腐女子

Feelin' The Spirit

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 ● 2019.10.26 家からの夕景 ●

 昨日の静かな土曜日の朝、のんびりアルバム聴きながらこの記事書いていたら、突然玄関のチャイム.
 こういうのすごく 「ううぅ〜〜ん、もう ・・・」 って感じ.
 また何かのセールスかと ・・・・・

 誰かと思ったら、あの 腐女子 殿でした


 電話しても出ないから、と海外旅行のお土産持ってきてくれました.
 ブログ書いてる時って、ほとんどが大きな音で音楽かけてるので、マナー・モードのスマホの着信は気づかないことが多々あります.




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 タイ と 台湾 のお土産です.
 キーホルダー、マグカップ、コーデュロイのトート・バック ・・・・
 実は他にもあったんですが、ちょっと写真に撮れないものなので (笑)

 最近、ちょっといろいろあって、珍しく落ち込んでいるようで、気分転換に引っ越しするとのこと.
 新しい転居先に落ち着いたら、みんなで覗いてみようか.

 盛大に焼肉パーティでも ・・・・・・ (笑)




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 ここ数日、プリント作業のバックにコテコテのブルースをかけ流し.
 ちょっとブルージーなジャズも聴きたくなったので Blue Note からブルースをテーマにしたアルバムなんか.

 行方均 氏が グラント・グリーン のアルバムの中でも一推しとありました.





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  " Feelin' The Spirit / Grant Green "






  1. Just a Closer Walk with Thee
        (Traditional) ・・・・ 7:23
  2. Joshua Fit the Battle of Jericho
        (Traditional) ・・・・ 8:00
  3. Nobody Knows the Trouble I've Seen
        (Traditional) ・・・・ 6:07
  4. Go Down Moses
        (Traditional) ・・・・ 7:25
  5. Sometimes I Feel Like a Motherless Child
        (Traditional) ・・・・ 9:01
  6. Deep River
        (Harry Burleigh) ・・・・ 8:55





  Grant Green (g), Herbie Hancock (p),
  Butch Warren (b), Billy Higgins (ds),
  Garvin Masseaux (tambourine)

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, December 21, 1962.





 持っている CD は 6 曲構成ですが、オリジナルは 5 曲目まで.
 Blue Note にファースト・アルバムを吹き込んだのが 1961 年で、一年後には 10 枚以上のリーダー・アルバムを吹き込んだというのですから、 アルフレッド・ライオン がいかに気に入っていたのかわかります.

 ジャケット写真が "Along Came John / "Big" John Patton" (BLP-4130) に似てますね.





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 今回知りましたが、
  BST-84111  "The Latin Bit" (1962.4.26 & 9.7 録音)
  BST-84310  "Goin' West" (1962.11.30 録音)
  BST-84132  "Feelin' the Spirit" (1962.12.21 録音)
 この三枚が企画モノとして録音されていたようです.


 "The Latin Bit" がラテン、"Goin' West" はカントリー、そしてこのアルバムはジャズのルーツともいうべきブルースやゴスペルをテーマにしています.

 "Goin' West" が最初ピンとこなかったのですが、録音自体はこのアルバムの一か月前に行われていますが、内容的にいまいちだったのか、発売されたのは 1969 年になってからでした.

 そのため番号も 4300 番台、知らなかったわけです.




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 ● カルメン・マキ & OZ ●

 5 曲目は "時には母のない子のように"
 日本でこの題名を聞くと、ボクと同世代の方は カルメン・マキ を想像してしまうでしょう.

 先日も Facebook で、同世代の N 氏が カルメン・マキ のことを話題にしていて、「やっぱり同じだなぁ ・・・・」 と.
 ただその時の話題は カルメン・マキ & OZ だったんですが ・・・・・・ 今聴いても圧倒的なヴォーカルで大好きでした.
 ちなみに N 氏がお好きなのは "空へ" ・・・・ カルメン・マキ & OZ のサード・アルバムですね.


 こちらのアルバムも一応持っておりますが、ボクは "六月の詩" から始まる一作目かな.
 まぁこのあたりのアルバムについては、改めて書いてみようかな.




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 超脱線しました、 "Feelin' the Spirit" に戻します.
 このアルバムはゴスペルやブルースといったトラディショナルな曲で構成されています.

 いろいろな演奏で、何度か耳にしたような曲が並んでします.
 スロー・テンポな "Joshua Fit the Battle of Jericho" のような演奏がいい.
 この曲を初めて聴いたのは、確か "Hawkins! Alive!" の演奏だったと思う.
 あの Major Holley のアルコ + ハミングの演奏はとても印象的でした.
 ここでの演奏はゆったりしたリズムの中で淡々と、どことなくクールな感じのソロが続きます.

 このアルバム、リーダー・デビュー作を録音したばかりの ハービ−・ハンコック のブルージーなソロもゆっくり聴くことができます.




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 3 曲目は "誰も知らない私の悩み" という邦題のた黒人霊歌・スピリチュアルソング.
 多くのヴォーカル版もあります、歌詞の最後には "Glory, Hallelujah" と神を讃える内容.


 CD 版の最後にボーナス・トラックとして入れられた Deep River がいいですね.
 とても牧歌的なメロディラインで、これだけ聴いていても何かホッとできます.


 行方氏 が推すだけのことがあります.
 派手なアルバムではありませんが、単なる企画モノを超えた演奏の良さがあるかな.




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 フォトコンの印刷作業も、細かな修正を終えて A3 の最終プリント.
 改めて見ると A3 と A4 では全く違います、やっぱりいいですね.


 うん !? ・・・・・・・・・



  ぐぁぁ〜〜ん !!




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 髪の毛が ・・・・・・・・・ おまけに目もかかってます.


 試し刷りもモニターでも気にならなかったのに、やっぱり A3 だと目立ってしまいます.
 Photoshop など持っていないのでうまく修正できるかわかりませんが、いずれにせよこのままじゃ提出できませんね.


 A3 での刷り直しは、本当にガックリなのです (涙)




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The Tony Bennett/Bill Evans Album

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 「腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。」


 こんなドラマがあるんですか ・・・・・ テレビほとんど観ないのでわかりませんが、新聞のTV欄に何となく書いてあった.
 8 日土曜日が最終回だったんですね.

 ドラマの内容はわかりませんが、タイトル通りだとしたら、ボクの知っている 腐女子 も十分あり得るなと思ってしまう今日この頃.




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 そんな腐女子から 「いつのお土産かわからないけれど出てきたので ・・・・・・ 」 という感じでいただきました.


 いつもは各地域の スタバ 限定 "You Are Here Collection" のミニマグカップをいただいていましたが、今回のものは容量こそ 3 fl oz で同じですが、カップデザインや箱が全然違っています.

 箱の裏を見ると Heat Sensitive Mug と書いてありますね.

 暖かいものを入れると 星巴克 や Hong Kong 、さらに ちょっとした デザイン などの表示が現れます ・・・・ 星巴克 (スターバックス)




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 ビニールのものは 香港 MTR(Mass Transit Railway) のパスケース ・・・・ かな.

 メモリーなども入れられるようになっています.


 まぁこちらはお約束の ・・・・・・・ やっすいやつやん !




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 梅雨入りですね.
 まだまだこの時期、雨が降るととても涼しく感じられます.

 まぁこんな時期の夜は、雨音をバックにこんなアルバムでも聴いてみよう.






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  " The Tony Bennett/Bill Evans Album "





  1. Young and Foolish
       (A.Hague-A.B.Horwitt) ・・・・ 3:50
  2. The Touch of Your Lips
       (Ray Noble) ・・・・ 3:54
  3. Some Other Time
       (L.Bernstein-B.Comden-A.Green) ・・・・ 4:40
  4. When in Rome
       (C.Coleman-C.Leigh) ・・・・ 2:53
  5. We'll Be Together Again
       (C.T.Fischer-F.Laine) ・・・・ 4:36
  6. My Foolish Heart
       (N.Washington-V.Young) ・・・・ 4:47
  7. Waltz for Debby
       (B.Evans-G.Lees) ・・・・ 4:02
  8. But Beautiful
       (J.Burke-J.V.Heusen) ・・・・ 3:34
  9. Days of Wine and Roses
       (H.Mancini-J.Mercer) ・・・・ 2:20
  10. Young And Foolish : Take 4
       (A.Hague-A.B.Horwitt) ・・・・ 4:45
  11. The Touch Of Your Lips : Take 1
       (Ray Noble) ・・・・ 2:54
  12. Some Other Time : Take 7
       (L.Bernstein-B.Comden-A.Green) ・・・・ 4:56
  13. When In Rome : Take 11
       (C.Coleman-C.Leigh) ・・・・ 2:57
  14. Waltz For Debby : Take 8
       (B.Evans-G.Lees) ・・・・ 3:48





  Tony Bennett (vo), Bill Evans (p)

  Recorded at Fantasy Studios, Berkeley, CA, June 10 & 13, 1975.






 オリジナルは 9 曲目までで、残りは別テイクなど.
 このアルバムが好評だったのか、1977 年には "Together Again (Tony Bennett and Bill Evans album)" というタイトルの続編的なアルバムが発売されました.

 さらにこの 2 枚の別テイクを収めたバム "The Complete Tony Bennett/Bill Evans Recordings" も 2009 年に発売されています.





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 トニー・ベネット と言えば、ジャズ・ファンで知らない人はいないでしょ.
 アルバムもたくさん発表しているし、あの甘い歌声は男性ヴォーカリストの代表格.
 "霧のサンフランシスコ (I Left My Heart In San Francisco)" もとても有名です.


 また、最近はいろいろなデュオ・アルバムを発表しており、それらも大ヒット.
 特に レディ・ガガ とのデュオ・アルバム "Cheek To Cheek" でも有名です ・・・・・・ このアルバムも、もう 5 年も前になるんですね.
 そんなにジャズには詳しくない方たちにも、このアルバムでさらに知名度が上がったんじゃないでしょうか.


 今日のアルバムが録音された当時、 トニー・ベネット 48 歳、 ビル・エヴァンス 45 歳.
 ミュージシャンとしてはすでにベテラン、脂の乗り切った時期だったのでしょうか.

 ただ、 ビル・エヴァンス は 5 年後の 1980 年に亡くなってしまいました.

 トニー・ベネット が今でも現役で歌っていることを考えると、 51 歳というのはあまりにも早すぎたかな.




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 このアルバム、特に何にも言う必要ない
 ただただ聴いていればいいだけ

 伴奏もピアノだけでとてもシンプルなんだけれど、とにかく トニー・ベネット はうまいし、 ビル・エヴァンス の伴奏も独特なリリシズムを漂わせて、何にも言うことなし.


 演奏している曲はスタンダードを含め ビル・エヴァンス お馴染みの曲も入っています.
 
 ヴォーカルの "Waltz For Debby" といえば Monica Zetterlund がすぐに浮かびますが、こちらの トニー・ベネット の歌もとてもいい.
 このあたり聴き比べてみるのも面白いな.
 "My Foolish Heart" はヴァースからテーマに入りますが、ピアノの伴奏だけだと、やっぱりヴァースが引き立つというか、一つの聴かせどころでもありますね.




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 アルバムタイトル通り、二人のアルバム.

 ジャズアルバム収集していて、よくこういうアルバムはどちらに入れればいいんだ、なんて思うことありますが ・・・・・・・ どっちでもいいですね.

 どちらかがメインなんて感じじゃないですから.




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 9 日の日曜日は市消防団のポンプ操法大会.

 ちょうどこの週末は 築地獅子祭り が開催されており、今年も 土屋先生 からみんなに案内が.
 本当はそちらで写真撮ってきたかったのですが、前職と現職の関係からご案内のあった消防団行事を欠席するわけにもいかないので ・・・・・ 残念ながら今年はお仕事優先.




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 ● 6 月 8 日 電柱のある風景 ●

 ところが、この日はとにかく寒かった.
 前日が上の写真のようにいい天気で暖かかったし、天気予報も日曜日の午前中は曇りということで、半袖で見学してましたが、途中から雨がガン降り、体感温度もぐんと下がり震えながらの観戦でした.

