お銀座

December's Sunflower

 前回のブログで、なんと演奏者の名前を間違えてしまいました.
 それも書いている途中、なぜか違う演奏者だとばかり思い込んで書いてました.
 あんびりばぼっ ・・・・・
 だから今日は間違えないようにしないとね.
 先日、今年最後の HMV 便で届いたアルバムの中の一枚です.


 このアルバムのレーベルは、プロデューサーの クリード・テイラー の名前を冠した CTI レーベルで、最初は "Creed Taylor Issue" だったものが独立後、 "Creed Taylor Incorporated" または "Creed Taylor International" という会社名になったのですが、 10 年ちょっとで会社は破産宣告、現在版権はコロンビア・レコードのようです.


 このレーベルの印象は、まったくシリアスなジャズとはかけ離れています.
 まだこの当時は、 クロス・オーバー や フュージョン という言葉がなかった時代、これらのアルバムは斬新ですよね.
 最初のヒット・アルバムが、 "Prelude / Deodato" なんですから ・・・・ あの "ツァラストラかく語りき" です.
 当時、ジャズとして捉えられなかったのもわかるような気がしますが、今聴いてみると堅苦しいことなんて言う必要ないという感じで、聴きやすいものや、いい演奏が結構あります.
 今年、このレーベルのアルバムも数枚購入しました.


 堅苦しい奴お断り ・・・・・・ No Room For Squares
 これはお馴染み、 Blue Note の Hank Mobley のアルバム・タイトルですが、こんな言葉が CTI には似合いそうですね.






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  "Sunflower / Milt Jackson"




  1. For Someone I Love
  2. What Are You Doing the Rest of Your Life ?
  3. People Make the World Go Round
  4. Sunflower
  5. S.K.J.




  Freddie Hubbard(tp.flh), Milt Jackson(vib),  
  Jay Berliner(g), Herbie Hancock(p), Ron Carter(b),
  Billy Cobham(ds), Ralph Macdonald(perc) and strings.
  Creed Taylor(producer), Don Sebesky(arr),  
  Recoreded December 12-13, 1972.







 ・・・ で、この Milt Jackson のアルバムですが、すごくいいですね.
 まず音がいいです・・・・透き通るようなヴィヴラフォンの音が.
 これって、満天の星を見上げながら、温かいコーヒー飲んで聴くには最高かも.
 こういう演奏は、間違いなく山に合いそうですよね.


 出だしの、ちょっとヒスパニッシュなギターがなんとも言えないです.
 ここだけでも、ヘロヘロになってしまいます ・・・ まるで一目ぼれみたいに.
 どうもボクは惚れやすいので(笑) ・・・・ あっ、音楽ですよ、音楽.




JacksonM003

 ひまわりを連想させるような、黄色いジャケット写真.
 例えばシリアスなジャズ・ファンにとっては、こんなジャケットだけでも、「ダメだ! ジャズっぽくない!」 になってしまうようですね.
 このあたりは、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い という感じ.
 CTI のジャケット写真は、いかにも CTI という感じで、それまでのジャズ・アルバムの写真とはちょっと違ったイメージがあります.
 このあたりは個人的な好き嫌いの問題 ・・・ "Concierto / Jim Hall" のジャケットの 青 なんか、ボク大好きです.


 Milt Jackson のリーダー・アルバムなのですが、どうも Freddie Hubberd や Herbie Hancock の演奏のほうが、ボクは目立っているような気がしてしまいます.
 特に Herbie のピアノが ・・・・ 最近、頓に彼のピアノが素敵に聴こえます.
 キラ星のような輝く旋律で、時には情熱的な強いタッチ ・・・・・ やっぱり彼のピアノはステキです.
 ヴィヴラフォンの音も、そんな演奏にうま〜く絡んでいて、独特な音の厚みを出しているように思うんですな.

 このアルバムも 900 円しませんでした、間違いなくルーキーの皆さんにもお勧めできちゃうかな.
 こんなのもありですよ、って.



 昨日は寒かったですね
 外気温はそれほど低くはなかったのですが、問題は雨です.
 この時期の雨は、体感温度をぐっと下げます.
 今朝も朝のうちは雨が残っていましたが、こんな空に.




