Blue Note

Trompeta Toccata

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 この土日は ヨドバシカメラ で土屋先生のセミナーがあります.
 Facebook を見ると、いつもの写真友達の皆さんはすでに土曜日に聞きに行ったようですが、ボクは来週写真展に行くこともあり、さすがに毎週 東京 へ遊びには行けません.


 昨日の土曜日は天気も良く、春のような暖かさでした.
 セミナー聞けないので、せめて写真の練習にと山まで行ってきました.




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 ● Model: Tenpei Do S. ●

 ゲレンデにはほんの 2 時間ほどでしたが、結構顔が日焼け.
 おまけに、ここ数か月はデスクワークばかりなので、雪の上を少し歩いただけというのに足には疲労感ありありなのです.


 夜は地元の 海野宿 で雛祭りにちなんだイベントを開催しており、土曜日の夜だけ行灯に明かりを灯しているので、去年 に続いて撮影に行ってきました.




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 格子戸の向こう側に雛人形が飾ってあり、室内からライトアップ.

 昨年は三脚使って通りの写真など撮りましたが、今年は一脚だけ持参.

 19:00 頃出かけてみましたが、三脚持ったカメラおじさんたちがたくさんいてビックリ.
 昨年なんて、一般の見物含めても数人しかいなかったのに.


 通りが真っ暗なので、三脚立ててスローシャッター撮影しているのがわからないんですよね.
 結構三脚の前を観光客が平気で横切っていく風景があちこちに.




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 家の中の明かりもそれぞれなので、写真にするのは結構難しいなぁ.




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 久しぶりにジャズ・アルバムの話題.
 あまり写真のことばかり書いていると、冗談抜きで "雨の日だからカメラでも勉強しよう" にブログ・タイトル変えないといけなくなっちゃいます.

 そんなに有名なアルバムじゃないけれど、聴きこんでいくと結構楽しめるアルバム.






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  " Trompeta Toccata / Kenny Dorham "





  1. Trompeta Toccata
         (Kenny Dorham) ・・・・ 12:21
  2. Night Watch
         (Kenny Dorham) ・・・・ 5:44
  3. Mamacita
         (Joe Henderson) ・・・・ 11:02
  4. The Fox
         (Kenny Dorham) ・・・・ 7:59





  Kenny Dorham (tp), Joe Henderson (ts),
  Tommy Flanagan (p), Richard Davis (b),
  Albert Heath (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, September 14, 1964.









 ケニー・ドーハム 最後のリーダー・アルバムです.
 このアルバムの後も演奏は続けていましたが、サイドメンとしてわずかに演奏しただけのようです.

 リリースされたのは 1965 年、 BST-84181 ・・・・・・ ボクの中ではこのくらいの番号は、 Blue Note 後期と勝手に思っています.






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 ともすると "静かなケニー" のイメージばかりが付きまとってしまいがちですが、こういうのも ケニー・ドーハム だよね.

 結構いろいろなリズムを取り入れた演奏してますし.
 あの "Blue Bassa" の作曲者でもあります.

 ジョー・ヘンダーソン とは 1963 年録音の "Una Mas" (BST 84127) から一緒にプレイしています.


 いろいろなところに、過小評価されたミュージシャンということが書かれています.
 でも 日本 では "静かなケニー" によって、今でも根強い人気があります.




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 このアルバムでは特に ジョー・ヘンダーソン がいいなぁ.

 最近は CP+ などで、どうもガッツリ聴く暇もなかったので、このアルバムの ジョー・ヘンダーソン のようなアグレッシブな演奏がとても新鮮さがあるなぁ.
 昔だったら、ちょっと厳しいかなぁと思える部分も、今では全然いいじゃん.

 そんな演奏に触発されてか、他のメンバーも結構アツい演奏を繰り広げています.
 特に最後の "The Fox" が ・・・・・・ トミー・フラナガン のソロもアツい.

 まぁこの時代のこういった演奏に トミー・フラナガン が加わっていること自体も、ちょっと意外だったりもします.
 この時代の Blue Note だったら、圧倒的に ハービー・ハンコック や マッコイ・タイナー が加わった演奏が多い.

 アンドリュー・ヒル が台頭してきたのも、ちょうどこの頃でした.




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 ボクが好きな ケニー・ドーハム は、"'Round About Midnight at the Cafe Bohemia (Blue Note)" や "
Quiet Kenny (New Jazz)" といった定番ものになってしまいますが、久しぶりにこういう演奏を聞いてみると、他のアルバムも全然捨てたもんじゃないなぁと思います.




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 ちょっと遅くなりましたが、 2 月の映画鑑賞.
 2 月も結構観たほうかな、 18 本でした.




  バトル・ロワイアル
  ブラックパンサー
  ボス・ベイビー
  リディック
  リディック:ギャラクシー・バトル
  インターステラー
  ドラゴン・タトゥーの女
  ワイルド・スピード ICE BREAK
  セッション
  ランボー
  キリング・フィールド
  アフリカの女王
  犬ヶ島
  心と体と
  ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜
  アリータ: バトル・エンジェル
  ラストエンペラー
  ONCE ダブリンの街角で



 この時期は WOWOW でも アカデミー賞 関係の名作が多く放映されるので、面白い映画がたくさん.



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 本年度の アカデミー賞 でも話題だった "ブラックパンサー" 、
 "インターステラー" も難しくてすべては理解できないけれど、かなり科学的な考証をベースにした作品ですし、
 "セッション" もようやく観ることができました、
 "キリングフィールド" は何年かぶり、

 名作 "アフリカの女王" や、結構好きな "心と体と" ・・・・・・


 そんな中での一番は ・・・・・・





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 上質の歴史大作ですね.
 映像もいいし、音楽もいいし、登場する俳優たちが子役も含めて魅力的な人ばかり.
 ジョン・ローン もとてもよかった.

 映画だけに、若干脚色してある部分もあるようですが、歴史大作として十分に楽しめます.

 今でも当時の予告編を覚えていて、「世界はラストエンペラーにひれ伏す」 の言葉がとにかく印象的でした.




The Last Emperor 006

 ずっと前に 200 何分かの ディレクターズ・カット版 を観たんだけれど、観ていて面白いので、時間的に長いと感じなかった記憶があります.

 坂本龍一 の演技は置いておいて、音楽がとてもいい.
 あのメロディーを耳にすると、紫禁城の場面が浮かんできます.




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 この映画の監督は、 ベルナルド・ベルトルッチ ・・・・・ といえば、なんたって 暗殺の森 !!

 一応 "ラスト・タンゴ・イン・パリ" も持っているけれど ・・・・・・
 他の作品も数作品観た記憶がありますが、あまり好きになれない.

 やっぱり "暗殺の森" 、 "ラスト・エンペラー" 、 "1900年" かな.


 昨年 11 月に 77 歳で亡くなっています
 今の時代、まだ若いのにねぇ ・・・・・ 合掌




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Goin' Up

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 年末年始の連休後の一週間は長かったなぁ.
 仕事もトップへのプレゼンなどあったので、精神的にもお疲れなのです.
 年末からちょっと大事な計画を 2 本並行で作っていたので、さすがに頭の中での整理が ・・・・・

 こちらの仕事は 2 月にはようやく完成になるのでもう少しの頑張りです.




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 いつもの 電柱のある風景 を Facebook にアップしたら、 「カラスがいない ・・・・」 なんて意見をいただいたので、今日は SIGMA 100-400mm で鳥を撮ってみた.
 結構鳥が集まる林のそばなので、カメラを用意して待ち始めてからほんの数分でやってきてくれました.
 ちなみに電線や電柱にとまるのは、どうも朝方が多いような気がします.


 直線距離で 30-50m くらいかな、そんなに離れてはいませんが鳥が小さいので、イメージとしてはフルサイズの 400mm じゃかなり厳しいて感じ.
 室内からのガラス越しで手持ちで撮影ですが、このレンズは結構手振れ補正いいような気がしています.


 ちなみにカラスではありませんでした (笑)




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 こちらは 1 月 2 日に撮ったものですが、気が付いたら電柱の上に.

 こちらのほうは正真正銘のカラス.




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 年末から結構古い映画を何本か観てるんだけれど、その多くが 1950 年代のモノクロ映画.
 ジャズも映画も、 50 年代と 60 年代ってどうもかなり違う感じです.

 今日のアルバムは 1960 年の録音ですが、聴くたびに何か新しい感じを受けます.





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  " Goin' Up / Freddie Hubbard "





  1. Asiatic Raes
          (Kenny Dorham) ・・・・ 6:46
  2. The Changing Scene
          (Hank Mobley) ・・・ 5:49
  3. Karioka
          (Kenny Dorham) ・・・・ 6:15
  4. A Peck a Sec
          (Hank Mobley) ・・・・ 5:49
  5. I Wished I Knew
          (Bill Smith) ・・・・ 7:48
  6. Blues for Brenda
          (Freddie Hubbard) ・・・・ 6:59





  Freddie Hubbard (tp), Hank Mobley (ts),
  McCoy Tyner (p), Paul Chambers (b),
  Philly Joe Jones (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, November 6, 1960.






 フレディー・ハバート の Blue Note での 2 枚目のリーダー・アルバム.
 最初のリーダー・アルバム "Open Sesame (BLP-4040)" がカルテットだったのに対して、このアルバムはテナーを加えたクインテット演奏.
 ・・・・・・・って書いたけれど、勘違いしてました、 "Open Sesami" には ティナ・ ブルックス がしっかり入っていました m(_ _)m





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 このアルバムは結構好きなアルバムの一枚です.
 有名な演奏しているわけではありませんし、そんなに派手さもないんですが、ボクはこのアルバムが好きです.
 これが Blue Note ・・・・ これがモダン・ジャズっていう雰囲気.


 1 曲目は ケニー・ドーハム の有名な曲で、 "Quiet Kenny" の中で "Lotus Blossom" というタイトルで演奏しています
 この曲は "Newk's Time / Sonny Rollins" でも "Asiatic Raes" というタイトルで演奏されています.


 でもボクがこのアルバムで好きな曲は、次の "The Changing Scene"
 街歩き用の ウォークマン にこの曲が入っているので比較的耳にする機会も多かったせいかな.
 でもどこかで違う演奏を聴いたような記憶もある ・・・・・

 ちょっと調べてみたけれどわからないから、きっと気のせいかもしれません.




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 ピアノは "Open Sesame" に続いて マッコイ・タイナー .
 ところどころに彼らしいところもありますが、それは事前に知っているからそう思うんだろうな.
 このアルバム初めて聴いて、ブラインドクイズなんかされたら、間違いなくわからないと思います.
 マッコイ・タイナー はたしか、この年に ジョン・コルトレーン のグループに加入したんだっけ.


 テナーの ハンク・モブレー が、当たり前だけれどいいですね.
 ハンク・モブレー はすでにこの時代には Blue Note を代表するミュージシャンの一人でしたが、 フレディー・ハバート の演奏も一歩も引けを取らないいい演奏です.

 最近は、ちょっとお気軽な演奏を聴く機会が多かったので、こういう正統派の演奏を久しぶりに聴くと、やっぱり Blue Note だなぁ.




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 6 曲目の "Blues for Brenda" .
 こういうマイナー・ブルースも好きだな.
 それぞれのアドリブも聴き応えあるし.


 高層ビルをバックに、Blue Note 新鋭のトランぺッターが微笑むジャケット.
 これからの彼を象徴するようなジャケット写真であり、アルバムでもあります.




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 先に書いたように、最近ちょっと古めの映画を再鑑賞中.
 古いのでモノクロだったり、今どきの恋愛とはかけ離れたりしてますが、俗にいう名作はいつ観てもやっぱり楽しい.