 お昼ちょっと前に家に戻りましたが、なかなか身体の芯の寒さが取れなくって ・・・・・



 間違いなく風邪ひきました (涙)



 でもちょっと肌寒く、体調おかしいかな程度の日が二日ほど続いただけ.
 今日もこれからお仕事行ってきます.




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Live At Birdland

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 土曜日は昔の職場の仲間たちで忘年会.
 師走というには、結構暖かな夜でした.




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 ● 上田市 さかなや ●

 入口しかないお店ですが、店内はカウンターと小上がりで、結構入れます.
 カウンターには何気にお水系の女性と思われる方がお客さんと思しき人と一緒に何組か飲んでいて、ほぼ満員状態でした.

 忘年会のメンバーは数年前一緒に仕事をした仲間たち.
 同じようなメンバーで半年に一度程度の飲み会をしています.
 仕事辞めてもこうやって集まってもらえるので、ボク的にはいつも感謝で大盤振る舞いしたいと心の中では思っているものの、いかんせん今は低所得な生活で小遣いもままなりませんので、しっかり割り勘なのです.


 まぁボクの場合は、いつものように 腐女子 の送迎役という感じなんですがね (笑)




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 三連休も最後、あと四日勤めれば今年も終わります.
 今日は何となくガッツリ聴こうという気分なので、超ゴリゴリの演奏を.

 昔はこんなヘビーな演奏を、真っ暗なジャズ屋で分かったような振りをしながら聴いておりました.





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  " Live At Birdland / John Coltrane "





  1. Afro Blue
        (Mongo Santamaria) ・・・・ 10:50
  2. I Want to Talk About You
        (Billy Eckstine) ・・・・ 8:11
  3. The Promise
        (John Coltrane) ・・・・8:10
  4. Alabama
        (John Coltrane) ・・・・5:09
  5. Your Lady
        (John Coltrane) ・・・・6:39
  6. Vilia
        (John Coltrane) ・・・・4:36





  John Coltrane (ss.ts), McCoy Tyner (p),
  Jimmy Garrison (b), Elvin Jones (ds)

  # 1 - 3:
  Recorded lived at Birdland, NYC, October 8, 1963.
  # 6:
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, March 6, 1963.
  # 4 - 5:
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, November 18, 1963.





 持っている CD は輸入盤のデジパック版.
 6 曲目は CD 化のボーナス・トラックで、オリジナル盤は 5 曲目まで.
 アルバムタイトルは ライブ と書いてあるものの、ライブ録音は最初の 3 曲まで.





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 このアルバム、まずは "Afro Blue" でしょう.
 この曲も ジョン・コルトレーン の代表曲の一つですが、ボクはこのアルバムの演奏が一番好きかな.
 一般的にも "Afro Blue" と言えばこのアルバムって感じですよね.
 テーマからマッコイ・ターナーのソロ、そして甲高い悲鳴なようなソプラノ・サックスのソロへと入っていきます.


 ソウルフルな演奏ですが、まだまだこのあたりまでだったら聴き易い.


 2 曲目にはスタンダード "I Want to Talk About You" .
 この曲も、 コルトレーン は幾度となく取り上げている曲です.
 "Soultrane" や "Selflessness" での演奏が有名ですね.
 終盤のソロがかなりスピリチュアルになっていますが、まぁ何とかこのくらいだったら聴くほうも踏ん張れます.



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 4 曲目の "Alabama" はとても重厚で峻厳な雰囲気を持った曲.


 このアルバムは、 アメリカ での 公民権運動 (アメリカの黒人たちが、人種差別の撤廃と憲法で保障された諸権利の適用を求めて展開した運動) 真っ只中の 1963 年に録音されたアルバム.
 そしてこの "Alabama" が録音される二か月前、 1963 年 10 月 15 日の日曜日に起きたのが "16th Street Baptist Church bombing" という悲劇的事件です.

 コルトレーン の "Alabama" は、この事件をテーマに書かれた鎮魂歌とでも言えばいいのでしょうか.

 ちなみにこの事件を題材に スパイク・リー は 1997 年に "4 Little Girls" というドキュメンタリー映画を製作しています.




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 ● Selma to Montgomery marches : Bloody Sunday ●

 さらにこのアラバマ州では 1965 年 3 月 7 日の日曜日、セルマ から モントゴメリー まで約 600 人の公民権運動活動家が行進を始めたものの、わずか 6 ブロック先の エドマンド・ペッタス橋 に達したとき、州軍と地元保安官部の者達が催涙ガスや警棒を使って攻撃を始め、彼等を セルマ に追い返しました.
 これが 「血の日曜日事件」 と呼ばれ、この時の模様は全米にテレビ放送されました ・・・・ ちなみに 「血の日曜日事件」 は世界中の多くの事件でこの呼び名が使われており、前述の教会爆破事件も同じ名前で呼ばれています.
 この時の州知事が ジョージ・ウォレス 、超強硬派のレイシストと言っていいでしょう.

 その後、 3 月 21 日の日曜日、約 3,200 人が セルマ から モンゴメリー に向かって出発.
 一日に 12 マイル (19 km) を歩き、夜は野宿.
 4 日後の 3 月 25 日、 モンゴメリー に到着するまでにその数は約 25,000 人にまで膨れあがっていたといいます.

 この事件を題材にしたのが 2014 年の映画 "グローリー/明日への行進" (原題 : Selma) .




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 ● Little Rock Nine ●

 こちらは アラバマ州 ではありませんが、アーカンソー州 の リトルロック で起きた 「リトルロック高校事件」 で、入校予定の黒人 9 名の登校を阻止しようと フォーバス州知事 が州兵を送って登校を阻止、それに対して市長は大統領に軍隊の派遣を要請、第 101 空挺師団 が黒人生徒を警護し登校させるという事態になりました.

 この知事の行動を痛烈に批判して作られた曲が チャールズ・ミンガス の "フォーバス知事の寓話 (Fables Of Faubus)" .
 さらに ビリー・ホリディ の "奇妙な果実 (Strange Fruit)" もリンチによって木に吊るされた黒人を歌ったものというのは有名です.


 極めつけは マックス・ローチ のアルバム "We Insist" ・・・・ジャケットからして超攻撃的です.




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 "Alabama" で公民権運動についてちょっと調べただけでも、出てくる出てくる ・・・・・・ アメリカの暗黒史ですね.
 現在でも場所によって根強い差別が残っているようですし.


 ボクらは今、呑気に 「1960 年代のジャズがいいなぁ ・・・」 なんて感じていますが、その当時アメリカでどんなことが起きていたのか考えると、今の平和な生活がとても有難く思えます.

 
 "Alabama" から全然違う方向に行ってしまいました.




  On day when the Glory comes
  It will be ours, it will be ours
  One day when the war is won
  We will be sure, we will be sure

  Oh Glory




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 最後は重い話から、超お気楽な話に.


 腐女子 からお土産いただきました.
 今回のお土産は ミャンマー ・・・・・ 相変わらず 東南アジア 激安歩きなのです.




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 彼女の今回の一押しが Bag Sealer だそうで、確かにポテチなどをとめておくには簡単で使いやすいのですが、ちょっと厚くなると厳しいかなぁという感じ.
 でも、使い方を間違えなければかなり重宝しそうです.

 一番わからないのが ミニオンズ もどき.
 一応説明らしきものが印刷されてはいるものの、まったく形状も違うし ・・・・・
 理解不能なのです.

 まぁ Made in China ですから ・・・・・ ちなみにこの ミニオンズ も間違いなくバッタ物でしょうね (笑)




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 追伸:
 Bell tree さんコメントありがとうございます.
 コメント入れていただいた記事を非公開にしたため、こちらに返信書いてます.
 写真カテゴリーや、"築地ラビリンス" で検索していただければ懐かしいものも少しは見ることができますよ.
 ちょっと置いて行かれそうなので、来年は置いてきぼりされないように頑張ります.
 これからもよろしくお願いします.





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Bud! The Amazing Bud Powell (Vol. 3)

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 またまた 腐女子 からお土産届きました.

 インスタント麺は以前いただいたのを少し作って食しましたが ・・・・・・・ やっぱり口に合わない.

 今回のラインナップはさらに強力のようですので、ボクが作って捨てるのももったいないので、職場の女性に差し上げました.




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● 不必要に ガッツリ 撮った写真 ●

 ベアリスタ もいよいよ置くところが無くなってきたので、このくらい小さなものはありがたいなぁ.


 最近では You are here Collection もとても増え、いつ貰ったのかもわからなくなっています.
 今回のものは ・・・・・・ えぇ〜〜っと ・・・・・・ Taichung ??

 台湾 の 台中市 なのか.



 全国制覇にはまだまだ遠い道のりだな ・・・・ 頑張れ 腐女子 !!


 ・・・・ というか、そろそろ 東南アジア から離れようか.




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 久しぶりに バド・パウエル .
 ここしばらく全くと言っていいほど聴いてなかったなぁ.

 彼のアルバムの中でも、比較的地味目なものを.






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  " Bud! The Amazing Bud Powell (Vol. 3) "






  1. Some Soul
          (Bud Powell) ・・・・・ 6:58
  2. Blue Pearl
          (Bud Powell) ・・・・・ 3:48
  3. Frantic Fancies
          (Bud Powell) ・・・・・ 4:52
  4. Bud on Bach
          (Bud Powell) ・・・・・ 2:31
  5. Keepin' in the Groove
          (Bud Powell) ・・・・・ 2:55
  6. Idaho
          (Jesse Stone) ・・・・・ 5:16
  7. Don't Blame Me
          (J.McHugh-D.Fields) ・・・・・ 7:32
  8. Moose the Mooche
          (Charlie Parker) ・・・・・ 5:47







  Curtis Fuller (tb: # 6-8), Bud Powell (p),
  Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)

  Recorded at RVG Studio, NJ, August 3, 1957.





 傑作と呼ばれている "The Amazing Bud Powell, Vol. 1 & 2" から 4 年後に吹き込まれたアルバムです.
 一般的な評価としては前二作とは比べ物にならないくらい低評価 (ちょっと言い過ぎかな ・・・) .

 "Blue Parl" の別テイクが入ったアルバムもありますが、ボクのものはオリジナルの 8 曲.




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 アナログ盤の A 面の 5 曲がトリオ演奏、 B 面 3 曲は カーティス・フラー を加えたカルテット演奏です.
 4 曲目 "Bud on Bach" はピアノ・ソロ.



 ボクの中でこのアルバムは "Blue Parl" の印象しかなかったので、今回聴き直してみてそう言えば カーティス・フラー も入っていたんだ ・・・・・・ という感じ.
 ホーンがトロンボーンだけのカルテットって、結構微妙かも.


 ちなみにこのアルバム録音の翌日、 カーティス・フラー は "Bone & Bari" (BLP-1572) の録音を行っています.
 そちらのアルバムは、 トロンボーン + ピアノトリオ に バリトン・サックス を加えたクインテット構成です.
 印象的には トロンボーン のワン・ホーンよりもちょっといい感じかな.


 このアルバム前半のトリオ演奏はすべて バド・パウエル の曲ですが、ホーンが入る 3 曲に彼の曲はありません.
 やっぱり彼の曲にはホーンが入りにくいのかな.




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 アルバムはスロー・テンポな "Some Soul" から始まります.
 ちょっと長めの演奏ですが、途中から おやっ って思うような演奏.

 突っかかってしまうようなところも結構あったりします.
 えっ、こんなところでつまずく ・・・・

 それでも彼らしい場面や、スゴイところもあったり.


 中でもやっぱりボクは "Blue Parl" .
 結構淡々として演奏している感じなんですが、後半のベースとの掛け合いなんかも楽しい.



 ポール・チェンバース と アート・テイラー とは翌年末再び共演し、あの人気アルバム "The Scene Changes: The Amazing Bud Powell (Vol. 5)" を録音しました.




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 ジャズ・ミュージシャン 三つの願い (An Intimate Look at Jazz Giants) の中で本人が言っているように、この時期の バド・パウエル は精神病の影響、さらにはその治療のストレスなどで好不調の波がかなりあり、絶頂期とは全然違っていたようです.


 上の写真がいつのものかわかりませんが、まくり上げたズボンや表情から見ても、ちょっと正常とは言えないかも.


