どしゃ降り

NEXT SKY 2023 Ground Trick

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 26 日の日曜日は 湯の丸スノーボードスクール 主催の NEXT SKY グラトリ大会でした.


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 毎年開催されている大会で、今年はなんと 140 名を超える参加者.
 オープン男子の部に至っては、募集開始から数日で定員となる大盛況.
 やっぱりこういう大会は青空の下で開催したいですよね・・・・・


 ところがこの日曜日、ここ数年の中で間違いなく最悪の天気の中での撮影になりました.
 猛吹雪の中や極寒の中での撮影もありましたが、雨のスキー場は本当に最悪.
 それもこの日は土砂降りで、なんと傘をさしながらの撮影です.



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 この日はスキー場運営会社主催の スノーボード大会 (GS) も予定されていましたが、こちらはゲレンデの雪解けがかなり進んでしまい、やってできないことはありませんでしたが危険性があるため中止.
 本当はその大会と掛け持ちでの撮影だったので、結果的に中止になってよかったです.


 ゲレンデはシャバ雪どころじゃなく、水たまりが至る所に.
 そして地面が見えてしまっているところもかなり広くあります.

 あのゲレンデ見て、ボクにとっての 2022-23 シーズンは終了.
 この日は大会に協賛している公式フォトグラファーが参加しなかったので、表彰式までしっかりお付き合いしてきました.



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 ● ジャッジ:@sail_godo ●

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 ● ジャッジ:@k0oooo0ki ●

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 ● ジャッジ@syogo.kyogoku ●

 傘をさしていても風がかなり強く吹き付けたりしたものですから、下半身と腕はびしょ濡れ.
 特に指先が冷たいのがツラかった.
 傘抑えながらほとんど片手で EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM 持ちながらの撮影で、未だに右肩の疲労感ありあり.
 身体のほうはジャケットの下もしっかり着込んでいたので、寒さは感じませんでした.


 当然ですが、参加した選手たちもびしょ濡れ.
 でも、若い子たちが多いので、みんなそんなこと平気でチャレンジ.



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 ● Open Woman Winner: Y.Moriwaki ●

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 ● Open Woman 2nd: H.Takeuchi ●

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 ● Open Woman 3rd: A.Ando ●

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 ● Open Woman 4th: R.Kobayashi ●

s-IMG_3300 ● Open Woman 5th: Y.Minami ●

 数日前から天気予報とにらめっこでしたが、まったく変わることなく、見事に雨が的中.
 テンション下がりまくりでしたが、今シーズングラトリの大会はこれ一つだったので、超々重い腰をあげました.


 前日にいつものようにビニール袋でカメラの雨対策.
 RF 70-200mm を本体に付けての雨対策、雨の日は途中でのレンズ交換を考えてません.
 この RF 70-200mm なんだけれど、前玉が伸びるタイプなのでビニールカバー付けてしまうとちょっと扱いづらかった.

 ビニール袋といっても 30L のゴミ袋ですが、これがとても使いやすい.
 おかげでレンズは全くと言っていいほど濡れませんでしたが表に出ているフードには雨が飛び込んでくるので時々拭き拭き.
 カメラ本体は、手袋がびしょ濡れなのでグリップのあたりの濡れが気になる程度.


 ただしストラップは当然びしょ濡れ.
 ストラップといえば、以前撮影で濡れて湿ったストラップを付けたまま防湿庫に入れてしまい、部屋の中よりも湿度が上がってしまったことがありました.
 今回は帰ってきてからすぐ外して干しました.



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 ● Open Men Winner: Y.Matsui ●

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 ● Open Men 2nd: T.Iinoya ●

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 ● Open Men 3rd: R.Ootani ●

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 ● Open Men 4th: Y.Higa ●

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 ● Open Men 5th: K.Abe ●

 以前の雨対策ではファインダーの部分を切り抜いていましたが、そこから雨が入ってしまうことと、ファインダーに水滴が着いてしまうことから、今回は切り抜きなしで、ビニール袋の上から覗く感じにしました.

 濡れたビニール越しなので、 AF がきちんと顔に着てるのかもわからないことがしばしばの状態.
 そんなだから、大体の構図であとはカメラにお任せしてシャッター押してました.
 おまけに液晶で確認しようと再生しても、ファインダー部分がビニール袋を認識してしまうので液晶表示されないというガッカリ.

 競技終了後レストランで確認したら全然しっかり写っていたので、やれやれでした.



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 ● Expert Woman Winner: N.Arai ●

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 ● Expert Woman 2nd: C.Nakamura ●

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 ● Expert Woman 3rd: M.Kimura ●

 以前ガン降りの雪の中で撮った時は、 AF が外れてしまうことが結構ありましたが、今回は土砂降りの中でも顔認識しっかりしてるのがわかりました.
 雪よりも小さい粒で、落下スピードも速いからでしょうか.
 途中からはかなりガスってしまい、画像は白っぽくなってはしまうもののピントは概ね満足のいくものでした.