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 我が家の オードリー・ヘプバーン です.

 "緑の館" は欲しいと思わないので、あと買うとしたら 3 本くらいかな.
 でも今のままでも十分だと思う部分もあったりして ・・・・・

 価格も DVD だと 1,000 円程度で買えるのがうれしい.




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Lou Takes Off

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 今年もあと 10 日ほどですね.
 毎日仕事に追われていて、気が付けば今年も終わりという感じです.
 今年中にやっつけておきたい仕事があるので、来週 4 日間でなんとかしないと.


 今日は昔の仲間との忘年会、そしてクリスマス ・・・・・・ ここまでくると一年が終わるなぁという気分になってきます.




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 ● 築地警察署 銀座一丁目交番 ●

 先日の日曜日撮影したものです.
 ここって、今までてっきり 京橋交番 だとばかり思っていました.


 以前やっていた講習会場がここから一本北側の 京橋交差点 だったので、この交番の前はそれこそ何度通ったものか.
 今まではこの 銀座通り口交差点 が 銀座 と 京橋 の境界だとばかり思っていましたが、どうも違ったようです.




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 やっすい CTI を続けてきましたので、今夜は硬派なものを.
 久しぶりにゴリゴリの Blue Note .

 そういえば今年は Blue Note のアルバム、一枚も購入しなかった気がする ・・・・・・






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  " Lou Takes Off / Lou Donaldson "





  1. Sputnik
       (Lou Donaldson) ・・・・ 10:05
  2. Dewey Square
       (Charlie Parker) ・・・・ 7:16
  3. Strollin' In
       (Lou Donaldson) ・・・・ 14:34
  4. Groovin' High
       (Dizzy Gillespie) ・・・・ 6:22





  Donald Byrd (tp), Curtis Fuller (tb),
  Lou Donaldson (as), Sonny Clark (p),
  Jamil Nasser A.K.A. George Joyner (b), Art Taylor (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, December 15, 1957.






 チャーリー・パーカー 派のアルト奏者 ルー・ドナルドソン が 1957 年に吹き込んだアルバムです.
 Blue Note での、自身 4 枚目のリーダー・アルバムになります.




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 そんなには多くない三管編成のアルバム.
 それぞれのソロ部分も増えるので、一曲ごとの演奏時間も長くなります.

 いろいろな楽器が入ることによって、ミュージシャンはほかの演奏にインスパイアされ、段々ジャム・セッションのような熱い演奏になっているような気がします.


 Blue Note のトロンボーンといえば J.J.ジョンソン がまず浮かんできます.
 その後本アルバムの カーティス・フラー や ベニー・グリーン .
 ところがそれ以降がなかなかつながらない.


 1959 年に録音された "Walkin' & Talkin' / Bennie Green" (BLP-4010) 以降は、 1961 年録音の "Hub Cap / Freddie Hubbard" (BLP-4073) までメンバーとしてトロンボーンが入っているアルバムもありません.
 トロンボーン奏者がリーダーを務めているアルバムに至っては、 "Evolution / Grachan Moncur III" (BLP-4153) まで全くありません.
 楽器が持っている宿命みたいなものなのでしょうか ・・・・・




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 ● Curtis Fuller ●

 このアルバムで演奏している カーティス・フラー は、このアルバムが録音された 1957 年 デトロイト から ニューヨーク に出てきました.
 そしていきなり Prestige にリーダーアルバム "New Trombone" を録音、 Blue Note でもこの年だけで 3 枚のリーダー・アルバムを録音しています.
 もちろんその他にもサイドメンとしてのアルバムも何枚かあります.
 順風満帆のスターという感じですね.


 彼の代表作と言えば、きっとほとんどの人が "Blues-ette (Savoy)" と答えるでしょう.
 とにかくジャズ喫茶でも "Five Spot After Dark" は本当によく聴きました.
 このアルバムは、 マイルス・デイヴィス の "Kind Of Blue" のように、何回も再販され、いろいろなヴァージョンのアルバムが市場に出回っています.



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 ● Спутник-1 ●

 1 曲目のタイトル "Sputnik" はアルバム・ジャケット写真にも使われている ソ連 (当時) が 1957 年 10 月 4 日に打ち上げた世界初の人工衛星の名前です.
 この打ち上げ成功によって、当時アメリカの宇宙開発のリーダーというプライドが崩れ落ち、全世界に スプートニック・ショック を引き起こしたようでした.


 これにより 宇宙開発競争 が激化していったようです.
 何か遠い昔のお話しですね.




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 ● Lou Donaldson ●

 アルバムはとてもくつろいだ感じの中で、適度な緊張感持ちながら演奏している感じです.
 同じような三管編成の代表アルバム "Blue Train / John Coltrane" (BLP-1577) のようにいきなりガツーーーンとくるような感じもなく、ゆったりした演奏が聴けます.


 ルー・ドナルドソン はその後コンガやオルガンを加えたりしてソウル・ジャズと呼ばれるようなファンキーな演奏に変わっていきます.
 ボクはどちらかというとそんなソウルフルな演奏のほうが好きですが、たまにはこのアルバムのような チャーリー・パーカー を彷彿させるような演奏もいいですね.


 そうそう、 ソニー・クラーク も何気にいいのです.




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 ● 電柱の見える風景 ●

 今朝の風景ですが朝ベッドの上でオレンジの雲を見つけ、カメラ取りにいったついでにオシッコ ・・・・・・ いざ撮ろうと思ったらそんなにきれいな色じゃなくなっていた.

 空の変化ってあまりないようにも思いますが、ファインダー覗いていると刻々と変わっていくのがよくわかります.


 
 さて今夜は昔の職場の仲間とささやかな忘年会.
 



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Stop and Listen

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 EOS学園 の実習 や ヨドバシカメラ撮影会 のあとは、しばらく写真とにらめっこが続きます.
 撮った写真を確認して、どれを作品に仕上げるか.

 基本的に面倒くさがり屋なので、レタッチなどは本当に軽く ・・・・・ まぁかの有名な フォト・ショップ も持っていませんし.




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 そうはいっても肌のホワイトバランスや顔の明るさ、お肌のブラッシング 程度は EOS学園 での作品提出でも当たり前.
 ディスプレイで何回も何回も同じ写真を見直したりするので、微妙に疲れるし、見るたびにちょっと手直しの繰り返し.
 おかげで一枚の写真が何枚にも増幅し、どれが一番よかったのかわからなくなってしまうこともあったり (笑)


 これを始めちゃうと他のことまったくできなくなるので、映画観れないし、ブログの更新も無理、だからとにかく時間が欲しい.


 前回は最初の佳作を獲った時よりもちょっと自信あったものの、結果はあえなく撃沈.
 だから今回は妥協なしで徹底的に作品作りにトライします.




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 そこで一番の問題が仕上げのプリントなんだな.
 このヨドバシのコンテストは A3 まで OK なので、当然 A3 のほうがインパクト大きい.
 もちろん大きくなればなるほどピントの甘さなどもわかってしまうという、諸刃の刃的な危険もありますが.


 今回の写真の中で「これは」というものがあったので、できれば A3で応募したいのですが、肝心の A3 対応のプリンターが無い.
 前回は ヨドバシカメラ へデータ持込んでプリントアウトしましたが、微調整がきかないのでイメージがだいぶ変わってしまいました.



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 プリンター本体は決して購入できないほど高価ではないのですが、問題は置き場所.
 ボクのゴミだらけの部屋へはとても置くことができません.

 無線 LAN での印刷も可能ですが、今度のデスクトップは 無線 LAN ありませんし.


 どうしよう ・・・・
 印刷の時だけノートパソコンで 無線 LAN 使って他の部屋に置いておくか、それとも使うときに部屋に持ってきて有線接続するか ・・・・・・・

 画面確認しながらの印刷になるから、きっと後者だろうな.




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 肝心の機種ですが ・・・・

 お友達の皆さんは PRO-10S や PRO-100S を使っているようですが、いかんせんボクの場合部屋に常駐できないので、使用時に他の部屋から運ぶたびに 20 kg を持って階段の上り下りは考えただけでも大変すぎるので、残念ながら候補から除外.

 最終的には iP8730 あたりにしようかと思っています.
 価格的にも手ごろですし、今使っている複合機とインクも同じです.

 現在使用しているのがキヤノンの複合機なので、iP8730でも十分でしょうね。



 あとは奥様からどうやってお金をいただくか ・・・・ そこが一番の問題だな.



 
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 そんなこんなで、出費が嵩んでおりまして CD や Blu-ray 購入はピタッと止まっております
 おまけにブログのほうはというと、人気記事がどうも写真関係にシフトし始めているような気もします・・・・・・

 でも軸足はジャズということで、今日も古いアルバムでも聴いてみよう








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  " Stop and Listen / Baby Face Willette "





  1. Willow Weep for Me
           (Ann Ronell) ・・・・ 8:14
  2. Chances Are Few
           (Baby Face Willette) ・・・・ 7:41
  3. Jumpin' Jupiter
           (Baby Face Willette) ・・・・ 5:11
  4. Stop and Listen
           (Baby Face Willette) ・・・・ 4:38
  5. At Last
           (M.Gordon-H.Warren) ・・・・ 7:19
  6. Soul Walk
           (Baby Face Willette) ・・・・ 5:23
  7. Work Song
           (Nat Adderley) ・・・・ 4:53
  8. They Can't Take That Away from Me
           (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 6:24





  Baby Face Willette (org), Grant Green (g),
  Ben Dixon (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, May 22, 1961.






 ベビーフェイス・ウィレット の Blue Note 二作目にして、最後のアルバムになります.
 前作 "Face to Face" (BLP-4068) のメンバーからテナーサックスの フレッド・ジャクソン が抜けたトリオ編成です.

 オリジナルの構成は 7 曲目までで、 8 曲目はボーナス・トラック.






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 ベビーフェイス・ウィレット って Blue Note 期待のオルガン奏者で、ポスト ジミー・スミス 的な存在だったはずです.
 だからこの年に 1 月にデビュー・アルバム吹き込み、その 4 か月後に 2 枚目のリーダー・アルバム.
 さらにデビュー直前には ルー・ドナルドソン (BLP 4066) や グラント・グリーン (BLP 4064) のアルバムにも参加しています


 こんな感じで前途洋々だったはずなのですが、今日のアルバムの直後からバタッと活動がなくなってしまいます.
 結局 Blue Note でのリーダー・アルバムはたった 2 枚だけでした.


 薬なのか、アルコールなのか、それともオルガンということでサイドメンとしてなかなか使われなかったことが原因なのでしょうか.
 このあたりのことについては、いろいろ調べてみましたがよくわかりません




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 前もどこかで書きましたが、オルガンだったら ジミー・スミス よりも こちらの ベビーフェイス・ウィレット のほうが好みかな.

 彼自身は ジミー・スミス にとても多くの影響を受けたようですが、演奏スタイルは彼が生まれ育ったゴスペルの影響が表れています.

 ものすごく R&B 色が強くて、とてもアーシーで泥臭さがある.
 前作での フレッド・ジャクソン との共演はとにかく最高でした.
 これはもう、うまいとか下手とかじゃなくて.

 このアルバムはスタンダードなんかも入れてありますが、好きなのは 3 曲目の "Jumpin' Jupiter" や 4 曲目の "Stop and Listen" のような演奏.
 こんな演奏がホーンが入っていなくても全然 OK なのです.




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 彼の父親は聖職者で、母がその教会でピアノ演奏していました.
 彼の演奏を聴いてもわかりますが、音楽のルーツは ゴスペル .
 そして彼自身も、布教活動のため アメリカ 、 カナダ 、 キューバ などをピアノ演奏しながら回っていたようです.