 このアルバムは絶頂期の煌めくような演奏はないかもしれませんが、不思議と聴きやすいアルバムです.


 技巧的に旨い下手だけで片づけられないところがジャズの楽しさの一つかも.




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 梅雨入りしました.
 今日はそんな合間の晴天、日差しが暑い.




 今度の日曜日は前職場関係の行事があって招待されていましたが、 ヨドバシカメラ の撮影会と見事にブッキング.
 昨年秋の 撮影会 に参加した後、今年の撮影会はパスしてもいいかな、なんて思っていました.

 ところが、どう間違ったのか入賞しちゃったので状況が変わりました.




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 EOS学園 ポートレート基礎組 の仲間も何人か参加するようですし ・・・・・ ということで撮影会に参加.
 行事のほうは昨年顔出したので許してもらいましょう.


 前日の土曜日は 築地 波除神社 のお祭りもあるので、そちらも顔出せて一石二鳥.



 ところがねぇ ・・・・・ 雨がねぇ


 土曜日は何とかいけそうですが、撮影会の日曜日は現時点で降水確率 90 % !!
 まぁ 100 % 降るっていうことですね (笑)




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 またまた雨の中のモデル撮影になってしまうんだろうな ・・・・・ ぼそっ

 問題はどのくらい降るのかだな.




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Tony Sings for Two

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 またまた ベアリスタ が我が家にやってきました.
 前回は タイ の山岳民族でしたが、今度は 韓国 の民族衣装です.

 逆光を浴び、ちょっとハイキーな感じで撮ってみました.



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 ベアリスタ 以外のお土産は上の写真 ・・・・・・

 これまた恒例になっております "You Are Here" のデミタスカップ.
 今回は 釜山 (Busan) .


 ちなみにこの "You Are Here Collection" は、現在 180 種類以上あるそうです.
 さすがの クレイジー・腐女子 でもこのコンプリートは無理だろうな (笑)


 コースター は スタバ で一緒に購入したようですが、ソックスはどこかで一足数十円だったのでバッタ物らしい.





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 今回は タイ の友人と韓国で合流し一緒に観光し、その後二人で 九州 へ上陸し 日本 観光したようです.


 とにかく写真載せろとか、うるさくて ・・・・・・・

 まぁいつもお土産頂いているので ・・・・・・

 でも顔はボケちゃいますがね (笑)


 ボクのブログにはお友達のほうが似合いそうだから、今度は彼女だけの写真にしてほしいなぁ ・・・・・ ぼそっ

 今度 日本 に来た時は 腐女子 抜きで写真撮ってあげよう.




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 足の長さが違いすぎませんか ・・・・・・ (笑)


 まぁいつものお土産に感謝の意味もほんの少しだけ込めて、なんと!! このブログのカテゴリーに "腐女子" を追加してあげました.

 最近このブログでも 腐女子 ファンがいるようなので、怖いものみたい人は是非過去の汚点を辿ってみてください.
 


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 そんな 腐女子 には全く似合いそうもないアルバムです.
 全編 恋 の曲ばかり.

 万が一地球上にボクと 腐女子 の二人だけになったとしても、こんなアルバムのような雰囲気には絶対ならないでしょう ・・・・・ キッパリ !!!


 決してボクら二人のための歌にはなりませぬ !!!!






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  " Tony Sings for Two / Tony Bennett "





  1. I Didn't Know What Time It Was
        (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 1:25
  2. Bewitched, Bothered and Bewildered
        (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 2:32
  3. Nobody's Heart
        (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 2:10
  4. I'm Thru with Love
        (G.Kahn-F.Livingston-M.Malneck) ・・・・・ 3:17
  5. My Funny Valentine
        (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 2:35
  6. The Man That Got Away
        (H.Arlen-I.Gershwin) ・・・・・ 3:52
  7. Where or When
        (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 2:08
  8. A Sleepin' Bee
        (H.Arlen-T.Capote) ・・・・・ 3:23
  9. Happiness Is a Thing Called Joe
        (H.Arlen-Y.Harburg) ・・・・・ 2:20
  10. Mam'selle
        (M.Gordon-E.Goulding) ・・・・・ 2:42
  11. Just Friends
        (J.Klenner-S.M.Lewis) ・・・・・ 1:36
  12. Street of Dreams
        (S.M.Lewis-V.Young) ・・・・・ 2:12
  13. Skylark
        (H.Carmichael-J.Mercer)) ・・・・・ 2:31





  Tony Bennett (vo), Ralph Sharon (p)

  Recorded at CBS 30th Street Studio, NYC, October 28, 1959.







 トニー・ベネット がピアニスト ラルフ・シャロン と録音したアルバムで、リリースされたのは 1961 年 2 月.
 後年 ビル・エバンス とも同じようなアルバムを二枚録音をしています.

 13 曲目の "Skylark" はボーナス・トラック.





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 このアルバムは、再版された時にジャケ買いしたものです.
 トニー・ベネット のアルバムも、後年の "Duets" などは知っていたものの、若い頃のアルバムはどれがいいのかさっぱりでしたから.

 内容もあまり気にしないで購入したので、聴いてみて初めてピアノとのデュエット・アルバムと知りました.


 そんなステキなジャケットですが、どうも右上の トニー・ベネット が違和感あります.




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 ちょっと遊びでその部分を消してみました.
 ボクはこんな感じのほうがシンプルで好き.


 ちょっと変えるだけでガラリと印象は変わりますね.

 CD のジャケットのせいか、肝心の女性の顔がどうもきれいじゃないんだな.
 逆光でちょっとハイキーな写真だけれど、雰囲気がステキなだけにちょっと残念.

 オリジナルはもっとキレイに写ってるのか、とても気になります.




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 さてこのアルバム、ピアノだけをバッグに トニー・ベネット は甘く、優しく歌い上げています.
 こういう演奏だと、ひときわ彼の歌のうまさがわかります.


 演奏されている曲は ロジャー & ハート の曲を中心に、聴いたことのある曲が選ばれています.
 失恋の曲も何曲か入っています.


 ピアノの ラルフ・シャロン がいいですねぇ.


 このアルバムは聴いていてもとてもやさしく耳に伝わってきます.


 このアルバム聴いていてふと思ったんだけれど、最近映画の中にもこの時代のヴォーカルが使われることが多いような気がします.
 "ブレードランナー 2049" での フランク・シナトラ だったり、"シェイプ・オブ・ウォーター" は 1962 年が舞台だったので当時の曲が何曲も使われていましたし.
 ちょっとしたノスタルジックな雰囲気もあったりして ・・・・・



 ジャケットには二人で過ごすときに聴けというようなことが書かれていますが、一人静かに聴くのもグッドなのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 昨日までは本当に初夏を思わせるような日が続いていました.
 車の窓も全開で全く寒くなく ・・・・・ というか、全開でとても気持ちいい.
 今日は昨日よりも 10℃ くらい気温が下がるようなことを言っていました.

 昨日までの青空もなく、どんよりした曇り空.




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● 1 月 15 日の撮影●

 この暖かさで、スキー場がヤバいです.

 4 月 8 日までオープンする予定ですが、今年は本当に雪が少ないのでどうなるでしょう.
 月曜日もちょっと滑ってきましたが、リフト乗り場の雪もかなり無くなってきてます.


 今日も雨予想ですが、標高の高いスキー場は雪になるかもしれません.
 でもまとまった雪はとても期待できそうもありません ・・・・・・・



 25 日はスノーボード大会が予定されており、練習がてら写真を撮るつもりだったんだけれどこちらもどうなることやら.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

One on One

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 今年になってこれが 11 回目のブログ更新.
 とってもスローペースなのですが、いかんせん今までは休みがほとんどないと言ってもいいくらいでしたので落ち着いてブログでも書こうという感じじゃなかったなぁ.




 ・ ・ ・ ・ ・ ・




 まず 腐女子 からのお土産のお話し.
 最近、どうもこのブログ愛読者の中に 腐女子 のファンのような方が増えているようなのですが、あくまでこのブログでの位置づけは刺身の つま みたいなものですので ・・・・・・



 これは 2 週間ほど前に頂いて写真を撮って記事にしようと思っていたのですが、他のことを書いてしまったためそのままになっていました. 


 今回は ジョージア というよくわからない国から アゼルバイジャン 、そして カタール と放浪してきたようですが、相変わらずのクレイジーさ ・・・・・




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 アゼルバイジャン の バクー にある ヘイダル・アリエフ国際空港 で、酔っぱらっていたため入国カウンターと乗り継ぎカウンターを間違えてしまい、入獄 ・・・・ 入国できなかったらしいのです.
 そのため空港で一晩お泊り ・・・・ 映画 "ターミナル" のようです.

 でも何気に設備が整っていて、超快適に酒飲んだくれていたらしいのです.


 事前に スタバ の位置や世界遺産も調べていったようですが ・・・・・ 酒で一生を台無しにする典型的なパターンですね.




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 そのため スタバ のお土産は最後の カタール ドーハ の スタバ から.

 の予定だったのですが、いつもの "You Are Here" のマグカップが売り切れ.
 その代わりに買ってきたのが上のミニ・マグカップ.


 お土産がどんどん怪しくなっていきます.

 このオッサン、だれっ ? って感じです.
 国旗のデザインの中に書かれているくらいだから、きっと国王かな.

 でも、 "I love Qatar" って箱からこのオッサン出てくるのはちょっと嫌だな ・・・・ おまけにちょうど口が当たる付近にこのオッサンがいるのは、キツイな (笑)




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 こちらも ドーハ のスタバでのお土産.

 ドライ・フルーツ は、それなりに美味しいのですが微妙にアーモンドやピスタチオがカリッとしていなかったり ・・・・・ 好き嫌いの多いボクの口にはちょっと合わない感じでしょうか.
 キャラメル・ワッフル のほうは、見た目結構硬そうな感じでしたがそんなことはなく、中のキャラメルクリームもしっとり ・・・・・

 でも結構甘さは強いかな.




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 これって ・・・・・・・

 "リング" の 貞子 かと思いました !!

 ほとんど嫌がらせに近い写真を送ってくるあたりが 腐女子 の面目躍如だね.


 ということで、世界を徘徊する 腐女子 ですが、最近ではすっかり "You Are Here" ミニマグカップ漁りの旅になっているような気もしないでもない.


 まぁご主人さまへの貢ぎ物ですから仕方ないところですね (爆)




 ・ ・ ・ ・ ・ ・




 陽が当たるとすっかり春らしくなってきました.
 オリンピックもあっという間に終わってしまいましたし、春はもうすぐそこまでって感じです.


 思いっきり春 ・・・・・ というか穏やかな南国の日差しを浴びているような演奏でも聴いてみよう.
 暖かな日差しとこんな音楽があれば シエステ に最高かも.






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  " One on One / Bob James & Earl Klugh "





  1. Kari
           (Earl Klugh) ・・・・・ 6:26
  2. The Afterglow
           (Bob James) ・・・・・ 6:30
  3. Love Lips
           (Earl Klugh) ・・・・・ 6:33
  4. Mallorca
           (Bob James) ・・・・・ 4:46
  5. I'll Never See You Smile Again
           (Earl Klugh) ・・・・・ 5:25
  6. Winding River
           (Bob James) ・・・・・ 5:22
  7. Jazz Jam
           (Bob James) ・・・・・ 3:00






  Bob James (p.Fender Rhodes), Earl Klugh (g),
  Hubert Laws (fl), Eric Gale (g: # 2,3,5), 
  Neil Jason (el-b: # 1,2), Gary King (el-b: # 3,5),
  Ron Carter (b: # 4,6) Harvey Mason (ds),
  Ralph MacDonald (perc), David Nadien (vln.Concertmaster)

  Recorded at Mediasound, Sound Palace and SoundMixers, NYC, 1979.





 1979 年にリリースされた ボブ・ジェームス と アール・クルー の双頭アルバム.
 レーベルはてっきり CTI だと勘違いしてましたが、正しくは Tappan Zee レーベルでした.
 ジャケットデザインが何気に CTI っぽい感じだからそう思っていたんだろうかな.

 このジャケットデザインは好きです.




