contemporary 盤ほとんど集めました.
 彼の演奏が好きだったこともありますが、一番の理由は、当時 1,500 円 ・・・・ 1,300 円だったか忘れましたが、この価格の安さですね.
 さらにこれが何割引かで、ジャズ屋でまとめて購入できたから結構まとめて買ったりしてました.


 ただこのアルバムは、後年 CD が発売されてから買ったと思います.

 幻の名盤という名前通り、とても素敵なアルバムです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Touchdown

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今週末は娘たち二家族がゴールデンウィークを避けての帰省.
 土曜日はあいにくの雨でしたが、久しぶりに賑やかな週末になりました.

 昨年末に生まれた長女の子ももう 5 か月で、他所の子の成長は本当にあっという間という感じです.

 今日はそんな二家族と一緒に 碓氷峠鉄道文化むら までドライブ. 



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 昼食はすぐそばの おぎのや ドライブイン .
 店内には団体席や一般のお客さん用フードコートのほかに、 "SAYACAFE" がありました.
 こちらは 「下田紗弥加選手の世界観やライフスタイル、そしてモータースポーツの魅力をカフェ空間で体感できる新感覚のスポット」 とホームページでも紹介されていました.

 スペース内では碓氷峠を攻めている映像が流れ、道路向かいの駐車場には使用した Sil 80 も駐車されていました.
 当然モデルは 「頭文字D」 の 佐藤真子 です、運転手側にはサインが.
 隣には 「藤原とうふ店」 も停まっています.



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 今までの おぎのや のイメージとはがらりと違っていて、これはこれでちょっと面白いと思った 元 type-R 乗りでした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて今日もジャズと言いたいところですが、俗にいうところのフュージョン.
 同じ走り屋でも、こちらは街中を駆け回るタクシー運転手に馴染みのあるアルバムです.




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  " Touchdown / Bob James "




  1. Angela (Theme from "Taxi") ・・・・ 5:48

  2. Touchdown ・・・・ 5:44

  3. I Want to Thank You (Very Much) ・・・・ 7:07

  4. Sun Runner ・・・・ 6:17

  5. Caribbean Nights ・・・・ 8:46

    All songs written by Bob James





  Bob James (p.el-p.Fender Rhodes.synth.arr.cond),
  Hubert Laws (fl: # 3 - 5 ), David Sanborn (as: # 3), 
  Hiram Bullock (el-g: # 2 - 5), Richard Resnicoff (g: # 3),
  Earl Klugh (g: # 3 - 5), Eric Gale (el-g: # 1, 2, 5), 
  Gary King (el-b: # 1, 2), Ron Carter (b.piccolo: #3 - 5),
  Steve Gadd (ds: # 2 - 5), Idris Muhammad (ds: # 1),
  Ralph Macdonald (per: # 1 - 4), Mongo Santamaria (per: # 5) .... etc.

  Recorded at CBS Studios, Sound Mixers, A&R Recording, NYC, 1978.





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 ボブ・ジェームス にとっては 6 枚目のレーダーアルバムで、 1978 年に彼のレーベル Tappan Zee レーベルで作られ、販売は Columbia 系からリリースされました.


 アルバムのタイトルですが、アメリカンフットボールではタッチダウンが 6 ポイントになるので、そこから因んだタイトルとジャケットになっています.
 そんなダジャレっぽい感じで、前のアルバム "Head" のジャケットには 5 セント硬貨が描かれており、次のアルバム "Lucky Seven" にも同様に ナナホシテントウ の写真が使われています.


 ただ 4 枚目 "BJ4" のアルバムジャケットが、ちょっと残念過ぎる.
 どうしてこのアルバムはこうなってしまったんだろうって感じなのです.
 だから未だに "BJ4" を持っていないのは、このジャケットデザインのせいかもしれません.



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 ● from "TAXI" ●

 1 曲目の " Angela " は、1978年から1982年まで ABC と NBC で放映されたシットコム "TTAXI" のテーマソング.
 シットコム とはシチュエーションコメディの略で、いかにもアメリカの TV という感じで、ところどころに視聴者の笑い声が入っていたりします.
 この シットコム って言葉、今まで知らなかったんですが、日本の TV でもこのジャンルの番組がかなりあるようです.
 知らず知らずに目にしていたんですね.


 "TAXI" にはボクの大好きな Danny DeVito が出演してます.
 コメディではあるものの、当時の世相を反映させ、いろいろな社会的な問題なども織り交ぜていたようです.
 番組は当時の アメリカ で大ヒットし、プライムタイム・エミー賞にも幾度となくノミネートや受賞をしています.



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 " Angela " がとにかく爽やかさいっぱいで.
 このアルバムはこの曲に尽きると言っても、決して過言ではない気もします.

 続く演奏も、いかにも '70 年代って感じで、明るく軽快という演奏.
 この頃のフュージョンって、こんな感じだったよなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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