 その後 シカゴ でジャズに転向し、オルガンに変更する前は、 King Kolax 、 Joe Houston 、 Johnny Otis 、 Big Jay McNeely などのグループで演奏活動を行っていました.

 1960 年 ニューヨーク で ルー・ドナルドソン や グラント・グリーン に出会い、 Blue Note でいくつかのセッションを行い、その後のリーダー・アルバムに至ります.
 ここから 1963 年までがまったくわかりませんが、 1963 年自分のトリオで Argo レーベルで 2 枚のアルバムを録音.
 ( Wikipedia を参考に)


 生活的にも恵まれなかったようで、ニューヨークで活動後シカゴに戻っています.


 星の数ほどいるジャズ・ミュージシャンの一人で、決して シリウス のような輝きはありませんが、結構好きだなボクは ・・・・・




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 一部コアなファンがいるような 電柱のある風景 です.




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 昨日 13 日の夕焼け.
 今一つ赤くならなかった.


 今日は曇り空でちょっと肌寒い.
 子供の写真を撮りに行くつもりだったんだけれど、こんな天気なのでどうしようか.

 とりあえず準備だけしておこうか ・・・・・




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Hank Mobley Quartet

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 台風いよいよやってきますね.
 9 月初めの台風 21 号と似たようなルートで日本上陸の見込みです.

 すでに沖縄はかなりの暴風雨で大変なようです.


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 ボクの地域も朝から雨 ・・・・・・・

 いつもの 電柱の見える風景 ではなく、望遠を使って遠くの 鉄塔の見える風景 を撮ってみました.
 モノクロ撮影ですが、今日はカラーにしても似たような雰囲気でしょう.




 先日の 東京 でもモノクロ写真にチャレンジしましたが、せっかくなので インスタグラム にアップしたものを何枚か.




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● お銀座 1 ●

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● お銀座 2 ●

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● 池袋駅前 ●

 モノクロ写真も撮ってみるとすごく難しい.
 ボク的にはちょっとコントラスト強めが好きなんですが、そうすると黒がつぶれちゃったりするので ・・・・・
 どこで測光させるか、どのくらいアンダーにするとか ・・・・ 一応シャッター押す前に考えながら撮ってますが思うように出来上がるのはまだまだ少ない.
 モノクロ設定の場合、カメラからフィルター効果を使うことができますが、今回もついつい忘れてました.


 まぁシャッター押す前に考えるようになっただけでも、一昔前とは格段の進歩なのですがね (笑)




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 さて今日のアルバムもそんなモノクロ写真を使った、いかにも Blue Note という雰囲気のアルバム.
 ジャケットだけでなく演奏ももちろん Blue Note らしいアルバムです.





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  " Hank Mobley Quartet "





  1. Hank's Prank
         (Hank Mobley) ・・・・ 4:29
  2. My Sin
         (Hank Mobley) ・・・・ 3:48
  3. Avila and Tequila
         (Hank Mobley) ・・・・ 4:30
  4. Walkin' the Fence
         (Hank Mobley) ・・・・ 3:38
  5. Love for Sale
         (Cole Porter) ・・・・ 4:30
  6. Just Coolin
         (Hank Mobley) ・・・・ 4:09





  Hank Mobley (ts), Horace Silver (p),
  Doug Watkins (b), Art Blakey (ds)
  Recorded at VG Studio, Hackensack, March 27, 1955.




 ハンク・モブレー が Blue Note に吹き込んだ初めてのリーダー・アルバムです.
 アルバム番号は BLP-5066 で 10 インチ盤でした.

 6 曲中 "Love for Sale" を除いた 5 曲が ハンク・モブレー のオリジナル曲.





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 多くの 10 インチ盤は、後年何曲か追加して 1500 番台の 12 インチとしても発売されました.
 でもこのアルバムは 12 インチ盤の発売はなく、後になって CD で陽の目を見ました.

 ただ "ブルーノート・ブック" を見ると別テイクが 2 曲残っているようなので、通常だったらこの 2 曲を加えて 12 インチにもできたと思うんだけれど ・・・・・・


 アルバム全体で、たった 25 分程度の録音時間.
 この記事書きながらリピートしていますが、少なくても 10 回は繰り返してるかな.




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 ハンク・モブレー はこの前年の 1954 年に ホレス・シルバー・クインテット に加入.
 このアルバムのメンバーはそんなクインテットのメンバー (上の写真) です.

 そしてそのクインテットのメンバーはそのまま ジャズ・メッセンジャーズ として活動していきます.

 この辺りはちょっとややこしいですが、 アート・ブレイキー がリーダーの時は ジャズ・メッセンジャーズ で、 ホレス・シルバー がリーダーの時は ホレス・シルバー・クインテット という感じで活動していたようです.
 さらにその後、アート・ブレイキー と ホレス・シルバー は袂を分かれていきますが、この二人が残したハード・バップの足跡はとても大きなものでしたね.




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 そんなメンバーの 初代 ジャズ・メッセンジャーズ として録音されたのが、このアルバムの 8 か月後、カフェ・ボヘミアで録音されたのが "At the Cafe Bohemia (BLP-1507 + 1508)" でした.

 今日のアルバム 3 曲目 "Avila and Tequila" は、そんな "At the Cafe Bohemia vol.2" でも演奏されています.

 このアルバムの中では 2 曲目の "My Sin" がいいですねぇ.
 前もどこかで書いたかと思うんだけれど、 ハンク・モブレー って微妙にいい曲書きますよね.


 このアルバムは一般的なアルバムの半分くらいの時間で、小作品集みたいな感じですが、ハード・バップの雰囲気も至る所で感じることができる秀作.


 控えめな ハンク・モブレー らしいアルバムとでもいえばいいのでしょうか ・・・・




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 このブログ、アクセス数ももう少しで 700,000 なのですが、どうも最近は微妙にアクセス数が減っております.
 更新期間が長くなったり、内容的にも今一つな部分が影響しているんでしょうか.

 ブログというもの自体が、以前よりみんな覗かなくなってきているのも原因の一つじゃないかともボクは思っています.




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 当然カテゴリ別のランキングも落ちてるんだろうな ・・・・・

 数日ぶりに見てみると、なんと 3 位に上がっていました ・・・・ ちなみにボクの定位置は 5 位前後.
 他のブログのアクセスも下がったということでしょうか.

 まぁこのランキングは以前からまったく信じていませんが・・・・・(笑)




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Some Other Stuff

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 今年もやってきました 東京ジャズ ・・・・・ と言っても、出不精のボクは会場まで聴きに行くわけでもないんですがね.

 例年通り、昨日は radiko でずっと聴いていました.




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 今年も いつもの小川さん がゲスト解説者で、アナウンサーも昨年と同じです.

 ボクの場合なかなか新しい演奏を聴く機会がないので、一年に一度この番組がとてもいい刺激にもなっています.
 普段絶対聴かないような演奏がここでは聴くことができますので.


 ロバート・グラスパー グループの演奏もよかったけれど、圧巻は土曜日のトリ ハービー・ハンコック でしょうね.
 ロバート・グラスパー も参加してすごい演奏でした.

 ロバート・グラスパー と言えば、今 ローリン・ヒル との一悶着で話題の人だったりもします.




ManTra 003

 今日の昼間は THE VOICES として、ホールで新生 マンハッタン・トランスファー も登場.

 今年 "THE JUNCTION" を発表、その中の "CANTALOOP (FLIP OUT!)" は何回か聴いてみましたが、超ゴキゲン.
 このアルバムは購入する予定です.

 このステージも FM 放送で聴きたかったんだけれど、残念ながら今日の放送はないんですよね.


 やっぱりお金出して聴かないとダメですね (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・





 そんな "CANTALOOP" のオリジナルともいえる "Cantaloupe Island" が入っているのが、 1964 年に発表された "Empyrean Isles (BLP-4175)" .


 今日のアルバムはその次の、次に、発表になったアルバムです.







4177








  " Some Other Stuff / Grachan Moncur III "





  1. Gnostic ・・・・ 11:42

  2. Thandiwa ・・・・ 8:17

  3. The Twins ・・・・ 12:53

  4. Nomadic ・・・・ 7:43






  Grachan Moncur III (tb), Wayne Shorter (ts),
  Herbie Hancock (p), Cecil McBee (b),
  Tony Williams (dms)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, July 6, 1964.







 ジャケット写真はいつものように輸入盤のためか、違う番号になっています.
 ジャケットデザインはとてもステキです ・・・・・・ ジャケットは.

 演奏されている曲はすべて グレイシャン・モンカー・三世 によるもの.




4177-2

 グレイシャン・モンカー・三世 が Blue Note に残したリーダー・アルバムはたった 2 枚だけ.
 本アルバムはその 2 枚目になります.

 一作目の "Evolution" もかなりアブストラクトな新主流派的な演奏でした.

 正直ボクの好みと言えるような演奏ではありません.
 聴く前から何となくわかっていたものの、今日のアルバムを含め Blue Note の 4100 番台までは買える時に買っておこうと思って含め購入.




grachan-moncur 0025

 前述のように "Evolution" も結構シリアスなジャズ・ファンには間違いなく敬遠されるレベルだと思いますが、本作はさらにそこにフリー・ジャズの要素を大きくトッピングした感じ.


 ぶっちゃけ、結構 カオス 感が漂ってます.
 フリー・ジャズとか好きな人には楽しめそうですが、ボクはこのアルバムは結構キツイ.
 時代的にも、いろいろな人が新しい方向を模索している時代でもあり、そんな混沌とした雰囲気がアルバムにも現れているといえばいいのかなぁ.


 ジャズにおける シュールレアリスム 的な表現というか ・・・・・・
 アヴァン・ギャルド という表現がとても似合うアルバムです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて 8 月の映画鑑賞ですが、 8 月は映画館にはいかなかったものの 17 本も観ました.
 他にも何本か途中まで観たものもありますが、それらはつまらなく途中リタイヤ.



  007 ダイヤモンドは永遠に 
  007 ゴールドフィンガー
  大怪獣ガメラ
  大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン
  友へ チング
  ジェイソン・ボーン
  エヴァの匂い
  ボーン・レガシー
  地球が静止する日
  トータル・リコール(2012)
  雲のむこう、約束の場所
  メンフィス・ベル
  秒速5センチメートル
  言の葉の庭
  IT/イット“それ”が見えたら、終わり。
  遊星からの物体X
  マイウェイ 12,000キロの真実






 新海誠 の作品は別として ・・・・・・

 この頃の 007 シリーズは ジェームス・ボンド の魅力がいっぱいで、何度観ても面白い.
 一連の "ジェイソン・ボーン" シリーズ (厳密にはシリーズにはなっていませんが) も独特のスピード感と緊張感があってそれなりに楽しめます.

 そういえば "メンフィス・ベル" に デヴィッド・ストラザーン が出てました ( "ジェイソン・ボーン" のシリーズの ノア・ヴォーゼン ).


 さて、そんな中の一本は ・・・・・・・・






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 完全に ジャンヌ・モロー に一票って感じです.

 ここまでの悪女 ・・・・ わがままな女を演じていても彼女だったら許せちゃう男はごまんといるんじゃないでしょうか (笑)

 映画自体はそれほどいい映画とは思いませんが、やっぱり彼女の悪の魅力があふれています.


 この映画は 1962 年公開、当時彼女は 34 歳だと思いますがちょっと老けた感じがありました ・・・・ なんとなくちょっと老けた ベティー・デヴィス みたい.
 それでもキレイなことには変わりありません.