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 このアルバムで、 1981 年の グラミー賞 "Best Pop Instrumental Performance" を二人が受賞しています.
 発表当時はかなり人気のあったアルバムです.

 オリジナルは 6 曲目までで、 7 曲目の "Jazz Jam" はボーナス・トラック.
 曲は ボブ・ジェームス と アール・クルー がそれぞれ 3 曲ずつ書いています (ボーナス・トラックは除いて).


 この二人のコラボですが、 1982 年には本作と同じようなメンバーで "Two of a Kind" 、さらに 1992 年には "Cool" というアルバムを録音しています.
 "Two of a Kind" も結構人気のあったアルバムのようですが、ボクは持っていません.

 でもなんとなく演奏はこんな感じかなって、わかるような気がします.




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 何といってもアコースティックギター.
 ゆったりしたビートにこのアコースティックの音色が乗ってくると、こうなるよねって感じなのです.


 5 曲目の "I'll Never See You Smile Again" は他のアルバムでも聴いたような記憶がありました.
 家にある他のアルバムをちょっと調べてみましたが入っていなかったのでまったくの記憶違い.
 でも彼の曲は何となくイメージが似ている曲が多いので ・・・・・ と、言い訳.


 最近曲名がわからない曲を調べるために SHAZAM というアプリを使っていますが、この曲のソロ・パートで調べてもちゃんとヒットしました.
 偉いなぁ ・・・・・


 7 曲目の "Jazz Jam" という曲はオリジナルの 6 曲とは全く違う雰囲気で、あえてここに入れる意味がないようにも思います.
 同じようなことがライナーノーツにも記載されていました.




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 参加メンバーは改めて言うまでもないくらいの錚々たるメンバー.

 演奏の至る所にそれぞれの個性が現れています.
 でもガツンと前に出るのではなく、さりげなくなところがいいのです.
 

 40 年も前のアルバムですが、とても音もいいですし古臭さが全くない.
 なによりこういった演奏は聴いていて疲れません.
 普段ジャズなんか興味ない人でも、普通に受け入れられてしまうような演奏です.


 西日の中でのんびりお昼寝の BGM には最高ですね.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 最近、家のすぐ下に立った電柱と仕事の忙しさからめっきり家からの写真を撮ることが減りましたが、久しぶりに.


 一週間ほど前ですが、仕事から帰ってくると庭の方がなにかガサガサうるさい.
 見に行ってみると敷地の西側の林におびただしい数の ムクドリ .

 写真は切れていますが、さらに右側の木にもビッシリ.
 結構な騒音です.




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 そういえば最近近所の電線にビッシリとまっていたりするのを見かけたこともあります.

 今まではこんなに多くの数を見かけなかったんだけれどなぁ.

 ちなみにこの群れのリーダーっているの ?


 写真撮っているうちに一斉にものすごい音を立てて飛び立っていきました.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Workout

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 先日の日曜日、 東京 にいたら 腐女子 からメールで
 「お土産がたまっているから職場に取りにこい ・・・・ 」

 仕方ないので、 東京 から家に帰る途中に職場に顔出すと、公務で出かけてるって !!


 戻ってくるまでの長い時間、お尻が異様に大きい ベトナム系 の ヌガイ君 とどうでもいい無駄話をしてしまった.


 それでいただいたものですが、いつもの スタバ ・グッズ.




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 お馴染みの "You Are Here" ですが、マカオ の セナド広場 のスタバで購入.

 このシリーズかなりの数になりましたが、みんな東南アジアなので、もう少し違う大陸のものも欲しいと思う今日この頃.




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 この白いカップはデザインが珍しい.
 中国 珠海 (しゅかい) のとあるスタバで購入したようです.

 ちなみにミルクティはスタバとは全く関係ありません.



 
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 スタバのバンカーリング ・・・・ ですが、日本円で数十円だったのでバッタ物ではないかということ.
 ステンレスマグは 香港 湾仔 (ワンチャイ) で買ったようですが、すでに記憶の彼方に行っちゃっており詳細はまったく不明でした. 


 ということで一年間分のお土産をまとめていただきました.


 来年は南米あたりのマグが欲しいなぁ ・・・・・ ぼそっ .




  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて昨日も先週末に続いての 東京 .

 一番の目的は EOS学園 でした.
 当初は 20 日に友人たちと会食を予定していましたが一部体調不良が出たためキャンセル.

 娘に連絡したらちょうど休みということで、だったらたまには映画でも観ようと ・・・・




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 観てきました "スターウォーズ 最後のジェダイ"


 これについては改めて書くことにします.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 筋力こそつかないものの EOS学園 もある意味 ワークアウト って感じです.
 今日はそんなまんまのアルバム・タイトル.


 先日紹介したアルバムでの ハンク・モブレー もよかったけれど、このアルバムは Blue Note での彼の代表的なアルバムになりました.






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  " Workout / Hank Mobley "





  1. Workout
      (Hank Mobley) ・・・・・ 10:00
  2. Uh Huh
      (Hank Mobley) ・・・・・ 10:43
  3. Smokin'
      (Hank Mobley) ・・・・・ 7:28
  4. The Best Things in Life Are Free
      (L.Brown-B.DeSylva-R.Henderson) ・・・・・ 5:16
  5. Greasin' Easy
      (Hank Mobley) ・・・・・ 6:57





  Hank Mobley (ts), Grant Green (g),
  Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b),
  Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, March 26, 1961.






 この時のセッションの未収録だった "Three Coins in the Fountain" が入った CD も発売されましたが、ボクのアルバムはオリジナル・アナログ盤と同じ 5 曲構成.
 先日紹介した "Whistle Stop / Kenny Dorham" から 2 か月後の録音になります.





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 どこか、飄々とした感じのアルバムです.
 変に重くもない.

 この録音の数日前、彼はマイルス・グループ "Someday My Prince Will Come" の録音にも参加しており、 3 月 20 日と 21 日には ジョン・コルトレーン とのテナー・バトルまで行われたようです.
 そうなると軍配は当然のように コルトレーン に上がってしまい、 ハンク・モブレー としてはちょっとばかり落ち込んだ時期にこのアルバムを吹き込んだことになるのでしょうか.
 これに関しては ハンク・モブレー の技術云々ではなく、性格や音楽性の違いなどもあったんでしょうね.
 特に性格については、 マイルス もそのあたりのことを語っていますから.


 ただ今日のアルバムを聴く限りはそんなことを微塵も感じさせません.
 逆に マイルス から離れてのびのびしている感じさえあるように思えます.

 ちなみにリズム・セクションは マイルス のリズム・セクションです.




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 アルバムの内容については改めて言うことのないくらい有名なアルバムでもありますので、とりあえず聴いてみてください (笑)


 コルトレーン のようなヘビー級チャンピオンにはなれませんでしたが、間違いなくミドル級のチャンピオンと言っていいでしょう.

 Blue Note のいろいろなアルバム、気が付くとひっそり彼の名前がクレジットされたりもしています. 

 やっぱり彼は Blue Note の色が一番似合いますね.





  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今年の EOS学園 ポートレート基礎講座 も昨日の アメ玉講評会 で終了.
 春から 3 コース連続、合計 15 回の授業.

 撮影実習が 6 回、そのうちの 3 回が雨 (笑)



 振り返るとあっという間に冬になっちゃったという感じです.
 おかげさまで春からは本当に写真中心の一年になりました.

 いろいろな面で、とっても勉強にもなりましたし、たくさんの写真友達もできました.
 特に 土屋勝義 先生には本当に感謝しかありません.




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 これまでは "築地ラビリンス" という題名で連続的に授業風景など 土屋先生 やモデルさんの了承の上アップしてきましたが、諸般の事情で今回なしです.

 そして来年ですが、一応 1 月からのコースも受講するつもりで申し込みは終わっていましたが、ちょっとクールダウンのためキャンセルすることにしました.


 遠距離からの受講は体力的にも金銭的にも負担が大きいですし ・・・・・


 次の受講は一体いつになるやら、まったくの未定.
 ひょっとすると 「次回に大きく期待」 の次回はやってこないままになってしまうのかも ・・・・・

 まぁそんなことにならないように、精進精進.




 2017 年 EOS学園 ポートレート基礎講座 秋のコース












  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Flash / 日野元彦

・ ・ ・ ・ ・ ・



 寒くなりました.
 ここにきての雨降りで、気温も一気に下がっています.



 さて金曜日は 6 年前の一年間一緒に働いた仲間たちとの飲み会でした.
 退職してもこういった飲み会に誘っていただけるのはうれしい限り ・・・・・・・・ こう書いておかないとお叱りのコメント入れられそうですので (笑)




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● 上田市 名月 ●

 冗談はさておき、たった一年間だけのメンバーですがとてもいろいろなことがあり、今では楽しい思い出になっています.
 現在はそれぞれの部署にばらばらになり、その頃とは違う立場になっている方も多いのですが、こうやって集まると 6 年前のいろいろなことが昨日のことのように思い出されます.


 ちなみに私は飲まなかったので、行きは 腐女子 の家まで迎えに行って、帰りは他のメンバーも送ってあげるという、とっても使えるオジサンしてきました.

 料理もとてもおいしく、プチ充実のフライデーナイトでした.




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 そんな 腐女子 から頂いたいつものマグカップ.

 何回目かの東南アジア旅行のお土産です.
 白いほうが タイ 、黒く見えますけれど濃緑色のマグは 香港トラム のデザイン.


 ちなみに次は 中国 に行くようですが、いろいろな意味で完全に振っ切っちゃってますね.
 どうも最近は、海外へ行っても写真撮影に今一つ力が入っていないようです.
 だからボクは 「帯同カメラマンでお仕事引き受けます」 と言っているんですが、なかなか連れて行ってくれません.


 一緒に行って インスタ 受けする "腐女子 シリーズ" でポートレート撮ってあげるんだけれどなぁ (笑)



 この写真はレフ板の練習も兼ねての撮影で、できるだけ少ない明りをプラス補正で撮りました.
 ただピントがかなりあまあま ・・・・・・・ 古い EF 70-200mm F2.8L USM なので、ファインダー覗いていても手ぶれがすごく気になります.

 おまけにこのシャッタースピードは 1/20 ・・・・・・ 一応一脚使用ですが厳しいなぁ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・






 さて昨日今日と雨降りなのでジャズでも勉強しよう.
 前衛的な演奏ですが、聴く前に思い描いていたほどのアヴァンギャルドさはありません.






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  " Flash / 日野元彦 "





  1. Overhang Blues
           (Masahiko Satoh) ・・・・・ 7:13
  2. Once Opon A Summertime
           (J.Mercer-M.Legrand-E.Barclay-E.Marnay) ・・・・・ 6:30
  3. My Foverite Thing
           (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 7:54
  4. ST. Thomas
           (Sonny Rollins) ・・・・・ 8:06
  5. Norwegian Wood
           (J.Lennon-P.McCartney) ・・・・・ 11:44
  6. Flash
           (Masahiko Satoh) ・・・・・ 3:21     






  佐藤允彦 (p), 井野信義 (b), 日野元彦 (ds)
  Recorded at 花宝スタジオ, Tokyo, May 22, 1977.





 TRIO レコードに 1977 年に吹き込まれたアルバムです.

 ボクの持っているアルバムは 2014 年に再版された紙ジャケット盤で、中には一般的なライナーノーツのほかに同時発売された 15 枚のアルバム紹介とともに TRIO レコードについての解説も書かれていました.
 このシリーズは TRIO レコードに吹き込まれた多くのジャズ・アルバムの中でも、かなり挑戦的 (解説では "反逆" という言葉が使われています) なアルバムに的を絞っています.




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 先日コメントの中に 佐藤允彦 氏の名前が出てきて、「そういえば彼のピアノが入ったトリオ演奏あったよなぁ ・・・・・」 と iTunes を探してみました.
 しかし、"牡羊座の詩" はありましたがトリオ演奏が見当たらない.


 iTunes には曲目の検索などに使うためジャズ・アルバム全てを入れてあるのですが、どうも見当たらないし、そもそもどんなアルバムだったかも思い出せません.