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 我が家、日当たりだけには自信あります、だからどうしてもお日様の光が飛び込んでしまうので、レンズフレアが・・・・・.
 それにしても、12月中旬と言うのに、昔のような冬らしくないですね.



 そんな冬に向かって ・・・・・ ぐふふふっ

 スノー・トレッキングの準備を虎視眈々です ・・・・ 正確にはスノーシュー・トレッキングですがね.
 以前はスキーをずっとやっていましたので雪はとりあえず慣れてます、もちろん吹雪なんか嫌というほど体験しています.
 おまけにボクのホームゲレンデは標高がかなり高いので、日中でも吹雪くとマイナス 10 ℃を超えることもしばしば、喋れなくなるくらいの寒さも体験済みです.
 あとは雪原に飛び出すだけ ・・・・・
 なのですが、まだボクの地域のスキー場の積雪はほんの少しで、とてもスノーシュー使えるような状態ではありません.
 海外を見渡せば、大雪でドームの天井が潰れたりと、多くの地域で大雪の被害が出ているようですが、今年の日本はどうなることやら.




 なんと・・・・・・来週は、もうクリスマスです.
 世界レベルの大イベントというのに、ボクは "いつもの講習会" でイブの夜も東京で一人.
 24 日はちょっとばかりクリスマスの東京の夜をぶらりトレッキングしてみようかな ・・・・ どうせ暇だから、一人で銀座あたりの風景でも写真にしましょう.
 25・26 日は今年最後の "いつもの講習会" なので、 25 日の夜はきっと忘年会になりそうです.
 サンディエゴから帰ってきたばかりの医師との打ち合わせもしなくちゃなりませんし ・・・ そういえばサンディエゴはそれとなく誘われていたのですが、仕事の都合でパスということにしてさりげなくお断りです.
 何といっても、飛行機大嫌いですので ・・・・ "エコノミー嫌い症候群" です.

 せっかくだから、二次会には銀座 6 丁目までみんなを連れていくことにしましょう.
 年末くらい、お店 (Bar le sept) に貢献しないといけません.
 ボク以外はみなさんお金持っていそうですので、お金いっぱい使ってもらおうかな.


 人の懐を当てにしながら、クリスマスの夜は銀座の街を 徘徊 することにします (笑).

途中までの "ONGAKU ゼミナール"

 昨日は東京日帰りで、今朝は朝 4 時起きで大事なお仕事.
 現在、頭がボワーーーーーーーーンとしてますが、記憶が残っているうちに昨日のことを書かないと ・・・・・・ 最近、物忘れが.



 昨日は "いつもの小川さん" の ONGAKU ゼミナール でした.
 基本的に、このゼミナールは東京での "いつもの講習会" と重ならない限り、参加しないことにしています.
 この土日も "いつもの講習会" があったのですが、日曜日仕事が入っているため講習会は参加しないことにしていました.
 ですから最初はゼミナール行かないつもりでしたが、たまにはゼミナールだけの目的で東京に行くのも悪くないかな、最近小川さんにはいろいろお世話になっていますので ・・・・ ということでゼミナール参加表明をしていました.
 その後、当初の予定とは違う朝早い仕事が入ってしまい ・・・・


 おまけに "いつもの講習会" のほうから一日でもいいから顔を出してほしいとの依頼がきてしまいましたので、急きょ土曜日のみ講習会のお手伝いになりました.
 おかげで土曜日は朝 7 時の新幹線で東京へ行き講習会、ONGAKU ゼミナール を途中で抜け出して 22 時帰宅、朝 4 時からお仕事の移動・・・・・・・完全に、自虐の詩になりました.
 頭の中、ボワーーーーーーーンとしてます.




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 いつもの京橋から ONGAKU ゼミナール の会場となる、銀座 6 丁目 Bar le sept まで歩行者天国をとぼとぼと ・・・・・・ この日の朝はかなり肌寒かったのでジャケット着用でしたが、夕方も涼しく、正解でした.
 途中、APPLE の中は人、人、人 ・・・・
 "アサヒスーパードライ エクストラコールドBAR" の前では、入店待ちの行列 ・・・・
 通りを行き過ぎる顔は、外人さんいっぱい ・・・・.

 五丁目交差点まで中央通りを進み、そこからみゆき通り.
 いつものエレベーターの前や中には、こんな (写真右側) チラシも貼ってあります.