エヴァの匂い003

 そしてこの映画、 ビリー・ホリディ の "Willow Weep For Me" がとにかく印象的.
 この時代のフランス映画は、ジャズを使っているものがたくさん多い.

 特に ジャンヌ・モロー とジャズと言えば 1957 年の "死刑台のエレベーター (1957)""危険な関係 (1959)"
 両映画とも大好きですし、そこに使われた音楽も大好き.

 もちろん ジャンヌ・モロー は言わずもがな.




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 長野県 上田市 別所温泉 臨泉楼 柏屋別荘 にあった彼女のサイン.
 こんな 日本 の田舎の温泉までやってきたのかと思うと、ほんのちょっとだけ距離が縮まった気もします.
 

 ちなみにこちらの旅館は現在休業 (廃業 ?) で宿泊はできません.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

A Swingin' Affair

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 N-One がやって来て、もうすぐ一年.

 暑さがぶり返した 21 日の火曜日、洗車 & ワックスがけしてあげました.
 思っていたよりも暑くて、カーポートの屋根の下にもかかわらず汗びっしょり、終わってからプチ熱中症のような感じでした.

 写真のようにそんなに強い日差しじゃなかったんだけれどね.




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 今どきの軽自動車、乗ってみれば結構快適です.

 広さもかなりありますし、走りもそこそこ.
 小さいことのメリットも結構感じる時があり、一人でチョコチョコ走るには十分すぎるかな.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 PC 新しくしてから、写真の整理などずっとしていますが、最近はスキャナで取り込んだジャケット写真の整理.
 比率が結構バラバラ (といっても数ピクセル程度) だったので、きちんと 1:1 になるようにトリミングして、若干コントラスト調整.


 別に数ピクセルだからほとんどわからないんだけれど、一度気になるとダメ.
 ちょっと偏執的な拘りです (笑)


 そんな作業の中で改めてステキだなぁと思ったアルバムです.







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  " A Swingin' Affair / Dexter Gordon "





  1. Soy Califa
       (Dexter Gordon) ・・・・ 6:25
  2. Don't Explain
       (B.Holiday-A.Herzog) ・・・・ 6:04
  3. You Stepped Out of a Dream
       (N.H.Brown-G.Kahn) ・・・・ 6:30
  4. The Backbone
       (Butch Warren) ・・・・ 6:46
  5. Until the Real Thing Comes Along
       (S.Cahn-S.Chaplin-L.E.Freeman) ・・・・ 6:47
  6. McSplivens
       (Dexter Gordon) ・・・・ 5:43





  Dexter Gordon (ts), Sonny Clark (p),
  Butch Warren (b), Billy Higgins (ds)
  Recorded at VG Studio, Englewood Cliffs, August 29, 1962.







 このアルバムは "GO ! (BLP-4112)" の二日後に録音されたアルバムです.
 ただし発売されたのは 1964 年だったので、レコード番号はちょっと離れています.

 メンバーは "GO !" とまったく同じメンバー.





4133-2

 このジャケットは好きだなぁ.
 こういうのが Blue Note のアルバムだよねぇっていう感じ.

 ボクの CD はインポート盤なので、写真のようにアルバム番号が違っています.


 ヨーロッパに渡る直前の演奏です.
 渡欧の原因は "GO !" の時にさらりと書いたので、今回は割愛.


 前はそんなに好みのテナーじゃなかったんだけれど、最近は聴いていてもいいなぁって感じに変わりました.
 ただ "Round Midnight" の デイル・ターナー が何となく被ってしまう.
 映像の影響力はとても大きい.


 "Until the Real Thing Comes Along" の演奏はいいなぁ.




Dexter Gordon 4133
● Alfred Lion, Dexter Gordon, Billy Higgins ●

 いきなり変な掛け声で、ドラムの面白いリズムから始まるので、ひょっとして Blue Note お得意のドラムやパーカッション系の演奏か、と思ってしまいますが、そんなのはほんの一瞬.
 すぐにストレートアヘッドな演奏になりました.

 アナログ盤だと A 面に 3 曲 B 面に 3 曲で、それぞれアップテンポの曲の間にバラード曲を挟んだ構成です.
 この辺りも聴きやすいところですね.

 そしてこの 2 曲の演奏がグッとくるくらいステキ.


 もちろん他の 4 曲も、変な力みもなくのびのびと演奏している感じで、ご機嫌です.




Dexter Gordon 4133-2
● Dexter Gordon, Sonny Clark ●

 ソニー・クラーク も何気にいいなぁ.
 特に "Don't Explain" でのソロなんて、ため息が出ちゃいます.
 いつものように、なんとなく日本人好みの演奏って感じしてます.

 彼はこの録音の半年後に 31 歳で死去、原因は薬物中毒によるものでした ・・・・ 公式的には心臓発作になっていたかな.


 前作の "GO !" も評価の高いアルバムですが、こちらの "A Swingin' Affair" のほうがもう少しゆったりした感じでとても聴きやすく、ホッとできるアルバムのような気がします.


 ボクは今日のアルバムのほうが好み・・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 インスタグラム結構頑張ってます ・・・・・ と言ってもみんな過去の写真ですが.

 一回に数枚の写真をまとめてアップすることもできますが、家の PC だとトップページしか見ることができないし、写真によってハッシュタグが違ってくるので、あえて一枚ずつアップしてます.
 そのため一日最大 4 枚と自分の中で決めてます.




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 写真によって 「いいね」 のつき方が全然違うので、とても勉強になります.
 EOS学園 の講評会同様、自分でいいと思うのと他人の評価が違ったりするのが面白い.


 ボクはフォローもフォローアーも 50 人程度しかいないので、当然 「いいね」 の数も大したことありませんが、それでも知らない人たちにフォローされたり 「いいね」 もらったりするのはいいな.


 フォローアーの数増やすのに必死になっている人たちの気持ちが何となくわかったり (笑)


 もう少し写真撮って新しい写真をアップしないといかんなぁ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Genius of Modern Music vol. 1

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今年も大雨の影響で大変な被害が出ています.
 昨年の 九州北部豪雨 もちょうど同じ時期でした.

 特に金曜日からは次々と被害の状況がマスコミを通じ報道されています.


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 たった今撮ったばかりの家からの風景 ・・・・ 電信柱の見える風景 です (笑)
 雨もやんで、青空も見えています.

 この週末はボクの地域も 大雨洪水警報 が発表になりましたが、 幸いなことに災害などの発生もまったくなく、土曜日には警報も注意報に切り替わりました.

 まだまだ土砂災害警戒情報や大雨特別警報、避難指示が発表されている地域があります.

 これ以上の大きな被害がないことを祈るばかり ・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 まだ紹介していないアルバムを記事にしようとすると、当然こういうアルバムも.
 正直、今までは全然聴こうと思わなかったアルバム.

 とりあえず Blue Note の 1500 番代はできるだけ揃えようと思い、たまたま 1,100 円という廉価価格のものがあったのでかなり前に購入しましたが.





1510






  " Genius of Modern Music vol. 1 / Thelonious Monk "





  1. 'Round Midnight
       (T.Monk-C.Williams-B.Hanighen) ・・・・・ 3:11
  2. Off Minor
       (Thelonious Monk) ・・・・・ 3:00
  3. Ruby my Dear
       (Thelonious Monk) ・・・・・ 3:07
  4. I Mean You
       (T.Monk-C.Hawkins) ・・・・・ 2:43
  5. April In Paris
       (V.Duke-E.Y.Harburg) ・・・・・ 3:21
  6. In Walked Bud
       (Thelonious Monk) ・・・・・ 2:55
  7. Thelonious
       (Thelonious Monk) ・・・・・ 2:59
  8. Epistrophy
       (T.Monk-K.Clarke) ・・・・・ 3:06
  9. Misterioso
       (Thelonious Monk) ・・・・・ 3:21
  10. Well You Needn't
       (Thelonious Monk) ・・・・・ 2:58
  11. Introspection
       (Thelonious Monk) ・・・・・ 3:11
  12. Humph
       (Thelonious Monk) ・・・・・ 2:51





  # 7. 12 :
  Idrees Sulieman (tp), Danny Quebec West (as),
  Billy Smith (ts), Thelonious Monk (p),
  Gene Ramey (b), Art Blakey (ds)
  Recorded at , NYC, October 15, 1947.

  # 2. 3. 5. 10. 11 :
  Thelonious Monk (p), Gene Ramey (b), Art Blakey (ds)
  Recorded at , NYC, October 24, 1947.

  # 1. 6 :
  George Taitt (tp),  Sahib Shihab (as),
  Thelonious Monk (p), Robert Paige (b), Art Blakey (ds)
  Recorded at , NYC, November 21, 1947.

  # 4. 8. 9 :
  Milt Jackson (vib), Thelonious Monk (p),
  John Simmons (b), Art Blakey (ds)
  Recorded at , NYC, July 2, 1948.






 このアルバムは 10 インチ盤 (BLP-5002) の演奏に 4 曲を追加し、 12 インチ盤にしたものです.

 Blue Note の 5000 番台は、それまでのクラシック・ジャズとは一線を画し、その後の Blue Note の方向を示すような当時では新しい感じで、バップを中心に 70 枚のアルバムが制作されました.
 そしてその多くは 12 インチ盤になっています.





1510-2

 セロニアス・モンク ・・・・・・ ものすごく苦手、今でもちょっとダメかな.

 一番気になるのが、あの独特の間.
 それと半音ずらしたようなメロディライン.

 そんな演奏で高音部をキンキンキン ・・・・ って弾かれるとツライ.


 それども一昔前のような絶対的な嫌悪感はなくなりました.
 今日もこれを書きながら 40 分弱のアルバムが何度となく繰り返されていますが 「もう、無理」 って気持ちにはならないもん.


 "In Walked Bud" の演奏なんて "Bouncing with Bud" のような感じでちょっといいなぁとも思えちゃう.
 ちなみにこの "In Walked Bud" でのトランペットの短いソロはとってもいい.




Thelonious Monk 001

 このアルバムが録音された当時、 Blue Note では 1947 年 12 月 22 日に "New Sounds / Max Roach Quintet Featuring Kenny Dorham and James Moody, Art Blakey and His Band" (BLP-5010) の録音を最後に、 1948 年 7 月 2 日のこのアルバムの録音まで半年以上の間、録音の記録がなく空白になっています.


 これはその当時 セロニアス・モンク を売り出すべくキャンペーンを張っており、 ヴィレッジ・ヴァンガード への出演も Blue Note で手配したり ・・・・・ しかしこのキャンペーンは興行的に失敗だったようです.

 でも今になってみると、当時見向きもされなかったあの モンク にこれだけのレコーディングやライブをさせようとしていたアルフレッド・ライオンの先見の明と言ったところでしょうか.


 そういえばちょっと前の ON ゼミ でも、Riverside レーベルの オリン・キープニュース が モンク のピアノ・ソロのアルバムをどうしても吹き込みたくて、 Prestige にお金を払って "Thelonious Himself" を吹き込んだことが紹介されました.

 "Thelonious Himself" でも今日のアルバムの "'Round Midnight" と "April In Paris" の演奏が入っています.




Thelonious Monk 003

 モンク の略歴はいろいろわからない部分も結構あります.

 晩年 モンク の面倒をずっとみていた ニカ男爵夫人 の ジャズ・ミュージシャン 三つの願い (An Intimate Look at Jazz Giants) の中では モンク の写真がたくさん出ています.


 1950 年代後半から精神的に障害を抱えはじめ、 1973 年にはかなり精神的に不安定になっていた モンク を キャットハウス (彼女の自宅) に家族ごとは受け入れます.
 それから 1982 年に亡くなるまでの 10 年近く、 モンク はキャットハウスで隠遁 (療養) 生活することになります.
 その間にコンサートなどを行ったのはわずか三回.
 晩年は 躁鬱病 だっととも伝えられています.