 もしやと思い机の上に立ててある書類の間を見てみると ・・・・・・・・

 開封してない紙ジャケットのアルバムが出てきました.

 それが今日のこのアルバム (笑)


 たまにこういうことがあるんだよねぇ.


 最近こそなくなりましたが、数年前まで 10 枚くらいまとめてアルバム購入した時なんかは、後で聴こうと思っていて書類の間に埋もれてしまったりと ・・・・・・・・
 プラケースだとそれなりの厚みがあるからまだわかりますが、紙ジャケットなんかわねぇ ・・・・・・ と言い訳.
 さすがに最近はアルバムの購入自体がグッと少なくなったのでなくなりましたが.


 まぁそんなんだから内容思い出せないわけです (苦笑)




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● 向かって左から 佐藤允彦 、 日野元彦 、 井野信義 ●

 このアルバム買おうと思った理由の一つが選曲.
 スタンダードをはじめビートルズ・ナンバーも入っており、どんな演奏になるんだろうかと.

 佐藤允彦 に対するイメージは完全に 「前衛的」 でしたので、聴く前から正座するような気持ちで聴いてみました.


 全体としては確かに前衛的な部分もありますが、思っていたよりは聴きやすい感じです.
 それに引き換えベースの 井野信義 の演奏がちょっとビックリ.
 正統派のベーシストで、昔ライブ聴いた時も寡黙にマイペースな感じだっただけに、このアルバムでのかなりアグレッシブな演奏には驚きでしした.

 ただ各曲のテーマ部分からアレンジされているのでちょっと聴くと 「この曲なんだっけ ・・・・・ ?」 と思うような演奏もあります.


 2 曲目の "Once Opon A Summertime" は、作曲が ミシェル・ルグラン で邦題は "リラのワルツ" と呼ばれるシャンソン.
 英語の歌詞が ジョニー・マーサー 、フランス語歌詞が エディ・マルネ .
 すごく繊細できれいなメロディですが、それだけに演奏は割れたガラスのようにちょっと危険な感じも持っています.

 アルバム全体がそういった緊張感に包まれている感じですね.





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 このアルバムはドラムスの 日野元彦 のリーダー・アルバムです.
 改めて言うまでもなく日本を代表するジャズ・ドラマ―.


 今回写真を見つけていたら 本田珠也 氏のブログにあたり、そこで彼と トコさんとのことが書かれていました.
 本田珠也 氏といえば、ボクの大好きなピアニスト 本田竹広 氏の息子さんで、現在は日本を代表するドラマーの一人.
 "日野元彦 命日" というタイトルのブログ記事ですが、泣けます.


 六本木 "アルフィー" はそんな 日野元彦 氏のお店ですが、現在は奥様が経営. 
 ボクも二度ほど行きましたが、とてもいい感じのお店です.

 彼の人柄を偲ばせるような雰囲気のお店 ・・・・・・ というようなことがどこかに書かれていました.



 1999 年 5 月 13 日肝不全のため死去、享年 53 歳 ・・・・・・・ って若すぎますね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Blue's Moods



 どうも最近天気がはっきりしません.
 今週も不安定な天気が続いています.




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 問題は日曜日 ・・・・・・・・・・

 EOS学園 撮影実習 ですが、今のところ予想だと降水確率 40 % .
 以前テレビで気象予報士が 「降水確率 50 % ということは雨が降ると思ってください ・・・・ 」 って言っていましたが、日曜日もヤバいかなぁ.


 天気によっては持って行くレンズを考えといけないし、カメラの雨対策や自身の雨対策もしなくちゃならない.



 青空が無理だったら、せめて曇りであってほしいものです.



 ということで、曇り空の下ちょっとポートレートの練習.

 35mm だけれど、ボケはどうだろ ・・・・・
 ちゃんと目にキャッチライトは ・・・・・
 背景の抜けは ・・・・・
 ポーズは決まっているかなぁ ・・・・・




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 モデルは 腐女史 からいただいた タイ のお土産 ・・・・・・ スタバ の ベアリスタ .
 このベアリスタ、もう 5 体目になります、感謝.

 今回のものは Hill Tribe Boy と言う名前がついており、調べたら タイ の山岳民族のことを指しているようです.
 だからちょっとユニークな服装です.


 数日前に彼女のお誕生日を迎えたようなので、誕生日プレゼントとお土産の物々交換.
 久しぶりに会ってお茶してきました.
 
 いつも元気だけが取り柄ですが、相変わらずクレイジーでございまして ・・・・・・・
 夏休みはまた 東南アジア へ心の旅をするようですので、土産話とお土産をお待ちしております.






 今日のアルバムを取り上げるのは三回目くらいかな.
 むむむっ ・・・・・・・ いいんです

 アルバム 3 枚持っているんですから (笑)

 ボクが大好きなアルバムで、一番聴いたアルバムと言っても決して過言ではないかもしれません.






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  " Blue's Moods / Blue Mitchell "





  1. I'll Close My Eyes
          (B.Kaye-B.Reid) ・・・・・ 5:55
  2. Avars
          (Rocky Boyd) ・・・・・ 4:03
  3. Scrapple from the Apple
          (Charlie Parker) ・・・・・ 3:57
  4. Kinda Vague
          (W.Kelly-B.Mitchell) ・・・・・ 6:15
  5. Sir John
          (Blue Mitchell) ・・・・・ 6:00
  6. When I Fall in Love
          (E.Heyman-V.Young) ・・・・・ 5:38
  7. Sweet Pumpkin
          (Ronnell Bright) ・・・・・ 4:14
  8. I Wish I Knew
          (M.Gordon-H.Warren) ・・・・・ 4:23





  Blue Mitchell (tp), Wynton Kelly (p),
  Sam Jones (b), Roy Brooks (ds)
  Recorded at Plaza Sound Studios, NYC, August 24 & 25, 1960.







 まず、このアルバムはジャケットが最高です.
 こういうのがジャズ ・・・・・・・ ジャズっぽいジャケットだな.


 指に挟んだタバコとそこから立ち上る煙、
 ちょっとシワのよった真っ白いワイシャツ、
 逆光気味の光 ・・・・・ こういうポートレート撮りたい !!

 これだけでもこのアルバムは十分満足できちゃうかも.






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 ブルー・ミッチェルを代表するアルバムで、ボクが一番好きなアルバム.
 他のミュージシャンも含め星の数ほどある多くの演奏のなかでもこの "I'll Close My Eyes" はボクにとってベスト 5 に入ると思っている演奏です.

 その昔少しの間ジャズ屋でバイトしていましたが、開店の時にかけるアルバムはこのアルバムの A 面と決めていました.

 とにかく音がいい.
 トランペットの音が何とも言えないくらいいいんです.


 6 曲目の "When I Fall in Love" の音色ときたら.
 夕方こんな演奏聴いた日には、一人ドップリ黄昏ちゃいます (笑)




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 最初に書いたように、このアルバム実は 3 枚持っています.

 最初に買った輸入盤、その後買った廉価版 (これをどうして買ったのかは ??? )、そして最近中古で見つけた紙ジャケット盤.
 当然以前はアナログ盤も持っていました.
 かなり聴いて結構ジャケットも痛んでいたので、他のアナログアルバムと一緒に処分してしまいましたが、今考えると十分インテリアにもなったのでとても後悔しています (泣)


 最近買った CD ですが、紙ジャケット盤のPlatinum SHM という高音質 CD .
 ジャケットもオリジナルを忠実に再現してあります.
 当然価格も高くて、なんと 3,700 円 + 税 !!
 ボクにはハードル高すぎます.
 この CD も、程度はもちろんよかったのですが、価格も中古としては結構いい値段でした.


 監修しているのはあの 塙耕記 氏 ・・・・・ 最近体調を崩されたようですがご自愛してください.




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 このアルバムは彼にとって四枚目のリーダー・アルバム.
 それまでの三作が他のホーンも入っていたのに対して、このアルバムは初めてのワンホーンです.

 その意味でも、変に気負いもなくのびのびしている感じが演奏から聴こえてきます.
 こののびのび感がとても心地いいアルバムです.

 ピアノは過去の作品でも一緒だった ウィントン・ケリー .
 このピアノとの相性もぴったりといった感じです.
 ベースの音も結構輪郭のはっきりした音で、味のあるモノラル録音.


 そう ・・・・・・・ この紙ジャケット盤は モノラル 収録なのです.
 「初の モノラル 化」 と帯に記載がありますが、そう言えば他の CD はステレオでした.
 またジャケットデザインも過去のものとちょっと違いますし、裏ジャケットには 「High Fidelity」 の記載も.


 このモノラル録音がボクは好きです.
 アナログ盤がモノラルだったかはもう覚えていませんし、あまり気にもしていませんでした.
 ところがこのアルバムでモノラルとステレオを聴き比べると、断然ボクはモノラルのほうが好きです.

 まぁこれは好みの問題になってしまうとは思いますが.


 何度聴いてもリラックスできるアルバムで、日本でも人気のあるのがわかる好演です.










 さてもう 8 月です
 先月の映画鑑賞は結構頑張って 17 本.

 相変わらず節操のないというか、バラバラと言おうか ・・・・・・




  "グリーン・ホーネット" 、
  "ハドソン川の奇跡" 、
  "サハラ 死の砂漠を脱出せよ" 、
  "葛城事件" 、
  "ハンナ" 、
  "プライベート・ライアン" 、
  "インフェルノ" 、
  "ヤング・アダルト・ニューヨーク" 、
  "イレイザーヘッド[完全版]" 、
  "怪盗グルーの月泥棒" 、
  "Don't Blink ロバート・フランクの写した時代" 、
  "写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた 13 のこと" 、
  "君の名は。" 、
  "イーグル・ジャンプ" 、
  "64 (ロクヨン) 前編" 、
  "64 (ロクヨン) 後編" 、
  "マイティ・ソー"



 写真関係のドキュメンタリー 2 本もおもしろかった.
 "64 (ロクヨン)" も観始めたら結構引き込まれちゃいました.


 そんな中での一本は ・・・・・・・・・・・・・・







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 映画館で一度観ましたが Blu-ray で二度目.
 二度観るといろいろな部分がとてもクリアになってきて、話の筋もきちんと理解できます.

 そうするといろいろな部分で 「なるほど ・・・・・」

 大ヒットしただけのことはあるなぁ.




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 ただ映画の好みだと、ボクは "秒速 5 センチメートル" かな.
 まぁ音楽的な好みもあるし ・・・・・ "秒速 5 センチメートル" はとにかく音楽がヤバすぎる !!


 今日は "ラ・ラ・ランド" が届きます.
 こちらも映画館で観ましたが、またゆっくり観れるのが楽しみです.



House Party

 無職の言い訳っぽいですが ・・・・・・・


 時間があるのがとてもいいなぁ (実感)
 例えば部屋の掃除にしても、一度にみんなやろうと思ってしまうから今まではなかなか重い腰が上がらなかった.
 でも時間さえあれば、気が向いた時に少しずつできます.
 車のタイヤ交換のついでに倉庫を片付けたり ・・・・・・・

 昨日は、ずっとやらなくちゃと思っていた CD の整理.



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 これだけの限られたスペースしかないので、 CD や Blu-ray が増えてくるといろいろ工夫していかないととても収納できなくなってしまいます.
 ほんの少しだけ配置を変え、スペースを作ってみましたが、やり始めたらいろいろなものを片付けたりしなくちゃならず、思いのほか時間がかかったりです.


 で、これだけ集中してやればいいものを途中で他の片付けなんか脱線しながらしてしまうのでさらに泥沼状態 (笑)


 ちなみに前列の CD 群は、 Blue Note だけを別にし、他のアルバムは A 〜 Z 順なのですが、奥の DVD はまったく順序だっていないため、観たいと思った時に探すのが一苦労.



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 腐女子 から頂いたスタバのミニ・マグも、一応キレイに並び直したり.

 腐女史 殿、ちゃんと元気に仕事していますか ?
 きちんと大事にしておりますよ ・・・・・・・・ でも 東南アジア に限局されてるなぁ.

 違う大陸のものもあると ・・・・・・・・・ 部屋の片づけしながら独り言を ボソッ 





 そんな作業中、 iTunes から流れ出したのは久しぶりに聴いた "Au Privave" .
 久しく聴いていなかったアルバムです.