 今シーズンから導入した EOS R3 ですが、いろいろな条件の中で使ってみて、最後の最後がこんな最悪の状況でしたが、このカメラの信頼性も改めて確認できました.
 まぁそれだけ 諭吉さん も出してはいますが.

 カードスロット部分を濡れたグローブでずっと握っていたので、ちょっと心配はしてましたが全然問題なかったですね.



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 ● Expert Men Winner: H.Tsuchiya ●

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 ● Expert Men 2nd: Y.Kato ●

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 ● Expert Men 3rd: K.Hashimoto ●

 さて、このグラトリの大会はグループでの参加者がとても多く、仲間を応援する黄色い歓声が響きます.
 県外からの参加者も相変わらずたくさん.

 写真撮りながら見ていると、参加者が多かったせいか、今年はとてもレベルが高かったような気がします.
 オープンクラスも男女ともにうまい人たちがたくさん.
 だからみんな、 雨ニモマケズ風ニモマケズ 攻めます.
 シャバ雪の中攻めるから、エッジが突き刺さって転ぶ人も何人か.


 地元 湯の丸ローカル も何人か参加しましたが、決勝に進めたのは一人だけだったかな.
 以前写真撮ってあげた男子たちも撃沈.
 レベルの高い大会だけの、来シーズンは地元のアドバンテージ活かして欲しいものです.



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 実はこの日、大会終了後に県外から参加の女子とポートレート撮影する予定でした.
 ところが数日前からの体調不良で欠場.
 結果的には、あの雨や遅くなった終了時間など、とてもポトレ撮影はできそうもなかったので結果オーライかな.
 病み明けであんな中で競技してたら、間違いなくまたぶり返しちゃうでしょうし.


 表彰式はレストランを借り切って 16:30 から ・・・・ もうリフトもみんな停まってます.
 結果出せた人も、出せなかった人も、みんなで大盛り上がりの表彰式になりました.



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 夕方 5 時半頃に表彰式が終了.

 今シーズンのボクのスキー場撮影もこれにて終了.
 最後にスキー場の写真撮りに上がるかもしれませんが、その時はもうスキーはいらないでしょう.
 月曜日は年次休暇昇華していたので、車内に乗せておいたスキー用品のお片付けを始めました.


 今週末 4 月 1 日からは、いよいよ EOS学園 が始まります.
 モードはすっかりポートレートになってます.



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雨の尾瀬

ブログネタ
【公式】夏の思い出を教えて! に参加中!
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 夏休みのお話しもこれが最後.
 最後なんだけれど、ブログは逆行して書いてるので、今回は夏休みの一番最初の目的場所.

 以前から、夏休みは一泊くらいでどこかで軽く山歩きしながら写真でも撮れるような一人旅したいと思っており、それで思いついたのがまた行ったことのなかった 尾瀬 .



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 いろいろコース調べてみると、山小屋に一泊して二日の行程がゆっくり歩けそう.
 ところがそんなことを次女と話す機会があり、そうしたら彼女も彼氏と 尾瀬・日光 の一泊旅行をすでに計画.
 じゃ一緒に歩こうか、となり今回の 尾瀬 ハイキングになりました.

 娘たちの計画していた日程に合わせたのですが、こんなご時世.
 きっとこの頃になると、緊急事態宣言も緩和されると思っていたのですが、 長野県 も「特別警報ll」が延長になってしまい、集中対策期間となってしまいました.

 ということで、十分に三密を避けるような行動をとりつつの隠密行動.



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 当日、朝 1 時ころ起きて 2 時には出発.
 目的地は 群馬県 片品村 鳩待峠駐車場 .
 ここが娘たちとの合流場所.

 シーズン中この峠までマイカー規制がかかり、 戸倉 地区の駐車場に車を置いてそこからバスや乗り合いタクシーで 鳩待峠 に行くのが一般的.
 ボクらが行った日は、ちょうど規制解除される期間のため峠の駐車場まで車で行くことができました.
 バスかタクシーだと、往復で 2,000 円、 戸倉駐車場は 1,000 円/日.
  鳩待峠駐車場 は 2,500 円/日なのでグループで来る場合などは峠まで車で行ったほうが断然経費削減できます.
 一番いいのは帰りのバスの時間を気にしないで行動できることですね.



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 家を出発時の天気は曇り.

 この時間帯だったら 沼田 まで一般道を使っても時間的には同じくらいだと思いますが、運転が楽な自動車道を利用しての遠回り.
 途中は、曇り時々小雨一時雨、という感じ.


 コンビニで朝食とったりして 5 時頃には駐車場着.
 一般用駐車場には一台も停まってませんでした.

 車の中で軽い仮眠取って、 6 時過ぎには娘たちの車も到着、準備して出発.



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 写真撮るのも目的の一つだったので、天気よければいろいろ写真も撮ったんですが、あいにくの荒天のため途中から撮影断念、今回の写真は本当に少ないです.