 1988 年に亡くなった ニカ男爵夫人 の遺言には

 「自分の遺灰を深夜零時頃 ハドソン川 に撒いてほしい ・・・ Round Midnight」




Thelonious Monk 004

 このアルバムには セロニアス・モンク を代表する曲が収められています.
 この時代にこれだけの曲を書き、これだけの演奏をしているというのは ・・・・・ 何度も聴いているうちに慣れたというか、全然今まで程の嫌悪感が無くなっています.


 ほんの少し歴史を紐解いていくだけでも、彼のいろいろな面が見え隠れしており、もう少し他のアルバムも聴いてみたいと思うようになりました.


 やっぱりジャズ・ジャイアンツの一人に間違いないのでしょう. 




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 ワールドカップ ・・・・・ もう一週間になりますが 日本 負けちゃいましたねぇ.
 G リーグ最後の試合で一気に興味なくなった感がありましたが、 ベルギー 戦の朝 4 時頃なんとなく目が覚め、なんとなくスマホ見てみたら ・・・・・・


 なんと 2 - 0 で勝ってるじゃないですか !!
 リビングに降りてガッツリ観ました ・・・・・・・




Embed from Getty Images

 ところが、それから 3 点も入れられて劇的な敗戦.

 さすがにガックリ ・・・・・・


 でも、ポーランド戦のようなモヤモヤ感はなくて、素直によくやったなぁという感じです.
 できれば勝って欲しかったけれど、 G リーグ敗戦は確実という事前の評価を考えればとてもよくやったと思います.




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 ベスト 4 も出そろい、ボクの一押し クロアチア も苦戦しながら勝ち抜いています.
 次は イングランド ・・・・・・・
 何となくいけそうな気配もするんだけれどな.


 ボクの決勝予想は クロアチア vs ベルギー 何ですがどうなるかな.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Peckin' Time

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 連日の暑さとは関係ありませんが、 CD プレーヤー がいよいよもって再生不良に.
 結構前から、 CD によって ガリガリ という感じの雑音が混じっていましたが、それがかなり増幅.




DCD-1500RE02

 購入してまだ 4 年くらいですが、家にいる時は PC から USB でこの CD プレーヤー 経由で音楽再生しているので、ほぼフル稼働.

 それにしてもトラブるのがちょっと早い気がしますが、まぁこういった機械モノは当たり外れあるから仕方ない部分もあります.
 メーカーに修理のことを聞き、量販店に持ち込み.
 帰ってくるのは 2・3 週間後の予定です.




 そしてもっとヤバそうなのが ノート PC .
 とにかく半端なく動作が重くなってきました.

 今年に入ってから更新を考えていましたが、とうとう Click してしまいました.




MOUSE0031

 乃木坂 46 が CM をしているので マウスコンピューター ・・・・・・

 の訳ないですが、コスパなどを考えて マウスコンピューター のタワー型デスクトップを.


 データだけを見ながら 価格.com の特設ページからの購入です.
 メインスペックは、 Core i7-8700 プロセッサー 、メモリ 16 GB 、HDD 2 TB 、 SSD 240 GB ・・・・ さすがに違いは分かるだろうな.

 長期保証や光学ドライブなどは付けたものの、オプションは最低限の追加に.




MOUSE0032

 乃木坂 46 が CM をしているので買ったわけではございませんが ・・・・・・


 納品は来週の予定.
 問題はセットアップ ・・・・・・ でも、まだ ノート PC が動いているのでそんなに慌てる必要もないし、ちょうど連休に重なりそうなのでのんびりやろうと思います.

 写真のインポートはそれほど気にならないのですが、一番の問題は iTunes に入れてあるアルバム.
 また最初からやるとなると ・・・・ ちょっと考えただけでも頭がクラクラ.



 前から検討していた A3 プリンタ や、ちょっと気になっていた 単焦点レンズ ・・・・・ みんな断念せざるを得ないのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 ということで、今は小さな PC 用スピーカーを使って iTunes 垂れ流し.

 さすがに Blue Note のアルバムをこれで聴くのはツラいですが、仕方ない.





1574






  " Peckin' Time / Hank Mobley "





  1. High and Flighty
       (Hank Mobley) ・・・・・ 6:03
  2. Speak Low
       (O.Nash-K.Weill) ・・・・・ 7:08
  3. Peckin' Time
       (Hank Mobley) ・・・・・ 6:48
  4. Stretchin' Out
       (Hank Mobley) ・・・・・ 8:58
  5. Git-Go Blues
       (Hank Mobley) ・・・・・ 12:20






  Lee Morgan (tp), Hank Mobley (ts), Wynton Kelly (p),
  Paul Chambers (b), Charlie Persip (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, February 9, 1958.







 一般的には ハンク・モブレー のリーダー・アルバムと言われていますが、ジャケットなどを見る限り リー・モーガン との双頭アルバムが正しいでしょうか.

 この日の演奏には 3 曲の別テイクがあり、それらを収めた CD もありますが、ボクのアルバムはオリジナルと同じ 5 曲構成.






1574-2

 Blue Note らしいというか、 ハンク・モブレー らしいアルバム.

 まぁこのメンバーがこの時期に集まって吹き込んだアルバムですので、聴いてみても 「まぁ当然こうなるわな ・・・・」 って感じのアルバムになっています.

 全編バリバリの ハード・バップ .
 曲は "Speak Low" を除いてはすべて ハンク・モブレー の作曲.


 なんか リー・モーガン の演奏が目立つなぁ.
 もちろん ハンク・モブレー の演奏も絶好調の時代ですからゴキゲンです.


 でもね ・・・・・・ リー・モーガン すごいんです.




Hank Mobley 0010

 ここ最近、どうもこういうアツいハード・バップを聴こうと思わなかったので、久しぶりに Blue Note らしいアルバム聴いた感じです.

 この時期の演奏って結構オリジナル曲も多くなっており、そういった曲が今一つぼくの場合記憶に残らないんだな.
 だから演奏自体は 「この曲聴いたことあるな」 なのですが、どのアルバムで何曲目何ってさっぱり ???

 ソロパートの好き嫌いみたいな聴き方しちゃっている感じです.
 今日だけも 4・5 回繰り返し聴いていますが、 "Speak Low" 以外の曲を聴かされて 「この曲どのアルバム ?」 なんて言われても間違いなくわからないだろうな (笑)






Wynton Kelley 0025

 Blue Note の ウイントン・ケリー と言えば "New Faces, New Sounds" (BLP-5025) くらいしか思い浮かんできませんが、サイドメンとしては何枚かあります.

 特に ハンク・モブレー とはこのアルバムの他に 1960 年代の代表作 "Soul Station" (BLP-4031) 、"Roll Call" (BLP-4058) 、 "Workout" (BLP-4080) の三枚でも一緒に演奏しています.
 上の写真は グラント・グリーンがいるのできっと "Workout" の演奏風景でしょうか.


 肝心の演奏についてはピンボケなボクの感想なんかよりも、ライナーノーツでも読んでください.


 ただ、この時代らしいとってもゴキゲンなアルバムには間違いないでしょう.

 古き良き Blue Note らしいアルバムの一枚です.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて 6 月の映画鑑賞です.
 先月は出だし結構な勢いで映画観てたんだけれど、途中から写真のイベントが重なったために一気に急ブレーキでした.

 結局 10 本だけ.




  エスケイプ・フロム・イラク
  パトリオット・デイ
  ワンダーウーマン
  レジェンダリー
  マイティ・ソー バトルロイヤル
  スパイダーマン:ホームカミング
  八甲田山 
  ウォーロード 男たちの誓い
  雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
  髪結いの亭主



 内容的にもいま一つって感じだなぁ.
 "八甲田山" は大好きな映画の一本で、敢えてこのくそ暑い時期に観るのが好きだったり.
 "ワンダーウーマン" も好きですが過去に取り上げたのは今回はスルー.
 題名の良さだけだったら間違いなく "雨の日は会えない、晴れた日は君を想う" なんだけど.

 そんな中での一番は ・・・・・・





髪結いの亭主 0032

 これがベストとは正直思えない部分もあるんですが、なんとなく面白かった.

 観ていて "仕立て屋の恋" とよく似ているなぁ ・・・・・・
 後で知りましたが、監督が同じでした (笑)


 "仕立て屋の恋" のほうが一年早く作られていますが、 日本 ではこの "髪結いの亭主" が最初に公開されたようです.
 "仕立て屋の恋" は DVD でも持っていますが、こちらの映画を観るのは今回初めてでした.


 とにかくストーカーというか、変態チックな恋愛.
 あまりに マチルド の過去の部分がわからなくて、結末にしてもかなり消化不良です.




髪結いの亭主 0030

 逆に アントワーヌ は子供の頃の海パンのことなどかなり細かな部分を描かれています.
 ただ、子供時代からいい年をしたオッサンになるまでの間がサッパリ描かれていないので、これも消化不良.


 それなのにエンディングはかなりのシュールさ ・・・・・・
 こんな感じの映画って、コアなファンにはとても受けたりしたようです.

 こういう描き方も否定はしないけれど、ボクはもう少しわかりやすいほうが最近は好きかな.

 歳とともに思考能力も落ちているんだろうか ・・・・・ ぼそっ




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Bud! The Amazing Bud Powell (Vol. 3)

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 またまた 腐女子 からお土産届きました.

 インスタント麺は以前いただいたのを少し作って食しましたが ・・・・・・・ やっぱり口に合わない.

 今回のラインナップはさらに強力のようですので、ボクが作って捨てるのももったいないので、職場の女性に差し上げました.




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● 不必要に ガッツリ 撮った写真 ●

 ベアリスタ もいよいよ置くところが無くなってきたので、このくらい小さなものはありがたいなぁ.


 最近では You are here Collection もとても増え、いつ貰ったのかもわからなくなっています.
 今回のものは ・・・・・・ えぇ〜〜っと ・・・・・・ Taichung ??

 台湾 の 台中市 なのか.



 全国制覇にはまだまだ遠い道のりだな ・・・・ 頑張れ 腐女子 !!


 ・・・・ というか、そろそろ 東南アジア から離れようか.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 久しぶりに バド・パウエル .
 ここしばらく全くと言っていいほど聴いてなかったなぁ.

 彼のアルバムの中でも、比較的地味目なものを.






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  " Bud! The Amazing Bud Powell (Vol. 3) "






  1. Some Soul
          (Bud Powell) ・・・・・ 6:58
  2. Blue Pearl
          (Bud Powell) ・・・・・ 3:48
  3. Frantic Fancies
          (Bud Powell) ・・・・・ 4:52
  4. Bud on Bach
          (Bud Powell) ・・・・・ 2:31
  5. Keepin' in the Groove
          (Bud Powell) ・・・・・ 2:55
  6. Idaho
          (Jesse Stone) ・・・・・ 5:16
  7. Don't Blame Me
          (J.McHugh-D.Fields) ・・・・・ 7:32
  8. Moose the Mooche
          (Charlie Parker) ・・・・・ 5:47







  Curtis Fuller (tb: # 6-8), Bud Powell (p),
  Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)

  Recorded at RVG Studio, NJ, August 3, 1957.





 傑作と呼ばれている "The Amazing Bud Powell, Vol. 1 & 2" から 4 年後に吹き込まれたアルバムです.
 一般的な評価としては前二作とは比べ物にならないくらい低評価 (ちょっと言い過ぎかな ・・・) .

 "Blue Parl" の別テイクが入ったアルバムもありますが、ボクのものはオリジナルの 8 曲.