 ジミー・スミス の人気アルバムの一枚です.
 今日気がついたのですが スイングジャーナル誌選定ゴールドディス だったんですね.






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  " House Party / Jimmy Smith "





  1. Au Privave
          (Charlie Parker) ・・・・・ 15:07
  2. Lover Man
          (J.Davis-R.Ramirez-J.Sherman) ・・・・・ 6:58
  3. Just Friends
          (J.Klenner-S.M.Lewis) ・・・・・ 15:13
  4. Blues After All
          (Kenny Burrell) ・・・・・ 6:04
  5. Confirmation
          (Charlie Parker) ・・・・・ 10:32





  # 3 & 4 :
  Lee Morgan (tp), George Coleman (ts),
  Curtis Fuller (tb), Kenny Burrell (g: # 4 only), 
  Jimmy Smith (org), Donald Bailey (ds),
  Recorded at Manhattan Towers in NYC, August 25, 1957.

  # 2 :
  Lou Donaldson (as), Eddie McFadden (g),
  Jimmy Smith (org), Donald Bailey (ds),
  Recorded at Manhattan Towers in NYC, February 25, 1958.

  # 1 & 5 :
  Lee Morgan (tp), Lou Donaldson (as),
  Tina Brooks (ts), Kenny Burrell (g),
  Art Blakey (ds)
  Recorded at Manhattan Towers in NYC, February 25, 1958.






 オリジナルアルバムは 4 曲目までで、 5 曲目は CD 化のボーナス・トラック.
 二つのセッションから選曲されています.

 ジャケット裏の表記では "Au Private" になっていますが、これは間違い.





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 Blue Note と言えば Jimmy Smith と言ってもおかしくないほど、初期から Verve に移籍するまでの間多くのアルバムを作っています.
 ただし、日本のジャズ喫茶ではどうも敬遠されがちでした.
 それはやっぱり演奏していた楽器がオルガン (Hammond B-3) ということでしょうか.
 これだけでシリアスという部分から除外されてしまっていたような、ものすごく差別的な部分が一昔前のジャズ喫茶にはありましたから.


 このアルバムでの演奏はスタジオ・ジャム・セッションといった趣です.
 ジミー・スミス のアルバムではこういう感じのセッションが多いので、このあたりも好き嫌いの分かれるところでしょうか.




Jimmy Smith 006

 このアルバムの兄弟アルバムともいえるのが "The Sermon !" (BLP-4011)
 "The Sermon !" のほうも、このアルバムとまったく同じ二日間の演奏を収めたものでした.

 だったら、演奏日ごとに 2 枚のアルバムにすればいいと素人的には考えます.
 収録時間や収録曲、さらにはミュージシャンたちへのギャラの問題とかもあったのでしょうか ・・・・・・

 ところが調べると、この二日の録音はこれだけではなくさらに何曲か録音されていました.



 1957 年 8 月 25 日に録音された曲は
  "J.O.S." (BLP-4011 "The Sermon !" に収録)
  "Lover Man"
  "Just Friends"
  "'S Wonderful" (BNJ-50101 に収録)
  "Little Girl Blue" (LT-1092 "On The Sunny Side" と TOCJ-6186 "Standards"に収録)
  "What Is This Thing Called Love" (LT-992 "Confirmation" に収録)
  "Cherokee" (LT-992 "Confirmation" に収録)


 1958 年 2 月 25 日に録音された曲は
  "Flamingo" (BLP-4011 "The Sermon !" に収録)
  "The Sermon" (BLP-4011 "The Sermon !" に収録)
  "Au Privave"
  "Blues After All"
  "Confirmation" (LT-992 "Confirmation" に収録)




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 と、ざっと調べただけでも 12 曲になります.
 これはアルバム未収録曲の発掘ブームによって陽の目が当たった曲が多いためです.

 さらに厄介なのはそれらがまた切り売りされて他のアルバムのボーナス・トラックとして加えられてしまうことでしょうか.
 LT-992 "Confirmation" はアルバムとしてもありますが、本アルバムのボーナス・トラック "Confirmation" はそのアルバムと同じ演奏です.
 だからちょっと注意していないと同じ演奏があるにもかかわらず、違うタイトルのアルバムを買ってしまうことになりそうです.


 前の Sonny Clark のようにね (笑)




Tina Brooks 0052

 ボクが持っている Blue Note の ジミー・スミス のアルバムはちょうど 20 タイトル.
 ティナ・ブルックス が入っている演奏はたまに聴くものの、積極的に聴こうという感じではありません.

 全体的にこんな感じで長い演奏が多いからでしょうか.

 久しぶりに聴いてみると彼の演奏はもちろん、まわりのメンバーもジャムセッション独特とでもいう、リラックスした感じですごくいいのですが ・・・・・・・・

 まぁこの時代にこれだけのメンバーが集まれば、演奏がいいのは当たり前か (笑)








 CD の整理ついでに、ついつい DVD の並び替えも始めてしまいました.

 ところがどうしても 100 本程度棚に収まらないことが判明.

 さてどうしようか ・・・・・・・・・



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 片付けていたはずなのに、まるでホームパーティの後のような部屋になってしまいました.


 日曜日の今日は雨降り、昨日からの片づけをそろそろ開始なのです.

EOS 5D Mark lV vol. 2



 元 部下だった いつもの 腐女子 から、またまたお土産をいただいてしまいました.




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 今回も 台湾 高尾 (Kaohsiung) のお土産.
 なんでも向こうで両親と合流しての旅行だったようで ・・・・・・・・・

 そうかぁ、両親いたんですねぇ.
 てっきり ミジンコ かなにかから大きくなったと思っていたのに.

 またまた ベアリスタ です.
 前回のお猿よりははるかにかわいいな.
 かわいいけれど、 スタバ らしくはないなぁ (笑)


 次回 東京 に行った時は、超変態的なマグネットでも探してあげようかな.


 ちなみに一緒に頂いた 蛋黄酥 がよくわからなかったので、まずネットで検索し、安全を確かめてから食しました.






 さて、今日は先日の日曜出勤の代休をいただいてお休み.
 大事な用事をこの日に予定していました.



 それはカメラの受取りです.
 昨年予約してありすでにカメラ店には届いていたのですが、ボクの支払いの都合もあったので本日受け取りに行ってきました.




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 2 台目の EOS 5D Mark lV です (笑)


 とうとう買っちゃいましたねぇ、フルサイズ.
 発売当初はあまりの価格の高さに 5Ds なども検討してみましたが ・・・・・・・

 結局はここになっちゃったなぁ.


 価格的には税込 37 万ちょっと.
 購入先の カメラのキタムラ は、予約当時の価格ではなく現在の価格と比較して安い方で売ってくれるのでまぁ良心的です.

 ただし、他の機種などを見るとまだ高い気はしますが ・・・・・・・・ スタートがこのくらいの金額だったら助かったのですが.
 今まで働いてきた自分へのご褒美や、誕生日のお祝いや、そのほか諸々の理由をこじつけて、思い切ってスカイツリーから飛び降りました.



 ほとんど設定なども変えないまま簡単にファースト・インプレッションなど.




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 持った感じは 7D Mark ll とほとんど一緒ですが、かなり軽くなっています.

 ボタン類もほとんど一緒なので、説明書読まなくても大体の感じはわかりました.



 シャッター音がねぇ ・・・・・・・ 機械的な感じのしっかりした感じの音です.

 聴き慣れないせいか、どうもしっくりこない.
 7D Mark ll のほうが軽快な感じがして好きだなぁ.

 でもこれはきっと慣れちゃうと全然気にならなくなるんだろうな.




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 上の写真がフルサイズ、下は APS-C .
 両写真共に、使用レンズは EF 16-35mm F4L IS USM で焦点距離 16mm .

 正面の 蓼科山 を含む北八ヶ岳の大きさがかなり違います.


 それと一番驚いたのは、描写のシャープさ.
 まだ設定をいろいろ変えてなく、適当に撮っただけですがかなり描写能力が違うように思います.
 遠くの描写を拡大するとヤバいです.

 やっぱりセンサーサイズが大きくなれば、解像度も当然高くなるということだな.




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 Wifi 設定はまだしてないので、 iPad などの接続はこれから.

 タッチパネルがかなりいい感じだなぁ.
 特にピントの確認などで拡大する時など、やっぱりタッチパネルが断然早い.
 液晶もとてもキレイになった気がします.


 ファインダー内に水準器を表示できるのがいいなぁ.
 EOS 5D Mark lll 以前使った時に、この水準器がとても微妙だった記憶があります.


 そうそう、オートフォーカスがとても速い気がします.
 まだ数枚程度しか撮っていないので確かなことは言えませんが、感覚的にシャッと一回で決まるというのかな ・・・・・・




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 今まで使っていた EOS 7D Mark ll は、前の職場の部下のところへ婿入り.
 ボクも下取りに出すよりは若干高く売れるし、買う方はカメラ店で訳のわからない中古品を購入するよりは安く買えるので、お互いにとっていい感じです.



 正直、この機種でなくてもこれだけの金額出せばもっといいものがあるかもしれません.
 でもねぇ ・・・・・・・・

 すでに L レンズなどの EF マウントのレンズを持っていると、なかなか他のメーカーにいくことができません.
 この機種は完全なるハイエンド機ですので、ボクのレベルではもう買い替えのことを考えなくても済みそうですので、じっくり使ってみようと思ってます.


 もう少し使ってみて、また感想などアップしてみようと思います.

Taipei and Kaohsiung

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 久しぶりに 腐女子 登場です.
 またまたお土産がドッサリ届きましたが、今回はストレートすぎて今までのようなインパクトにちょっと欠けるなぁ.



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 今回の頂き物 ・・・・・・・ ボクへのお土産を買いにいろいろ海外に出かけると言っても、あながち間違いとは言えないような状態です.

 相変わらずの スタバ・グッズ

 台湾 のベアリスタは黒エプロン (バリスタ しか着用できないものでしょうか)
 手前のステンレス・タンブラーは "Paul & Joe" とのコラボ・グッズ.
 この "Paul & Joe" は、フランス人女性デザイナー ソフィー・アルボー によるファッション・ブランド.

 お馴染みの小さめのマグ・カップもあります.
 カップの中には 高雄 (Kaohsiung) の表示、カップ周囲には観光地等のデザイン.

 烏龍茶パックの缶ですが、ちょっと見た目とてもステキだと思ったのですが、よく見ると紙が巻いてあるだけだったので思いっきりガックリ.



 それではお土産貰っちゃったので、適当に気合入れながら書くとしますか.


 本人曰く、このスタイリッシュなブログに素顔を晒して欲しいらしく、今回は顔が入った写真がいつもよりかなり多く届きました.


 でもこのブログはハードル結構上げていますから ・・・・・・・・・
 無理ですから ・・・・・・・・・
 これが精いっぱいですから ・・・・・・・・・

 とりあえず 自主規制 ですから ・・・・・・・・・





 ・まずは 羽田 から空路 台北 松山空港 、 台北 で 1 泊.



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 着陸間際の 台北 市内.


 ・翌日 台湾新幹線 で 高雄 の 左營駅 へ移動.



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 移動中の 台湾新幹線 内.

 相変わらず ダサ さ全開で、今回のキャップが地元の競歩大会の参加賞キャップだってさ.
 まぁ、旅の恥は掻き捨て ・・・・・・ 何て昔から申しますが、それでももう少しビジュアル的に考えていいと思っております.
 ダサいにも程があるっ !!

 それにしてもなんで優先席に座るのか ・・・・・・・ まわりに空いている席がたくさんあるというのに.



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 高雄 の 左營駅 新幹線ホーム.

 背後に新幹線が見えますが、外国人限定の 3 日間新幹線乗り放題の付いた周遊券があるようです.

 台北 が 台湾 の北の端なら、 高雄 は南の端で気候も亜熱帯になるようです.
 新幹線ですと約 1 時間半で移動できます.


 ・ホテルにチェックイン後 美麗島駅 へ.



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 美麗島駅 はカラフルなステンドグラスで有名な駅のようです.