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 7 階のドアを開け、いつもの yuricoz さん (偉いです、名前と顔を覚えました、これでこの女性 Quartet 全員を覚えました・・・・今さらとは言わないでください) に会費とお土産を、 noriko さんにも約束のお土産を渡してカウンターに.
 ちなみにこの女性たちは、とーーーーーーーーっても笑顔が素敵な女性たちです、いつもニコニコ ・・・・・ Good です.

 頂いたレジュメ (でいいのかな?) を見ると、「おーーーーっ、初めてみんな知っている曲ばかり、それもみんな持っているものばかりじゃないですか!!」 という感じで、おなじみの曲ばかり並んでいます.
 どんなウンチクが聞けるのか、楽しみです.


 10 分遅れでゼミナールの開始です.
 それではそんなウンチクの抜粋をしてみましょう、ただし敢えてここには書かないこともあります、参加された方はきっと「フムフム」でしょうね.



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1. Saint Thomas ("Saxophone Colossus" から)
 ロリンズ は今年80歳になり、来週から来日公演がありますが、数年前から「日本には行くことは、肉体的にも辛いので、もう行かない」と言っていたようです.
 某紙の企画で小川氏が ロリンズ にインタビューした時も同様で、「もう行かない」と言ったことを記事にしたにもかかわらず、その後も来日したエピソードを紹介.
 "Saint Thomas" の曲は ロリンズ 作曲として知られているが、本当は Saint Thomas 島の民謡のようです.


2. Round About Midnight ("Round About Midnight" から)
 マイルス 初めてのレギュラー・クインテットの演奏で、当初は ロリンズ を入れたかったけれど、ドラッグのためダメで コルトレーン に・・・・まぁ、この辺りは有名な話.
 で、面白かったのは小川さんが マイルス との食事をしたがらない訳と、来日の度に起きた不思議な現象.
 これは、今回一番笑えたかな.



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3. Moanin' ("Moanin'" から)
 ちょっとブルースっぽい曲で、ファンキー・ジャズの火付け役となった曲.
 ゴスペルのような、コール&レスポンス.
 この曲はみんなでガヤガヤと、合いの手なんか入れちゃう方が似合いそうです ・・・・ そう、気分はサンジェルマンです(笑).
 この辺りから、今回の ONGAKU ゼミナール の影の主役ともいえる ベニー・ゴルソン の話がでてきました.
 今回友人に頼まれていた書籍 ("はじめてのブルーノート") を購入したのですが、帰りの電車で読んでいるとちょうどこの曲のことも p.118 に書いてありました.


 ここまで、豪快なテナーが 3 曲続きましたが、三者三様、それぞれ特徴的で面白いですね.
 ロリンズ はちょっとしゃべりすぎのような感じですし、
 コルトレーン は疲れます、
 ゴルソン はちょっと飽きがきます ・・・・・ そうはいっても、みんな大・大・大好きですが.


4. Giant Steps ("Giant Steps" から)
 またまた、 コルトレーン 登場です.
 でも話題の主役は、 ベニー・ゴルソン のボヤキでした(笑).
 マイルス・グループ を二度クビになった話、 モンク・グループ での伝説のライブの話、 マイルス がアトランティックを紹介した話などなど.



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5. Waltz For Debby ("Waltz For Debby" から)
 タイトルにもなった デビー について.
 ビル・エヴァンス の、ラスト・レコーディングについて.
 そして ビル・エヴァンス の周りにあった死の影.

 ここで休憩なのですが、いつものように予定時間をはるかにオーバーです.
 今夜は帰りの時間が決まっているので、この時点で最後まではいられそうもありませんでした.


6. The Sidewinder ("The Sidewinder" から)
 まず、ブルーノートのオフィスの話ですが、これも "はじめてのブルーノート" の 32 ページに書かれていました.
 そしてこの曲ができたエピソード ・・・・ これも "はじめてのブルーノート" の 142 ページに書かれていますので興味のある方は買ってください、 880 円とお買い得です(笑).



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7. Blue Bossa ("Page One" から)
 ここではピアノの マッコイ・タイナー の話が.
 でもこの話の主役も、なぜか ベニー・ゴルソン でした(笑).
 この曲のことも "はじめてのブルーノート" の 168 ページに書かれていました ・・・・ ただ、この夜の話の内容とは別.