 駐車場から少し歩いたところに広場があり、売店なども備えた山小屋があります.
 バスやタクシーの場合は、ここが乗降場所になります.
 いろいろな写真見てみると、この広場にかなりの自家用車が停車しているのもありましたが、現在は一般車の乗り入れはできないかな.

 ここから 尾瀬ハイキング のスタート、森の中を川の音聞きながらどんどん下っていきます.



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 ほとんどが木道整備されているので、とても歩きやすい.
 ただこんな雨の日はちょっと滑る場所もあります.
 また、木道の場合は景色に見とれていると足を踏み外すこともあるので要注意ですね ・・・・ 笑っちゃうけれど、結構これがあるみたいですよ.

 コースの最初が階段状で結構下ってるので、帰りはキツそうだなぁなんて思いながら.



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 鳩待峠 から 山ノ鼻 まで約 3.3k m 、時間はちょうど 1 時間くらい.
 雨は降ったり止んだりですが、ずっと森の中だったので、あまり気にはならない程度.

 ここにはビジターセンターをはじめ、いくつかの山小屋などが建っています.
 キャンプ場もありますが、クマの出没に伴って閉鎖されていました.

 この 山ノ鼻 が 尾瀬ヶ原 の入り口.
 ここから少し歩くと景色がどんどん開けていきます.



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 山ノ鼻 から 牛首分岐 まで 2.2 km 、 牛首分岐 から目的地の 竜宮 まで 2.2 km .
 ここからが本当に 尾瀬 ! って感じ.

 雨の中歩いていてもとても気持ちいい風景.
 おまけにほとんど人もいないし (笑)

 ちょうど紅葉前のこの時期は、花もひと段落といった感じなのでゆっくり歩くにはいい時期かもしれません.

 それだけに晴れてほしかった ・・・・・



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 相変わらず雨は降ったりやんだりでしたが、 牛首分岐 あたりからどしゃ降りに.

 さすがにカメラも撤収.
 おまけに遠くでは雷の音も聞こえ始めました.

 予定通り 竜宮 に行くか、 山ノ鼻 に戻ろか考えましたがどちらも同じくらいの距離.
 だったら 竜宮 まで行くことに.
 まぁ最悪はそこで昼頃まで休憩すれば、午後には雨も止むみたいだから.


 これ以降の写真は娘のスマホ撮影.



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 写真はありませんが、予定通り 竜宮 到着.
 ここで 30 分くらいの休憩、雨はまだ降っていましたが 14:00 頃には駐車場出て 中禅寺湖 に向かいたかったので、雨の中戻ることにしました.

 帰りも 牛首分岐 あたりまでかなり強い雨でしたが、そこからはだんだん小降りになり、空も少し明るく.
 来るときは見ることのできなかった 燧ケ岳 や 至仏山 もはっきり見える.
 最後にステキな景色見させてもらった感じですね.

 山ノ鼻 に着いたのが 11:30 頃.


 それにしても写真のお腹 ・・・・ いろいろ両ポケットに詰め込んだので妊婦さんみたいになりました (笑)



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 軽く昼食食べて、駐車場へ.
 微妙な登りが続くのでとても疲れます.
 雨は途中でやみ、青空も少しのぞいてきました.

 最後の階段がやっぱり応えました.
 おまけに水がこれでもかというくらい流れていて.
 靴の中もグチョグチョ.



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 山ノ鼻 から 70 分で 鳩待峠 に到着.
 予定通り行程終了です.

 お天気も回復したので、山小屋前のベンチでコーヒータイム.
 本来ここではバーナー等使えないはずですが、従業員の方に確認取ったら OK ということで、お湯を沸かして.


 これで 尾瀬 のハイキングは終了.
 雨、それもどしゃ降りの中のハイキングでしたが、それはそれで思い出に残る山歩きになりました.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 この日娘たちは 日光 泊まり、ボクは 中禅寺湖 と方向は全く同じですが、ここからは別行動.
 日本ロマンチック街道 を走って 中禅寺湖 に向かいましたが、この道路がほとんど信号機がなく、とても快適な山道.
 この 日本ロマンチック街道 って、なんと 上田市 から我が 東御市 を通って 日光市 までの 320 km の道を言うんだとか ・・・・・ 知らなかったなぁ.
 

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 日光湯元温泉 湯ノ湖 .

 ちょうど湖の駐車スペースが空いてたので、ちょっと寄り道.
 フライフィッシングしてたので写真撮ってみました。
 "リバー・ランズ・スルー・イット" みたいで、フライ・ラインの軌道がとてもいいですね.

 今回はなんとなく 中禅寺湖 に宿をとったんだけれど、こちらの 奥日光 も景色のきれいな場所だったので、雪が舞う頃に行ってみたいな.


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 こんな 尾瀬 ハイキングでした.
 これで、これからは、夏が来ると 尾瀬 のことを思い出すんだろうな ・・・・・ (笑)



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● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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