 ・美麗島駅 から地下鉄で 左營駅 に戻り、チャリで 蓮池潭 .



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 蓮池潭 にある 天府宮 .

 屋根がとても特徴的.


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 蓮池潭 にある 道教 の神様 北極玄天上帝像 .

 とにかく大きい像のようで、足元には亀に絡みついた蛇がいます.
 この亀と蛇は、 玄天上帝 が神様になった後地上に残されたままの胃と腸が妖怪になり、それを 玄天上帝 が成敗したという言い伝えからきています.



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 蓮池潭 のパワースポットと言われる 龍虎塔 .

 いいお天気ですが、この塔は夜になるととてもキレイになるようですので、できれば夜景を撮ってほしかったな.
 ちなみにこの塔は龍と虎の両方から入ることができるようですが、龍の口から入るのが一般的.


 ・左營駅 から 巨蛋駅 へ移動.



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 巨蛋 にある チャーリー・ブラウン・カフェ .

 とても 「ショボッ !!」 かったようで、ちょっと覗いてスルー.


 ・巨蛋駅 から 美麗島駅 、 紅線 から 橘線 に乗り換え 西子湾駅 へ



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 鼓山輪渡站 のフェリー乗り場.

 そういえばこの特徴的な姿をしたフェリーの絵が、 スタバ のマグカップにも描かれていました.


 ・鼓山輪渡站 からフェリーで 旗津輪渡站



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 旗津 で有名なのが海鮮料理.

 ここでは店先にいっぱい並んでる新鮮な魚介類を選び、その魚介にあった料理を作って食べるのが一般的.
 カエル をはじめとした海鮮を堪能したようです.
 でもカエルは淡水だったよな ・・・・・・ 写真もありましたがあまりのグロさに割愛。



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 こちらも有名な人力車.

 浅草 あたりの人力車とは全然雰囲気が違って、どことなく オネエ 系な香りが漂っています.


 ・来た時と同じ経路で 美麗島 のホテルへ.



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 六合夜市 の夜 その 1

 ここは 高雄 でも観光的な夜市として有名で、美味しい海鮮料理のお店もたくさんあります.
 ただ価格が高いので地元の人たちはあまり行かないとも ・・・・・・・



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 六合夜市 の夜 その 2

 このあたりを徘徊し、気ままに食べまくり、 2 日目が終わったようです.


 ・翌日は新幹線でふたたび 台北 に移動



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 新幹線車内

 台湾新幹線 と今まで書いてきましたが、正式には 台湾高速鉄道 .
 日本 が新幹線の車両技術を輸出・現地導入した初めての事例であるため、車両も 700系 の改良型ですがほとんど 日本 の新幹線と同じに見えます.



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 怪しい女

 台北 は雨降りのため 龍山寺 や 剥皮寮 の観光はできなかったため 市内の徘徊.
 特に 剥皮寮歴史街区 は昔の街並みが残っている場所だったので写真が欲しかったなぁ.



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 怪しい風景

 この写真もシュールだなぁ.
 これからレースでも始まるのかい、って感じだな.
 車の前にこんな集団がいたら、ボクは完全に萎えます.



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 スターバックス・リザーブ 龍門新概念 店

 スターバックス・リザーブ とは、世界のスタバでも限定店舗のみで取り扱っている ワンランク上の本格派のコーヒーのことで、このコーヒー自体は日本でも数店舗取り扱っています.

 それらのコーヒーを取り扱うコンセプト・ショップが世界で数店舗ありますが、 シアトル に続いて世界で 2 軒目にできたのがこの 台北 のコンセプトショップ "龍門新概念店" .



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 スターバックス・リザーブ 店内

 115 坪の大きさの店内には 130 席もの座席がある大きなショップ.
 ここで蟹のデザインのステンレス・タンブラーをお買い上げ.



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 漢字で書くとこんな風になります.



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 西門紅楼

 この建物も歴史的な建造物.



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 西門町 (シーメンディン) は 台北 随一のゲイスポット密集エリア.

 怪しい場所を怪しい女が一人で徘徊し、翌日には帰国.

 今回は 3 泊という短い傷心旅行だったようです.


 写真で見る限り、日本語が結構あったり、食べ物もボクでも食べれそうなものが結構ある.
 飛行時間も 3 時間ほどということなので、いつか行ってみようかと思ってしまいます.



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 ちなみに 腐女子 が、この写真の女子みたいだったら一緒に行ってあげてもいいのですが ・・・・・・・・・・



 以上、お土産貰っちゃったので結構ガチで書かせていただいた 台湾 旅行記でした.






 お約束の トイレ 写真ですが、どこのトイレもキレイで面白くないので今回はありません.
 ですので、おまけにもう一枚だけ.



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 カエルの料理


 見た目は今一つですが、今回の旅行の中で一番おいしかったとか申しております.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

ミャンマー だってさ ・・・・

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 相変わらず変な天気の毎日.
 サクラ開花の話題も近くまでやってきていますが、昨日の朝は雪が積もっておりました.



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  (EF 24-105mm F4L IS USM : 24mm 1/100sec f/9 ISO-100)




 今日は、久しぶりに 腐女子 登場です.

 数か月前、彼女が ミャンマー へ Heart Break Trip に行き ベアリスタ などを貰ったことはさらりと書きました.



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 その時の貰った他のお土産が上の写真です.


 つい先日、ボクの職場に来る用事がありその時に 「これっ」 って感じでメモリーカードを置いていったので、今日はそんな写真をアップしてみよう.
 まぁ、お土産 ガッツリ 頂いているのでねぇ ・・・・・・・


 ついでにボクもちょっと ミャンマー のお勉強でもしてみようか ・・・・・・ と思って調べたら知らなかったことがたくさんあってビックリポン.

 大体が、ベトナム戦争 とか クメールルージュ なんて印象を今まで持っていました (汗)
 がっ、それは カンボジア のことで ミャンマー は ベトナム戦争 の戦火には晒されなかったようです.



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 空から見る水田地帯

 また、第二次世界大戦時東南アジアの多くは欧米各国の統治下であり、その独立に 日本 の力が大きく働いていたことはなんとなく知っていましたが、 ミャンマー 独立時にも 日本 の影響や協力 (まぁこれは、また 英国 とくっついてしまったようですが ・・・) があったようです.
 その独立の先頭に立ったのがかの有名な アウンサン .


 1947 年に独立、軍政国家のため何度もクーデターや反政府デモが続いているようですが、今回の写真見る限りではのどかな生活って感じです.
 ただし、経済的には周辺諸国からみると発展が遅れているようです.





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 いつもの 腐女子 です、だんだんボクの盛り方もうまくなってる気がします.

 この腐女子ですが、どうも最近は冴えない中年男三人組と合コンならぬお食事会に行っているようで ・・・・・・・・ みんなで傷の舐め合いでもしてるのかねぇ.


 それにしても靴があまりにもアンバランス.
 せめて写真撮る時くらいサンダルでも履いてほしかった ・・・・・・・・ まぁ海外旅行なので仕方ないか (笑)
 おまけに今回の写真、本人も言っているように今一つ.
 だから専属カメラマン連れていけって言ってるんだけれどねぇ.



 さて、 日本 から ミャンマー に行くには 成田 からの直行便もありますが、彼女の場合は 羽田 から バンコク 経由.



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 ヤンゴン国際空港

 ヤンゴン って昔は ラングーン って呼んでいたんですか ・・・・・・・ こんなことも知らなかった.
 そう言えば 1983 年 北朝鮮 が 韓国 の 全斗煥 大統領一行の暗殺を計画した ラングーン事件 は TV などで観たので覚えてます
 テレビカメラが同行していたので、爆発の瞬間の映像も確かあったと思います.



 そこに泊まってから ヤンゴン から バガン の ニャウンウー空港 へ.



ヤンゴン空港
 国内線の エアカンボーザ (AIR KBZ)

 ミャンマー の代表的な国内線は エアカンボーザ (AIR KBZ)、 エアバガン、 マンヤダナーポン、 ゴールデンミャンマー (LCC) で、他にも航空会社があるようですが観光客が搭乗するには一般的ではなさそうです.



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 ニャウンウー空港.


 手作業でお荷物の移動なんですね.
 この雑さがいいですねぇ、一つくらい無くなってしまっても笑って終わりって感じです.



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 バガンの夕焼け

 世界三大仏教遺跡 (アンコール・ワット、ボロブドゥール、バガン) の一つ バガン です.
 三大仏教遺跡があるなんてことも今回知りました.
 アンコール・ワット は知ってきますが ボロブドゥール って ・・・・ ??



バガン タラバー門
 バガン タラバー門.

 バガン の建物では一番古く 9 世紀のもので、門の両側には バガン守護神 の兄妹精霊が祀ってあるようでございます.



ティローミンロー
 バガン ティローミンロー寺院.

 バガン にある仏教遺跡群の中で最も大きな寺院で高さ 45 m の伽藍の切妻壁に施された石膏彫刻が有名 ・・・・・・・ だそうです.



シュエサンドー
 バガン シュエサンドー・パゴダ


 この寺院には お釈迦様の整髪が安置してあるとも言われています.
 シュエサンドー は 5 階建てで写真のように観光客がのテラスに登って、夕日を眺めらることができるそうです.



アーナンダ寺院
 バガン アーナンダー寺院

 アーナンダ寺院 は バガン遺跡 の中でも最大級の大きさを誇るパゴダ で、本堂の一辺が 53 m の正方形でできており、 4 つの入り口があります.




 そしてまたヤンゴンに戻って ・・・・・・・



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 ヤンゴン ダウンタウン

 ヤンゴン という名前はよく聞いていたので、今まで ヤンゴン が ミャンマー の首都とばかり思っていました.
 ところが 2006 年に ヤンゴン から ネピドー に首都が移されたようです.
 首都移転に関してははっきりした理由が公表されておらず、いろいろな憶測が飛び交っているようです.

 ちなみに ネピドー には ウッパタサンティ・パゴダ なる寺院がありますが、 シュエダゴン・パゴダ とデザインが似ているので、ボクなんか間違えて連れられて行っても区別がつかないでしょう.



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 ヤンゴン のどこか その1


 ボクは超偏食なので、まずダメなのがその地域の料理.

 ミャンマー の料理って、日本人の味覚に結構合って美味しいということが言われていますが、微妙な変化を逃がさないボクの舌的には結構厳しいかなぁ.
 写真の料理はなんとなく美味しそうですね.
 食べれそうな雰囲気です.

 焼きそばみたいなものは 油ビーフン かな ?


 写真の女性のほっぺに何か塗ってありますが、これが タナカ と呼ばれる天然の化粧品.
 他の写真では男性も塗っていたものがありました.



 鉄道で タダーレイ (Tadalay) 駅へ



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 鉄道情景写真 ・・・・・・・ っぽいな.

 奥のほうに 撮り鉄 らしき、怪しい人影が見えます.
 なんとなく日本人に見えるのは気のせいかな.

 踏切なんてないのかねぇ.



メーラムパヤー
 ヤンゴン郊外 メーラムパヤー

 なにかテーマパークのようになっていますが、お釈迦様の誕生からの物語を追体験できるようになっているようです.


 ここからまた ヤンゴン に戻って 



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 ヤンゴン シュエダゴン・パゴダ

 ミャンマー 仏教の中心である代表的な寺院です、この寺院の姿は何んとなく見た記憶があります.

 ヤンゴン の中心部にあるようでございます.
 ちなみに ミャンマー では寺院の境内には裸足で入るものとされており、このパゴダも例外ではないようです.



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 ヤンゴン シュエダゴン・パゴダ


 これも シュエダゴン・パゴダ のワンシーンですが ・・・・・・・・

 すごいものを見つけてしまいました.

 中央付近に紫の服を着た二人の女性の後ろにものすごくキレイな女性が座っています.
 残念ながらこの記事ではきっとうまく拡大できませんが.

 どうせ撮るんだったら奥の女性を中心にしないと ・・・・・ もう少し被写体を選んで撮って欲しかった.



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 ヤンゴン 西部県 チャウタダ郡区 にある 旧ヤンゴン最高裁判所


 スーレー・パヤー の写真もあったけれど、こちらを.