8. The Cat ("The Cat" から)
 昔のジャズ喫茶でのリクエストにまつわるお話し.
 来日時のエピソードとして、食事の話.

 ・・・・・・・・・

 で、ここでボクはタイム・アウトでした.
 初めて (と言っても、まだ 4 回しか参加していません) 途中リタイヤでしたが、これって後ろ髪を引かれまくりです.
 ちょっと悔しいので、帰りの新幹線では "Recado Bossa Nova" 聴きながら、 "はじめてのブルーノート" を読んできました(笑).

 ただ、あの後 ハンク・モブレー の切ない話があったようなので ・・・・・ まぁ、これも縁がなかったということで、またどこかでこの話題に巡り合えるでしょう、きっと.


 ということで、ひさしぶりの ONGAKU ゼミナール でしたが、ボクのスケジュールの都合で、少しばかり消化不良にはなってしまいました.
 ただ、今回初めて定番と言えるような演奏をここで聴き、それに関係したウンチクを聞きながら、楽しい 2 時間を過ごせたのでそれはそれでいいでしょう.


 次回は来年のようです、"いつもの講習会" とうまく合えば、また顔を出してみることにしましょう.
 それにしても今日は疲れてます・・・・・・・・寝ます.

Another Story of "いつもの" Ginza Night

 第一部は "ONGAKU ゼミナール" の内容を書いてみました.
 ちょっと見ると、ネガティブなコメントのオンパレードですが、言葉が足りないだけです ・・・・・ 十分に満足しました.

 第二部 ・・・・ まぁ、そんなに大した内容ではございませんが ・・・・ 土曜日のそのほかの部分をちょっとだけ書いてみます.


 土曜日は "いつもの京橋" で講習会、と言っても "いつもの小児救急講習" ではなく、インストラクター養成のための講習会ですので、ちょっとばかり勝手が違います.
 そして夕方からは、"いつもの ONGAKU ゼミナール" なのであります.
 場所は、"いつもの銀座 6 丁目 Bar le sept" ・・・・・ ちなみにここ数回、このお店に顔を出すときは、 "いつも雨" なのです.
 金曜日はさわやかな青空でしたが、土曜日はドヨョ〜〜ンとした曇り空、夜は雨予想.
 いいんです、ブログにちなんで "雨男" と呼ばれても ・・・・ 朝ホテルを出る前に、しっかり傘も持ってきましたから.


 講習終了時間が "ONゼミ" 開始と同じくらいの時間でしたので、ちゃっかりカウンターを予約しておきました ・・・・ これで講習が少し伸びても OK .
 まぁ結果的には、講習会も予定より早く終わったので、京橋出発が 17:40 ! これだったら余裕で間に合います.
 今にも降りそうな空の下を、銀座に向かってとぼとぼと歩きます.
 天気はよくないのですが、銀座 6 丁目までのウォーキングは、気分的にもルンルンで、大好きです.
 講習会後のミーティングで銀座に出る時も、当然歩いて街を見ながらです.



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 "銀座通り口" の交差点まで来ると、道路規制がかかっており、歩行者天国が実施されていました.
 でもこのあたりはまだ人影もそんなには多くないですね ・・・・ 一丁目界隈はいつも人が少なめ.
 左側に mini のショールームもあります ・・・・ これって最近かなー、ちょっと前には無かったような気がします.



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 二丁目辺りからは人がドッと増えてきます.
 特に今回多かったのは、 "Apple" ですね ・・・・・ 恐るべし、iPad といったところでしょうか.
 ちょっと思ったのは、せっかくの歩行者天国なのに、歩道を歩いている人が多いんですよね ・・・・・ どうせだったら広い車道を歩けばいいのに.
 ボクは堂々と (?) センターライン付近を歩いていました.
 気分は Herbie Hancock ! 、"Inventions & Dimensions" なのであります.



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 さすがに晴海通りの規制はされていませんでした.
 ちょっとばかり、振り返って パチッ!
 まだ 10 分も時間があるので、余裕ですね.
 もうここまでくれば、目的地は目と鼻の先です
 ようやく迷わないで行けるようになりました ・・・・ 少し大人になりました.