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 アナログ盤の A 面の 5 曲がトリオ演奏、 B 面 3 曲は カーティス・フラー を加えたカルテット演奏です.
 4 曲目 "Bud on Bach" はピアノ・ソロ.



 ボクの中でこのアルバムは "Blue Parl" の印象しかなかったので、今回聴き直してみてそう言えば カーティス・フラー も入っていたんだ ・・・・・・ という感じ.
 ホーンがトロンボーンだけのカルテットって、結構微妙かも.


 ちなみにこのアルバム録音の翌日、 カーティス・フラー は "Bone & Bari" (BLP-1572) の録音を行っています.
 そちらのアルバムは、 トロンボーン + ピアノトリオ に バリトン・サックス を加えたクインテット構成です.
 印象的には トロンボーン のワン・ホーンよりもちょっといい感じかな.


 このアルバム前半のトリオ演奏はすべて バド・パウエル の曲ですが、ホーンが入る 3 曲に彼の曲はありません.
 やっぱり彼の曲にはホーンが入りにくいのかな.




Bud Powell 30022

 アルバムはスロー・テンポな "Some Soul" から始まります.
 ちょっと長めの演奏ですが、途中から おやっ って思うような演奏.

 突っかかってしまうようなところも結構あったりします.
 えっ、こんなところでつまずく ・・・・

 それでも彼らしい場面や、スゴイところもあったり.


 中でもやっぱりボクは "Blue Parl" .
 結構淡々として演奏している感じなんですが、後半のベースとの掛け合いなんかも楽しい.



 ポール・チェンバース と アート・テイラー とは翌年末再び共演し、あの人気アルバム "The Scene Changes: The Amazing Bud Powell (Vol. 5)" を録音しました.




bud-powell-3010

 ジャズ・ミュージシャン 三つの願い (An Intimate Look at Jazz Giants) の中で本人が言っているように、この時期の バド・パウエル は精神病の影響、さらにはその治療のストレスなどで好不調の波がかなりあり、絶頂期とは全然違っていたようです.


 上の写真がいつのものかわかりませんが、まくり上げたズボンや表情から見ても、ちょっと正常とは言えないかも.


 このアルバムは絶頂期の煌めくような演奏はないかもしれませんが、不思議と聴きやすいアルバムです.


 技巧的に旨い下手だけで片づけられないところがジャズの楽しさの一つかも.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 梅雨入りしました.
 今日はそんな合間の晴天、日差しが暑い.




 今度の日曜日は前職場関係の行事があって招待されていましたが、 ヨドバシカメラ の撮影会と見事にブッキング.
 昨年秋の 撮影会 に参加した後、今年の撮影会はパスしてもいいかな、なんて思っていました.

 ところが、どう間違ったのか入賞しちゃったので状況が変わりました.




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 EOS学園 ポートレート基礎組 の仲間も何人か参加するようですし ・・・・・ ということで撮影会に参加.
 行事のほうは昨年顔出したので許してもらいましょう.


 前日の土曜日は 築地 波除神社 のお祭りもあるので、そちらも顔出せて一石二鳥.



 ところがねぇ ・・・・・ 雨がねぇ


 土曜日は何とかいけそうですが、撮影会の日曜日は現時点で降水確率 90 % !!
 まぁ 100 % 降るっていうことですね (笑)




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 またまた雨の中のモデル撮影になってしまうんだろうな ・・・・・ ぼそっ

 問題はどのくらい降るのかだな.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Crazy! Baby

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 カメラやレンズを買うつもりは全くありませんが ・・・・・・

 今日はちょっとカメラのお話しから.
 ちなみにボクはメカニズムとか性能とか全然詳しくないので.




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 最近 SONY のミラーレスカメラの人気がすごい.
 特にセンサー・サイズが 35mm 相当のフルサイズ機 α シリーズが人気で、写真雑誌などでも特集が組まれていたりします
 これまで キヤノン や ニコン のフルサイズ機を使っていた人の中でも、キッパリ乗り換えという方が結構いるようです.
 いろいろな記事読んでも、ほとんど否定的な意見がないですね.


 カメラ・オヤジたちにとって、こういう新しい機種への買い替えは大問題.
 特にそれまで使っていたメーカーから他のメーカーへの買い替えは、ボクのような庶民にとっては一大決心が必要 ・・・・・ っていうか、ほとんど無理 (笑)


 それなのに結構多くの方が キヤノン や ニコン から SONY に買い替えているようですので、それだけの理由があるんでしょう.




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 SONY のマウントについてはよくわかりませんが、まだまだフルサイズ用レンズはそんなに多くないようです.
 でも SIGMA や他のメーカーから発売されているマウント・アダプターを購入すれば キヤノン などのレンズが使えるようなのでそのあたりも乗り換える決心の後押しをしている部分ですかね.

 たしかに キヤノン の L レンズなどがそのまま使えるとなると、ボクもちょっとは考えるかも ・・・・・・・


 でも一番の経済的な理由でとても無理 (笑)
 やっぱり最終的には世の中のすべてのことがこれに行きつくといっても過言ではないでしょう.

 もし買い換えるだけのお金があったとしても、正直どうしても欲しいと思わない.




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 本体のコンパクトさや、 AF 測距点の多さ、高速連写、4000万 ↑ 画素など、スペックを見てもボクの 5D Mark lV より優れている部分がたくさんあるんですが ・・・・・・・

 なぜか 所有欲 を掻き立てないんです.


 今使っている 5D Mark lV は、 キヤノン のショールームなどで触ってみてどうしてもこれ欲しいってずっと思っていました.
 だから購入した時は相当な満足感と、やり遂げた感があったように思います.


 GINZA PLACE の ソニー・ストア で展示されていたカメラを少しだけ使ってみたこともありますが、どうしても手元に置いておきたいという感じがしないだなぁ.

 基本的にボクはあの角ばった感じがダメなのかもしれません.




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 それと、 キヤノン から乗り換えてしまうと EOS学園 も参加することができなくなってしまいます.
 これは現時点で実はこれが一番の問題なのです.


 レンズくらいは他のメーカーのものを付けて実習することは大目に見ていただけますが、さすがに本体はダメ.



 あとはメーカーとしての信頼と実績.
 キヤノン はデジタルカメラの世界シェア No.1 で、企業としても 1949 年の上場以来一度も赤字決算がないというのもスゴイ.
 まぁ一部ではユーザーを置いてきぼりとも囁かれていますが (笑)

 カメラは機械モノですから、やっぱりこういった信頼って大事だなぁ.
 「とりあえず キヤノン だったら大丈夫だろう ・・・・ 」 って、やっぱ思っちゃうもの.




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 時代は明らかにミラーレスの方向に動きつつあります.
 そして現在それをリードしているのは間違いなく SONY .

 キヤノン や ニコン も、今後はフルサイズ・ミラーレスを作ってくるでしょうから、そうなるとメーカーの信頼性あたりがとても重要になるのかなぁ.


 果たして 所有欲 を掻き立てるような機種が登場するのでしょうか ・・・・





  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 こちらの 所有欲 は一昔前の男性方の気持ちをまんまアルバムジャケットに使っています.
 アルバム・タイトルがこの写真とどう結びついているのかはちょっとわかりませんが.






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  " Crazy! Baby / Jimmy Smith "





  1. When Johnny Comes Marching Home
        (Traditional) ・・・・・ 7:58
  2. Makin' Whoopee
        (W.Donaldson-G.Kahn) ・・・・・ 4:57
  3. A Night in Tunisia
        (Dizzy Gillespie) ・・・・・ 5:40
  4. Sonnymoon for Two
        (Sonny Rollins) ・・・・・ 7:15
  5. Mack the Knife
        (B.Brecht-K.Weill) ・・・・・ 4:58
  6. What's New ?
        (J.Burke-B.Haggart) ・・・・・ 3:50
  7. Alfredo
        (Jimmy Smith) ・・・・・ 4:30






  Jimmy Smith (org), Quentin Warren (g),
  Donald Bailey (ds)

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, January 4, 1960.





 BLP-4030 、 CD 化の際ボーナス・トラックを 2 曲追加したものもありますが、ボクの CD はオリジナルと同じ 7 曲構成です.

 ジャケットがねぇ ・・・・・ 当時の成功のシンボルとも言える スポーツカー と ステキな女性 なのです.
 この手のジャケットは、この後も Blue Note の何枚かのアルバムで見ることができます.


 このコートの投げ方は ・・・・・・ 土屋勝義 風でしょうか (笑)




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 1 曲目は "When Johnny Comes Marching Home"
 この曲については "Blue Soul / Blue Mitchell" の中の カーティス・フラー のソロの部分で簡単に触れました.

 こういう曲が最初に入っているってちょっと変わったアルバム.

 まぁ演奏が始まってしまうと、いつもの ジミー・スミス らしいグルービーなオルガンです.
 特のこの 1 曲目の演奏って何気に良かったりします ・・・・ 少なくても 2 曲目の演奏よりも好きです.
 ジャズのスタンダードとは違うポピュラーな曲ですが、演奏はとてもジャズっぽい演奏です.


 3 曲目ではギターの クェンティン・オーレン の結構いいソロが聴けます.
 このギタリストは何枚か ジミー・スミス と演奏していますが、若手ミュージシャンという他ほとんど情報がありませんでした.






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 ジャケットには "Incredible" という表現がされていますが、いつもの ジミー・スミス らしい演奏を聴くことができます.

 オルガン独特のノイジーな音がダメな人には、ちょっと厳しいかな.
 その昔のシリアスなジャズ喫茶では ジミー・スミス のアルバムなんかリクエストしたら白い目で間違いなく見られたでしょうから.


 でもボクは Blue Note 集め始めてからオルガンもガッツリ聴かされてきましたから、何となく慣れました.
 ただ好き嫌いでいうと、もっと泥臭い感じの Babyface Willette のほうが好みかな.
 ジミー・スミス のほうが比べ物にならないくらい有名ですが、なんとなく違うんだなぁ.

 ジミー・スミス のノイズは独特な音なので、他のアルバムを聴いていてもすぐわかります.
 ダメな人にはこれが絶対ダメなんだろうな (笑)




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 特に 5 曲目の "Mack the Knife" のような音がボクはちょっと苦手.
 でも次の "What's New ?" なんかの演奏聴いていると全然ステキなんだけれどね.


 ホーンが入っていないこういったトリオ演奏もやっぱりいいね.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




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 それにしても何という暑さでしょう.

 明日も真夏のような暑さが見込まれています.

 まだ四月というのにねぇ.


 なにかいつの間にかこんな異常な気象が当たり前になりつつあります ・・・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Down To Earth

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 昨年からポートレートの勉強を始め、初めてモデル撮影会というものに参加したのが 10 月の ヨドバシカメラ モデル撮影会 でした.

 この 東京 での撮影会はとにかく参加人数も多く、参加者のレベルも高いので、いきなりメジャーリーグ・デビューって感じでした (笑)




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 まずは 700 名を超える参加者 ・・・・ 人の多さに圧倒.
 そして 10 月というのに驚くような暑さにビックリ.
 そしてそして、あろうことか持っていった望遠レンズの故障 ・・・・・・

 いろいろな意味で記憶に残る撮影会でした.


 この撮影会ではここで撮った写真のフォトコンテストがあります.
 撮影会終わった段階では応募するのどうしようかちょっと悩んでましたが、いつも 土屋先生 から 「いろいろなコンテストなどへ作品出して認められるのも大事」 と言われていましたのでチャレンジのつもりで 3 点だけ提出.


 実は、そんな中の一枚がコンテストで 佳作 をいただきました.