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 ヤンゴンのどこか その 2

 他の写真もそうだけれど、裸足の人が結構いるなぁ.



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 バンコク スワンナプーム国際空港 の スタバ

 ミャンマー にはスタバがないようなので、 バンコク の空港内の スタバ を徘徊したようです.
 ですので冒頭の写真のマグカップも バンコク なのです.

 この飛行場、写真で見るととてもステキなデザイン.
 って言うか、 6 時間も待ち時間があったんならもっと空港内の写真も撮ってこないとねぇ ・・・・・・・・

 ちなみに バンコック という言葉をよく聞きますが、正しくは バンコク のようです.



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 なんかお約束になりつつあるアメイジングな写真.

 っていうか、このシャワーみたいなものをどうしろと ・・・・・・・・
 ただ床に放り投げてあるのもすごいというか ・・・・・・・.
 絶対、触りたくないなぁ.

 調べてみたら、基本的にはトイレット・ペーパーを使わず、このシャワーで洗うようなのです.
 食事もだめだけれど、トイレにすら入れそうにない ............ orz

 おそるべし ミャンマー .





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 ヤンゴンのどこか その 3

 ということで、自分で行っていないのに行ったような気分にさせる旅行記でした.
 まぁ自分では絶対に行こうと思わない場所なので、おかげでいろいろ勉強させていただきました.

 今回は写真のデキがイマ二くらい、折角の旅行なんだからもう少し魂込めて撮らないと.
 やっぱり次回は専属カメラマンとしてついていくしかないかな.


 さて次回はいったいどこに "逝く" のだろうか ・・・・・・ できれば シルクロード イスタンブール 辺りをキボン !!



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Splendido Hotel

 昨日から今日にかけ肉体的にかなりハードな二日間を過ごしております.
 おかげで足が筋肉痛気味なのです.
 歳が歳だけに、本当のリバウンドは数日後にやってくるのだろうか ・・・・・・・ (笑)



 先週末は大寒波襲来、西日本では積雪のためいろいろ混乱が出たようです.
 前回も書きましたが、ボクの住んでいる地域は曇り空だったものの降雪はありませんでした.




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 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/800sec f/10 ISO-100)

 1 月 24 日 (日) の景色です.
 この日も曇り空ではありましたが、一部青空も見えています.


 かなり降るんじゃないかと、土曜日の朝一で散髪に行き、その後家で引きこもりを決めたのですが.
 いい意味で肩透かしでした.




 おかげで普段は観ようとも思わない長編映画をガッツリ観てしまいました.




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 "ロード・オブ・ザ・リング" 三部作 ・・・・・・ 三作で 9 時間を超える超大作です.


 久しぶりに棚から取り出し、二日間にわたって一気に観ましたがとても面白かった.
 こんなに面白い映画だったんだと.

 結構感動したなぁ ・・・・・・ サム がいい.





 さて今日のアルバムも、先日の The Three Sounds のアルバムのように聴き応え満点.
 1 時間を超える大作なのです.
 アナログ盤で発売された当時は 2 枚組でしたが、 CD 化で 1 枚になっています.









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  "Splendido Hotel / Al Di Meola"





  1. Alien Chase on Arabian Desert
         (Al Di Meola) ・・・・・ 8:55
  2. Silent Story in Her Eyes
         (Al Di Meola) ・・・・・ 7:32
  3. Roller Jubilee
         (Philippe Saisse) ・・・・・ 4:44
  4. Two to Tango
         (Al Di Meola) ・・・・・ 4:13
  5. Al Di's Dream Theme
         (Al Di Meola) ・・・・・ 6:47
  6. Dinner Music of the Gods
         (Al Di Meola) ・・・・・ 8:33
  7. Splendido Sundance
         (Al Di Meola) ・・・・・ 4:52
  8. I Can Tell
         (Al Di Meola-P.Saisse) ・・・・・ 3:58
  9. Spanish Eyes
         (B.Kaempfert-C.Singleton-E.Snyder) ・・・・・ 5:10
  10. Isfahan
         (Chick Corea) ・・・・・ 11:34
  11. Bianca's Midnight Lullaby
         (Al Di Meola) ・・・・・ 1:54





  Al Di Meola (g.mandocello.perc.key.ds.vo),
  Les Paul (g: # 9), Anthony Jackson (b: # 2, 3, 5, 9),
  Tim Landers (b: #1, 5, 6), Chick Corea (p: # 2, 4, 10),
  Philippe Saisse (key.Marimba.vo: # 1, 2, 3, 5, 6, 8),
  Peter Cannarozzi (synth), Jan Hammer (Moog: # 4),
  Robbie Gonzalez (ds: # 1, 2, 5, 6), 
  Steve Gadd (ds: # 3, 9), Mingo Lewis (perc: # 2, 3, 5), 
  Eddie Colon (perc: # 1, 2, 5, 6), David Campbell (vln), 
  Carol Shive (viola), Dennis Karmzyn (cello), 
  Raymond Kelley (cello), The Columbus Boychoir.







 1980 年にリリースされたアルバム.
 彼のリーダー・アルバムとしては 4 作目になります.




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 このアルバムも、どこから聴いても アル・ディ・メオラ .
 ボクにとっては "Elegant Gypsy" の演奏がとても強烈だったので、どうしても彼の演奏を聴くと "Elegant Gypsy" を思い浮かべてしまいます.


 そんな聴き方になってしまうと、この曲はあの曲に似ているなぁ ・・・・・・・ なんて.
 5 曲目の "Al Di's Dream Theme" もどこかで聴いたような雰囲気の曲.



 7 曲目の "Splendido Sundance" は "Elegant Gypsy" での "Mediterranean Sundance" を彷彿させる演奏です.
 "Mediterranean Sundance" では今は亡き Paco De Lucia が左側で弾いていました.
 それに対して "Splendido Sundance" は アル・ディ・メオラ 一人でオーバーダビング.




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 注目は 9 曲目の "Spanish Eyes"
 なんと、あの レス・ポール が参加しています.
 おまけにリズム・セクションには スティーヴ・ガッド 様.
 いやがうえにも期待は高まるのです.

 ボクの個人的な感想としましては、ちょっと曲の雰囲気が軽すぎる気がします.
 もう少しヘビーというか、ヒスパニックというか ・・・・・・・

 明るい南国の日差しのような雰囲気が漂いすぎちゃっているというのかなぁ.
 このメンバーだったら、もっとグイグイきてほしい.


 いろいろな雰囲気の曲が収められたアルバム.
 過去 3 作の集大成ともいうアルバムなのかな.


 それだけにちょっとゴチャ混ぜ感が少し漂っている感じはしますが、彼の超絶ギターは健在.
 異国の情緒にガッツリ浸れるアルバムです.






 以前書いた スタバ の ベアリスタ .
 今年の干支にちなんだものを女子からお土産でいただきました.


 このベアリスタ、着ぐるみを着ているのでちょっと脱がしてみました.



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 全然イメージが変わって、ちょっと残念なネイキッド・フォトになりました (笑)

 ちなみにこの干支のシリーズは、手と足が普段のベアリスタとはちょっと違っています.

Point of Departure

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日も朝からきれいな青空です.
 こんないいお天気ですが、今日は年一回の暖房用気調システムの点検が午前中あるので家でお留守番です.
 点検中も特にやることないので、とりあえずのブログ更新.



16 002
 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/320sec f/10 ISO-100)

 今年の冬って、雪も少なく比較的穏やかな日が続いているから、家からの見る景色はほとんど変化なく面白くありません.
 そのため例年に比べると写真撮影枚数が極めて少ないのです.


 雪が多ければ多いで道路の凍結で大迷惑、もういらないと思ったりするのですが、今年のようになければないでもう少し冬らしい景色も眺めたいとも思ったりします.

 本当に自分勝手なのです (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・


 さてどこにも行くことのできない土曜日、午前中にブログを更新してしまおう.


 アブストラクト (・・・ [形動]抽象的な。観念的な。 ・・・)
 そんな言葉の似あうアルバムです.





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  "Point of Departure / Andrew Hill"





  1. Refuge ・・・・・ 12:16

  2. New Monastery ・・・・・ 7:05

  3. Spectrum ・・・・・ 9:47

  4. Flight 19 ・・・・・ 4:18

  5. Dedication ・・・・・ 6:45

  (All compositions by Andrew Hill)





  Kenny Dorham (tp), Eric Dolphy (as.b-cl.fl),
  Joe Henderson (ts), Andrew Hill (p),
  Richard Davis (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at RVG Studio, Engl. Cliffs, NJ, March 21, 1964.






 BLP-4167 ・・・・・・ 4100番台も後期になりますと、結構危険な香りのするアルバムがゴロゴロ.
 ボクにとってはこのアルバムもかなり危険な香りが.

 ボクの CD には入っていませんが、別テイク 3 曲がボーナストラックとして入っているものもあります.



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 超・新主流派 とでも呼んでしまおうか.

 それまでほとんど聴こうとしなかった アンドリュー・ヒル .
 幾度となく聴いてきたけれど、どうしても苦手な エリック・ドルフィー .

 このアルバムはこの二人に象徴されるのかなぁ.


 ベースの リチャード・デイヴィス はいかにも彼らしい演奏で、こういった演奏にも溶け込んでいます.
 トニー・ウィリアムス も同じですね.

 決してフリー・ジャズではないんだけれど、フリーキーな香りがプンプンしています.

 そしてとどめを刺すのが 3 曲目での エリック・ドルフィー の バス・クラリネット .




hill006

 5 曲目 "Dedication" はとても抒情的な曲.
 途中の アンドリュー・ヒル のピアノがとてもリリカルなのです ・・・・・・・

 が、フレーズのところどころに予想外の音がちりばめられています.
 すごくステキな旋律を追いかけていると、突然一つの音が ・・・・・ そう予想外に飛び出すのです.

 このあたり、聴いていてもハラハラ・ドキドキといった感じで、これが彼の演奏を好きになるのかダメなのかのターニング・ポイントになるんじゃないのかなぁ.


 ボクは ・・・・・・・・・

 とりあえず数年前に比べかなり成長したので、最後まで聴き通すことはできるようになりました (笑)
 まぁ、これは 山中千尋 さんのエッセイの影響が大ではあるんですがね.

 結局は美女に弱いということなのか.



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 もっとダメなのが、 エリック・ドルフィー 様.

 ジョン・コルトレーン を聴きまくっていた頃に エリック・ドルフィー にも出会ったので、彼の演奏はぶっちゃけ以前かなり頑張って聴いた記憶があります.
 アルバムも有名どころのアルバム中心に、リーダー・アルバムだけでもたしか 5・6 枚は持っていました.


 でもねぇ ・・・・・・・・ やっぱりダメ.



 CD 集め始めてからは、彼のリーダー・アルバムで購入したのは "Out to Lunch!" のみ.
 彼を代表するアルバムではありますが、 CD を買うことにかなり躊躇していたアルバム ・・・・・・・ 購入後もたまに姿勢を正して聴いてみようと思うものの、やっぱりキツイのです.


 このアルバム、 ジョー・ヘンダーソン が出てくるとなにかホッとできます.
 この時期の ジョー・ヘンダーソン は "In 'n Out" (BLP-4166) 、 "Inner Urge" (BLP-4189) といったバリバリのモード演奏をしていましたが、この "Point of Departure" の中では非常にモダンて聴きやすい感じを受けます.

 それだけ エリック・ドルフィー や アンドリュー・ヒル の演奏がアブストラクトということなのかな.

 結構修業的なアルバムでもありますが、せっかく購入したアルバムなので聴かないとね.
 たまにはこういったアブストラクトな演奏も刺激に満ちていていいのかも.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ベアリスタ がまたまた届きました.
 10月に職場を異動になった元部下の腐女子からです.



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  今年の干支にちなんだ猿のバリエスタ ・・・・・ ではなく ベアリスタ です.


 ちなみに今年最初の心の旅の行き先は ・・・・・・・・

 ミャンマー という国のようです 昔でいう ビルマ ..


 まぁこのあたりのことは次の機会にでも書くことにします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
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 更新がすっかり亀足になってしまいましたが、ようやく 1,000,000 アクセスまで到達しました.
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