 目的のビルのエレベーターで、着物姿の山◎さんが乗り込むのを発見 ・・・・ "ON ゼミ" の常連さんで、ボクが名前と顔を覚えている数少ない一人です.
 タッチの差で間に合いませんでしたので、隣のエレベーターで 7 階へ.
 ドアを開けるといつもにも増して華やかな雰囲気 (よいしょっ・・・!!) の女性スタッフが、でもドアの横に坊主頭のお兄ちゃんが ・・・・ すぐ後で思い出したのですが、 Inter-FM の安本ディレクターではありませんか.
 実物のほうが数段カッコいいですね・・・・ (どっこいしょっ・・・!!) 、この放送を聴けない場所で生活しているボクとしては、「いつも聴いています」とご挨拶できないのが辛いところです.



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 受付の yu◎ko さんに会費とお土産を、no◎ko さんには DVD を渡して予約してあったカウンターに.
 今回は、jun◎ さん、yu◎ko さんもしっかりインプット.
 大きいスクリーンがあったので、そこにジャケット映すのかなと思っていたら、機械の調子が悪くて画像は今回無いということでした ・・・ ということで、今回はいつもより資料が多めです.
 いつもは日曜日にも講習会があるのでそのための予習などしなければならないのですが、今回は講習会には出ないで家に帰るだけだから、とりあえず飲みに入ります.
 修◎さんに Tom Collins を注文したら、ゼミの間はシェイクできないとのことで、 Bitter Tonic を注文 ・・・・・ 限りなくフルーティで弱いものを!

 "ONGAKU ゼミナール" の内容は、前のブログでがっつし書きましたので、ここでは割愛です.



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 休憩には 2 杯目の Bitter Tonic を.
 Red Bear Energy を使った、鮮やかなピンク色の Tonic です.
 味は ・・・・・ リポビタン D ???? デカビタ C ????
 家で調べたら、ガラナベースで、タウリンが入っているようです.

 そして後半も無事 (恒例の数曲カットはありましたが) 終了しました.
 事務局 (?) から次回の案内や Inter-FM の番組案内など ・・・・・ 当日の参加者で唯一 Inter-FM を聴けない哀れな人はボク一人だったことが判明し、ガックリきてしまいました (笑).



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 終了後、カウンターで人だかり.
 ついつい群集心理的に誘われてみてみると ・・・・
 チロルチョコです、それもみんな Bob Dylan のアルバム・ジャケット.
 参加者の一人が、小川さんへのプレゼントとして持ってきたようです.
 みんなが写真撮っていたので、ボクもついつい ・・・・・ 日本人ぽいなー.
 ちなみに、ボクが一番好きなアルバム "欲望" のところが、なぜか光が反射してしまいました.


 今回は珍しく、本当に珍しく、隣の方々ともお話ししてしまいました.
 人見知り & 話下手 のボクとしましては結構勇気ある行動でしたが、こういう場所でないと絶対に合わない人と話してみるのも楽しいですよね.
 ただ、口下手なのでどうも会話が弾まないような ・・・・ 隣のお二方ごめんなさい、次回会う機会があればもっと会話が弾むように心がけます.
 この "ONゼミ" を通して、こんなような、人との新しい出会いもあるという部分も、このゼミのいいところかもしれません.
 隣の男性も、お隣りの女性も、すでに何回もこのゼミに参加されているようです ・・・・ それに比べるとボクなんかまだたったの 3 回目!
 その割には "いつもの小川さん" とか勝手に言ってますが、小川さんを知ったのは、ひょっとすると今回の参加者の中で一番最近かもしれませんね.
 ここに顔を出すようになって数人から、「あの moto さん・・・?」とか言われてしまいます ・・・・ 痴呆予防のためのブログを細々と書いている単なる田舎のオヤジですよ、ボクは. 
 ただ、「あの・・・」の意味が微妙ですね.
 ボクは自己中なので、自分にいいように解釈していますが、ひょっとすると呆れた意味の「あの」なのでしょうか・・・ (笑).

 ということで、土曜日の銀座のお話はこれで終了です.

 外に出てみると、 "いつもの雨" の気配はありません ・・・・ そういえば隣の女性が「ここに来るときはいつも晴れ・・・」というようなことを言っていました.


 銀座での、楽しい夜の 1 コマでした.