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 今日 ヨドバシカメラ から入賞の通知と商品券が届きました.
 商品券の額は 佳作 なので大したことありませんが、それ以上に大事なことは、とても多くの作品の中からボクの作品が選ばれ入賞したということ.

 これって ・・・・・・・ 超 うれしいんですが.



 ヨドバシカメラ の撮影会は 東京 だけでなく 仙台・大阪・福岡・名古屋 などでも行われていますが、規模的には 東京 で行われるものが一番大きく、参加者やコンテストの応募も当然多く、必然的に全体のレベルも高い.
 正直、初めての参加で入賞するなんて思ってもいなかった.
 今になって、これって結構すごいことだなぁと改めて感じています.

 余談ですがこの ヨドバシカメラ の撮影会の上位入賞は、 土屋先生 の ポートレート実践講座 (ボクが受講している基礎講座の上位クラス) の皆さんがいつも顔を並べています.
 撮影会の時も感じましたが、 EOS学園 の中で教わっていることはやっぱりレベルの高いと再認識.


 最近なかなかいい写真ができず、自分でも結構落ち込んでましたが、先日の CP+ と今回のコンテスト結果でやる気が出てきました.


 一発屋で終わらないように、今年もしっかり勉強して少しでもいい写真撮るぞっ !!




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 ちなみにこの入賞作品は ヨドバシカメラ 新宿西口本店 で展示予定があるようです.
 もし機会があれば探してみてください、すぐにわかります ・・・・・ ヒントは "赤" .


 今日のアルバムも赤が印象的なアルバム.

 いかにも Blue Note らしいアルバムジャケットです.






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  " Down To Earth / Freddie Roach "





  1. De Bug
       (Freddie Roach) ・・・・・ 6:43
  2. Ahm Miz
       (Freddie Roach) ・・・・・ 5:50
  3. Lujon
       (Henry Mancini) ・・・・・ 6:30
  4. Althea Soon
       (Freddie Roach) ・・・・・ 8:09
  5. More Mileage
       (Freddie Roach) ・・・・・ 6:36
  6. Lion Down
       (Freddie Roach) ・・・・・ 4:55






  Percy France (ts), Kenny Burrell (g),
  Freddie Roach (org), Clarence Johnston (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, August 23, 1962.








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 ここでちょっとおさらい.
 Blue Note のアルバムは、 33 回転の 12 インチ LP になってアルバム番号が 1501 番から 1600 番まで作られました.
 ところが 1600 番台はすでに使われていたものがあったため、 BLP-1600 の次は BLP-4001 と 4000 番台にし、それ以降は 4100 番台、 4200 番台 ・・・・ と続いていきました.

 アルバム番号とともに演奏も時代を反映しながらどんどん変化していきます.
 だからアルバム番号で少しは演奏の雰囲気が想像できたりもするわけですね.

 1500 番台は ハードバップ 、 4000 番になると ファンキー や 新主流派 の台頭、 4100 番台になると ロックビート や フリーキー な演奏 ・・・・・・・・
 大雑把だとこんな感じでしょうか.


 ボクの中での聴きやすいのは 4100 番台くらいまでかな.



Hammond B3
● Hammond B3 ●

 そんな Blue Note のアルバムを集め始めると必然的に多くなっていくのがオルガン奏者のアルバムなのです.

 ジミー・スミス 、 ジョン・パットン 、 ラリー・ヤング 、 ベイビーフェイス・ウィレット ・・・・ まぁこのあたりまではアルバム持っていたりして聴いている部類.
 1500 番台から 4100 番台くらいの有名どころかな.


 さらには ルーベン・ウィルソン や ロニー・スミス などなど.
 このあたりは 4200 番台以降になり、ほとんど聴いたことがないしアルバムもほとんどないかな.


 改めて見てみると、このレーベルは本当にオルガン・プレイヤーが多いですね.

 そして今日の フレディ・ローチ .
 彼のリーダー・アルバムは 4100 番台に 5 枚作られています.




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● Ike Quebec , Freddie Roach ●

 さてこのアルバムは、 フレディ・ローチ の Blue Note での初リーダー・アルバム.

 彼が Blue Note に登場したのは 1961 年、 "Heavy Soul / Ike Quebec" での録音.
 そしてその翌年吹き込まれたのが今日のアルバムになります.

 2 曲目を除いた 5 曲が彼のオリジナル.


 ボクの記憶が正しければ、アルバム・タイトルの "ダウン・トゥ・アース" という意味には本来の 「地に足が付いている人」 という意味の他に、アーシーな演奏の事もこんな表現することがあったと思います.
 その意味でもっと泥臭い感じの演奏になるのかと思っていましたが、聴いた印象は結構さっぱりした演奏.

 あくまでボクの印象としては ベイビーフェイス・ウィレット の演奏のほうが、ずっと泥臭さのようなものがあるように感じちゃう.




 それでも ケニー・バレル のサポートもいいし、ホーンの パーシー・フランス もあまり馴染みのないミュージシャン ( "Home Cookin' / Jimmy Smith" での演奏があります) ではあるものの、全体としてまとまった演奏になっているように思います.


 どちらかというと地味目のアルバムではありますが、ソウルフルでブルース・フィーリングに溢れたアルバムです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今朝は久しぶりに スタバ へ.
 明日から販売する ムースフォームラテ の先行チケットがあったので、豆を買うついでに.

 ちなみに スタバ でドリップコーヒー以外を飲むのはとっても久しぶり.




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 少し前から Starbucks Rewards というプログラムが始まっています.
 これは スターバックス・カード で使った金額に応じて スター (ポイント) が貯まっていくというシステム.


 普段ボクはスマホのモバイルで支払っていましたが、コーヒー豆など買う時だけは現金で購入し、 Beans Card にスタンプを押してもらってました.
 今日もスタンプ押してもらおうと思ったら、ちょっと前からシステム変わったということでした.


 ただ店員さんもモバイルと Starbucks Rewards の関係についてよくわからなかったりで ・・・・・・ いろいろ聞いてくださって.


 結論は、モバイルの場合すでに自動的に スター が貯まっていました.
 ただし、当然ですが現金で支払ってしまうと スター が貯まらない.
 そういえば以前そんなメールが届いたような記憶もあるような ・・・・・・・・


 このことを知らなかったから、ついコーヒー豆を現金で購入してしまったというお話しです (涙)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Schizophrenia

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 本当に ・・・・ 久しぶりに ・・・・・ Blu-ray を年末 Amazon に注文.
 と言っても、すべて 1,000 円以下という廉価価格.




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● Fame: "Baby, look at me and tell me what do you see ? ・・・・ " ●

 その中の一枚 "Fame" は、以前 DVD 持っていましたが、 DVD 盤よりもずっといい画質でそれだけでもうれしくなってしまいます.
 やっぱり一度 Blu-ray で観ちゃうと ・・・・・ って感じなのです.


 そういえば、大好きな "Streets of Fire" も持っている DVD の画質が今一つ.
 この作品も昨年ようやく Blu-ray 化されたので Click したいのは山々ですが、いかんせん 4,000 円近くするので当分は買えそうにないかな.

 高画質で エレン・エイム 観たいんだけれど ・・・・・


 後は "The Wall" の Blu-ray 発売してくれないかなぁ.




Blue Max, The_07
● Blue Max ●

 ちなみに購入したのは、

  マン・オブ・スティール
  ラストタンゴ・イン・パリ
  ブルー・マックス
  マッドマックス 怒りのデス・ロード
  フェーム

 の 5 本で、なんと 5,000 円でおつりがきました (笑)
 CD 同様 「 1,000 円だったら買おうかな」 なんですねぇ.





  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 このブログで紹介するアルバムは、ジャズはもちろんロックなどに関してもみんな家にあるもの.
 そして原則、一度取り上げたものは書かないことにしているので、だんだん球数が少なくなってくると普段ほとんど聴かないようなアルバムや自分にとってかなり厳しいアルバムが残っていきます.


 今日のアルバムもほとんど聴かないアルバム.
 Blue Note だから安いうちにとりあえず購入しておくか、という感じで買ったものです.





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  " Schizophrenia / Wayne Shorter "





  1. Tom Thumb
       (Wayne Shorter) ・・・・・ 6:16
  2. Go
       (Wayne Shorter) ・・・・・ 5:42
  3. Schizophrenia
       (Wayne Shorter) ・・・・・ 6:50
  4. Kryptonite
       (James Spaulding) ・・・・・ 6:29
  5. Miyako
       (Wayne Shorter) ・・・・・ 5:00
  6. Playground
       (Wayne Shorter) ・・・・・ 6:20






  Wayne Shorter (ts), James Spaulding (fl.as),
  Curtis Fuller (tb), Herbie Hancock (p),
  Ron Carter (b), Joe Chambers (ds)

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, March 10, 1967.






 Blue Note のレコード番号でいくと 4297 と、一昔前でしたらこんな番号のアルバムなんて絶対聴かないという感じでした.
 この頃のアルバムになると、まずジャケット・デザインがかなり変わっています.




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 アルバム・タイトルがかなり厳しいタイトルで、今の時代だったらどうなんだろうと思う.
 そんなアルバム・タイトルから受ける印象はかなりフリーキー.

 アルバムの出だしはロック・ビートにちょっとピーキーなアルト・サックスのリフから入るので、最初に聴いた時にはそこだけでアルバム・タイトル通りかなと引いちゃいましたが、他のホーンが入ってくるとグッと普通 (笑) の演奏になっていきます.
 そう、本当に普通の新主流派の演奏なんですよね.


 トロンボーンの カーティス・フラー を加えた 3 管編成ですので、アルバム全体としてもアンサンブルを活かした演奏になっているような気がします.




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 このアルバムの録音が行われた頃、 ウェイン・ショーター は マイルス・デイヴィス のグループで活動中.
 2 か月後には "Sorcerer" の録音が行われています.

 マイルス・グループ での演奏とこのアルバムでの演奏はかなりかけ離れた感じ.

 メンバー的に違和感を感じていた カーティス・フラー の存在もまったく違和感ありませんし、 ハービー・ハンコック は相変わらずステキな演奏を聴かせてくれます.


 このアルバムは、録音された年代やジャケット・デザインといった部分を意識しないで聴いてみると、 Blue Note らしい新主流派の演奏として楽しんで聴くことができるアルバム.




Wayne Shorter 006 1964

 ジャズを聴き始めた頃 "Super Nova" という ウェイン・ショーター のアルバムが、確か スイングジャーナル のゴールドディスクを受賞したのかなぁ ・・・・・この記憶はとても曖昧ですが、とにかく
スイングジャーナル での評価がとてもよかったので購入しました.
 ところがレコードを聴いてみると ・・・・・


 当時はシリアスなジャズ道まっしぐらでしたので、一度聴いただけでその後処分.
 だからどんな演奏だったのかも今となってはまったくと言っていいほど覚えてません.

 "Night Dreamer (BLP-4173)" に入っていた "Oriental Folk Song" をとても好きになり、次に何買おうかと思って購入したアルバムだっただけに、結構ショックだったなぁ.



 今日のアルバム聴いていて、そんな思い出が浮かんできました.

 今 "Super Nova" 聴いたらどんな感じなんだろう.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて最近の写真撮影ですが、仕事だけでいっぱいいっぱい. 
 一眼レフに触れる時間的余裕もないのが正直なところ.

 でも山の風景はとてもいろいろ見せてくれるので、仕事前と終わった後の風景をスマホでできるだけ撮るようにしています.
 本当は一眼レフでガッツリ撮れればいいんですがね.

 刻一刻と表情を変わっていく風景は、ただ眺めているだけでもとても面白い.




