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 今日は雨降り ・・・・ だからジャズでも聴こうか.

 昨年 11 月末に デスクユニオン の 塙耕記 氏が Facebook で TBM 作品販売の告知.
 内容なんか確認しないで、すぐにホームページから予約.
 忘れかけていた 2 月中旬、家に届きました.



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 ● 細川綾子 さんのアルバム 3 枚 ●

 Tree Blind Mace (TBM) の場合は、後で購入しようなんて思っていると、それきり購入できなくなってしまう危険性が大なので、買える時必ず買わないと.
 まぁこれは TBM に限らず、ジャズ全体に言えることなんだけれど.
 情報収集ほとんどしていないボクは、結構今までも痛い目に合ってます.


 TBM も Blue Note のような革新的なレーベルなので、かなり前衛的というかアバンギャルドな感じのアルバムもたくさんあります.
 当然そんなアルバムの全部が好きなわけじゃないんだけれど、根底にあるスピリッツに共感してできるだけそろえるようにしてます.
 数えたら 88 タイトル.



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 ● 藤井武 氏にいただいたサイン ・・・・ TBM 1 作目の "MINE" にガツンと ●

 塙 氏に再販されない 和田直 さんのアルバムもって、コメント入れたらすでに "Blues Blues Blues" は予定してるって ・・・・ 公表しちゃっていいんですか ?


 でもこのアルバムもずっと待っていたので、素直にうれしいし、楽しみです.



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 さて今回の 3 枚のアルバム、内容なんて全く確認してないから、聴くまではドキドキ.
 内容は Jazzy なアルバムって感じなのかな.





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  " No Tears / 細川綾子 "




  1. No Tears
      (R.McDonald-W.Salter) ・・・・ 5:18
  2. Hey There
      (R.Adler-J.Ross) ・・・・ 3:06
  3. Georgia On My Mind
      (S.Carrol-H.Carmichael) ・・・・ 5:14
  4. I Wanted It Too
      (R.McDonald-W.Salter) ・・・・ 3:32
  5. Bewitched
      (L.Hart-R.Rodgers) ・・・・ 5:10
  6. Indiana
      (B.MacDonald-J.Hanley) ・・・・ 2:51
  7. When Sunny Gets Blue
      (M.Fisher-J.Segal) ・・・・ 5:51
  8. I'm Beginning To See The Light
      (H.James-D.Ellington-J.Hodges-D.George) ・・・・ 3:19




  細川綾子 (vo), 今田勝 (p), 古野光昭 (b), 
  小原哲次郎 (ds), 今村祐司 (perc)

  Recorded at Toshiba EMI Studio, Tokyo, December 27 & 28,1977.




 アルバム番号は TBM-5005 、この 5000 番台とかどういう意味だったかよくわかりません.
 一桁から始まり 78 までいったらいきなり 1000 番台になって.
 1005 まで行ったら 3000 番台、それも 3009 までいって 4000 番台.
 4000 番台に至っては 4005 まで、そこから 5000 番台になっています.
 以前調べた気もしますが、覚えてない.

 いつかここ解明したいな、ネットで何かあるかと思って検索したら、過去の自分のブログがいくつか出てきて、思わず苦笑い.




Hosokawa004-2

 Bewitched がいいな.

 これ聴いて、 エラ・フィッツジェラルド なんかと比較しちゃうのは野暮っていうやつです.
 確かにヴァースから歌い上げる エラ の演奏は完成形に近いといってもいいでしょうが、ジャズはやっぱりそれだけでない楽しみ方があるので 細川綾子 なりの演奏は、それはそれで好きです.


 家のアルバムの中には、いくつかこの曲の演奏がありますが、ボクの一推しはなにげにクリア感のある歌声の アン・リチャーズ
 バーニー・ケッセル とのデュオなんだけれど、これがいいんだなぁ.

 ハーツ & ロジャース ( ロジャース & ハーツ の記載も結構あるけど、どっちが正しいんだろ ・・・) の良さがようやくわかってきた年代に達したって感じですかね.




Hosokawa Ayako 004-4

 このアルバムは、タイトル曲 "No Tears" もロバータ・フラックが好んだ曲としても知られてます.

 このアルバムはそんなポピュラー・ソングなども選曲されています.
 変にジャズに拘らずライナーノーツにも 「悲壮感もみじめったらしい暗さもない」 とありましたが、まさにその通り.
 そこが彼女の魅力なんだろ.
 だからこれを聴いて、黒くないとかいうのはちょっと違うなぁ.


 でもかく言う私も、数十年前まではシリアスなモダンジャズファンの思想下で培われたゴリゴリの思想で、多くのものを排除してました ・・・・ あの頃だったらこのアルバムもするーだっかも.
 これって今思うと、ナチズムにも似たところあるような気がする.



Imada Masaru  005

 このアルバム、サポートするバックの演奏もとてもいい.

 特にピアノの 今田勝 がいいな.
 しっとりとサポートしながらも、彼らしいリリカルな演奏を聴くことができます.

 まぁ万人向けのアルバムではありませんが、通を唸らせるようなアルバムかな.



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 雛祭りも終わり、すっかり 3 月になってます.
 2 月の映画鑑賞まだ書いてませんでした.
 毎年 2 月は アカデミー賞 発表もあり、何となく映画館で観る機会も増えているような気がします.
 今年は 作品賞 を受賞した "パラサイト" を観たり ・・・・・


  シャーロック・ホームズ シャドウゲーム
  ある女流作家の罪と罰
  麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜
  ヒート
  ウィンター・ウォー 厳寒の攻防戦
  グリーンブック
  アンタッチャブル
  あの頃ペニー・レインと[特別編集版]
  パラサイト 半地下の家族
  8 Mile
  バイス
  アリータ: バトル・エンジェル
  ハンターキラー 潜航せよ
  グエムル-漢江の怪物
  アベンジャーズ/エンドゲーム



Heat 003

 久しぶりに見た "HEAT" はやっぱり映画として面白い.
 デ・ニーロ も パチーノ もとてもいい.
 ハチャメチャな ヴァル・キルマー 、結構好きでした.


あの頃ペニー・レインと 003

 "あの頃ペニー・レインと" は[特別編集版]を観たんですが、以前の記憶がぼんやりなので、どこが特別編集かわからなかった.
 でも結構好きな映画です.


 そんな中の一本は ・・・・・・・





Greenbook 0021

 "Green Book"

 やっぱりこれかな.
 二人の駆け引きがとても面白かった.
 実話に基づいているというのも興味深いし.
 なにより ヴィゴ・モーテンセン がよかった、ボクは彼に 主演男優賞 あげたい.



Greenbook 0025

 アカデミー賞 では、作品賞、助演男優賞、脚本賞の三部門を獲得.
 なるほどと思うような映画でした.



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