Tom Collins + Bitter Gin Tonic

 先週金曜日から東京だったのですが、今回はいつもの小児救急の講習ではなく成人の講習会.
 以前はこちらのほうの講習も積極的に行っていたのですが、小児講習をやり始めてかららそちらのウエイトが大きくなってしまったので、きっぱり止めていました.
 ただ講習の一部分は共通しているので、今回はその部分だけのお手伝いでした.

 まぁ、娘にちょっとに用事があったことと、ちょうど ONGAKU ゼミナール もあったことも理由の一つには違いありませんが.
 金曜日一日、時間を空けてのんびり東京をブラブラする予定でした.
 ・・・・・ がっ、知ってのとおりのあの天気です.
 金曜日は冷たい雨降りで、とてものんびり街を徘徊するような天気ではなかったため急きょ映画鑑賞です.
 映画については、次の機会に書く予定です.


 夜は冷たい雨降る銀座へ ・・・・・ マフラー一応持っていって大正解でした.
 さすがに人通りも少なめですね、駅からお店に向かう足取りが自然に速くなります.
 目的地はあの 7 階の "le sept" です.
 ちなみに読み方は 「ル・セット」 だと思うのですが、なぜかボクは 「レセプト」 と言ってしまいます.
 診療報酬明細になってしまいます(笑).


 ではそんな銀座の風景を、東京に行く前に届いていたアルバムでも聴きながら書いてみますね.






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  "Straight To The Heart / David Sanborn"




  1. Hideaway
  2. Straight to the Heart
  3. Run for Cover  
  4. Smile
  5. Lisa     
  6. Love & Happiness
  7. Lotus Blossom
  8. One Hundred Ways




  David Sanborn (as.key), Don Grolnick (key),
  Hiram Bullock (g), Marcus Miller (g.b.synth.vo),
  Buddy Williams (ds), Michael White (perc),
  Crusher Bennett (perc), Errol Bennett (perc),
  Ralph Macdonald (perc), Hamish Stuart (vo),
  Jon Faddis (horn), Michael Brecker (horn),
  Randy Brecker (horn) ・・・・ and others.






 金曜日だったので混んでいるかなと思いながらドアを開けたのですが、カウンターに 3 名のお客さんだけでした.
 おみやげに持っていった "Woodstock" の DVD を渡しながら軽くご挨拶.
 このおみやげは以前お店でジミヘンの話題になったようなことが書いてあったことと、最近 Blu-ray 版を購入したのでいらなくなったためです.
 ちなみに最近集めた DVD の大放出しているのですが、1 枚当たりの引き取り単価は 2-300 円程度なので、おみやげに持っていって喜ばれるようだったら・・・・・という感じでございます.


 一杯目は、Twitter でも公言しておいた Tom Collins !
 修平さんの Tom Collins は Beefeater を使っています.
 Old Tom Gin は修平さんまったく使っていないようです.
 当然ロング・グラスで出てきますが、レモンとチェリーは入ってはいません.
 一口飲んでみるとさわやかでかなり軽めの口当たりですネ.
 Gin 特有の香りは全くと言っていいほどしませんので、清涼感たっぷりのカクテル
 気がつくと酔っていました (笑).


 サリンジャーの小説 『大工よ、屋根の梁を高く上げよ』 のことなんかをサラリと話しながら ・・・・
 なんて偉そうなこと言っていますが、実際にはこの小説読んでいませんので、いつもの限りなく浅〜い知識です.
 さらには 『007』 のマティーニの話などしたりして.
 そしてこの夜は noriko さんとも映画の話をたっぷり ・・・・・・・・
 『死刑台のエレベーター』 、 『ブリット』 、 『市民ケーン』 、 『自転車泥棒』 、 『ブリキの太鼓』 、 『ムーラン・ルージュ』 、 『めぐりあう時間たち』 、 『暗殺の森』 ・・・・・ ここも、広〜〜〜く、浅〜〜〜く.
 だったらということで、次回のお土産は "ALL ABOUT MY MOTHER" になりました.
 もちろん彼女一押しの LEO SATO 氏のことも、た〜っぷり聞かせていただき、曲も聴かせていただきました.