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 休みの日は一眼レフを持ってのんびりそんな風景の中にいるのも悪くなさそうだなぁ.

 ただしメチャクチャ寒いので、ただ待っているのはかなりキツイけれどね (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Workout

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 先日の日曜日、 東京 にいたら 腐女子 からメールで
 「お土産がたまっているから職場に取りにこい ・・・・ 」

 仕方ないので、 東京 から家に帰る途中に職場に顔出すと、公務で出かけてるって !!


 戻ってくるまでの長い時間、お尻が異様に大きい ベトナム系 の ヌガイ君 とどうでもいい無駄話をしてしまった.


 それでいただいたものですが、いつもの スタバ ・グッズ.




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 お馴染みの "You Are Here" ですが、マカオ の セナド広場 のスタバで購入.

 このシリーズかなりの数になりましたが、みんな東南アジアなので、もう少し違う大陸のものも欲しいと思う今日この頃.




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 この白いカップはデザインが珍しい.
 中国 珠海 (しゅかい) のとあるスタバで購入したようです.

 ちなみにミルクティはスタバとは全く関係ありません.



 
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 スタバのバンカーリング ・・・・ ですが、日本円で数十円だったのでバッタ物ではないかということ.
 ステンレスマグは 香港 湾仔 (ワンチャイ) で買ったようですが、すでに記憶の彼方に行っちゃっており詳細はまったく不明でした. 


 ということで一年間分のお土産をまとめていただきました.


 来年は南米あたりのマグが欲しいなぁ ・・・・・ ぼそっ .




  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて昨日も先週末に続いての 東京 .

 一番の目的は EOS学園 でした.
 当初は 20 日に友人たちと会食を予定していましたが一部体調不良が出たためキャンセル.

 娘に連絡したらちょうど休みということで、だったらたまには映画でも観ようと ・・・・




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 観てきました "スターウォーズ 最後のジェダイ"


 これについては改めて書くことにします.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 筋力こそつかないものの EOS学園 もある意味 ワークアウト って感じです.
 今日はそんなまんまのアルバム・タイトル.


 先日紹介したアルバムでの ハンク・モブレー もよかったけれど、このアルバムは Blue Note での彼の代表的なアルバムになりました.






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  " Workout / Hank Mobley "





  1. Workout
      (Hank Mobley) ・・・・・ 10:00
  2. Uh Huh
      (Hank Mobley) ・・・・・ 10:43
  3. Smokin'
      (Hank Mobley) ・・・・・ 7:28
  4. The Best Things in Life Are Free
      (L.Brown-B.DeSylva-R.Henderson) ・・・・・ 5:16
  5. Greasin' Easy
      (Hank Mobley) ・・・・・ 6:57





  Hank Mobley (ts), Grant Green (g),
  Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b),
  Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, March 26, 1961.






 この時のセッションの未収録だった "Three Coins in the Fountain" が入った CD も発売されましたが、ボクのアルバムはオリジナル・アナログ盤と同じ 5 曲構成.
 先日紹介した "Whistle Stop / Kenny Dorham" から 2 か月後の録音になります.





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 どこか、飄々とした感じのアルバムです.
 変に重くもない.

 この録音の数日前、彼はマイルス・グループ "Someday My Prince Will Come" の録音にも参加しており、 3 月 20 日と 21 日には ジョン・コルトレーン とのテナー・バトルまで行われたようです.
 そうなると軍配は当然のように コルトレーン に上がってしまい、 ハンク・モブレー としてはちょっとばかり落ち込んだ時期にこのアルバムを吹き込んだことになるのでしょうか.
 これに関しては ハンク・モブレー の技術云々ではなく、性格や音楽性の違いなどもあったんでしょうね.
 特に性格については、 マイルス もそのあたりのことを語っていますから.


 ただ今日のアルバムを聴く限りはそんなことを微塵も感じさせません.
 逆に マイルス から離れてのびのびしている感じさえあるように思えます.

 ちなみにリズム・セクションは マイルス のリズム・セクションです.




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 アルバムの内容については改めて言うことのないくらい有名なアルバムでもありますので、とりあえず聴いてみてください (笑)


 コルトレーン のようなヘビー級チャンピオンにはなれませんでしたが、間違いなくミドル級のチャンピオンと言っていいでしょう.

 Blue Note のいろいろなアルバム、気が付くとひっそり彼の名前がクレジットされたりもしています. 

 やっぱり彼は Blue Note の色が一番似合いますね.





  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今年の EOS学園 ポートレート基礎講座 も昨日の アメ玉講評会 で終了.
 春から 3 コース連続、合計 15 回の授業.

 撮影実習が 6 回、そのうちの 3 回が雨 (笑)



 振り返るとあっという間に冬になっちゃったという感じです.
 おかげさまで春からは本当に写真中心の一年になりました.

 いろいろな面で、とっても勉強にもなりましたし、たくさんの写真友達もできました.
 特に 土屋勝義 先生には本当に感謝しかありません.




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 これまでは "築地ラビリンス" という題名で連続的に授業風景など 土屋先生 やモデルさんの了承の上アップしてきましたが、諸般の事情で今回なしです.

 そして来年ですが、一応 1 月からのコースも受講するつもりで申し込みは終わっていましたが、ちょっとクールダウンのためキャンセルすることにしました.


 遠距離からの受講は体力的にも金銭的にも負担が大きいですし ・・・・・


 次の受講は一体いつになるやら、まったくの未定.
 ひょっとすると 「次回に大きく期待」 の次回はやってこないままになってしまうのかも ・・・・・

 まぁそんなことにならないように、精進精進.




 2017 年 EOS学園 ポートレート基礎講座 秋のコース












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Whistle Stop

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日は忘年会出席のため昼から 東京 へ.
 ボクの家から 東京 へ行くこと自体は新幹線もあって簡単なんだけれど、一番の問題はどのくらい寒いのか、暑いのか ・・・・ 地方と 東京 の温度差がいまひとつピンとこないという感じなのです.
 過去にも寒いと思って厚着していったら日差しが暖かく汗かくほどだったことが何度も.

 ファッションには全く興味ありませんが、何をどのくらい着ていくか悩むところです.




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 昨日ローソンで見つけて衝動買いしてしまいました.

 京橋 の "どみそ" は以前講習会場がこのそばだったので、もう何度も行ったお店.
 最近では 富士フォトギャラリー銀座 で写真展を観る機会も増えたので、そのついでに入ったりしています.
 今年だけでも 3 回、ちょっと前に "特みそこってり" 食べたばかりです.


 7・11 で売っている "蒙古タンメン 中本" くらい美味しければいいのだけれど ・・・・・
 なんて思いながら早速食べてみました.



 結果は ・・・・・・ まぁ十分満足いくレベルかな.


 べらぼうに旨いというほどではありませんが、味も香りも結構似ています.
 あの麺を再現するのはちょっと無理だと思うし、全体的に悪くないですね.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて、たまにはハード・バップ聴こうかな ・・・・・・・ なんて思った時にこういう演奏だと、気分が一気に上昇.

 比較的目立たないアルバムなんだけれど、とても Blue Note らしいアルバムでもあります.
 まぁこのあたりのアルバムはどれも 外れ なしといった感じです.






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  " Whistle Stop / Kenny Dorham "





  1. Philly Twist ・・・・・ 5:36
  2. Buffalo ・・・・・ 7:36
  3. Sunset ・・・・・ 6:15
  4. Whistle Stop ・・・・・ 5:53
  5. Sunrise in Mexico ・・・・・ 5:36
  6. Windmill ・・・・・ 6:15
  7. Dorham's Epitaph ・・・・・ 1:09

   (All compositions by Kenny Dorham)





  Kenny Dorham (tp), Hank Mobley (ts),
  Kenny Drew (p), Paul Chambers (b),
  Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at DVG studio, Englewood Cliffs, January 15, 1961.





 
 Blue Note には彼のリーダー・アルバムが 5 枚あります ・・・・ "New Sounds / Max Roach Quintet featuring Kenny Dorham and James Moody, Art Blakey and his Band" (LP 5010) を含めば 6 枚.
 このアルバムは 1961 年に録音されたアルバムで BLP-4063 .





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 Blue Note の ケニー・ドーハム と言えば、やっぱり "'Round About Midnight At The Cafe Bohemia" でしょう.
 そう、あの Cafe Bohemia です.

 今日のアルバムは全曲ケニー・ドーハムのオリジナルで構成された、軽快なハード・バップのアルバムです.
 彼の曲作りのうまさは "Lotus Blossom" 、 "Blue Bossa" 等を聴いてもわかります.

 このアルバムでの曲は、 テキサス州 生まれの彼らしく、南部に因んだタイトルが付けられています.
 ちなみにアルバム・タイトルでもある "Whistle Stop" は、 アメリカ の田舎にあるような小さな駅で、笛などで合図をしないと停車しないような 「信号停車駅」 という意味のようです.



 このアルバムの演奏、 ケニー・ドーハム はもちろんですが ハンク・モブレー の演奏が特にボクは好きです.
 ケニー・ドリュー もいい感じで、他の二人のメンバーについては改めて言うまでもなく.




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 この人の場合、どうしても "Quiet Kenny" (New Jazz) のイメージが亡霊のように付きまとってしまう.
 哀愁とか 、静かとか ・・・・ とても地味な感じをどうしても受けてしまいます.
 事実、アップ・テンポな曲の中にも独特なマイナーさがあったりして.
 そんなところが玄人受けしてるんでしょうが (笑)


 でもどちらかというと常に新しいものにチャレンジしていたような感じなのです.
 1955 年には "Afro-Cuban" (Blue Note) と言ったラテン系の吹込みも一早くしています.
 1960 年代後半にはポップな方向にも挑戦していたようなことをどこかで読んだような ・・・・ 曖昧な記憶.

 ただ 1960 年代後半からのアルバムはぐっと減って、リーダー・アルバムに至っては 1964 年の "Trompeta Toccata" (Blue Note) が最後のようです.


 クリフォード・ジョーダン の "In The World" は "Vienna" での ドン・チェリー のインパクトが大きいんですが、アナログ盤の B 面の二曲には ケニー・ドーハム が入っていて、結構面白い演奏が聴けました.




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 ジャケット裏の アイラ・ギトラー の解説に、 ケニー・ドーハム の過小評価について当時の評論家たちに向かっての言葉が書かれていました.

 「多くの評論家たちは ケニー・ドーハム についての記事のたびに過小評価されているミュージシャンと書いているけれど、そんな同情を書くだけのエネルギーを使ってもっといい部分を書いてあげればきっともっと多くの成功を収めているはず ・・・・・」

 なるほどなのです.
 これって日本のジャズにも通ずるような気がするなぁ.



 1924 年 8 月 30 日 テキサス州 フェアフィールド で生まれたビバップを代表するトランペッターは、 1972 年 12 月 5 日 48 歳の若さで静かに去っていきました.





  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて、今夜は EOS学園 土屋組 の忘年会.
 今年一年間基礎講座と実践講座を受講した方たちが一緒になって開催されます.
 参加資格は今年一年間でこの講座を一回でも受講した方 ・・・・ だから忘年会に出るために EOS学園 を受講する方もいたりします (笑)




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 ドップリ写真にのめり込んだ一年の最後 ・・・・・ と言っても、正しくは 20 日の夜最後の授業がありますが.
 そんな一年の締めくくりですので、いろいろ写真のお話しでも楽しくしてこようと思ってます.

 が、またまた 写真の講評会 があります.
 忘年会での講評会、とは言うもののきっとみんな本気モードで作品持ってくるんだろうな (笑)


 これで凹んだらどうしよ ・・・・・ シャレにならないなぁ (笑)




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● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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