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 二杯目の Gin Tonic です.
 写真の色のように若干琥珀色に近い色がが付いています.
 Gin を少なめにして、Bitters を 3 滴ほど垂らしていただいた、Bitter Tonic です.
 これが昨日も少しだけ書いた、Angostura Aromatic Bitters です.

 二日連続で同じものが出てきたので、ちょっと驚きでした・・・・でも味は当然お店によって違います、どちらもおいしかったですよ.
 ボクのようなお酒が強くもない人や、しこたま飲んで来店したお客様には、こういった Bitter を入れて、ベースのお酒を少なくしたりして出してくれるようです・・・・このあたりがバーテンダーの腕の見せ所でしょうか.
 通常 Bitter というと、この Angostura を指すというくらい有名な Bitter なようです.
 トリニダード・トバゴの名産リキュールで、昔は胃薬として使われていたような・・・・・・そういえば Gin も昔はお薬だったような.
 結論は、身体にいい!ということになりますか.

 調子に乗って 3 杯目・・・・・・・・
 HERMES Orange Bitter と Bombay による、グッとフルーティな Gin Tonic です.
  Angostura を入れたものはちょっと辛口なので Tanqueray あたりが似合いそうですが、Orange Bitter だったら、Bombay あたりのほうが合うのかなー・・・・・よくわかりませんけれど.

 ということで、今回も金を使わないで長居をする・・・・・銀座にふさわしくない客としてお邪魔してしまいましたが、嫌な顔一つ見せずに誠実に対応していただきまして、ごちそうさまでした.
 ちなみに今週末も東京ですので、おみやげ持っていきますね.
 今度は混んでいる金曜日ではなく、空いていそうな土曜日です.

 よく考えたら、どうも行くたびに傘をさしているような気がします・・・・・
 
 土曜日、晴れたらいいのですが(笑)

ONGAKU ゼミナール part.1

 週末の東京滞在から家に帰ってきました.
 本当だったら今頃は仕事なのですが、今週一週間はリフレッシュのための休暇ですので、ゆっくりブログ更新.
 ・・・・・ というか、記憶の残っているうちに書かないと忘れてしまいそうになるくらいいろいろあった週末ですので.


 ではまず、お約束の一枚




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  " Down With Me ! / Blue Mitchell "





  1. Hi-Heel Sneakers
  2. Perception
  3. Alone, Alone, And Alone
  4. March on Selma
  5. One Shirt
  6. Samba de Stacy




  Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts), Chick Corea (p),
  Gene Taylor (b), Aloysius Foster (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, July 14, 1965.





 実はこのアルバムは持っていません、今度買おうと思っているアルバムです.
 どうして持ってもいないアルバムを ・・・・
 先日の "ONGAKU ゼミナール" に参加された方にはなんとなくわかりますよね.

 今日のブログは、先日の "ONGAKU ゼミナール" の完全版 (・・・途中まで書いていたらかなり長くなったので 2 回にわけます) です、どのくらいの内容になるかまったくわかりません.
 それでは興味ある方は、ゆるりとご覧ください.



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 当日はいつもの小児救急の講習会 ・・・・・ といっても今回はインストラクターを作るための講習会でいつもとは少し内容が違うのですが.
 写真は講習会場のビル、場所は 京橋 です.
 ここから 銀座 の会場までだったら、ゆっくり歩いても 15 分くらいかな.

 ところが、こんな日に限って普段お見えにならない会長が最後にプレゼンするとか・・・・
 一応 "Bar le sept" (これが "ONGAKU ゼミナール" の会場) に電話して 「 5 分くらい遅れるかも・・・・」
 ところが会長のプレゼン用 PP 少し覗いたらかなりの量.
 こりゃ 1 時間くらい話しそうだなと思い、話が始まったらさっさと失礼してしまいました.
 翌日最後までいた医師に話聞いたら、案の定 1 時間以上話したとか ・・・・ 退散して大正解でした.



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 5 時 40 分頃に会場を後に、 中央通り を歩いて 銀座 へ ・・・・・・
 銀座 4 丁目交差点、信号待ちで一枚!
 もう辺りは薄暗くなっています.
 一丁目あたりから人波もだんだん増えてきます、この辺りはもう人ばかり.
 さすがに土曜日の夜だものねー.

 今日は静かに聴いて、そっと帰ってこよう ・・・・・・ なんて考えながら、どんどん歩きます.
 そして会場のビルに、迷うことなく無事に到着、エレベーターで 7 階へ.



Onzemi006

 エレベーターをおりると目の前に Bar le sept のドア ・・・・
 まぁ、とりあえず一枚 ! ・・・・・ 今回は最初からブログに書くつもりできていますので (笑)
 ところがドア越しに人影と話し声が結構聞こえます.
 人見知りする性格のボクは入るのに少しばかり躊躇.
 30 秒ほど待っても話が止む様子がないので、勇気を振り絞りドアを開けます.


 するとレディたち数人の中に、一際背の高い写真で見かけた小川氏が ・・・・・ 写真の通りだなー、なんて思いながらも受付らしき女性からの 「お名前は ・・・ ? 」 に 「あっ、○○ですが・・・ 」 (このあたりでもう、テンパッテいます).
 「あっ moto さんですか ?」 「ああぁ ・・・・ はい ・・・」 周りにいた数人も 「ああ moto さん ・・・・」 という感じ ・・・・・ なんか予定と違ってきたなー.
 小川氏も 「moto さんですか・・・・」 ボクはいつもの癖でついつい右手を差し出して握手しちゃいました ・・・・・・ いけない、こんなはずじゃなかったのに.


 お店の中にはすでに 10 名くらいのお客さん.
 カウンターには 5 名ほど、空いている席を教えていただき奥のカウンターに・・・・
 このお店のカウンターは奥の方でカーブしており、一番奥は小川氏、さすがに隣は厳しいので一つ空けた隣へ.
 こういった話を聞くのって実はうん十年ぶり ・・・・ 昔聞いたのは、ボクの行きつけのジャズ屋で 悠雅彦 氏を呼んで コルトレーン と当時の黒人社会のことを聞いたのが最後です (どうも落ち着かないなー・・・・)
 これでアルコールが入ったら解けてしまいそうなので、アイス・ウーロンを注文 ・・・・・ 結局これ一杯飲んだだけでした、お店のみなさん儲けに貢献できなくてごめんなさい、つい昔の癖でコーヒー 1 杯でもジャズ何時間も聴く癖が.


 ボクの隣にはかっこいい紳士、周りの女性たちも落ち着いた雰囲気のみなさんですでに何回も顔を出しているような方々も ・・・・・ さすがに若い子はいないよねー.



Onzemi005

 若干開始時間を遅らせて、唐突に小川氏の話が始まったのではなく、まず女性スタッフ (名前聞かなかったなー) のごあいさつからスタート.
 カウンターの一番奥で座って iPod 操作しながら小川氏の話が始まります ・・・・・・ 声は、まぁ予想していたような声.
 内容については、レポートの第二弾でできるだけ詳細に書きますので、ここでは割愛.


 20 時を少しまわったところで、終了 ・・・・・・ さて静かに帰らなくちゃ.
 ところが女性スタッフの小川氏の著書販売のアナウンス ・・・・・・ つい、足が本のあるところに行き、手が伸びてしまいました.
 そして、ついつい一冊購入 ・・・・・・ これだけで、帰らなくちゃ.
 と思っていたのですが、ついつい小川氏にサインまで ・・・・・ おまけに、講習用のテキストにまでサインしてもらい超くだらない会話を交わしてしまいました ・・・・・ かなり自己嫌悪、帰ってきてホテルでへこんでいました.



Onzemi004

 サインをよく見たら "Act Naturally" と ・・・・・

 ソファに座っておられた女性からも 「moto さんですか・・・」 なんて言われたりして ・・・・ こちらは、もういっぱいいっぱいだったので、みなさんのお名前も聞けず ( ともりん さんだけは確認させていただきましたが) 大変失礼いたしました.
 次回はしっかりお名前をお伺いしたいと思います.


 ボクは正直、小川氏の熱狂的なファンではありませんので (逆にファンだったら気持ち悪いですよね・・・) 、 ONGAKU ゼミナール だけのために東京に行くことはありませんが、またうまくスケジュールが合えば顔を出してみたいとは思っています.
 結構、聞き上手なので、小川氏の自慢話も楽しく聞けます.


 長くなったので、とりあえず第一部 (?) は終了して、肝心のゼミの内容は別に書きます.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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